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書店日記&今月の雑誌8月号
No:5189 投稿者:三戸 投稿日:2016/08/22 Mon 18:22:27

8



本屋に行く時間は取れるかもしれないが、行こうという気持ちが起こるユトリが必要であることを痛感している。
佐世保にはいい書店がないだけでなく、行く時間も十分にとれない。
先日は、津久井さん・四本君・中村君と一緒に新しくオープンした佐世保発のBook-offに行った。
とにかく、本屋に行こうとし、読む余裕がなくても本を買う。
この姿勢だけは失わないようにしたい。
そして、タイトルだけでもこのコーナーに載せ続けたい。
(「佐世保日記」を書くのは余裕が必要だが、こちらはできるはずだ。)

何冊も買ってはいるのだが、とりあえずまずこの一冊。

○三戸(8/22)
井上智洋『人口知能と経済の未来 〜2030年〜』文藝春秋
去年『AIの衝撃』を薦めたが、これもそれと同等以上に薦めたい。
第3章以降は経済学者ならではの議論で興味深い。
第2章の「人工知能はどのように進化するか?」は一読の価値があろう。
既存の「特化型AI」に対する、「汎用AI」の話を知らないと、AIの「未来」は語れないだろう。
彼は、このAIに日本の未来の可能性を見る。
人はロボットに仕事を奪われてしまうか?は重大なテーマだが、
みんなは彼の議論にどこまで納得・賛同するだろうか?

○三戸(8/26)
大澤真幸『<問い>の読書術』朝日新書
「まえがき」に、「よい本は、解答ではなく、〈問い〉を与えてくれる。」と、
ゼミで語っていることを言っている。
ならば、買わずばなるまい。読まずばなるまい。
全7章、25冊の本が紹介されている。
もちろん、最初から読む必要はなく、自分が面白いと思った本をどう語っているかをチェックする。
第2章「世界史で見る革命」に、岡田英弘『世界史の誕生』を
「歴史を物差しにする視点とは」とタイトルして取り上げている。
まずここから。わずか6ページの紹介だが、最後の2ページは、読んでよかったと思わせてくれた。
マイケル・サンデル『それをお金で買いますか―市場主義の限界』を読んだ人は、
第1章「経済と規範」で、「市場はなぜ道徳を締め出すのか」を開いてほしい。
あらためて、サンデルの議論の確認ができる。
もちろん、未読の人も、経済に多少とも関心があれば、読んで損はないだろう。
この第1章には、その他、岩井克人『ヴェニスの商人の資本論』や佐伯啓思『経済学の犯罪』、
山本七平『空気の研究』、増田俊也『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』など、
どのように語っているだろうか、と関心を惹くタイトルが並んでいる。
この手の書評本としては、宮崎哲也『新書365冊』朝日新書、と並んでお薦めかな。

○三戸(8/27)
小林登志子『文明の誕生〜メソポタミア、ローマ、そして日本へ〜』中公新書 《期待度:B+》
第1章職業と身分の分化、第2章暦と王朝表、第3章交通網の整備、第4章金属の利用、第5章文字の誕生、第6章法の誕生、
以下、と続く。
この目次で買った。
さて、どうかな?

礫川全次『日本人はいつから働きすぎになったのか 〜「勤勉」の誕生〜』平凡社新書 《期待度:B−》
買わねばならないタイトルだから買ったが、著者紹介の著作一覧を見ると期待はあまりできないなぁ。

齋藤実『物流ビジネス最前線 〜ネット通販、宅配便、ラストマイルの攻防〜』光文社新書 《期待度:B》
現代の「顧客の創造」を知るためには、役に立つだろう、と思って。

森史朗『司馬遼太郎に日本人を学ぶ』文春新書 《期待度:B−》
「司馬遼」本は買うことにしている。
「日本史を学ぶ」と題しながら、第2章から第6章まですべて幕末もの。
第8章が『坂の上の雲』でそのあとは第9章「ノモンハン」と第10章「太平洋戦争」。
第7章に『義経』と戦国もの6冊。
『空海の風景』も『妖怪』『菜の花の沖』も取り上げずに「日本人を学ぶ」のか?
『上方武士道』や『俄』などの上方ものもない。
市井の人々を扱った作品も取り上げない。
目次だけで「ダメ本」だとわかる。
だが、買った。
「司馬遼太郎をどう見ており、取り上げているか」を知りたいから、
「司馬本」は買うことにしている。

《おすすめ本》
書店の店頭から消えていたお薦め本が書店に出ている。
かつて「本の交換会」で出したり、紹介したことがある。
持ってないものは、急げ!
玉村豊男『料理の四面体』中公文庫 《お薦め度:A+》
こんな作品を書ける人がいて、こんな作品を読むことができるとは!
文化人類学を使って、いいなぁ、料理の知的な理解も。

広瀬正『タイムマシンの作り方』集英社文庫 《お薦め度:A+》
説明不要。とにかく買っておくこと。広瀬正の本はすぐに店頭になくなるぞ。
一緒に『鏡の国のアリス』をできたら、『マイナス・ゼロ』も。

《雑誌》
『中央公論9月号 〜特集:天皇と皇室の将来』 《お薦め度:B+》
第3特集「欧州民主主義の危機」のE.トッド「世界は“新自由主義”をもう我慢できない」他もあり買って損なし。

『週刊ダイヤモンド8/27 〜特集:勝者のAI戦略、人工知能の嘘ホント』 《期待度:A−》
AIについては押さえておきたい。21世紀前半の最大テーマ・問題ではないか?


〇笹井純也(26期 8/28 22:37)
三戸先生、場立てありがとうございます!

大澤真幸『<問い>の読書術』は、
横浜のBOOK・OFFで購入するか悩んだのを思い出しました。
明日以降、会社帰りに購入したいと思います。

今月に購入した本は、以下の通りです。
@北杜生『白きたおやかな峰』河出文庫《期待度:A》
この描写で、期待度Aの理由が伝わるでしょう。
「ついに現れてきた。(中略)カラコルムの重畳たる高峰の群が。
 はじめは岩山であった。これまで見つづけてきた砂漠の荒涼たる色合と同質で、
 しかしそれが平坦ではなく、のしあがり、刻一刻とのしあがり、
 飛行機の高度にとどくばかりにのしあがってきた。」

A筒井康隆『イリヤ・ムウロメツ』講談社文庫
筒井康隆作品、そして挿絵が手塚治虫のため迷わず購入しました。
しかし内容は、面白くないわけでは無いのですが……。
筒井康隆に期待した発想や展開、設定はありませんでした。

全体として神話の雰囲気が強いです。
強大な敵が突如現れ倒される。すぐに殺し合い、和解する。
誠実だった主人公が、急に欲にまみれる。
そんな「あっけなさ」が、神話に近いのかなと思いました。
(では、なぜあっけないと神話のように感じ、
なぜ神話はあっけないのでしょうか。考えるのは面白そうです。)

《雑誌》
B『世界9月号 特集@:「3分の2」後の政治課題
       特集A:EUとユーロの行方―イギリス・ショックのあとで―」
《期待度:B+》
8月上旬に購入したのですが、遠い昔のようです。
なかなか読み進められずにいます。

現在、小泉武夫『人間はこんなものを食べてきた』日経ビジネス人文庫を読んでいます。
 ・なぜご飯は腐るとすっぱくなるのに、餅はカビが生えるのか。
 ・なぜ塩やアルコールは殺菌作用があるのか。
 ・笹の葉の殺菌作用は、塩やアルコールのそれとは異なるのか。
面白いです。


○日々野15期(18:01 2016/08/31)
先生、場立てありがとうございました。
8月最終日となってしまいましたが、今月の雑誌を。

@『新潮45・9月号』 注目記事:【特集】「人権」に軋む日本
先生が挙げてくださった「中央公論」、笹井君の「世界」と並べてみると、今月の各誌は「EU」と「皇室」が共通テーマのようですね。
新潮45でもそれぞれの記事がのっています。
・英国のEU離脱はほんとうにあやまりだったか/村上政俊
・「生前退位」と文明化された「王殺し」/山折哲雄

ただ、私がもっとも読みたいと思ったのは注目記事に書いた『「人権」に軋む日本』です。
仕事柄、「人権」を見ない日はなく、もちろんその価値を信じていますが、しかし唯一絶対の正義というものではやはりないでしょう。
否定するのではなく、その限界(着地点?)を見出してはじめて、その概念を有効に使える。私が常日頃気になっているテーマです。


A『Number 熱狂のリオ。』 文藝春秋社
はい、オリンピック記念で買ってしまいました。
にわかファンを脱却・・・、はちっともスポーツしてない自分ではむりですが、スポーツの価値や精神性には興味が沸きました。

Number以外にもテーマ「スポーツ」で新書コーナーを探したのですが、どうもピンと来るものに出会えず。。
また探しにいって、見つかれば追加します。



【book2016.8】

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