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《TOPICS ( 10月27日 更新)》

【企業番組勉強会】  No.520310月29日浩友会勉強会@予習編  No.5194第10回ビジネス企業番組勉強会@予習編   No.5183第10回日程調整・視聴番組公募   No.5166第九回報告 No.5139第八回報告  No.5129第七回報告!  No.4982★報告一覧 

【ベ ッ テ ィ ン グ】 No.5204プロ野球・日本シリーズ2016 No.51952016リオ・パラリンピックBETTING!! No. 5181リオオリンピック第一弾 8月14日まで! No. 5182リオオリンピック第二弾 8月14日まで!

【書店日記&今月の雑誌】   No.5189書店日記&今月の雑誌8月号  No. 51777月 No. 51726月 No. 51605月 No. 51504月 No.5130【書店企画・番外編】「新書大賞2016」を斬る!

【K-1 グランプリ】 No.51756・7月のキリ番報告 No.51613〜5月のキリ番報告 No.5134 祝 カウンター700000突破!  【No.48732014年K-1GP 【No.3920K-1グランプリ開催中! ⇒ 【No.4093報告要項

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ゼミ報告の評価〜何を伝えるかではなく、どう伝わるか〜11月4日
No:2094 投稿者:大平将之(20期生) 投稿日:2008/11/10 Mon 04:36:48

■評価基準の設定

ゼミ報告を評価するにあたり、僕は以下の基準を設けました。

@記録性(10点満点)
何といってもゼミ報告にはその記録の確かさが第一に求められます。
その日のゼミであったことを過不足なく言えているか、事実に基づいているかを評価します。また数値データを記入しているかも評価します。

Aエピソード性(5点満点)
ゼミ報告は記録であると同時に、「読み物」でもあります。当日ゼミに参加していない人でも、読んでいて臨場感が伝わってくる、この続きがどんな内容か気になる!と思わせるものかを評価します。

B先生のお話(5点満点)
掲示板は現役生のものだけではなく、多くのOB・OGの方々も読まれているということを忘れてはなりません。毎週のゼミで先生から話していただくことは、OB・OGの方々もぜひ聞きたい、学びたい、と思われているはずです。とはいえその日あったお話すべてを載せていたらそれこそ大変な分量になってしまいます(本来はすべて書くべきですが・・・)。そこでその日先生が話して下さったことの中で特に印象深かったもの、これは是非OB・OG、現役生、そして未来のゼミ生に共有されるべきお話というもの挙げ、それをきちんと書けているかを評価します。

C+α(必要に応じて)

以上合計20点+αで評価いたします。


今週のゼミ報告(11/04)〜新サービス続々提案中〜
No:2071 投稿者:高松(21期)


@記録性    6,5点/10点
Aエピソード性 3点/5点
B先生のお話  3点/5点
C+α      2点
計       14,5点/20点

●講評〜次何をなすべきか、分かっているのは素晴らしい〜
@記録性     6,5点/10点
少々辛く点をつけました。理由としては以下があげられます。

まず、今週の掲示板の項目で「途中から来たので、内容は後半からになります」とし、前半部分を書かなかったこと。それぞれ事情がありますし、ときには遅刻してしまうこともあるかもしれません。しかし、今回ゼミ報告者であると分かった時点で、「前半部分何があったのかを後で周りの人に聞いておこう。」という意識をもち、確認をして欲しかったです。報告者とはなんたるか、なぜ報告をするのか。その意味を考えれば自然とからだは動くはずです。次回からは気をつけましょう。

次に、勉強内容の報告が少し説明不足な点があげられます。今回のレジュメ検討の時間は、各班自分たちがこのレジュメでいったい何が言いたいのか、明らかになっていないためにあまり生産的な議論ができませんでした。

しかしそのなかでも、今回の論文のテーマ「組織の境界を」考察するにあたり、

「組織がまず成立するのは、前述の三要素をそのときの外部事情に適するように結合することができるかどうか」(C.I.バーナード『経営者の役割』ダイヤモンド社p.86)


の外部事情とはなんであるか、そしてまた、この外部事情を外部事情たらしめているものを明らかにすることがバーナードの境界基準を明らかにすることになるのではないかというヒントが出ましたし、どうやらバーナードには


・(A)「国家や宗教といった支配的な組織の下に直接間接に小さな組織が従属するというモデル」と
・(B)「単純組織なるものが複合公式組織の中に入るときこれは単位組織となり、文字通り複合公式組織の構成単位となるモデル」の、


二つのモデルがあるが、そもそもバーナードが経営者の役割である組織の管理を明らかにしようとした点に立ち返るならば、前者の(A)のモデルは考慮しなくてもよいのではないか、


同様にバーナードの組織理論によればコンサートや野球観戦も広く組織と捉えられるが、このようなケースを考察することが本来の組織の管理に合致するのか、などの先生のご指摘もありました。

このようなその勉強におけるミニマムを示すことがゼミ報告の勉強関連の報告には求められています。しかし、三戸ゼミに入って僅か三ヶ月、実質的には夏合宿と後期のゼミ4、5回という二年生にそのミニマムを見抜き漏れなく書くというのはなかなか難しいものです。勉強内容に関して不明瞭な部分に関しては、言わずもがな先輩にきくのが一番です。僕らにとっても理解が不十分だった点を明らかにする機会にもなるので、お互い成長するためにも積極的に質問しに来て欲しいです。

ただ、タイムスケジュールをきちんと載せてあること、(その存在意義についてゼミで再検討する内容ではあるものの)出席率を出しデータの観点からゼミをみようとした点は評価できます。また自分なりに■や●などを使っていて、見やすい報告をしようとする意図が読み取れますし、各項目の最後に必ず「決定事項」「今後の課題」という記述をしていることで次回以降の方向性をきちんと示そうという意識が感じられます。この感覚は大事にしていきましょう!

Aエピソード性 3点/5点
項目によってエピソードの盛り込み具合に落差が見受けられます。具体的には勉強部分の「迷子と助け舟」はよく書けています。逆に「スピーチ大会結果発表」や「本の交換会」、「今日の一番」などはもう少し書けたように思います。具体的にはスピーチ大会に関しては、ランキングのそれぞれの名前の横に話の内容を一言ずつ書けば、それだけでイメージが膨らみますし、本の交換会では「おもむろに山崎さんが立ち上がった。何だろうと思っていると守内さんの本と紹介文を預かっているといい、紹介文を読み始めた。するとどうだろう・・・まるで守内さんがここにいるかのごとく、そっくりな声の調子で話し始めたではないか!?言に霊と書いて言霊(ことだま)、霊といっては頭をたたかれそうだが、まさに山崎さんに守内さんが乗り移ったようであった。」など、自分なりの表現方法を追求してみましょう。

「今日の一番」がたった二行では勝又君も男泣きしていることでしょう。せっかく高松さんは三戸ゼミカメラマンの仕事をしているのですから、写真を撮る際にちょっと感想をもらって、その内容をインタビュー形式で書いてみるのも面白いはずです。まだまだやれることは沢山あります。表現にもこだわっていきましょう。

B先生のお話   3点/5点
ミニマムは押えてあると思います。ただこれは「現役生」という観点に立ったときだけです。この先生のお話の部分はOB・OGの方々も注視されています。確かにその日ゼミにいた人間ならばこのミニマムでお話の内容を思い出すことができますが、いなかった人にとってはこれだけでは少し話しの内容が読めてこない部分があると思います。もう少し、このお話が出るにいたった経緯や先生の語っておられる様子などを盛り込むとよいでしょう。

まだまだOB・OGの方々への視点というのは難しいかもしれません。ですが未来のゼミ生、まだ三戸ゼミに入ったばかりで話のコンテキストが分からない二年生に先生のお話の意図や想いを伝える、という視点ではどうでしょうか。きっと変わってくると思いますよ。

C+α      2点
最初に自己紹介をきちんと入れていること、創を頂いたことへの感謝を述べていること、最後に「次回、ゼミ報告をする皆さんへ」をいれたことやリンクを貼り、リンクの貼り方も示している点などを総合的に評価し、2点としました。

○最後に、
『今回、ゼミ報告を書いていて難しかったのは、
・何がポイントなのか
・何をどこまでのレベルで書くのか
ということです。

また、ゼミ中のレジュメ検討で細部にわたりメモが出来ていなかったので、とても淡白なレジュメ検討報告になってしまいました。
よって、・議論が白熱した箇所
    ・各班課題となったところ
    ・変化(沈黙、迷走、打開)の訪れた部分
を中心にメモをとることをオススメします。

個人的に、議事を録す技術を意識的につけていきたいと思います。』

よく分かっているじゃないか・・・。最初に読んだときそう感じました。次に何をすべきか、それが分かっていると分かっていないとでは大違いです。高松さんは非常に良いセンスをしているなと思います。一年前の自分は果たしてここまで気がつけただろうか・・・、そう思います。ぜひ自分の気がついた反省点や僕の評価を参考にして、そのセンスをどんどんどんどんどんどんどん磨いていってください。


■感想〜understand、下に立つということ〜
今週の掲示板で、僕は多くのことを学ばせて頂きました。太田さんのご指摘にあります
(1)批判はその対象の意義を理解してから行なおう!
(2)後輩の失敗は自分の失敗であることを認識しよう!
(3)何を伝えるかではなく、何が伝わるかを考えてみよう!
以上三点は全くそのとおりである、と肝に銘じました。

(1)に関して、ゼミ報告における欠席の表記云々は、評価の勉強を意識的にやらせてもらっている今だからこそ、考えなければならない問題だと感じています。

(2)に関して、これはこの前の夏合宿で勉強の時間の際に、僕らが二年生に対してしてしまった失敗と同じ問題であるなと思います。二年生にとって、今これが初めての書き込みであること、そしてまだゼミに入って日が浅いということ。先輩としてどんな報告を書くつもりなのか見てあげ、勉強の際には分からない箇所はないかと積極的に聞いてあげるべきでした。片岡に限らずこれは上級生みな共有せねばならないことでした。反省いたします。

(3)に関して、三年前、浪人中の元旦の午前零時ごろ、何の気はなしにTVをつけたときにやっていた、犬養道子と養老孟子の対談のなかで、「ひとのことを理解するとは文字通りunderstand、つまりunder-stand、そのひとの下に立つことだ」と言っていたのを思い出します。

(意識的にせよ無意識的にせよ、)自分が上だと思っていたらいつまでたってもそのひとのことは理解できないんだなぁ・・・。相手の立場に立つ、相手の下に立つことが、想いやりであり、それが社会をつくっとるんだなぁ・・・。

精進いたします。太田さんありがとうございました。

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