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裏の畑でポチが鳴く♪ 「正直」爺さん掘ったれば♪ 広島の叔父貴、杉山さんばかりか、岩切君も参加して役者が揃ってきましたね。
No:2367
投稿者:太田 健一(3期生)
投稿日:2009/05/31 Sun 23:59:59
本来の趣旨からは外れてしまうのかもしれませんが、「ヒント」を出していただくと
やはり「当て」にいきたくなります。
先ずは大野さんに書き込んでもらったヒントを確認します。
【先生からのヒント】
1.○○は最近すっかり忘れられており、表立って否定されてはいないが、その傾向にある。
昔は良いとされていたが、最近では使われなくなり、死語となりつつある。
2.○○は特に日本で重要な物として考えられている。
3.偽善の対極にある○○の後ろの文字(言葉)は、「善」に似た意味の言葉である。
前の言葉は「偽」とは違う軸の文字(言葉)である。
3から判断するのが早そうです。
「善い」と同じような意味を持つ漢字には、「良い」、「好い」、「佳い」などがあります。
これらの文字が後ろに来る二字熟語を幾つか選んで検討してみます。
「良好」=よいこと。好ましい状態であること。また、そのさま。
「善良」=性質のよいこと。性質がおだやかですなおなこと。また、そのさま。
⇒これらは前の文字も「善い」ことを示す漢字であるため、3のヒントを満たしません。
「純良」=性質が純粋で善良なこと。また、そのさま。
⇒おお。これは近そう。でもこの意味は、杉山さんや岩切君が既に指摘している
「正直」に正に近いのではないかな。直という漢字には「まっすぐ目を見る」、「まがった
ものを正す」という意味があるそうで、「善」に近いと言えます。
「正直」=正しくて、うそや偽りのないこと。また、そのさま。
「正直」という言葉で、真っ先に思い浮かんだのは次の歌でした。
うらのはたけで、ぽちがなく♪
しょうじきじいさん、ほったれば♪
おおばん、こばんが、ザクザクザクザク♪
いじわるじいさん、ぽちかりて♪
うらのはたけを、ほったれば♪
かわらや、かいがら、ガラガラガラガラ♪
昔話には、欲の無い正直な老人が結果的に得をして、強欲な老人が痛い目に遭うという
展開が典型例としてよく見られます。
1、舌切り雀
おじいさん=舌を切られた雀を心配して山に探しに行くと、雀の歓迎を受けて小さな
つづらをもらう。そこには小判が詰まっていた。
おばあさん=おじいさんの話を聞いて大きなつづらをもらいに雀の宿に行き、宴会も
そこそこに大きなつづらをもらうと、そこには薄気味の悪い化け物が詰まっていた。
2、こぶとり爺さん
無欲な爺さん=鬼の宴会に出くわし、楽しんで踊りに参加したら頬のこぶを鬼に取られた。
隣の爺さん=無欲な爺さんの話を聞いてこぶを取ってもらおうと鬼の宴会に参加すると、
昨夜と違ってどうにも楽しそうでない態度に怒った鬼にこぶを付けられた。
3、おむすびころりん
無欲な爺さん=山の斜面をころがるおむすびを追いかけてネズミの宿にたどり着くと、
財宝の詰まった小さなつづらをもらった。
隣の爺さん=無欲な爺さんの話を聞いて、大きなつづらと小さなつづらの両方を持ち
帰ろうと無理やりおむすびをネズミの宿に転がしたが、ネズミを怖がらせたためにひどい
目にあった。
共通しているのは、無欲で裏表のない老人は善行等の「結果として」何らかの得をして
いるのに対し、強欲な老人は無欲な老人が得た利得を「目的として」善行を行い、
何らかのばちがあたっている点です。
企業等が行なう善行と一緒にしてはいけませんが、昔話に出てくる強欲な老人の行為と
いうのは、中川さんが指摘しているように「損得」を「善行」に隠している点において
まさに「偽善」と言えます。
昔話というのは、無欲であること、正直であることの大切さを説いて、強欲であること、
偽善をなすことを戒めているように思えます。
ヒント1の「昔は良いとされていた」、ヒント2の「日本で重要な物として考えられている」を
合わせて考えれば、【日本の昔話】で説かれている「正直」という美徳が、もっとも正解に
近いのではないかと考えます。