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《TOPICS ( 10月27日 更新)》

【企業番組勉強会】  No.520310月29日浩友会勉強会@予習編  No.5194第10回ビジネス企業番組勉強会@予習編   No.5183第10回日程調整・視聴番組公募   No.5166第九回報告 No.5139第八回報告  No.5129第七回報告!  No.4982★報告一覧 

【ベ ッ テ ィ ン グ】 No.5204プロ野球・日本シリーズ2016 No.51952016リオ・パラリンピックBETTING!! No. 5181リオオリンピック第一弾 8月14日まで! No. 5182リオオリンピック第二弾 8月14日まで!

【書店日記&今月の雑誌】   No.5189書店日記&今月の雑誌8月号  No. 51777月 No. 51726月 No. 51605月 No. 51504月 No.5130【書店企画・番外編】「新書大賞2016」を斬る!

【K-1 グランプリ】 No.51756・7月のキリ番報告 No.51613〜5月のキリ番報告 No.5134 祝 カウンター700000突破!  【No.48732014年K-1GP 【No.3920K-1グランプリ開催中! ⇒ 【No.4093報告要項

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【書店企画・番外編】「新書大賞2016」を斬る!
No:5130 投稿者:日々野(15期) 投稿日:2016/03/07 Mon 23:39:59

中央公論3月号にて発表されています「新書大賞2016」を題材にして、
2015年はどんな新書があったのか。読んだ?買った?読みたくなった?
2015年を代表するに相応しいものなのか。
みんなで検証をしましょう!

《出典》中央公論社「中央公論3月号」特集「最強の新書はこれだ 新書大賞2016」
・「新書通82人が厳選した年間ベスト20」
・「大賞受賞者インタビュー『京都ぎらい』」井上章一
・「目利き28人が選ぶ2015年私のオススメ新書」
・「【対談】イスラム、戦争、民主主義…2015年の新書総括
 『ぶれない軸』を持っているかがレーベルの明暗を分けた」永江朗、荻上チキ
気になった方は是非「中央公論3月号」をご購入下さい。(回し者?ではありませんが、著作権の時代なので(^^;))

この中で特に「目利き28人が選ぶ2015年私のオススメ新書」は面白い記事でした。
要は、ゼミでやっている本の紹介と同じことです。書評まではいかない、一言紹介文。
目利き28人と評される(本人も断らない)だけあって、読んでみたいと思わされる本が多くあります。勉強になります。

大賞の「京都ぎらい」にはこんな紹介文がありました。
<洛外に住む京都府民の気持ちを代弁してくれる、痛快無比の一冊>
<歯に衣着せぬ京都人批判は胸がすく。「洛中に住んでいなければ本当の京都人とは言わない」と聞いてはいたが、
ここまであからさまな優越意識は滑稽>
etc.

なお、誌面ではランキングは上位20位まで掲載されていますが、まずはトップ10を対象とさせて頂いております。


−−−−−<新書大賞2016 トップ10!>−−−−−

第1位  井上章一「京都ぎらい」朝日新書
第2位  小熊英二「生きて帰ってきた男」岩波新書
第3位  池内恵「イスラーム国の衝撃」文春新書
第4位  坂井豊貴「多数決を疑う」岩波新書
第5位  藤田孝典「下流老人」朝日新書
第6位  加藤典洋「戦後入門」ちくま新書
第7位  エマニュエルトッド著、堀茂樹訳「『ドイツ帝国』が世界を破滅させる」文春新書
第8位  高橋源一郎「ぼくらの民主主義なんだぜ」朝日新書
第9位  半藤一利、保坂正康、御厨貴、磯田道史「『昭和天皇実録』を読む」文春新書
第10位  下重暁子「家族という病」幻冬舎新書

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【新書大賞とは?】
有識者、書店員、各社新書編集部、新聞記者など82人に、2014年12月〜2015年11月発行の新書から
「読んで面白かった、内容が優れていると感じた、お勧めしたいと思った」5点を挙げて頂き、
1位10点、2位7点、3位5点、4位4点、5位3点で総合得点を集計しました。

トップ10本の紹介はこちら
過去のトップ10はこちら

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(1)トップ10を評価しましょう!
   ◎・・・買った、読んだ、良かった
   ○・・・買ってないけど、読みたい
   △・・・特に興味が沸かない
   ×・・・トップ10に相応しくない  

                  日々野 三戸 竹田 杉山 中村 高橋 笹井
1位「京都ぎらい」         :○  ○  ○  ○  △  ○  △  
2位「生きて帰ってきた男」     :△  △  △  △  ○  △  ○
3位「イスラーム国の衝撃」     :○  ○  ○  ○  ○  ○  △
4位「多数決を疑う」        :○  ○  △  △  ○  ○  ○
5位「下流老人」          :△  △  △  ○  ○  △  ○
6位「戦後入門」          :△  ○  △  ○  ○  △  △
7位「ドイツ帝国が世界を破滅させる」:○  ○  ○  ○  △  ○  ○
8位「ぼくらの民主主義なんだぜ」  :◎  ○  ○  ◎  △  ○  ◎
9位「昭和天皇実録を読む」     :△  ○  ○  △  ○  ○  △
10位「家族という病」       :△  △  ×  ×  ×  △  △

(2)【新書TRENDYは誰だ】自分のトップ10評価を集計して下さい。
  <◎・・・5点 ○・・・3点 △・・・1点 ×・・・−1点>
日々野15期 :◎1 ○4 △5 ×0 ⇒22点
三戸    :◎0 ○7 △3 ×0 ⇒24点
竹田21期  :◎0 ○5 △4 ×1 ⇒18点    
杉山3期  :◎1 ○5 △3 ×1 ⇒23点
中村20期  :◎0 ○6 △3 ×1 ⇒20点
高橋26期  :◎0 ○6 △4 ×0 ⇒22点
笹井26期  :◎1 ○4 △5 ×0 ⇒22点

(3)トップ10に入っていないが、大賞に相応しいと思う本を紹介してください。
  ※ 2014年12月〜2015年11月発行の新書から選んでください。

三戸:昨年の新書ではこの3冊だったかな。
  小林雅一『AIの衝撃』講談社現代新書(A)
  石黒 豊『アンドロイドは人間になれるか』文春新書(A)
  広井良典『ポスト資本主義』岩波新書(-A)




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《コメント欄》

日々野15期(2:02 2016/03/08)
さて、トップ10を見てみなさんどう感じたでしょうか。
まず、@中央公論主催の企画なのに、中公新書が一冊もない!このランキングは一応信用してよさそうです(笑)

次にA大賞をはじめ、書店で並んでるのを見たこともない新書がいくつかありました。
単に書店に通う頻度が足りてない可能性もありますが、
書店に並ぶ本のラインナップは、その店の個性が反映されていて、一定の偏りがあるのかもしれません。
特に地方部では、お気に入りの書店しか行かないでいると、良書を見逃すかも。

B三戸ゼミ書店企画との比較で行くと、結構違いがありますね。(もっと参加者が増えれば、この差は縮まるかもしれませんが。。。)
理由として、三戸ゼミ書店企画では著者の指名買いが多い。が理由として挙げられそうです。
そもそも評価軸が違う、ということも理由の一つですね。

C流行語大賞と同じく、その年のトレンドが影響しています。2015年でいえば、イスラム国・民主主義、などがキーワードですね。
しかし、大賞の「京都ぎらい」はそのようなトレンドとは関係がありません。それでも大賞になるくらいですから、よっぽど面白いのでしょう。
必ずしもトレンドに左右されない「知の世界」が新書にはあるのだ、ということを改めて感じます。
このランキングを参考に、いくつか手に取って読んでみたくなります。

○三戸(3/08,23:50)
日々野君、さっそくの場立てありがとう。
本屋に行って購入する暇がないので(引っ越しの準備などで読むユトリもない)、アマゾンで概要をチェックしただけで…。
読む時間がないので、買うのは2冊くらいかな?

「京都ぎらい」は、元京都在住者としては、ニヤッとするだろう。
『生きて帰ってきた男』;シベリア抑留は未読だが、これまで「戦争被害者」のものは読んで来た。読むのがつらい。
『下流老人』は読まねばならないのだろうが…。これも辛い。
『家族という病』はおおよそ見当がつくし、著者が好きでない。
その他の6冊はみな「民主主義」と「国家」に絡むな。


○竹田 3/9 18:50
「ドイツ帝国が世界を破滅させる」を読んでみたいと思いました。
ヨーロッパは行ったことが無く、現在の動きはテレビだけでは理解が深まりませんので。

○中村 3/11 10:12
日々野さん、開催有難うございます!
『京都ぎらい』:京都に行ったことがないせいか、私としてはあまり惹かれず…。
        「好―嫌」の軸に偏りがある本は、難しいですが内容が独りよがりでなければ面白いと思います。
        これ程ストレートなタイトルでも評判を得ているんですから、中身がよほど練られていて面白いということなのでしょうか。
『家族という病』:ざっと立ち読みしましたが、タイトルで嫌な予感がした通りの本という印象でした。
         トピックスに今更感があるだけでなく、内容も深みがないように思います。
         正直、なぜ著者はこんなに偉そうにものを語れるのか?(曽野綾子『人間にとって成熟とは何か』と似たタチの悪さ…)
         家族が重荷として認識されつつあるなか、皆が「病」と思ったらどうなるのか想像してタイトルをつけたのか?
         と思っていたら、アマゾンの評価も非常に低いですね。…選評が気になるので、日々野さんお薦めの(??)中央公論を買います!

○高橋 3/11 23:50
日々野さん、開催ありがとうございます!
今年のトップ10の中に読んだ本は一冊もありませんが、
ほとんどの本は書店などで見かけ知っているものばかりでした。
しかし、肝心の一位に輝いた『京都嫌い』は名前さえも知らなかったので
自分の書店めぐりの仕方を見直す必要があるのかもしれません。
書店に行く度に新刊本の見受けられる新刊出版点数の(良くも悪くも)多い「新書」ですから、
この中央公論社「新書大賞」や三戸ゼミナール掲示板「書店日記」のように”良い”本を教えてくれる企画は
有難く感じます。


○日々野15期(4:01 2016/03/12)
たくさんのご参加ありがとうございます!

>三戸先生
お忙しい中ありがとうございます。
先生に挙げていただいた「AI」は、いま科学技術の分野で最も重要なテーマであると思います。
にもかかわらず、このテーマの新書がランキングされていないのは違和感があります。
AIが囲碁界の魔王に勝利。トヨタがAI研究所を設置。自動運転等々。AIがトレンドテーマになるのは必定ですね。

>竹田君
僕もヨーロッパ・EUの行く末は、世界史を見るうえでの最大の関心事です。
この1〜3年で、EUは大きな転機を迎えるのではないか。その中心にいるドイツがどのように振る舞うのか。
注目ですね。

>中村君
京都に行ったことがない!?結構珍しいような(笑)関東人はそういうもの?
でも、「京都ぎらい」に読む「洛中−洛外」の関係は、関東における「東京−神奈川・千葉・埼玉−北関東」の関係と近いものがありそうです。
つまり「中央−周辺」の構図です。
痛快であり、ニヤリを楽しみながらも、なるほどと思えそうで気になっています。
「家族という病」については私も全く同じ印象を持ちました。
がしかし、こうしてトップ10に入るくらいなので、それなりの理由があるのかもしれない、と少し気になっているところです。
(アマゾンのレビューよりは目利きの選定を信じたい(^^;))
女性が書き、女性に受けて、ヒットしたそうです。このあたりに問題の深さがあるような気もします。

>高橋君
僕も「京都ぎらい」は知らなかったのですが、いま世の中で何がヒットして、何が読まれているのかを知ることは、
現代社会を知るヒントとなるので、疎かにできないなと思いました。
この「新書大賞」なかなかいい企画だなあと思いますね。


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