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三戸ゼミが選ぶ「2009年芸能・スポーツの5大ニュース」 〜個人から社会に向かう視点〜
No:2862 投稿者：20期生 中村貴治 投稿日：2009/12/29 Tue 02:17:01

　下記の投稿に続きまして、三戸ゼミ版「2009年芸能・スポーツの5大ニュース」です。
集計方法は基本的に「世界の10大ニュース」と同じ方法をとっています。

　また、「今年の顔」・「今年の人」の集計結果も別にありますので、
そちらも追って投稿したいと思います。


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「2009年芸能・スポーツの5大ニュース」

１．各チームによる選定

○ 毅無双
1位　盛り上がる日本野球
〜WBC2連覇、イチロー9年連続200本安打、松井秀樹WシリーズMVP〜
2位　酒井法子、覚せい剤で逮捕
3位　石川遼、史上最年少賞金王に
4位　大相撲白鵬年間最多勝更新
5位　市橋達也逮捕

○濱屋
1位　日本WBC連覇
2位　松井WシリーズMVP
3位　イチロー大リーグ史上初記録
4位　酒井法子逮捕
5位　石川遼最年少賞金王

○さわやか興業
1位　野球日本代表WBC連覇
2位　松井秀喜日本人初WシリーズMVP
3位　酒井法子覚せい剤所持逮捕
4位　草なぎ剛容疑者公然わいせつ罪逮捕
5位　イチロー史上初9年連続200本安打達成

○タケダプロダクション
1位　WBC2連覇！
2位　日本人大リーガー大活躍！
〜松井（秀）のMVPにイチローの9年連続200本安打達成〜
3位　薬物氾濫　〜のりピーに押尾、草なぎも！？〜
4位　石川遼最年少賞金王　　
5位　菅家さん１７年半ぶり釈放


2．集計結果

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三戸ゼミが選ぶ「2009年芸能・スポーツの5大ニュース」決定版

1位　野球日本代表WBC連覇･･････････････････17ポイント
2位　松井秀喜、日本人初野球WシリーズMVP･･･12ポイント
2位　酒井法子、覚せい剤で逮捕････････････････12ポイント
4位　イチロー、史上初9年連続200本安打達成･･･8ポイント
5位　石川遼、史上最年少賞金王に･･･････････････6ポイント

≪参考≫

6位　草なぎ剛、公然わいせつ罪で逮捕･･････2ポイント
6位　大相撲　白鵬年間最多勝更新････････2ポイント
8位　市橋達也逮捕･･････････････････････1ポイント
8位　菅谷利和さん17年ぶり釈放･･･････････1　ポイント

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※集計方法※

（�@）各チームが選定した項目を、順位ごとにポイント付け
・1位 → 5ポイント　
・2位 → 4ポイント
・3位 → 3ポイント
・4位 → 2ポイント
・5位 → 1ポイント
（�A）項目ごとの合計ポイントを集計し、改めてランキングを作成

また、集計にあたって項目のタイトルを統一させるため、
問題が無い思われる範囲内で個々のタイトルに修正を加えたのでご了承ください。

例）イチロー大リーグ史上初記録 ⇒ イチロー、史上初9年連続200本安打達成

さらに、毅無双の１位、「盛り上がる日本野球」については、
「野球日本代表WBC連覇」、「松井秀喜、日本人初野球WシリーズMVP」、
「イチロー、史上初9年連続200本安打達成」を包括的に含むものでしたので、
1位の5ポイントを各３項目にそれぞれ2ポイントずつ振り分けています。
タケダプロダクションの2位「日本人大リーガー大活躍！」も
同様の処理をしています。

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≪総評（感想）≫
　
　今回は、「1位 野球日本代表WBC連覇」に始まり、「2位 松井秀喜、日本人初野球
WシリーズMVP」、「4位 イチロー、史上初9年連続200本安打達成」と、日本野球に
関する華々しい話題が上位を飾りました。
　イチロー選手の名言の１つに「自分は天才ではない。なぜなら自分がなぜヒット打てた
かを全て説明できるから」というものがあります（怪物性を感じます）。彼の凄さの１つは、
自分の行動の全てを極度に意識的に行うことであり、更にはそれを「プレーの質を上げる」
というコンセプトのもとに、自分の生活全てに徹底して当てはめるという、持続性の高さ
があります。今回の「史上初9年連続200本安打」はまさにそんな彼の高いレベルでの
持続性が記録として表れたもので、彼ほどのレベルにまではなかなか到達できませんが、
学ぶ姿勢にも通じるものとして、大いに尊敬したいところだと感じます。
　また、個人的に注目したいのは「草なぎ剛、公然わいせつ罪で逮捕」です。今年度の
初めに先生は「不寛容な時代」と題してこのニュースを取り上げ、草なぎが世間に対して
謝罪していることから、近年の「世間の目の厳しさ」と、それに常に配慮し続けなくては
ならなくなっている状況の象徴として捉えておられました。自分はこのお話を通じて社会
現象に意味性を見出す感覚を味わうことができたので、今でも印象に残っています。

　こうしてみると「芸能・スポーツ」も、直接「社会」を見ることの多い「今年の10大
ニュース」に比べて、まず「個人」に焦点が当たり、そこから「社会」に向かうことが
多いので、また違う面白さがあるなと感じます。この「芸能・スポーツの5大ニュース」が
続くかはわかりませんが、この感覚は引き続き大事にしていきたいと思います。