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若い先生に押されて環ホル実践 |
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コンちゃん
(1697)投稿日:2006年02月02日 (木) 21時44分
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「食物連鎖と私たちの食生活」の学習を進めていてI先生がヤマユリさんの資料の「食の歴史」の動物の図ってどんなんでしょう?これがあると意見が出やすかったんでしょうか?と聞くんです。週初めで本屋にいけないなあと思い、たまたま通った科教協のM先生に「動物のフィギュア持ってたよね。」と聞くとすぐ27体貸してくれました。子どもに1つずつ名前と草食か肉食かなど聞いていくと結構イメージが湧いたみたいです。 食物連鎖の学習の後「人間はなぜこんなにいろんなものを食べるの か?」の問いに ・生きるため ・おいしいから ・おなかすくから ・使命だから⇒他の動物を殺してるからその動物の分まで生き続けるた めに。(この発言をしたH君はADHDでこの教材は絶対に彼が活躍 できる、彼が生き生きできると取り組み始めましたが、「がぶりもぐ もぐ」の読み聞かせの時から彼が授業をひっぱり、みんなの多様な意 見を引き出す役割をしてくれています。生存権にかかわる重要な教材 という事を直感で感じとっているようです。) ・惰性で ・子孫を残すため⇒死んだら何も残らない。栄養をつけて子孫を残すた め。 ・成長するため ・病気にならないため ・ストレス解消 ・食べる事が喜び ・体力をつけるため ・いろんな命を分けてもらって生きている などがでてきました。この2日後「食の歴史」を買いました。少し読むとこの質問はもっと深いところを聞いていたのかな?と反省。そもそもM先生はこの本を持っていたのでは?なんとM先生はこの本の著者の影響で教師になったらしい!でも私が答えがわからぬままに質問していたこの討論は結構おもしろかったです。 *プリントから「勉強してわかったこと」「感想」 ・動物は死ぬと土に還り、栄養になる事を「がぶりもぐもぐ」の本から わかりました。なぜ人間は色々な物をたべるのかが分かったのですご く勉強になりました。 ・人間が動物をたくさん殺すのは自分たちが生きるためにしていると分 かりました。だからといってむやみに殺すのではなく自分たちが食べ る分だけ殺せばいいと思います。 ・人間はいろんな生き物の死骸を食べているということが「がぶりもぐ もぐ」の本で分かった。ちょっとびっくりした。自然はよくできてい ると分かった。 ・なぜ人間がいろいろなものを食べるかわかった。これから好き嫌いを しないようにしようと思った。 ・本で出てきた動物は食べられてどんどん大きな動物に変わっていっ た。人間は動物が食べていったものを1回にして食べてしまいまし た。動物というのは大変だなあと思いました。 ・今まで考えてもみなかった事を、みんなで考えて、いろんな事を知れ たのですごくいい機会だったと思います。人間が食べている物はいろ んなつながりがあってそれを食べているという事がわかった。 などでした。その後、M先生とI先生との3人でのメスがオス化したイボニシ対談があったのですがまた今度。職員室が学習の場になっている学年です。
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□チームワーク抜群/ヤマユリ
(1699)投稿日 : 2006年02月02日 (木) 23時05分
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若いI先生に科教協のM先生もおられて心強いですね。私の実践にとらわれずにのびのびとやってください。 それにしても「人間はなぜこんなにいろんなものを食べるのだろう?」はいろんな意見が出てよかったですね。 私は、いったい何を押さえたかったのか忘れてしまいました。でも人間は雑食だということだったような。それに、有害物質から身を守るには同じものばかりを食べるとリスクが高いからいろんなものを食べるのがいいことなどの伏線を考えていたかもしれません。そんな答えよりもH君の発言が、ぐっときますね。この学習に入り込んでいるのがよく伝わってきました。
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□こんちゃんも元気いっぱいですね./森のくまさん
(1701)投稿日 : 2006年02月03日 (金) 00時39分
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職場にM先生がいるので、今回のかんホル実践は、化学、生物の分野で子どもから質問があったら、いろいろ助けてもらえそうですね。それに若いI先生も学習ノートを作ったり、資料について質問してきたりと前向きだし、こんちゃんも若いI先生に質問されたらとなんとかしなくっちゃあとがんばるし・・みんなが、この授業で元気になってる感じがします。 それから、H君のこと、「H君が、みんなの多様な意見を引き出す役割をしてくれています。」これ、いいですね。まさにヴィゴツキーの「最近接領域にある隠された魅力」を引き出し合う授業がこれからできていけそうですね。先日見た習熟度別指導と大違いです。 ところで、うちの若いM先生も『みんどこ?』で通信をつくり出しました。 M先生曰く、「これまであまり文を書かなかった子どもたちが、『みんどこ?』になるといっぱい質問を書いてくれるんです。字もかわいいからそのままのせちゃってます。」と通信を見せてくれました。 たどたどしい字だけど・・なんとか自分の『なぞ』にこたえてほしいという思いが感じられる文です。当面この子ども達の『なぞ』にこたえる授業づくりをするそうです。 『なぞ』がとけて、すっきり顔になる子ども達ってかわいいですよね。こんちゃんといっしょで、私もM先生に元気づけられています。
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