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夏合宿最終日に参加して
No:4794 投稿者:岩切 尚弥(4期生) MAIL 投稿日:2014/09/27 Sat 19:19:20

私ごとですが、9月に転職しまして、10月末まで成田のホテルで研修三昧なので、本日、御宿まで夏合宿に参加して参りました。

ということで、以下は合宿の最後の刮目の時間に話をさせてもらったことの補足です。
電車の時間が迫る中での話だったので言葉足らずで終わったのではないかなと思いましたので書かせてもらうことにいたしました。

夏合宿のMVPが「該当なし」であったことはなんとなくわかる気がすると言った理由は、やはり最後の勉強のまとめを見ていたからです。

事前に本を読み込んで、レジュメも切って、火曜日からの合宿中に報告し、議論し、先生のお話等も聞いた上での「まとめ」だったと思いますが、ホワイトボードに書かれた「各章ごとのキーワードを使ったまとめ」を読んでも私には全容が伝わってきませんでした。
全く知らない人間にせめてアウトラインくらいは伝わる内容でないと、それはちょっと学問のレベルとしてはいささかもの足りない、そう感じたので「MVP該当なし」もやむなしだろうと思いました。

ゼミ生諸君の議論を見ていると、やはり「正解」を求めようとしているのではないかと感じます。

先生が各チームごとのまとめに「採点」をし、「合宿のポイントづけ」をされましたが、これがリンクしてなかったことに皆さんが「え??」という顔をしていました。採点は低いのに与えられたポイントが一番高かった理由にこそ、「勉強と学問の差」が包含されていると思います。後期の一発目に三戸先生や中村君が考えた理解が示されるということでしたので、それまでにじっくりと考えて当日に臨むと、今後の学問に臨む姿勢に大きな差が出てくるのではないかと思います。

そういうことを感じたので、「やはり学問の力が足りないのではないか」とコメントした次第です。

で、「本気度」「思い」ということに関しては、「詰まる思いが溢れることに本気度が見て取れるのではないか」という話をしましたが、それについても少し言葉を足します。

皆さんの刮目で「本気度が足らなかった」という言葉を聞きましたが、その思いで胸が詰まり、涙したのは陳さんと高橋くんでした。

高橋君は合宿幹事としては頑張っていたが、チームの活動に注力できていなかったことに悔いがあり、言葉が詰まり、涙したのでしょう。その思いは、三戸ゼミにいた人間であるならば皆、理解できます。
学生諸君もわかったからこそ、高橋君に「期待賞」を投じたのだろうと思います。
悔しかったんだろうなあと思いました、私も。
三戸先生から、「そんなことで泣くんじゃない」という有り難い叱責をいただいておりましたが、「もっと高いレベルで悔しいと思えるようになれ」ということですから、これを糧に、次回のゼミから頑張ってもらえたら嬉しいなと思いました。

陳さんは木田君のレジュメの出来に「彼こそがMVPに相応しいのではないか。あのレジュメを切ってきた木田君にMVPが与えられないのは悔しい」という涙だったと理解しました。

さて、ここであえて木田君に問いたいのは、木田君、あなた今までに美しい女性に「この人は、もっと評価されていいんじゃないのか」と涙ながらに訴えられた経験がありますか?
残念ながら、僕にはありません(笑)

でも、ここが僕は三戸ゼミの本質に迫るところだと思うわけです。

「卒業までの僅かな間に、本気で学問に取り込んで、少しでも三戸先生から何かを得て、それをできるだけ多く詰め込んで卒業してください」と言いました。

それは学問というのは自分自身が生きる糧そのものだからだということが一点。私がいま会社等で評価される論理性、理解力、プレゼン能力、話術といったものはすべて三戸ゼミで学ぶ間に培われております。そういう表層に現れるものだけでなく、もっと生き方の根幹に関わるような本質的なものも三戸ゼミで培われております。
三戸ゼミで学生として学ぶのは僅かな期間だけです。そこで得たものが卒業して、それこそ10年、20年と生きていく中で気づかされることが多いから、少しでも多く頭と心に刻んで詰め込んでほしいと思い、言いました。

で、もう一つが、陳さんと木田君のことに関わることになりますが、「本気で学問に取り組んだ仲間こそが、本当に仲間となって、卒業後も繋がれますよ」という点です。

三戸ゼミでは遊びだって本気でやらされます(やらされるという表現は語弊がありますが、あえて)。
でもね、本当に本気でやらないといけないのは学問なんです。

学問に本気で臨むって、正直きついんです。
とてもしんどい。
でも、「わかった!」という瞬間に大きな感動と興奮を感じます。
その苦しみと喜びを仲間たちと分かち合って欲しいのです。

私にはそういう仲間が三戸ゼミにたくさんいます。
それも、一緒に学んでいなくても、「仲間だな」って思える人もたくさんいます。学生諸君に近しい人でいえば、院生の20期の中村君。三戸先生に学んでるんだなあと思うだけで、とても近しい感覚があります。当然ながら、私がゼミにいたころ、中村君は三戸ゼミにはいません。たぶんその頃、彼は小学生くらいですかね?
でも、同じ釜の飯を食った仲間なんだなっていう感覚があります。

僕は4期なので、三戸ゼミの先輩よりも後輩のほうが多いわけですが、後輩でも「凄いやつ」っているのですね。8期の中島とか、15期日々野、16期佐々木真光とか。
8期の中島は卒業してからが凄かったんですよ。
彼は一生懸命学んでいた。仲間たちからの信頼も厚かった。8期のみんなも涙ながらに中島のことを語ってました。でも、学生のころは学問としてはなかなか芽が出ずに卒業を迎えた。しかし、彼は卒業してからも、三戸先生から学んだことを日々自らに問い、研鑽したからこそ、卒業してから「あいつ凄いな」と周りを刮目させた訳です。

4年の皆さんは本当に残り時間が僅かです。
でも、卒業までの半年、ゼミの時間、卒論、討論会もあったりするのかな?そういうことに全力を注いでみては如何でしょうか。

きついと思います。

でも、卒業して、5年経ち、10年経ちとしていく中で、あの時、学問に心底取り組んだ時間こそが、とても貴重で輝かしい宝物のような時間だったと、いつかきっとわかります。それはOB達がみな保証してくれます。

ぜひとも「本気の学問」を秋学期に取り組んでください。

さりとて、偉そうなことをつらつらと書いている私も、皆さんと同じように夏合宿で三戸先生に、レジュメから報告から、色々ありとあらゆる全てをこてんぱんにやられて、たくさん泣いたんです。

今日もちらっと話しましたし、ここにも何度か書いていると思いますが、1994年の夏合宿でレジュメをこてんぱんに駄目出し受けて、4日間かけて、僅か2ページの『ドラッカー』に取り組まされて得た本の読み方は、20年経った今でも私の本の読み方です。三戸先生が書く板書スタイルは私のノートの取り方になっています。

でも、今日私が痛感した自分の課題も書いておきます。

三戸先生は「この本はここが良いが、ここが駄目だ」ということをご自身の理解の中で語られます。それに関しては、私も結構いい線迫れる自信があったりします。
でも、決定的に私にできないことは、「この本の、ここが悪いことが、こういうことを教えてくれるんだよな」という三戸先生の視座には全くもって迫れません。それが全く出来ない。
私も42歳になって、私が学生だった頃の三戸先生の年齢になった訳ですが、「この本の悪いところが教えてくれる何かに気付く」ということは迫れないどころか、全くできないんですね。

そのたびに、「やっぱりまだまだ学びが足りないんだ」と痛感させられます。

三戸ゼミでは、いくつになっても、いつまで経っても課題を与えてくれる貴重な場なんだなあと改めて有り難さを噛みしめてホテルに戻ってきました。

いやあ、やっぱり夏合宿って、いいなあ。

そうそう、ブリッジに参加して勝って乗ることができたのは嬉しかったんですが、陳さんとは同じチームだったので、ブリッジクイーンに25周年合宿のリベンジを果たすということが出来ませんでした。それって、やっぱり悔しいよねえ。


○安藤陽介(25期,2014/09/28,1:47)
岩切さん
はじめまして、25期の安藤陽介と申します。
この度の合宿に足を運んでいただき、このように貴重なアドバイスもいただけたこと感謝しています。

>ゼミ生諸君の議論を見ていると、やはり「正解」を求めようとしているのではないかと感じます。

この言葉で自分の学問に対する意識の低さに改めて気づきました。
実際今日の議論で自分は正解を追い求めて、「なぜこのまとめをするのか」
「どういうアウトプットすればテキストの理解につながるのか」というところまで考えず
課題を課題としてのみ考えた結果、あのようになったのだと思います。

この言葉を重く受け止めて、残りのゼミ生活に取り組んでいきます。

引き続き、よろしくお願いいたします。

○岩切(4期 9/28 7:17)
安藤くんへ
昨日観ていると、安藤くんは目配り良く、物事を的確に、できるだけ早く効率的に済ませていく人だなと感じました。
それはとても評価されることで、特に会社等では重要なことです。

でも、同時に、じっくり考えることも大切かなと思います。

これは安藤くんのチームだけに限りませんが、各チームで要旨をまとめているときに不思議だったのは、
•テキストを読み返している
•パソコンでまとめようとしている
というのが多かったことです。

「まとめる」というのは、「つかむ」ということなので、キーワードを取り出して、その関連性を繋げるということなので、僕からすると、紙に書くのが早いし、より脳の中の動きを整理しやすいと思います。
キーワードの抽出にのみテキストが必要だから、そんなにがっつり本文を読む必要などないし、目次さえ見たらいいのでは?と感じました。
キーワードを繋げる作業は直観的作業なのでPCでキーボードを叩くより書いた方が、考える作業以外の作業が減るのではないかと思います。
今のところ、紙とペン以上の道具はないのではないかと感じています。

秋学期最初に先生の理解を聴くことになると思いますが、ぜひ、先生のノートを見せてもらってはどうかと思います。きっとびっくりしますよ。内容もそうですが、まとめ方と、そのノートの取り方に。

○佐藤(26期,9/28 16:20)
岩切さん、合宿にご足労いただき、
またこのような形でアドバイスをいただき、
本当にありがとうございます。

学問への姿勢、という点で僕はまだ三戸ゼミ生になっていない、と感じました。
わかりたいから、ではなく課題だからやっているのだと思います。

次いつお会いできるかはわかりませんが、
そのときに刮目させられるように、
勉強への姿勢を変えていきます。
具体的には、掲示板の書き込み等、量を増やしていきます。

○岩切(4期 9/29 22:10)
佐藤くんへ

そうですね。具体的に何をするかを決めて、それをやることが大事だと思います。
数を増やして行くことで質が向上するというのは何事においても自明の理だと思います。
問題は具体的に、どれだけ増やすか?です。

○陳媛(9/28 23:40)
岩切先輩へ
 いつも私たちの成長を期待し、アドバイスをしてくださり、
ありがとうございます。岩切先輩の話を聞いていると、
すごいやる気が出ます。また、いつも私のことに気を配り、
励ましてくださり、本当にありがとうございます。光栄の至りです。
 早く役にたてるような議論の仕方を身に付けたいです。


〇 木田 世界 (25期 9/29 02 :59 )

岩切さん、合宿でのお話しと書き込み、有難うございます。

岩切さんのお話しを聞いて、改めて、「学問に全力で取り組む仲間」を作りたい、作ろう、と感じます。
単に一緒に遊ぶ友達ではなく、「わかった」と言えるまでのプロセスにある苦しみ、喜びをともにする仲間、
お互いを作り上げ、「お前と一緒に学ぶことが出来たからこそ今の僕がある」、と言える仲間だからこそ、
一生付き合ってゆきたいと思えるのですね。

そして、ゼミで学びに取り組むことで、歳の離れた人とも、「三戸ゼミ生としての仲間」になることが出来る。
そのような仲間を得られることは、この上なく有り難いことだと思います。


「詰まる思いが溢れることに本気度が見て取れるのではないか」という言葉を聞いたとき、
「準優勝と言う結果が悔しい」と言った自分の言葉がどれだけ本物だったのか?
その気持ちは「詰まる思いが溢れる」というほどのものだったのだろうか?
と自らを振り返れば、まだまだ本気でなかったと言わざるを得ません。

テキストのまとめについても、読み込みがまだまだで、
本を読んでいない人に的確にアウトラインを伝えることが出来る、というレベルで理解が出来ていませんでした。
そしてそもそも、そのような意識、狙いを持ってまとめをできていなかった、
ただ課題としてやっていたと思います。


岩切さんのお話しを聞くことで、この合宿での学びを大きく深めることができました。
有り難うございます。

〇 木田 世界 (25期 9/29 03:00 )

>陳さん、安藤

陳さんと安藤に「木田君をMVPにしてほしい」と言われた時は、嬉しかったです。
事前のレジメ交換を提案したときも、レスポンスの悪さや、集まりに遅刻してくるゼミ生を見て、
正直、本当に他のゼミ生も学びを深めたいと思っているのだろうか、自分のやっていることは無駄か迷惑なのか、
と不安に思うところもありましたが、
そのようないくつかの試みを評価してくれた二人の言葉が聞けて、安心しましたし、本当に嬉しく思います。

でもMVPというのには僕自身、違和感もありました。
それはやはりMVPと呼ばれるほどには、全くもって学びを深められていなかったからでしょう。
また、自分を含めた全員が合宿での学びを深められるような工夫をする、合宿の準備で三年生に助言したり協力したりする、
というのは、四年生ならもともとすべきことで、他の四年生がそれをやれていなかっただけ、だということもあります。
だから僕をMVPに推薦するよりも、自分が今度の合宿でそのような工夫や協力をする、と言ってくれたほうが嬉しいです。

ラフレーズチームが二人しか参加できていなかったこともあり、
陳さんは今回、三日目と四日目にあった用事をキャンセルしてこの合宿に参加してくれました。
(「くれました」というのは不適切かもしれませんが。)

やはり人にはそれぞれの事情があると思いますし、
もっと工夫して、陳さんにも参加しやすい形でレジメ作成にもっと関わってもらったり、
もっと早い段階で合宿のテーマを決めて準備に参加できるように配慮すべきでした。
なぜそうしなかったのかが残念で、悔しく、申し訳なく思います。

ぜひ次回の合宿には四人で「参加」して、優勝しましょう!

○岩切(4期、9/29 6:46)
陳さん、木田君へ

私は4日間の合宿のうち、ほんの一部しか見ていません。
でも、あなたたちのチームが一番良いチームなのかなと感じたのです。
ほんのわずかな時間で何がわかるのか?という疑問も、その通りだと思います。
しかし、4年生の皆さんは「ほんのわずかな時間」で判断されることを経験したと思います。
それは就職活動の面接です。

他者の全てを知ることなど、簡単に出来ることではない。でも、人はわずかな時間で判断されてしまいます。

たとえば、仕事でプロジェクトを抱えていて、最終決裁を得るために役員会議でプレゼンすることがあった場合、関わっていないお偉いさんにわずかな時間で説得しないといけない局面があったりするのではないでしょうか。
私は薬の営業ですが、医師の先生方にわずかな時間で薬の採用や処方を決めてもらわないといけないプレゼンをしないといけないことも多数あります。

私はわずかな時間ではありますが、ラフレーズというチームが一番良いなあと思いましたし、溢れる思いが溢れていたというのがその判断の決め手になりました。

もちろん、涙しなかった者が必ずしも涙した者よりも思いが弱いというつもりもありません。「本気度メーター」があって、目視できたら、実は結果が違うということももあるのかもしれない。

私が見たものはほんの一部でしかないということは私自身が一番自覚していることです。

木田君を見ていると、8期の中島を思い出します。中島も同期や仲間に愛された男だった。いつも空回りして、学生のときは結果に結びつかなかった。
でも、あいつが凄いのは卒業してからも学び続けて成長したことです。

8期生というのは学問のレベルというのは高かったのかというと決してそうではなかった。彼らにとって不幸だったのは、院生や留年した先輩が多くいて、4年生という本来、最上級生にも関わらず、いつまでも「後輩」扱いで、その上の人間の議論、その人たちと三戸先生の議論についていけなかった。
でも、中島が卒業後に研鑽し伸びたのは、そのとき議論等がわからずとも、できるだけ詰め込んで卒業して、卒業後も捨てなかったからだろうなあと思います。

三戸ゼミの場で三戸先生に長く学べる人間は稀です(三戸ゼミでは他よりも有意差をもって多いのだろうけど)。

私は6年半も学べたけど、それって普通じゃない。
6年半も学べたから、普通に卒業した人よりも伸びたが、じゃあ、私が普通に卒業してたら、卒業後に学ぶ人間であっただろうかと疑問があるのです。実際に私が伸びたのは4年生のときに少しあったけど、多くは6年生以降です(スピーチ大魔王は留年したから成れたのです)。普通に卒業してて、OBとしてそのような成長ができたのかというと、私自身の性格や資質を考えると、ちょっと難しい気がします。

卒業までに学びの基礎を作って、卒業して以降にこそ自分で学び続ける、それが三戸ゼミのスタンダードなのだということを教えてくれたのは8期 中島の姿でした。

三戸ゼミってのは、そういう意味では学生のときは胎児みたいなものなのかもしれませんね。外界に生まれて、ちゃんと生きていけるように胎教を受けているようなものかもしれません。

つらつらと書いてしまうのが私の悪い癖ですが、私が学生諸君に言いたいことを一言で言うと、「三戸先生のもと、本気で学んで、良い仲間を創ってほしい」ということです。

皆さんには、まだまだそういう幸せな時間がたくさん残されていますよ。

〇木田 世界 (25期 10/01 1:42)

岩切さん

超特急の返信ありがとうございます。

卒業までに自分で学んでいける力を付けなければならないというのは、本当に難しいと思いますが、
やはりそれこそが必要なのだと重ねて思います。

私事ですが、僕は研究者になりたいと思っていて、来春から大学院で先生の下学び続ける次第ではあるのですが、
研究者になりたいという思いもまだ少し揺らいでしまっています。
結局のところ、もっと先生の下で学びたい、まだ自分には「自分で学んでいける力」さえもないという自信の無さ
が進学を決めた理由だったのかもしれません。

進路云々の話は自分で決めるしかないですし、三戸ゼミという場で何を得るのかという目標をしっかりと立てて、
その上で「三戸先生のもと、本気で学んで、良い仲間を創って」いきたいと思います。

院ゼミにも既に顔を出させてもらっていますし、学会にも連れて行って頂いているのですが、
学会でのやりとりなどはまだ十分に理解できていないと感じています。
それでも、一つでも「今日ははこれは得た」と言えるものを積み重ねていくことが学びにつながると思って、意識的に学んでいきたいです。

色々と迷ってしまっている中、岩切さんの言葉を聞けて気持ちが整理できました。
夏合宿に足を運んでいただき、本当に有難うございます。

○石嶺 佑騎(24期 10/2 21:28)
岩切さん、合宿に来て頂いた上に、アドバイスまで頂き有難うございます。

>学問に本気で臨むって、正直きついんです。
とてもしんどい。
でも、「わかった!」という瞬間に大きな感動と興奮を感じます。
その苦しみと喜びを仲間たちと分かち合って欲しいのです。

この言葉にとても複雑な思いを抱きました。私は現役生の中で一番長く三戸ゼミにいますが、
未だそこまでのことを感じたことがありません。そのことが非常に情けなく感じるし、それを
経験したいと羨ましく思う反面、自分なんかが経験できるだろうかという不安も強く感じます。

勉強するときのチームの意欲や、勉強以外のことをしたいという欲求、今本気で学びたいと思っていても
いざ勉強が始まるときには・・・、ということばかりで、学問に本気で臨むということを避けてばかりでした。
今回の合宿を機に、少しでもその姿勢に近づきたいと思います。私はゼミの皆が好きですが、
そのような仲にはやはりなれていません、好きだからこそ、皆とそのような仲になるべく
頑張りたいと思います。改めて、アドバイス有難うございます。

○三戸(10/03,9:01)
岩切君、久しぶりにゆっくり、しかも隣り合わせで、話すことができて嬉しかった。
よく来てくれた。ありがとう。
合宿終了後、直ちに書き込みをしてくれたことも、ありがたく、うれしい。
しかも、ゼミ生たちにレスに対しても一つ一つレスしてくれたことは、レスしたものはさぞ嬉しかっただろう。

君のこの「姿勢」は、(ゼミへの懐かしさ・思い+)合宿の「感動」といま君が研修で「ゆとり」があることから生まれたのだろう。
本格的に仕事に入れば、時間をとれても意識が「こちら」には向けられまい。
ゼミは君の人生のone of themだろうが(その中でも高い順位であってほしいが)、
家族はall of your lifeに近かろう。「ゆとり」が大事だぞ。
「心そこにあらずんば、見れども見えず、聞けども聞けず」

君が、こう書いている。
>この本の悪いところが教えてくれる何かに気付く」ということは迫れないどころか、全くできない 
もし、「できるようになりたい」のなら、
「なぜなれないのか」を考えてみたらどうだ?
「この本はここが良いが、ここが駄目だ、という理解」レベルを上げる。
「読み理解する」のレベルより上のレベルを考えてみてみれば?

(3人以上レスしたらレスしようとかんがえていた。遅くなってすまない。)


〇三厨 昌平(25期 2014/10/03 7:03)
4日前に書き出し、書き直してから投稿しようと思っていたら遅くなってしまいました。
岩切さん、本当にありがとうございます。
岩切さんの投稿を読み、学ぶことの苦しみと喜び、
それとゼミに居る時、勉強しているときの何とも言えない「じんわり」とした良さ(ザックリですが)
改めて「なんて良いゼミなんだ」と思いました。

私は今回最後の夏合宿に参加できませんでした。
それはニューヨークでアメリカ人と従姉が結婚する、結婚パーティーに母と参加するためです。
ニューヨークには人生で何回も行ける場所だと思いますが、
1.異国でパートナーを見つけ生活するという、従姉の挑戦を自分の確認し、応援すること
2.伯母の家族(おば、おじ、新婦の姉である従姉)との仲をより一層深めること
3.アートに興味があり、新しく何か始めたいと考えている母のニューヨーク見学を助けること
この3つのため、
つまり家族との時間をより良いものにしたい、という理由です。

ニューヨーク旅行は本当に充実していて、従姉の結婚パーティーもささやかなパーティ(ほとんど夕食会)ながら、
感激する新郎の家族の優しさに触れてこちらもまた感激する、心温まる夜になりました。
今回の旅行を通じて母やおじおば、いとことゆっくり話す時間も持つことができ
そしてアメリカに新しくできた家族とも親睦を深めることができました。
三戸先生がいつも(今回も)「家族は大切にしなさい」とおっしゃっているように、
異国で助け合って、嬉しいイベントに思いを同じくすることができ、「行って良かった」と強く思いました。

しかし同時に帰国してから岩切さんのこの投稿を読み、
「合宿に行きたかった」「このゼミに入って良かった」「まだこのゼミで満足に学べていない」とも感じました。
合宿での大事な大事な学びや、皆が感じた悔しさ、遊びの楽しさ、あとは合宿のなんとも言えない独特の雰囲気を
みんなと一緒に肌で受け止める機会を逃してしまったこと、本当に残念です。

三戸ゼミに入ってからあっという間に2年が経ち、現役のゼミ生として学べるのもあと半年です。
今までの自分が教わったことをしっかり身につける努力をずっとできたかというと、全くそんなことはありません。
自分にとってはそれが口惜しいです。
あと半年でどれだけ学ぶことができ、学んで時に之を習えるのか、自分で挑戦するつもりで頑張ります。


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