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心焉に在らざれば 視れども見えず
No:1966 投稿者:三戸 浩 投稿日:2008/09/16 Tue 12:22:21

 9/12にNo:1958「 心そこにあらざれば 」と、言った。
 他者に向かって言うだけではない、自分にも言っているつもりだった。
だが、やはり「私の『心』がなぜわかってくれないのか」という気持ちで書いたのであり、相手の「心」が、いったい奈辺にあるのか知りたい、と本当に思っていなかったのだ、とわかった。

 「不患人之不己知」と書きながら、岩切が私の意図を察してくれぬ、とばかり思っていたことが、今ならよくわかる。
 「患不知人也」岩切のことをどれだけわかっており、知ろうとしていただろうか?

 岩切と心打ち明けて話したことがないなぁ…、と感じていたから去年の浩友会の時に話そう、と言いながらできなかった、というよりしなかった。本当に岩切のことをわかりたいと思っていなかったのだなぁ…。他のことがあった、他の人から話しかけられた、は何の理由にもならないからなぁ…。 

 「広岡より長島」と書いておきながら、No:1958「 心そこにあらざれば 」では、そう心がけたが、9/15のNo:1959「掲示板がますます活気づくことを願って」には、相手のことをわかりたいという「心」を忘れて、「心」なき言葉を書き連ねてしまった。

 その観点で読み返してみれば、書き終えてくれた半分の7人しか見えていなくて、未だの7人の「心」を忖度する「心」を忘れたものになっている。
みんな、どんどん書き込めよ。良い辞を書けるようになれよ。「刮目競争」しようぜ。書くゆとりがないなら、「予約」だけでもしろよ、と。
 私の教師の「心」だけを矢継ぎ早にぶつけていた。書かないには書かない理由が、書けないには書けない理由がある。書かなければ、書けなければ本人が苦しく辛い、ということを忘れ、何かレスポンスしてくれなきゃ困る、ということだけだったのだなぁ…。
相手の「苦しい・辛い」とこちらの「困る」、どちらが辛いか?
いや、「困る」だけでなく、そのせいでこちらも「苦しい・辛い」、としても、こちらが、応答を迫らねば、どちらの「苦しい・辛い」も生まれては来なかった。

 出した課題がまちがっていたとは今も思わない。
 必要なことをやろうぜ、やったらどうか、と言った。
 だが相手が、そうだやろうという「心」になるようには働きかけをしていなかったことに気づく。「相手が至らない、気づけ」では、相手の「心」はそうなるまい。
相手の「心」が出した課題にないのなら、そのように「心」がなるまで待てばいい。いや、例えそのような「心」にならなくてもいいではないか。なぜ、それではいけないのだろうか…。
 「患不知人也(人を知らざるを患う)」の「心」がなければ、「心焉にあらず…」というすばらしい教えも入らず、「患人之不己知(人が己を知らざるを患う)」ことになるのだなぁ…。

 私は「心焉にあらず」は人だけでなく問題関心(研究テーマ、今仕事で抱えていること、趣味、等々)全般に言えることだと思ってきた。それは全く間違っていないのだが、「人」に対する「心」とそれ以外のものは全く違う。

 「人」以外の対象には「心」はない。「人」だけに「心」がある。人以外のときは単なる・あくまでも操作対象として「心」を持てばいい。だが、相手が「人」の時は、相手の「心」に立たねばならない。単なる操作対象としての「心」しか持たなければ、理解などできないはずであり、うまくゆくはずもない。
 教育はまさに「心」が絶対であるし、企業の経営や管理だって「心」次第で成果が決まるだろう。従業員・取引先や客をどう見るのか、その声をどう聞くのか、は「心」がどこにあるかで決まる。従業員・取引先や客の「心」がどこにあるのか、を理解せずに賃金・取引価格を上げても、販売価格を下げても、自ずと限界があり、そのような対応では、いつでも相手は去っていき、他のものと関係を結ぶことになるだろう。

 対象(相手)に「囚われ」てはいけないなぁ…。自分の期待に応えてて欲しいと待てなくなるから、「忙しく」なる。「忙」しいとは、「心」を「亡くす」ことになる。

 別に、書込がなくてもいいじゃないか。
 書きたくなったら、誰かが書くさ。
 誰かが始めりゃ、周りも放っとかないにきまっているのだから。
 ただ、元通りに皆の書込を待ってるぞぉ。で良かったのだなぁ…。

 いつも、私は一つのことに幾つもの狙い・課題を籠めてきた。
 学生の時はそれでもいい。いや、その方がいい。
 だが、社会人となった卒業生には、その課題が過重となるときがある、ことに気づいていなかったのだなぁ…。
 やらなくてもいい、やれる時にやればいい、次の機会でもいいじゃないか、と思ってきたはずだが、時に忘れ、相手の「心」に立たずに振る舞う。難しい。恥ずかしい。

 岩切君、どうもありがとう。
 書く時、投稿するとき、随分と考え、どれだけ思い、悩んだことだろうか。
すまない、ありがとう。その思いが、私に「心」を気づかせてくれた。

 自分がわかっていなかったことを、
 わかったつもりになっていたことを、
 やっているつもりになっていたことを。

「心」が、君になかったこと、
 「心」が、書いてくれ、と頼んだ14人になかったことを、
 「心」が、この掲示板を読む皆になかったことを。

 君や皆の「心」を本当にわかりたいとは、思っていなかったことを。

 そんな簡単な事ではないんだ…。
 孔子がわざわざ言ったということは、簡単にできない事だということだ。
 『創』24号に書いた「ゼミ生諸君へ」の中に、陳国の大臣と孔子とのやりとりを書いた。中島君がNo:1960に再録してしてくれている。ありがとう。

 孔子が陳国の大臣から
「あなたの生国の魯の君主昭公は礼の心得がおありになるか」と聞かれたことがあった。
「礼を心得ておられます」
と答えたところ、陳の大臣はしてやったり、とばかりに
「君子は身びいきをしないと聞いているが、君子でもするらしい。昭公は呉国から奥方を迎えられたが、魯と呉では同姓ではなかったか。昭公に礼の心得があるというなら、この世で礼の心得がないものなどないのではないか。」
同姓不婚が礼であるが、当時これを破った君主は魯君が初めてでも何でもなかったのだが、事実は事実であった。
 あとで、孔子は弟子にこう言ったという。
「私は幸せ者だ。過ちを犯すと人が必ず教えてくれる」と。
 私には言えないなあ。「かっこつけて」とか、「負け惜しみを言って」と思う人もいるだろう。私は言えるようになりたいなあ。

 岩切君、私は君のおかげで、
「私は幸せ者だ。過ちを犯すと人が必ず教えてくれる」に気づくことが出来た。
そして、孔子と同じ言葉「私は幸せ者だ」と言える。
ありがとう。
これからも、私が過ちを犯した時は教えてくれないか。

 君の前回の書込でも、「誰でもがアクセスできない」ことを教えてくれた。
私は、少しだが、その指摘に立ってみんなとコミュニケートしよう、とする様になったと思う。今回でも、他にも貴重な「教え」があった。
(教えの大きな成果として、太田君がケータイでもアクセスできることを教えてくれた。君と太田君の二人により、杉山・小林の書込を読むことが出来る。)

共に学んでいかないか。
「縁」を大切に大切にしたい。

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