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《TOPICS ( 10月27日 更新)》
【企業番組勉強会】 【No.5203】10月29日浩友会勉強会@予習編 【No.5194】第10回ビジネス企業番組勉強会@予習編 【No.5183】第10回日程調整・視聴番組公募 【No.5166】第九回報告 【No.5139】第八回報告 【No.5129】第七回報告! 【No.4982】★報告一覧
【ベ ッ テ ィ ン グ】
【No.5204】プロ野球・日本シリーズ2016
【No.5195】2016リオ・パラリンピックBETTING!! 【No. 5181】リオオリンピック第一弾 8月14日まで! 【No. 5182】リオオリンピック第二弾 8月14日まで!
【書店日記&今月の雑誌】
【No.5189】書店日記&今月の雑誌8月号 【No. 5177】7月 【No. 5172】6月 【No. 5160】5月 【No. 5150】4月 【No.5130】【書店企画・番外編】「新書大賞2016」を斬る!
【K-1 グランプリ】 【No.5175】6・7月のキリ番報告 【No.5161】3〜5月のキリ番報告 【No.5134 】祝 カウンター700000突破!
【No.4873】2014年K-1GP 【No.3920】K-1グランプリ開催中! ⇒ 【No.4093】報告要項
2008年、夏合宿に参加して はじめて書き込みをします、大学院の日尻田健次です。
No:2006
投稿者:日尻田 健次(大学院)
投稿日:2008/10/06 Mon 16:33:37
三戸ゼミナールとの最初の関わりは、平成15年12月「会社に何を求めるか」という討論会の司会からです。その当時の論文などは、今でも私の本棚に並んでいます。
今回大学院生として三戸ゼミナール夏合宿に参加でき、多くを得ました。
三戸先生、渡辺さん有り難うございました。
また、ゼミ生皆に暖かく迎え入れられ、共に学問が出来たことは、様々な状況に苦しむ私を救う意味で本当に楽しかったです。
今回の掲示板への書き込みは、大学院生として夏合宿に参加し、評価することが課題です。大学院生として評価基準を持たないことは非常にまずく、社会人であろうと同じだと思います。そこで今回は夏合宿のテーマであった「共に学ぶ」を評価基準とすることにしましたが、未だ感想文レベルを超えられていません。私がこのレベルを超えるためには、意識して書き、何度も読み返すことでしょう。
また、評価するのは難しいです。先日大学院のゼミで以下のような話を先生がされました。
「人を評価する(ほめる)ことは難しい」
経営者であろうが教育者であろうが、人を評価することは難しい。
・まず、何故、評価するのか?
評価することは、人を育てることであり、また、動機づけとなる。
・次に、何故、評価することが難しいのか?
@評価基準
所与(それまでの自分)の基準や自分の評価軸でないところから基準を発見することは難しい。この評価基準を発見するということは、評価される方の可能性を見つけるためである。この評価基準は人を育てるという長期、将来にかかわるものとなる。
A感情
相手の動機に合致しない評価は喜ばない。その時の感情と結びつけて評価しなければ、動機づけることができない。
(2008年10月2日(木)の大学院ゼミナールから)
平成20年三戸ゼミナール夏合宿を終えて
『夏合宿報告』と大学院生としての評価 〜「共に学ぶ」という意味を知るために〜
9月22日(月)傘が開かれた町を車窓から眺め御宿に向かう。
開会式の大平君の「平成20年度三戸ゼミナール夏合宿を始めます!」言葉に背筋が伸び、初日がスタートしました。
1.勉強編
●片岡君[No.1995]と今村君[No.2002]の夏合宿報告を中心に
「勉強の成果が少ない」と「勉強の成果はあった」、そして、他のゼミ生は如何に?
片岡君と今村君の「夏合宿報告」を読み、反する見解が提示されています。
今回は4つの班に別れ、バーナードの『経営者の役割』から@個人、A協動体系、B組織、そして、C@〜Bの関係性をレジュメにまとめ、その報告がされました。
まず、片岡君が所属する片岡商事は、人間仮説の理解を目的とした報告を行い、以下の結論を導き出します。
片岡商事のレジュメより「バーナードの人間仮説というのは、人間の人間たる所為である選択力、自由意思を、見方、概念、理論によって論じるものである。それは協働を選択する場合のみにおいて、人間は人格的発展を遂げる、と述べるバーナードの信念の現われであろう。」そして、「『協働体系』『組織』との関係において、人間仮説の理解を深めていきたい」、と課題を出し、レジュメの報告を終える。
以上のように個人編のみでは、バーナードの人間仮説を理解することを不十分であると考え、そこで片岡君は、協働体系や組織の報告の中で人間仮説を位置づけようと試みたのでしょう。結果的に「恊働体系」と「組織」のレジュメから人間仮説を理解することができず、このことから「成果が少ない」と自らに厳しい評価を与えたのでしょう。
⇒片岡君「分かる=答え」を得ることを成果とする。
次に、勉強幹事である今村君は、夏合宿の勉強を後期へのゼミの課題、または、討論会への基礎とするバーナード理解を狙いとすることを目的としています。そして、「勉強の成果」の中で「分かっていたつもりのことが分かっていなかった、疑問点を洗い出すことができたことは十分な成果であった」と述べ、「個人の地位・概念とはいかなるものか」等、13もの議題を提示しています。
⇒今村君「分からないということが分かる」という課題を見つけたことを成果とする。
片岡君の夏合宿の報告を受け、今村君の報告は「共に学ぶ」ということが如何に重要なのかを提示するものでした。まず、各チームの報告がなければ、このような評価をすることが出来なかったでしょう。次に、お互いのレジュメを通じて問題を知り、理解し、気付こうとする試みは、テーマの「共に学ぶ」をと結び付けるものでした。
以上、彼らの勉強報告に対する自身の反省から、勉強を通じて得ようとすること、また、勉強を通じて見つけ出すことを評価基準としていることがわかりました。これはこの掲示板に書くことにより、彼らの相違いが見いだせ、共に学ぶことが出来るものでした。
●以上、勉強に関する報告と夏合宿から、以下のような点を評価とし、結びとします。
・夏合宿のテーマである「共に学ぶ」と言う点から、もう一度あの勉強の場を皆で思い出すべきでしょう。
各チームの片岡商事、後藤藩、チェイサー、黒王のレジュメからポイント(minimum)を押さえ、そして、後期への課題となる質問をいくつも出しました。また、その時々で勉強における評価点を見て、気付ける点はないでしょうか。
「何故評価が高い(有効な)質問なのか、また、何故、レジュメのポイントに差異が生じているのか」
「先生や渡辺さんは、どのような評価とコメントをされたのか」
「自身の、または他のチームのレジュメ・質問をどのように評価したか」
後期も個人からチームで、また、ゼミ全体で、学びましょう!
・ゼミナール夏合宿のしおり総合幹事挨拶から「本気で勉強しよう!」は感じられた。
前期で質量ともに力をつけた結果が以下のような準備を可能としたのでしょう。各班のレジュメには説明と解釈を与えた非常に質が高く、また8ページ以上にも及ぶ量にも圧倒されました(黒王の飯野春樹著『バーナードの経営者の役割』の報告など)。これら各班のレジュメから夏合宿に向けた本気さが伝わります。
2.企画編
●片岡君[No.1995]、藤井君[No.1997]、そして、石井君[No.2000]の夏合宿報告から
合宿2日目から勉強以外の企画もスタート。
9月23日(火)
・午後3時の日差し、ソフトボールがプレイボール!
9月24日(水)
・黒王のレジュメ検討に力が、波の騒めきの中土俵入りの遅れ(涙)
・夜企画、「ランキングクイズと一致クイズ」
司会のコンビ名は?『専務とマスコット』
・時は22時37分。「赤壁と五丈原」から「長安、夷陵」へ続く歌留多決戦!
疑問あり!「何故、夷陵か。三国ならば、樊城?」
決戦、1時間半。江島君と先生の「刑州」攻防戦と「ギシサイ」
●難問だが、「共に学ぶ」とソフトボール、相撲、夜企画、歌留多を行う中で「『楽しい』だけでは意味がない!」を結び、「如何に意味付与するか」を評価基準に。
各報告から企画への意味
・「制度を問い直し、再び構築するレベルへ」
(片岡君の報告より)
・「発見された課題から改善に向けて」
(藤井君の報告より)
・「チームで協力、競争するなかで、ゼミ生全員でゼミをつくる意識付け。」
・「2年生に『三戸ゼミ生の一員になったんだ』と思ってもらう。」
・「参加者にどうなって欲しい、という意識。」
(石井君の報告より)
単純であるが、まず、共通して「問題・課題」から「問い」に変換すること、それから、次に、「解くために」、もしくは「改善するために」は一人ですべきなのか。夏合宿が終わり、共通テーマの「共に学ぶ」も失ってしまうのはもったいない。
2年生が「三戸ゼミ生になる」ために、まずは、「お客様」から「お得意様」へ。
夏合宿はその意識変化を見ることができました。それは勉強、企画等を通じてみせた3年生の姿勢、4年生の見守り、背中で語る5年生がそうさせたのだと思います。
3.夏合宿から
夏合宿から多くの問いが生まれています。初日のチーム挨拶から片岡商事に問われた「成果主義」、また、「何故、三戸ゼミ生はトップ(経営者)にならなければならないのか」等々。問いを立て、考え、解く。「共に学ぶ」ためにすべきことは、どのように「共」を、そして、どのように「学ぶか」を理解することであろう。後期へ向けて私は「単に一緒に勉強する」レベルを脱し、「共に学ぶ」レベルに達したいです。