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討論会を終えて思う　その1
No:403 投稿者：佐々木真光（１６期） 投稿日：2004/12/18 Sat 22:27:36

「これが討論会か」

鉄平さんの悲痛な叫びが忘れられない。
討論会が終わっても達成感も充実感も感じられないままでいる。何はともあれ終わったんだ、そういう気持ちにもなれない。
討論会が終わった日から、一度も心が晴れないでいる。
何だか気持ちの整理もつかないまま、この掲示板に報告できないでいてしまった。
しかし、いつまでもそうでいるわけにはいかないので、ここに書き込み、先輩方から言葉をいただいたり、他のゼミ生からも書き込んだりしてもらいながら考えていけたらと思う。

一体、何が原因だったのだろうか。
言いたいことは十分に言えず、伝えたかったことを伝えられず、議論したかったことが議論できなかった。
先生が最後に自分たちにぶつけられたように、本気ではなかったのだろうか。
そうだとするならば、あれが現在の自分たちの限界であり、壁であった。
そういえるくらい、準備に力をいれ、熱い思いをもって討論会に臨んだ。

討論会前日、ガストにゼミ生のほとんどが集まっていた。
その日は昼過ぎから学校の空き教室を占拠してみんなで最後の勉強と打ち合わせをしていた。渡辺さんにも来てもらっていた。
今年はぎりぎりになってしまったが回答書も交換していたので、それをもとに作戦会議をしていたのである。
ここは誰それが答えよう、そこはこう答えよう、などと自分たちが主張したいことへ向けてシナリオをつくっていった。
学校からガストへ移り、作戦会議は続いた。
ふと渡辺さんが「ここ数年では一番討論会の準備をしてるな。」といった。
自分たちでもその自信はあった。
論文、質問書、回答書など毎日のように集まり、夜遅くまで、一部は朝までやりまくっていた。
勝つためであった。
自分たちがこの一年勉強してきたこと、特に夏合宿からやってきたこと、勉強を面白いと思うようになり、わかることが嬉しいと思い、それとずっと一緒にやってきた仲間たちがすばらしいものであることを証明するためであった。
そのまま、討論会当日はほとんど徹夜で臨むことになった。