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2008年度第一回スピーチ大会「マイブーム」
No:1834 投稿者:今村達朗(20期生) 投稿日:2008/07/11 Fri 03:33:39

〜話の鉄則・三箇条〜


一つ、話術は自然体、過度な工夫は毒となると心得るべし

一つ、理屈は右から左へ抜けるもの、エピソードで語るべし

一つ、残心こそ話の総決算、真髄と心得るべし



以上三点を解さぬ者は、下記報告より刮目されたし




7月1日、今年度第一回目のスピーチ大会が開かれました。

今回のテーマは「マイブーム」。
二年生がゼミに入ってきたばかりということで、自己紹介をコンセプトとして各々スピーチを行いました。

■ 参加者

[チェイサー] 藤井、今村
[大平班]   大野、大平、木戸
[片岡商事]  原、片岡、石井、山崎
[後藤藩]   岩城、後藤
[2年生]   江島、勝又

評価者として
[院生]  日尻田さん
[2年生] 更科悠太、宮原毅、長濱将


■ 大会詳細

今回は人数の関係から4ブロックにわけ、ブロックごとに評価・先生からの講評をいただきました。
各ブロックごとに発表者、テーマ、ブロック総括を報告します。


1、 勝又友大 「三国志」
2、 江島孝允 「三国志」
3、 藤井孝之 「餃子」
4、 今村達朗 「ウイスキー」


〜ゼミ初参加の2年生〜

このブロックでの注目は、やはりゼミ初参加にしていきなりスピーチ大会に参加した2年生の勝又君と江島君。
二人は偶然にも同じ三国志をテーマにしながらも、勝又君は北方謙三の描く呂布の生き様を、江島君は作家の違い
による三国志の比較について語り、大変興味深い内容であった。しかし、二人とも声がぼそぼそとしてしまい聞き
取りづらく、せっかくの内容を活かすことが出来なかった。しかし、今回参加した二人は同期の誰よりも多くスピ
ーチ大会に参加できる権利を得たのである。是非この経験をこれからのゼミに活かしてほしい。


〜話術の工夫は・・〜

 このブロックもう一人の注目は優勝候補筆頭の藤井さん。表情、体全体を使ってのスピーチは一気にゼミ室を飲
み込み、ゼミ生を圧倒した。しかし、先生からは、舞台上での演技であれば良いかもしれないが、ゼミ室でのスピ
ーチとしてはどうであったか。話術の工夫は、聞き手に工夫と分かってしまうと、かえって気になるものとなり毒
となってしまうとご指摘いただいた。


〜思わずよだれが・・〜

 また、藤井さんの「餃子」、今村の「ウイスキー」など、食べ物に対するこだわりを語るのであれば、聞き手が無
性に餃子が食べたくなる、帰って酒が飲みたくなるような話し方でなければなぁ、とおっしゃっていた。
ここで頭に浮かんだのが、香取真吾の味の素の冷凍餃子のCMと、サントリー角瓶のCM。
スピーチ前にこのことに気づいていれば・・と、思わず地団駄を踏んでしまった。


5、 大平将之 「北斗の拳」
6、 片岡憲洋 「漫画・島耕作」
7、 大野裕貴 「三戸ゼミコラム」
8、 石井宏通 「本・子供の詩」


〜「わちゃちゃちゃちゃちゃーっ!!・・・・・・・・ひでぶっっっ!!!?」〜

 第2ブロック、初っ端からやらかしてくれました。普段はダンス侍ことクールキャラの大平のまさかの熱演に、
ゼミ室は唖然、そして爆笑の渦に。北斗の拳について熱弁するも、熱中しすぎてタイムオーバー。残念ながらラン
ク入りできずに参考記録となってしまった。


〜大野さんの決断〜

 大野さんのスピーチ中盤、遅れてきた2年生が途中入室し、スピーチが中断されてしまった。そこで先生から、
はじめからやり直すか、とご提案いただいたのだが、ここで大野さんは、いや、やり直してしまってはせっかくの
掴みが生きない、と判断し、続行を決意。そのままスピーチを再開し、話を終えた。スピーチ中のアクシデントに
も、現状と話の構成とを結びつけた大野さんの決断力に、大野さんとの距離を改めて意識させられた出来事であった。


~理屈の男、ゼミ幹片岡〜

 片岡のスピーチは漫画「島耕作」を社会人の生きた教科書として、島耕作から学ぶビジネス哲学、女にもてる3
条件など、非常に興味深い内容かつ、話の構成もしっかりとしたものであったが、いまひとつ後に残るものがない
印象であった。先生から指摘されたことは「片岡、お前は常々理屈っぽく説明が多い」ということであった。文章
とは異なり、スピーチの場合は聞き手の理解に限界がある。スピーチの場合は、極力理屈や説明を省き、エピソー
ドで語ることで聞き手に思いが届くのだと教えていただいた。


9、 山崎志帆 「ヴィオラ」
10、岩城雅之 「玄米」
11、後藤圭祐 「水風呂」


〜弾くのか?弾くのか?〜

 ヴィオラ(ヴァイオリンより一回り大きな弦楽器)を抱え、颯爽とゼミ生の前に現れた山崎さん。誰もが、(ここ
で弾くのか・・?まさか・・でもちょっと聴いてみたい・・)という期待が渦巻く中、やはりさすがに弾くことは
なく音楽の楽しみ方について語りスピーチを終えた。先生からは、まさか、さすがに弾かないだろう、とみんなが
思っている中で、あえて弾いてみるのも手である、とおっしゃっていた。また、音楽全般ではなく、ヴィオラに対
する愛着について、みんながひくくらいの話をしたほうが、コンセプトに合致していたのではないか?とご指摘いただいた。


〜スピーチ大会は準備が9割〜

 規定時間5分間に対し、後藤のスピーチは6分4秒。後に彼が反省の際にもらしていたが、もともとは4分30
秒きっかしの原稿を用意していたそうだ。しかし、他班のリーダーがみなスピーチにゼミとの関わりを組み込んで
いることにあせり、急遽ぶっつけ本番でゼミとの関わりを原稿に組み込み、その結果が今回のタイムアウトを招い
てしまった。先生からは、せっかく準備していたものに、いきなり新たな要素を加えてしまっては、うまくいくも
のもだめになってしまうし、先生でさえ難しいことだとおっしゃっていた。僕は先輩から、「スピーチ大会は準備が
9割だ」と教えられていた。準備の段階で練れるだけ練り込み、練習を繰り返す。残る本番は成果を発揮し、スピ
ーチに慣れるための場、と考えるべきだろう。


12、木戸雄介 「漫画収集」
13、原裕貴  「クレヨンしんちゃん」


〜落ち・結び・残心〜

 話の結びというものが最も意識させられたのがこのブロックであろう。木戸、原さんの二人とも話の結びに落ちをもってきていたが、木戸はなかなかそれをうまく活かすことが出来ず、原さんは見事な落ちでスピーチ大会を締めくくってくれた。やはり話の締めはスピーチ全体の印象を左右する。スピーチの残心について先生からご指摘いただいた。ぜひ、スピーチが終わった後に何か余韻の残る話・話し方を学びたい。



■ 表彰

第一位 原裕貴   (42.43P/50P)
第二位 大野裕貴  (40.80P/50P)
第三位 藤井孝之  (40.13P/50P)
新人賞 江島孝允  (29.73P/50P)

結果は原さんが頭一つ抜けての優勝であった。彼の「落ち」こそまさに決定打であっただろう。
実は大平は40.26Pを獲得しており、実質三位であるのだが、タイムアウトのためランク入りはならなかった。
彼の存在は今後相当の脅威となるであろう。



■ 感想〜自己紹介×良い話〜

今回のスピーチ大会は、「マイブーム」をテーマとし、自己紹介をコンセプトとして行われた。
すなわち、

自己紹介「(名前)−興味・関心−好意・好感」
良い話「役に立つ−面白い−心に残る」

これらをいかに結び付けて語るかが課題であった。ここで自分なりの回答を示すと、


役に立つ/面白いA     面白いB/心に残る
↓             ↓
興味・関心    →    好意・好感


このように考えた。ここで、「面白い」を2通りに分けることが出来る。

面白いA=興味深い内容(例・三国志の比較、島耕作のもてる3条件、餃子が食べたい!etc…)
面白いB=笑い

多くの人は、面白い=笑いと考えているようだが、自分はそれに限るとは思わない。役に立たないトリビアや、無
性に食欲をそそられるようなスピーチなど、興味を惹かれるような内容も、面白いと感じるであろう。

この考えに立つならば、役に立つ・面白い・心に残る話を網羅するよりも、単純に面白い話をすることで解決する。
つまり、先生がおっしゃっていたように、自分がとことんはまったことについて、そのはまり具合を笑いを交えな
がら具体的なエピソードで語るのである。これこそ、「マイブーム」というテーマの特性を活かした、興味・好意の
獲得方法ではないだろうか。

しかし、上で「面白い」を二つに分けたが、特に面白いAは「役に立つ」、「心に残る」とも関連を持つ。「役に立つ
―面白い―心に残る」は完全な独立ではなく、相互に関連しあった関係性を持つのではないだろうか。これらの分
類・関係について、いろいろと考えてみたい。



以上で報告を終わりますが、今回のスピーチ大会は非常に内容が充実し、先生からも好評をいただきました。
今回参加できなかったゼミ生、OB・OGの方々はこの場に参加し、ゼミ生のスピーチを聞くことが出来なかったこ
とをさぞかし残念に思っていることと思います。そこで、今私が預かっているゼミ生の原稿から、リクエストのあ
るものを本人に許可をもらい、掲示板に掲載したいと考えています。ぜひこの人の原稿を見てみたい、という希望
がありましたら、この報告に対する簡単な感想・レスポンスとともに書き込んでいただければ幸いです。

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