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中河内例会『バナナ・えび・野菜のむこうにいろいろ見える』報告 |
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森のくまさん
(1702)投稿日:2006年02月04日 (土) 22時03分
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インフルエンザも流行してるし、(私のクラスは今週、学級閉鎖してました。)、雪はちらつくし、すごく冷え込むし、週末で疲れてるし、・・・とにかく報告者でさえも外へ一歩踏み出すのがおっくうなこの時期に、10人もの方が参加してくださって、本当にありがとうございました。 今回の報告は、バナナからはじまる「食べ物」の話なので、だれにとっても入りやすさがありますね。 みんな「授業で」というより、まずは自分の健康問題としても、とっても気になる報告でもあったので、そっちの話題も豊富で、いろいろ井戸端会議みたいな感じで話がすすみました。 途中、ヤマユリさんがこの日に合わせて取り寄せてくれたバランゴンバナナを食べながら小休止しました。食べながら、またいろいろな「バナナ談義」「食べ物談義」をしました。 最後に、komaedaさんから、「こんな報告こそ、学校のPTAの講演会でできたらいいのに。」とか、「この報告をできるだけポイントだけを取り上げて、わかりやすいシンプルな授業書にして、全国にひろげられたら。」などと言っていただけました。
以下、参加者の感想です。 ★学年の総合学習でアジアの国々の文化について子ども達と学習を進めていて、フィリピンのことを知りたいと思っていました。 歴史(植民地など)も含めて、食べ物も日本と深くかかわりがあり、その関わりがフィリピンに対してマイナスの悪影響を与えていたことがわかってくるにつれて、これから日本人の私たちが出来ることは何かないかと考えていました。 今日、バランゴンバナナの値段の中に自立支援金が含まれていると知り、そのことを子どもたちに伝えることからはじめたいと思いました。 ありがとうございました。(sakanaさんのお友だちのNさん)・・※sakanaさんがインフルエンザにかかってしまったとNさんからお聞きしました。お会いできなく残念!おだいじにしてくださいね。
★一言で言えば、「おもしろかった」です。 まず、先生方の前向きな取り組みに敬服します。研究心をいつまでも持ち続けることの素晴らしさを実感しました。 昔、「一本のバナナ」を使って、社会の授業をされている中学校の先生がおられると紙上で読んだことがあります。流通のしくみを学習のねらいにされていたと思います。 けれども、今日の研究会では、密度の高い内容で、環境、国際理解、健康、政治・経済・・・たくさんの分野にかかわった話で、ずっと緊張して聞いていました。 外国企業が行っているバナナ作りですので、もと近代化された農法だと思っていましたが、19世紀さながらのプランテーションだったので、びっくりしました。そのほかたくさんの知識を得ることができました。かしこくなった気分です。 子どもたち、さぞ、活発に授業を受けたことでしょう。去年、楽しい授業を受けていた元4の2の子ども達の目に、今、シビアな授業をしている私がどのように映っているのか、ふと思っていました。くま先生のキャラクター、授業作り等々、継承できなくて申し訳なく思っています。 バランゴンバナナが西武で販売されているということですので、また、買ってみます。子ども達にも(4年生の時のことを思い出すでしょう)分けてあげたいです。(Oさん)
★すっきりまとまっていてとてもわかりやすかったです。子どもたちに早くからしっかり見る目を育てていくことが大事だなあーと思いました。(チロリンさん)
★睡眠不足で、かぜ気味の中、午前中に二つの用事があったので、家に帰ってねようかなと電車の中で迷っていたのですが、チャンスをのがしたらアカンと思って来ました。 案の上ウツラウツラ居眠りばかりですいません。でも、来てよかった。バランゴンバナナ方式はどうしたら広めることができるだろう。経済、構造的な問題が大きな壁であるが、バランゴンバナナの様なよい例をもっと広めることができたらいいなと思った。 良い資料をたくさんありがとうございました。(erikoさん)
この例会のすぐ後、新潟支部でも健康教育の実践を発信するために飛行機でとびたったヤマユリさん、雪や寒さはもっとすごいかな? かぜをひかないように。 中河内のみんなに元気づけられたから、寒いけどがんばって発信してこれそうだね。
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□遅れて残念/コンちゃん
(1703)投稿日 : 2006年02月05日 (日) 09時10分
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遅れてくまさんの報告から聞けました。中国産野菜がこわいと生協の共同購入の時、話題にのぼります。今日、日本の業者が虫食いは買わないから、曲がった野菜は買わないから農薬を散布している中国の農民の姿をビデオで見ました。また、その栽培方法を日本人が農薬会社といっしょになって指導している。ウッソーという感じ。そして、この被害を受けているのは中国の農民。何と農薬中毒患者が日本の24倍。この話を家ですると夫が「ああ、N商岩井など日本の商社や。」と。「だけど、君そんな事言ってて、この頃タイ産のオクラをよく買ってるやん。」と「え?」「この季節はずれにオクラが国産であるはずないやん」と。慌てて生協のチラシ見ると、オクラの所だけ「生協の担当者が現地におもむき、安全性を確認しています。」と書いてありました。ホンマや。タイ産や。その季節に採れる旬の物を食べるというのが大事か。ビデオで日本の作物生産者が「ある土地の野菜を食べるという事はその土地の土と水も食べているという事。その土地の土や水までもわれわれは確認しているのか。」と地産地消の意義を話されていたのが印象的です。くまさん実践の子どもの実態に気を配った進め方も大切だと思いました。
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