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討論会を終えて思う その2
No:404 投稿者:佐々木真光(16期) 投稿日:2004/12/18 Sat 23:38:11

討論会当日、始めの一言、誰も「勝ちにきた」とは言わなかった。
それがもう、本気ではないことなのだろうか。しかし、そのときの実感としては、勝負ということは口に出せないほど討論会にかける思いは強かったし、討論会は単なる勝ち負けを決める場ではなく、自分たちが勉強してきたことを確認し、より高めていくための場である、という認識のほうが強かったであろう。
前日に完成させたシナリオもそのようなものだったし、言葉や表現、論理の整合性にこだわってそこに時間をかけるのもやめたい、ということで一致していた。
むろん、論文の出来ということではそこは大きいことはわかっていながらも。

討論会が始まる。
今年は三戸ゼミが「日本的経営は組織と個人の統合か」、小山ゼミが「これからの日本における望ましい企業と個人の関係」というタイトルで書いた。
三戸ゼミは、日本的経営を家の論理を用いて把握し、企業と従業員という側面においては滅私奉公によって統合しているといえるが、従業員というのは個人の一側面に過ぎず、会社に滅私奉公することによって家庭の夫や父としての役割を果たせていないから統合ではない、というのが論旨であった。
そのように書いたし、そのように読まれた。
しかし、これを書く意味、自分たちはこのようなことを書くことによって何を明らかにしたかったのか、何を主張したかったのかが次第にわかってきた。
「組織と個人の統合」にこだわってばかりいたが、真のテーマは日本的経営であり、その再評価をすることである、と。
結の改訂版をだし、質問を書き、回答した。
いかんせん、組織と個人、統合というのが論文のキーワードとして残った。
このまずさは自分たちは理解していたし、当日そのような議論とならないように心がけていた。
小山ゼミから質問が始まり、それは「統合」についてであった。
三戸ゼミの統合の定義の妥当性についてであった。
相手の質問に直接答えることにはならないが、自分たちがこの論文で問題としたいことを何度も説明し、口にだしては言えないが、統合の定義はそれほど重要ではなく、別のところをみてほしい。実のところ、統合が真のテーマではない以上、そこを詰めているわけもなく、答えられないのだ。
しかし、タイトルにも統合と書かれており、なぜそのような定義になってのかはっきりしなければ相手が納得するはずはないとの司会の方からの声により、これを考えてくることが三戸ゼミの一日目の宿題となった。
ここで大幅に時間を使ってしまった。

三戸ゼミの攻勢となった。自分たちも小山ゼミもやりたかったことは同じであり、そうである以上こうであろう、こうならなければおかしいであろう、といったところから質問をしたつもりである。
論点を絞り、質問の回答への再質問もそのようにシナリオをつくった。言葉や論理の整合性からいったら突っ込むところはたくさんあったが(自分たちも同じだけれどゥ・)、それを無視して議論すべきところへ誘導するための質問でありシナリオであった。
が、その成果もいまいちであった。小山先生から「相手に教えてやるようなつもりで話さないとわからない。自分たちはコンテクストを共有しているからわかった気になっているけど、それじゃ相手には伝わらないよ」とご指導(特に自分が)いただいたのである。
しゃべる、納得されない。別の言い方、別の人がしゃべる、納得されない。この繰り返しでまたもや時間を食ってしまった。

最後の一時間ほどはグループ討論になり、相手の論文についてが2つ、滅私奉公が1つの計3つにわかれた。
小山ゼミ論文のところに関しては、結論についてと、結論とそれまでの議論に断絶がある問題であり、こちらも一緒に考えるというかたちになっていたようだ。滅私奉公は三戸ゼミの滅私奉公理解を十分納得させることができた。もともと小山ゼミは滅私奉公についての考察に力を入れておらず、三戸ゼミに質問し、われわれも考えて滅私奉公理解が進むといった様子であった。

こうして双方が宿題を抱え、議論は最初から盛り上がったが気持ちは煮え切らないままという謎の状態で一日目は終了した。

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