ポチ小屋掲示板


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[350] 新作(タイトル未定) 第四話つづき 投稿者:ポチ 投稿日:2025年06月01日 (日) 12時43分


ヒッ!? と喉を鳴らして逃れようとするのを許さず、高く組ませた手首を掴んで両手も封じておいて。綺麗に処理された窪みへ鼻先を擦りつけ深々と嗅いだ。
「ああ、濃ゆいフェロモンが出てるなあ」
陶然たる声で言って、さらにスンスンと大袈裟に鼻を鳴らせば、
「……へ、変態……」
そう零した先生の声には、嫌悪と同時に驚きの感情が滲んだ。
「そうですかね。確かに、日野はこういう“癖”はあまりなかったみたいですが」
「ヒッ、アアッ」
舌先でチロチロと舐めずって甲走った反応を引き出して、
「でも、そもそもが変態的なシチュエーションじゃないですか? 親ほども年上の女教師に欲望を向けて、策を労して攻略する生徒も。我が子と同い年の教え子にすっかり調教されて、その快楽が忘れられずに、こうして、また別の元生徒の誘いに応じてしまう女教師も」
「…………」
変態呼ばわりは“ブーメラン”になると突きつけておいて、
「まあ、相手が替わって面食らい部分もあるでしょうが。まずは俺なりのやり方を味わってみてくださいよ」
大きく伸ばした舌で、強く深く腋窩をこそげ、溜まった甘酸っぱい汗を舐めとり、舌鼓を打って、
「御多分にもれずってやつで、俺にも、“鬼宮”とか“女帝”とか呼ばれてた先生のイメージは強いのでね。まずは生身の女性として引き寄せたいって気持ちがあるわけですよ。あの藤宮綾乃先生の腋は、こんな味だったのか、とか」
「……あぁ……」
それこそ変態的な台詞で、羞恥の喘ぎを吐かせて。それから、巨きな乳房を掬うようにもたげ、掌の上に揺れ弾ませて、
「あの、いつも昂然とそびやかしてた巨乳が、実は意外とだらしない有様で。特に、この乳輪のデカさと卑猥な色づきはイメージと違ったなあ、とか」
ずっしりとした膨らみをじんわり揉み上げながら、爪の先で巨ぶりな乳輪をカリカリと掻いてやれば、グッと唇を噛んで吹きこぼれようとする声を堪えた。頬に浮かんだ悔しげな気色は、同様のイジリを日野から受けた記憶を再生していただろうか。或いは、そんな心無い嬲りによって、この年になって今さらに植えつけられたコンプレックス。そして表裏一体となったマゾヒスティックな昂奮。その紐づきをさらに強固にしてやるために、
「こういう生身の特徴を確認することで、俺もそそられるわけですよ。ほら」
膨張した股間を太腿へと擦りつけてやる。
先刻、スカートの上から臀丘を擦ったときより、さらに直截的になった接触に、先生は息を詰めて。忽ち、そこへと意識が向かうのがわかった。
卑猥に腰をまわして、ストッキングを張りつめた肉感を味わいながら、乳房を揉んでいた手を下へと滑らせる。
下腹のふくよかな肉づきを撫でまわし、指で贅肉を挟み上げて、
「このへんは、騙されてたなあ。いや、いかにも熟女らしいエロさがあって、むしろ、いいんですけどね」
迂遠な言い方で補正下着の件を持ち出し、フォロウともつかぬような言葉を付け足して。
手をさらに下方へ。無毛の肉丘を撫でおろし、秘めやかな場所へと。
「アアッ」
「……ああ」
指先が触れた瞬間、短い叫びが響き、納得したような声がそれに続いた。
「どうやら、俺のやり方も、それほど嫌ではなかったみたいですね」

Pass

[349] 更新 投稿者:ポチ 投稿日:2025年06月01日 (日) 12時42分

>ですピーchanさん
書きこみ、ありがとうございます。
なにやら、拙作が長い間にわたって、御負担と御苦労をおかけしてしまったようで、申し訳ないです。
『堕とされた母』、書いたのはもう二十年以上前になりますが。確かにエグみが強いですよねえ。その手の嗜好の方が集まる掲示板にて連載していたという背景もありまして、
AIという技術によって、なんとか溜飲を下げられたとのことで、作者としてもホッと一安心です。
それにしても、AIに関しては知識がないんですが。そんなことまで出来るんですねえ。興味はあるんですが、敷居が高い。画像を作ってみたいんですが。
創作意欲旺盛とは、とても言えない状態ですが。細々と続けてきました。
基本はずっと寝取られ(最近のはユルいですが)ですので、オススメは出来ませんが。気が向いたら覗いてやってください。

>XXXさん
ありがとうございます。
この手法というか構成を思いついて、面白いんじゃないかと始めてはみたんですが。
成功していくかは、まだなんともですねえ。手探りです。頑張ります。

続きを投下します。短いです。
連載は結局こんな感じになってしまいますね。

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[348] ワルの魅力 投稿者:XXX 投稿日:2025年05月31日 (土) 09時54分

ポチさん、更新ありがとうございます。

“剃っちまえよ”
ひゃー、こんな刺激的なことをはるか年上の女教師に命じるなんて、なんてワル!
生々しいやりとりや関係性の変化の“記録”が第三者の手に渡って…“映像”の内容が実検されながら、我々読者は先生の秘密に触れていく。
この試み、ゾクゾクしますね。
日野はとんでもないやつだと思っていましたが、遂にはあの藤宮先生と昵懇の仲にまでなったワルの魅力に非常に興味が湧いています。

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[347] 負けました 投稿者:ですピーchan 投稿日:2025年05月25日 (日) 12時15分

初めましてと言えば初めまして
10年以上前に堕とされた母を読んで、しばし飯が食えなくなった過去を持つ通りすがりです。
アレから何年も経って文書生成AIなどという物も登場しまして、Grokはやたら倫理規定緩いと聞いたので、感想や裕樹勝利ルートがあり得るのかを聞いたところ
「分岐があるとしたら7話が唯一の可能性だが、こんな雑魚チンポじゃどうにかなるわけねーし、作品構造に隙が無さ過ぎて無理じゃね(意訳)」と、返され
「じゃあちょっとチンポ強化された設定で裕樹が勝利したルートのエンディング書いて(意訳)」と要求して、田舎に駆け落ちして穏やかな食事と青い空を一緒に眺める母子のEDを書いてもらい、読んだときに健康を損なうレベルで溜まった溜飲がようやく下がったようです。
そもそもそういう属性の方の創作だし、陰鬱故に賞賛も罵倒もしたくなかったのですが、それでもAI製とはいえ裕樹が勝利するもう一つの結末を想像できたことで、ようやく一つの救いを見出せた気がします。
当時強烈すぎるストーリーに心を抉られましたが、未だ創作意欲も旺盛なようで恐怖しております、アレからネットの風景も変わりましたが、未だこのような個人サイトだからこそ、ネットだからこその創作が息づいている事に驚きと感謝を感じつつ、応援しております。(まあハッピーエンドではないでしょうから見る事はない気もしますが…)

Pass

[346] 新作(タイトル未定) 第四話つづき 投稿者:ポチ 投稿日:2025年05月25日 (日) 11時46分

そこで少し迷った。最後の一枚(ストッキングは、そのまま残すとして)も、このまま先生自身の手で脱がせるか。
当初の予定を変更して、腰を上げ歩み寄ったのは、すでに期待以上の官能味を見せつける熟れた肢体に誘引されたといえる。
直前で膝をつき、セクシーな意匠のストッキングとショーツを纏った肉感的な下半身と正対する。黒のショーツは狭小で、腰紐を肥えた肉づきに食いこませ、薄い布地越しに地肌を透かせていた。
鼻先を近寄せ、大袈裟に鼻を鳴らして嗅いだ。
「い、いやッ」
羞恥の声を上げて逃れようとする腰の動きを両手で封じ、咄嗟に伸ばされた抗いの手にも構わず、さらに顔を押し出して鼻をショーツに覆われた隆い肉阜に触れさせ、直截に馥郁たるフレグランスを嗅いで、
「ああ、これが藤宮先生の匂いか」
と、陶然と呟いてやれば、ああっと消え入りたげな声が頭上から聞こえて、ブルと豊かな腰が震える。その腰に食いこんだ腰紐に指先を引っかけ、ゆっくりと引き下ろした。充実した太腿から膝下へと滑らせ、まだパンプスを履いたままの足を抜かせて。抜き取った下着の狭いクロッチ部分を広げ、染みついた濃密な香りを深々と吸いこんだ。
「やめてっ」
羞辱の叫びを上げる先生を、淫猥な笑みで見上げて。それから、ゆっくりと顔と視線を動かす。最後の防備を剥ぎ取られた先生の股間へと。
ビクと熟れた両腿が擦りよせられ、反射的に伸ばされた手がそれを隠そうとしたが、いまさらだった。すでにショーツ越しにも判っていたし、擦りつけた鼻先の感触に確かめていた。
やんわりと秘匿の手を払いのけ、改めてまじまじと凝視してやる。成熟した肢体には不釣り合いな無毛の肉丘を。
「……ずっと、日野の言いつけを守り続けているんですか? それとも、今夜は在りし日を偲ぶために、整えてきたとか?」
「…………」
それが日野の指示によるものだとは判っている。“記録”の初期のものには、まだ“自然”な状態の姿も映っていたし。あるとき、そのけっこう濃密な生えっぷりを弄いながら“剃っちまえよ”と、気楽に命じた日野の言動や、その次の“逢瀬”で素直に指示に応じてきた女教師の行動に、満悦して卑猥な評言を与えていた様子も確認済みだった。
先生がなんの弁明も口にしなかったのも、その前提を理解していたからか。それとも……否定したくなかったのか。
「どちらにしろ、いじらしい女心ってことですかね」
そうまとめて、立ち上がった。表情を押し殺す横顔を間近にじっと見つめて、
「先生、日野に惚れてましたか?」
「…………」
「いきさつはどうあれ、そう表現してもいいような関係になっていたように見受けられたんですが。ヤツが死ぬ間際の動画を視たら」
「……馬鹿げてるわ……」
素気なく、言い放った言葉に、しかし一蹴するという強さがなかったのは、どうにも矛盾してしまう自身の行動を自覚していたからか。
「ああ、野暮なことを訊きましたね。すみません」
おざなりな謝罪で、ひとまず締めくくって。
その場で、脱ぎ始める。手早くシャツとズボンを脱ぎ捨て、こちらは靴も脱いで、ボクサーブリーフ一枚の姿に変わった。
中肉中背の、特徴のない体つき。それなりに精悍だった日野の体格と比べると見劣りするだろうが。
まあ問題あるまい。突然のこちらの動きにハッと反応した先生が、思わずといったように一瞬視線を向けたのは、こんもりとブリーフを突き上げた股間だったから。
見せつけるように、それをひと撫でして、距離を詰める。咄嗟に後ずさろうとするのを、横抱きのかたちで腰に回した腕で封じて。押しやろうとしてくる手を掴んで、上へと持ち上げ、
「両手は頭の後ろで組みましょうか」
そう指示した。声は強圧的でもなく、誘導する手にも強制という力はこめなかったが。
「…………」
かぶりを一度左右に振って、しかし藤宮先生は、おずおずと両腕を上げて、言われたままの姿勢をとっていく。瞑目して、汗ばんだ喉首を波打たせた。その従順さは、肉体に沁みついた“記憶”の故だったのか。いよいよ肌身に迫ってきた若い男の欲望に喚起されて?
エアコンはいかにも老朽品といった音を立てて稼働している。しかも安ホテルらしく、起動は部屋に入ったときからだった。
だが熟れた肢体にじっとりと滲む汗は、その環境のせいだけではないのだろうと、その匂いを嗅ぎながら伊沢は判定して。
ひときわ汗を浮かべ、濃いフレグランスを放つ部位、無防備な姿勢に曝け出された腋窩へと鼻先を寄せていった。

Pass

[345] 更新 投稿者:ポチ 投稿日:2025年05月25日 (日) 11時45分

>イスコさん
ありがとうございます。御支援、感謝しております。
堕ちていく過程、ちょっと変則的なかたちですが、お見せしていけるよう、頑張ります。

>XXXさん
ありがとうございます。
補正下着とか、だらしないカラダとか。そのあたりを今作の特色にしていきたいなあ、と。
読者のかたには、ちょっと好みが分かれてしまうかもしれませんが。
「おかしいわよ」は、ヒロイン自身の固定観念とのギャップとか。或いは、言い訳っぽさもありますかね。
ここでの藤宮先生の場合は、“確認”の意識が働いていたかもしれませんね。

続きを投下します。
じっくり、ねっちりを一応の指標としております。
そのぶん、展開はスローペースになりますが。

Pass

[344] ……あなたたち、おかしいわよ…… 投稿者:XXX 投稿日:2025年05月25日 (日) 05時25分

ポチさん、ありがとうございます。

「……蛇みたいだわ、あなた……」
ええ、XXXもそう感じたんですよ、藤宮先生。
この先生の言い回しが国語の先生らしくて文学的に思えてとても良かったです。

‟エロだらしないカラダ”を補正下着で整えてたとは…おっほ?ス档<c<aBこういうネタはXXXの大好物でございます。
“女史”なんてマセた言葉を使ったと思ったら“エロだらしない”なんて失礼で下品な若者の言葉遣い。伊沢氏もセンスがよろしいですね。
「また一歳おばあちゃんになったわ」なんて自虐的なところもありつつ、逆にそれを意識しているからこそ始まった試みでしょうか。いやはや素敵な趣味ですよ。
この事実を知ってしまうと、教壇に立つ先生を見る目も変わってきますね。
そういった類のものは故日野氏や伊沢氏のような“おかしい”連中を悦ばせてしまうのですよ…

「……あなたたち、おかしいわよ……」
これも印象深いシーンでした。
前作でも女社長が禁を破って再び関係を持ってしまった後、今では義息子となったかつての情人にこのような台詞を放ったことがありました。
成熟した女性美は憧れの的になりがちですが、実は“おかしな連中”を引き寄せてしまう危険な魅力と“罪深さ”を内包しているのでしょうね。

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[343] ひゃっはー 投稿者:イスコ 投稿日:2025年05月18日 (日) 12時14分

年上の憧れの存在が堕ちていく過程は最高ですね!!!!読者が1番見たいであろう心も身体も堕ちきって男に惚れきった大人の女が乱れる姿が見れそうでワクワクします。

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[342] 新作(タイトル未定) 第四話つづき 投稿者:ポチ 投稿日:2025年05月18日 (日) 11時40分

「…………」
無言で睨みかえされた。
うん? と伊沢は首を傾げてみせて、
「気が変わりましたか? だったら、いつでも帰ってもらってかまいませんよ。確認しておきますが、これは脅迫ではないんでね」
「…………」
「それとも、脅されて無理やり犯されるってシチュエーションがお好みってことですか? それもプレイとしては悪くないですが、今日はやめておきましょう。曖昧になってしまいますからね。先生は、突然日野が消えてしまってから溜めこんできた欲求を満たすために、ここにいるわけですから。不都合な“記録”を消して、事態を静かに終わらせる道を選ばずに。そうでしょう? 日野にたっぷり開発されたその熟れたカラダの疼きを持て余して、あの快楽をまた味わいたくて、俺の誘いに乗ったんですから」
陰湿に逃げ道を塞いでやる、早々に“癖”を出してしまってるなあ、と自覚しながら。だが、その嗜好は噛み合わせがいいはずだ、と。
「……あぁ……」
あえかな声を洩らして、先生が恨めしげな目でこちらを見た。そう、嫌悪や忌避の色ではなく。
「……蛇みたいだわ、あなた……」
呟いた言葉も、悪い反応ではないと思えた。微かな怖気と、さらに微かな酔いの気色が滲んでいるようで。
なるほど、と伊沢は笑って、
「まあ、日野ほど純粋ではないでしょうね、俺は。だから、ヤツとはまた違ったやり方で、先生を愉しませてあげられると思いますよ」
「…………」
傲岸な台詞を投げかければ、先生はどこか焦点のぼやけた目を向けて。
ふっと息をついて。そして上着に手をかけた。与えられた最後の逃避の機会を見送って。
脱いだ上着を床に落とすと、そのままスカートに手をかける。動きに遅滞はなかった。作業的な動作は、これ以上弱気を見せまいとするせめてもの意地だったのか。
無言で伊沢は見守っていた。あの藤宮綾乃教諭の脱衣シーン、それも初見という場面だ。色気のない動きであろうと、その貴重さには変わりないと。
逡巡なくシャツまで脱ぎ落されて、熟女教師の下着姿が露わになる。ブラもショーツも黒だった。ストッキングはやはりサスペンダー型のもので、切り抜かれた隙間から腿の付け根と腰の地肌を覗かせていた。
「服喪の色ですか。いいですね。白い肌によく映える」
「…………」
“服喪”という部分に触れたくなかったのか、先生は賞賛の言葉にも取り合わず、そのまま手を後ろにまわして、ブラのホックを外す。さすがに慎重になった動きでフルカップのブラジャーを脱いでいく姿態には巧まざる艶っぽさが浮かんで、伊沢の目を愉しませた。
レースの装飾が瀟洒なブラが巨きなカップの裏地を見せて床の衣装の上に落ちると、そこで先生の動きが止まった。腕でたわわな膨らみを隠した姿勢になって。
「手はうしろに回しましょうか」
「…………」
やんわりと促せば、羞辱の色を上した頬を横に向けて、ゆっくりと下した腕を後ろにまわした。
「ああ、これはすごいな」
初めて実見する、たわわな双の膨らみに伊沢は率直な感嘆の声を上げて、先生に羞恥の喘ぎを吐かせて。さらにジロジロと遠慮のない観察の視線を注いで、
「うーん、さすがに少し垂れてますね。このボリュームでは仕方ないか」
辛辣な評価を浴びせた。
実際、ブラの拘束から解放された巨乳は左右に分かれて、その重心を低くしていた。熟女らしい色づきの大きめの乳輪、その中心の大ぶりの乳首も、着衣時の想像より下がった位置にあった。
「それと。先生、どうやら勤務のときは補正下着を着てましたね?」
それは日野の遺した動画を視たときから抱いていた疑念で。こうして実物を目の当たりにして、ますます確信が深まった。着衣のときとのこれほどの印象の差は、単に“着やせ”ということではないだろうと。
「……嗤えばいいわ」
顔を背けたまま、先生が恥辱を噛みしめるといった口調で言った。その反応を見るに図星だったようだ。それは教師として凛然たる姿を保ちたいという職業意識のゆえだったのか。それとも、独身の身の上の中年女教諭の秘めたる女性としての意識の現れだったのか。
「……どうせ、年増のみっともない身体よ。そんなことはわかっていたでしょう」
「いえいえ、嗤うとかとんでもないですよ。感激してるんですよ。あの藤宮先生が、スーツの下に、こんなエロだらしないカラダを隠していたってことに、興奮をそそられてるんです。たまりませんよ」
熱をこめて言った言葉は本音だった。念押しするように、硬くなった股間を撫でまわしてみせる。
「……あなたたち、おかしいわよ……」
弱く呟いた先生の声から、怒りの色が消えていた。本当に……この元教え子もまた、日野と同様に、親子ほども年の離れた自分の肉体に欲望をたぎらせているのか? と探るように。チラリと、伊沢が演じる破廉恥な所作に向けられた視線がすぐに戻されて。剥き出しの胸乳が深い呼吸に波打つ。頬に差す血の色がさらに濃くなっていた。

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[341] 更新 投稿者:ポチ 投稿日:2025年05月18日 (日) 11時39分

XXXさん、ありがとうございます。
本当にいつも深く読み込んでいただいて。作者冥利につきます。
少しでも多く、愉しんでいただく材料を提供できるよう頑張ろうという気持ちにさせられます。

続きを投下します。
また連載はこんな感じで、少しずつ進めていくかたちになるかと。そのぶん、あまり間隔は空けないようにしていきたいですが。
ほんのりと、今作で描こうとしてる色が出てきはじめてるかな?

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