掲示板

どんどんどんどんどんどんどん書き込んでね

ゼミ活動報告掲示板 大学院ゼミ掲示板 夜ゼミ掲示板 三戸ゼミ写真館

三戸ゼミHP  ゼミ歌留多 朋の会   25周年掲示板  モバイル専用URL

1043305

  《NOTICE!》

(1) この掲示板は横浜国立大学経営学部三戸ゼミナール関係者を対象としています。関係者以外の書き込みはご遠慮願います。
   何かありましたら、こちら(管理人アドレス)までご連絡願います。
   三戸ゼミナールに関係する書き込みでないと考えられる場合、管理人の判断により削除させてもらう場合もございます。

(2) この掲示板では削除キーを使用した編集方法がとられています。
   同時刻に複数の編集が重なることで別の書き込みが消去されないよう、
   投稿の際は文章の「貼り付け」等を利用して、「記事の編集」画面に留まる時間を短くするようにご協力をお願いします。

《TOPICS ( 10月27日 更新)》

【企業番組勉強会】  No.520310月29日浩友会勉強会@予習編  No.5194第10回ビジネス企業番組勉強会@予習編   No.5183第10回日程調整・視聴番組公募   No.5166第九回報告 No.5139第八回報告  No.5129第七回報告!  No.4982★報告一覧 

【ベ ッ テ ィ ン グ】 No.5204プロ野球・日本シリーズ2016 No.51952016リオ・パラリンピックBETTING!! No. 5181リオオリンピック第一弾 8月14日まで! No. 5182リオオリンピック第二弾 8月14日まで!

【書店日記&今月の雑誌】   No.5189書店日記&今月の雑誌8月号  No. 51777月 No. 51726月 No. 51605月 No. 51504月 No.5130【書店企画・番外編】「新書大賞2016」を斬る!

【K-1 グランプリ】 No.51756・7月のキリ番報告 No.51613〜5月のキリ番報告 No.5134 祝 カウンター700000突破!  【No.48732014年K-1GP 【No.3920K-1グランプリ開催中! ⇒ 【No.4093報告要項

          Topics記録
名前 RSS
Eメール
題名
内容
画像
URL
削除キー 項目の保存 引用lot番号:
 

分科会報告!〜Aグループ〜
No:2865 投稿者:竹田俊亮(21期) 投稿日:2009/12/30 Wed 07:21:09

3.2日目報告 〜分科会討論!〜
私はAグループでの討論を行ったので、Aグループのみ報告します。
どんな議論がなされて、どういった結論に至ったかを
簡単にまとめて報告していきたいと思います。
また、別のグループの報告についてはそのグループの代表者に
報告、評価をおこなってもらいます。


[Aグループ]

始めに問いに対してまとまった答えを出し、その後に議論の内容を報告する。

@:「家の論理」と「日本的経営」の関係性について
⇒現象として表れているものが日本的経営であり、それを生みだしているものが「家の論理」である。

…勝部ゼミが日本的経営を「原理・構造・制度」のような分類で捉えてなく、
また池内ゼミも三戸ゼミとは異なる捉え方ではあったが、
議論にならず、三戸ゼミの捉え方に賛同する形となった。


A:何を以って「家の維持繁栄」というのか
⇒ただ「維持繁栄」ではなく「家の維持繁栄」として日本的経営が成立していることを共通の理解として得ることができた。
しかし、「何を以て」に関しては次のような形にまとめることで一応の区切りをつけた。

三戸ゼミ:家名や家格が上がること(まだ検討段階)
池内ゼミ:家族の繁栄
勝部ゼミ:9項目が何らかの形で存在しており、家族の繁栄や家名を上げること
また、残りの8項目は手段として変えることができる。

…議論していく中でBの論点と行き来することがあったので、
Bと一緒に議論の内容を報告する。


B:「家の論理」をどのように捉えるのか
⇒三戸ゼミ論文の10項目で共通の理解が得られた。
しかし、この10項目の中でも序列が存在し、原理レベルにおいて重要な項目が「家の4原理」である。
という説明までは共通の理解となったが、納得させるには至らず、今後の課題となった。

…まず始めに、3ゼミの理解を確認した。
 「維持・繁栄」は3ゼミ共通で「家の論理」において重要となる項目である。
 しかし、勝部ゼミと池内ゼミは、「家の維持・繁栄」を欧米の企業とは異なる、日本独自のものである、
という点をあまり意識せずに用いていたように思われたので、
確認させることで前に進んだ。
(いくつかの疑問点を出して、回答を求めるのは後に回した)
 
そこでBの論点に移り、「家の論理」の項目の内容から確認することにした。
 今回、三戸ゼミは三戸公の数ある著書から「家の論理」を10項目に整理した。
しかし、池内ゼミや勝部ゼミは『企業論』にある9項目で捉えている。
(その『企業論』でまとめられてある9項目の中に「滅私奉公」の概念がないことについては、
一日目に確認しており、「家の維持・繁栄」の中に含まれるとしていた。)
 ここで、再度論点を確認すると、日本的経営が崩壊したか否か(三戸ゼミは「家」か否か)
を決定付ける「家の論理」の項目は何かである。

 これらより、なぜ10項目ないし9項目からその決定的な項目を導いたか
と言い換えることもできるだろう。

(勝部ゼミ)なぜ10項目から4つに絞ったのか。
(三戸ゼミ)我々は4つの原理こそが「家」足らしめているものであると考えた。
「家」かどうかを問う際に重要となるのがこの4つである。
それでは逆に、なぜ第一目的・第一目標という理由だけで「家の維持・繁栄」のみをメルクマークとしたのか。

すぐに回答がなかったので、ここで少し時間を設け、
お互いが納得のいく回答を出せるようにしたが、あまり進展がなかった。



C:日本的経営は崩壊したか
⇒近年の利益分配率の変化から「家の維持・繁栄」や「親子関係」がなくなっていること
が把握できる、
という理由で日本的経営は崩壊した、つまり「家」ではなくなったということを
(全てを説明し納得させることはできなかったが)納得させることができた。

…ここは議論という形にはならず、事例を加えて説明しただけに終わった。


分科会終了後に上記のように、各グループのまとめを三戸ゼミが代表して発表した。
簡単に質問がされた後、すぐにゼミ生全員の刮目に入り、最後に先生方から合宿全体、三戸ゼミ論文に対して講評を頂いた。
池内先生からは、三戸ゼミの論文に対して、次のようなご指摘を頂いた。
○タイトルの修正
…項目を整理した後のタイトルがそのままの内容で用いられている点。
…「家」から「組織」へとしているが、「組織」に入る言葉は対概念の言葉でなければいけない。

○内容について
…項目の整理において滅私奉公が家族の役割となっているが家長はどうなのか。
…家産について明確に言及されていない。

4.感想

本当に時間が短く感じられた。平常のゼミで長時間行っていることももちろん関係はしているだろうが、
それ以上にもっと、説明し、議論することで、相手を心底納得させて帰ってきたかった、という思いがこらえ切れませんでした。
議論自体はゼミで行うものよりレベルは下がりましたが、教えて、導き、納得させるという点で、
今回の大会はやりがいがあったように思います。

勉強について反省をすると、
もっと、相手を理解していればよかったと後悔しました。
「家として」や「家の4原理」などと言っていても、
勝部ゼミと池内ゼミは「家」−「家の論理」−「日本的経営」この関係性を十分に把握していないと思われたので、
その説明をせずに、「家」足らしめているもの、などといっても納得できないのではないか、と思いました。

議論の途中で気付いたのですが、そのときはもう終了間近、もっと事前に彼らにも教えていれば、
どれだけ話が進んだだろうと思いました。

次このような機会があれば、
《相手の立場に立つ、相手の理解に立つ》
ということを学んでいきたいと思います。

以上で、2009年度討論会の勉強報告を終わります。

今村さん
私も書くとき気になってしようがなかったのですが、つっこまれてしまいましたね。
敬語は本当に難しいです。話す場合と書く場合でも意識を変えなければなりませんし。
これからもきれいな日本語を使えるように学んでいきます。

Pass



Number
Pass
SYSTEM BY せっかく掲示板