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評価、コメントは難しい
No:3582 投稿者:三戸 投稿日:2011/02/03 Thu 23:27:13

1/24のゼミは、スピーチ大会「この人を語る」だった。
最後に語った中村貴治君のスピーチから大いに感じるものがあった。
(大会自体の報告は担当者に任せることにしたい。)

「この人を語る」は、「エピソードに語らせ(よ)」ねばならない。
いかなるエピソードをどれだけ持っているか、
そのエピソードをどのように並べるか、
そしてどのような語り口(トーン)で語るかによって、
聞き手は、
語られた人を知り(わかり)、
語った人を知り(わかり)、
二人の関係を知る(わかる)。
そして、その二人の交流の場を知る(わかる)。

中村君が語った(坂倉君の)エピソードいくつかは、
私も知っているものであった。
だが、その意味付けと語り口は暖かかった。
坂倉君を励ましたい、という気持ちが伝わってくるものだった。

そのスピーチを聞きながら思ったことは、
その2週間前のプレ卒論報告会の私のコメントであった。
例年通りの「相変わらず」の(プレ)報告会であった。
だから、私のコメントも「なにをテーマとしたのか?」、
「その結論はテーマの答えとなっているのか?」という、
「相変わらず」のものであった。
帰宅の途次、あれでよかったか…、
との思いから離れることができなかった。

「間違った」コメント・評価ではない。
「正しい指摘、(良い論文の為に)必要な指摘」であった。
だが、
「良い」コメント・評価だったろうか?
「良い」コメント・評価とは、何だろうか?

ここ半年ほど、テレビ朝日の「お願いランキング」に「はまっている」。
「美食アカデミー」なる3、4人の「美食家(料理人)」が、
レストラン(デニーズ等)や食品メーカー(カトキチ等)の
売れ筋商品トップ8を試食して、
一人10点で採点し、ランキングにする番組である。

試食し、評価しているところを会社側が別室で見ている。
合計が20点に満たなかったら、
「ああ…!」と慨嘆・悲嘆し、
30点満点なら、立ち上がってハイタッチで大喜びする。
そこまで、喜び、悲しむか?というほど
喜怒哀楽がむき出しになる番組も珍しい。

この番組については、また別の機会に譲ることとして、
「良い」評価・コメントに話をもどそう。

「ひとは、あれほど評価されたいのか?」
「高い評価」なら、あれほど歓喜し、、
「低い評価」なら、あれほど落胆するのか?

それだとするなら、私の「卒論コメント」は、
彼らを喜ばせ、勇気づけるものだったろうか?
それまでやったことを確認納得させ、
それからやることに「よーし、がんばるぞ」と
思わせるものとなっていただろうか?

本当に残念だが、報告者が「嬉しい」と思い、
励まされるものではなかった。
報告者以外の2、3年生は、どう聞いただろうか?
来年の自分の報告を楽しみになるようなものとなっていただろうか?

では、なぜ、「良い」コメントをすることができなかったのだろうか?

一対一でコメントするなら、
励まし、喜ばせるものとすることができたであろう。
だが、コメントを聞いているものは報告者だけではない。
その他のゼミ生も聞いている。
そして何より、ここは勉強の場であり、
聞いているものに、
どこが良く、どこが悪い、
なぜ、そうなってしまったのか、
どうすれば良くなるか?
それを参加するものみんなが学ぶ場なのである。
報告会は報告者のためでもあるが、
同時に、それ以上に、ゼミ生全員の学習の場なのである。
ならば、報告者を(良くやったな、と)喜ばせ、励ますような評価・コメントをいくらしてやりたくとも、
報告会をなぜやるか、誰のためにやるか、から考えれば、
その気持ちに応えることができないのである。

なぜ、報告者を喜ばせてあげる評価・コメントをしないのか、できないのか、
という「発見、問題」は私を襲ったものだ。
中村の暖かいコメントにより触発されたこの「問い」に対しての「答え」が以上である。

「よかった」と半分思う。
私の姿勢が悪かった、学生に対する「優しさ」の欠如ではなかったのだから。
だが、「困った」と残りの半分で思う。
報告者・ゼミ生を「励ます」ことは難しい、できないのだから。

「半分+半分」の答えを探らねばならない。
腹案はある。
だが、それはゼミのやり方を大きく変えることであり、
その踏ん切りがつかない。
4月までには決めたい。

この一文を読んだ、これまでの全ての報告者の人たち、了とされたい。
そして、「評価・コメント」に対して関心を持ってほしい。

君達は「学生」である。
学ぶことは、多く、そして高度だ。
そして、君達に対して、私は非常に高い期待を抱いているのだ。

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