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《TOPICS ( 10月27日 更新)》

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【ベ ッ テ ィ ン グ】 No.5204プロ野球・日本シリーズ2016 No.51952016リオ・パラリンピックBETTING!! No. 5181リオオリンピック第一弾 8月14日まで! No. 5182リオオリンピック第二弾 8月14日まで!

【書店日記&今月の雑誌】   No.5189書店日記&今月の雑誌8月号  No. 51777月 No. 51726月 No. 51605月 No. 51504月 No.5130【書店企画・番外編】「新書大賞2016」を斬る!

【K-1 グランプリ】 No.51756・7月のキリ番報告 No.51613〜5月のキリ番報告 No.5134 祝 カウンター700000突破!  【No.48732014年K-1GP 【No.3920K-1グランプリ開催中! ⇒ 【No.4093報告要項

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Re:ゼミの活動報告について
No:1228 投稿者:太田(3期生) 投稿日:2007/04/24 Tue 21:35:30

渡辺さん、菊地さん、はじめまして。
3期生の太田と申します。
渡辺さんと菊地さんの一連の書き込みをじっくりと読んでみたのですが、対象に対して謙虚であろう
とする姿勢、良いレポートを残そうという意欲が伝わってきて非常に刺激になります。
大野さんにしても、藤井さんにしても、三戸ゼミ全体のレベルアップを感じ、読んでいて楽しく
なってまいります。

さて、「OBの方に見てもらえるのでアドバイスをもらえるかもしれない。もし、社会人である
OBの方にアドバイスをもらえたら大変勉強になる。」と言われて黙っているわけにもまいりません
ので、幾つか気付いた点をご指摘申し上げます。
正解などありませんので、あくまでご参考まで。

1、 文章が長くなるときには「見出し」で分けるようにしましょう。
報告文においては特に読みやすさを考慮する必要があります。文章が長くなるとどうしても
読みにくくなってしまうので、番号を付ける等の工夫で区切りをつけるようにしましょう。
また、必ずしも文章である必要はなく、箇条書きでもかまわないと思います。
 例えば渡辺さんの4月10日のレポートなどは全体的に長いので、次のように整理してみるのも一手です。
 【記録の一例】
 A二大企画について
  a.『野毛プロジェクト』
    主旨  : 野毛町及び野毛商店街の活性化
    手法  : フィールドワーク及び過去の事例研究を通じて「町おこし」案を検討。
    最終目的: 各人の実地活動を報告書にまとめる。
  b.『ハウツー本プロジェクト』
    主旨  : ハウツー本の実用性の検証
    手法  : 各人が一冊ずつハウツー本を担当してその内容を実践。月に1回報告する。
    最終目的: 検証結果を一冊の本にまとめる。
  <先生のお言葉>
    ………
  <私が学んだこと>
    ………

2、 報告内容(行われたこと)と所感(得たこと)は分けるようにしましょう。
実際にゼミで行われたことをどのように理解し、どのように整理するのかというのは議事録作成
者の主観に拠るところではあるのですが(実際、藤井さん、渡辺さん、菊地さんのレポートは
まるで違うものであり、それで良いのです)、「報告」である以上は出来る限り自らの意見を
区分する必要があります。
 藤井さん、渡辺さんのレポートに先生から教えていただいた「報告文」と「評論文」についての
記述がありましたが、「報告」を「報告」として取り扱うことが出来なければ、「評論」は書けないの
ではないかと思います。論文でも、先人の研究内容をまとめる際には「その人が何を主張したのか」と
「自分はそれに対しどう考えるのか」とは明確に区分しているはずです。
 前述の「A二大企画について」のレポートの場合、箇条書きに留めてはそっけないので、
最後に渡辺さんが得たことを文章として記述すればより良くなるでしょう。

3、 議事は必ずしも順番通りに記載する必要はありません。
渡辺さんの4月10日のレポートでは、実際に行われた順番に囚われるあまり、冒頭で紹介した
項目の順番と実際の記載の順番が逆転しています。これは読み手としては結構読みづらいものです。
議案番号が付されている会議(株主総会、マンションの住民総会など)となると話は異なりますが
一般の議事録や講義のレポートの場合、実際の順番通りに記載する必要はありません。
 渡辺さんが書きたいと思った順番にお書きになった方が良いでしょう。

4、 「決議事項(又は討議事項)」と「報告事項」は分けましょう。
これはゼミのような学問の場のレポートでは必要ありませんので、「こんなこともあるんだ」と
いった程度にご理解ください。
 議事録で大切なことに、その内容が「決議事項」(=会議を通じて決定されたこと)なのか、報告
事項(=会議において報告を受けたこと)なのかを明確に分けることがあります。「決議事項」に
区分される内容については出席者に責任が求められることになるからです。典型的なものが取締役会
議事録であり、議事録に記録された賛成・反対の差によって、損害賠償責任の有無に差異が生じたり
します(日本企業の場合「全会一致」が主流であるためあまり機能していませんが)。
 例えば今回の4月10日のレポートでは、敢えて分けるとすれば@、A、Bが決議事項、C、Dが
報告事項となります。ただ、冒頭に申し上げましたとおり、学び問う場であるゼミナールは決議機関
ではありませんので、こうしたことに気を配る必要はありません。議長のような立場を任された場合
には、今は何かを決めようとしているのだろうか、それとも発表者の主張を学ぼうとしているのだ
ろうか、といった意識は意味を持つと思います。

【最後に】
今回の活動報告のレポートでは、報告文、説明文、解説文、評論文、論文についての記述が
特に勉強になりました。
 藤井さん、渡辺さん、菊地さんのゼミ活動報告も1つの報告文ですが、報告文というのは
論文作成能力に繋がっていくものです。
 優れた報告文を書ける者は、読み手の立場を理解できるために優れた説明文を書くことができ、
対象を俯瞰することができるために優れた解説文を書くことができ、更には自他の見解の差異を
理解し、他者を納得させようとすることで評論文、論文を書く力を涵養させていくものだと
私は理解しております。
ゼミの活動報告をより良いものにしようと継続していけば、1年後にはかなりの力が身に付いて
いるはずです。活動報告を大切にするか否かの差異は大きいと思います。

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