[445] 新作(タイトル未定) 第四話つづき 投稿者:ポチ 投稿日:2025年12月14日 (日) 08時54分
巨大な肉笠に被せた唇を一気に剛茎の半ばまで沈め、そのまま首を振っていく。紡ぎかける熱い涎をジュプジュプと卑猥に鳴らしながら。制御を失ったような逆上ぶりのさなかでも、舌は躾けられた技巧を発揮して、咥えこんだモノに絡みつく蠢きを火照った頬に浮き上がらせたが。それでもその熱中ぶりは奉仕を捧げるというより、腹をすかせた獣がようやくありついた獲物を貪り喰らうという趣きで。
息を継ぐために口を離せば、熱烈な淫戯を受けて完全に漲った牡根の威容に“アアッ”と歓悦に震える声を洩らして、その凶悪なフォルムへと伸ばした舌を巻きつけ、また喉奥まで呑みこんでいく。汚らしいえずきの音にすら、喜悦の響きを湛えながら。
そうしながら、いつの間にか片手は這いつくばった股間へと伸びて、別の淫猥な濡れ音を奏でているのだった。
「行儀が悪いなあ。もうちょっとの我慢も出来ないのかよ?」
教え子の冷笑に、女教諭は目線を上げる。情欲に濁った双眸にわずかに理知の輝きを蘇らせて、
「……嗤えばいいわ……」
低く、挑むような口調でそう言った。“行儀の悪い”行為は止めることなく、鼻先の屹立をチロチロと舐めずりながら。
「そりゃあ、嗤わずにはいられないザマだけどさ。でも、嘲ったって、それをまた発情の燃料にするんだろう?」
「……わからないわよ、アナタたちにはっ……」
さらに語気が強くなる。単に醜態の言い訳をしたいのではなく、鬱積した恨みつらみが噴き出したといったように? “アナタたち”という呼び方が伊沢の興味を引いた。
女教師は舌先の戯れを止めて、長大な牡肉をギュッと強く握りしめて、
「……この年になって、こんな快楽を教えこまれて……でも突然いなくなって……忘れるしかないと思っていたのに……また……」
こみ上げる感情のままに、整理されない言葉を並べる。
それは意外と感じるほどの吐露ではなかったが、
「なるほど。確かに、先生みたいな年配のオンナの心情って部分は、共感は出来てなかったなあ。なにしろ、若いからね、オレたち」
ヌケヌケと、まさに若者ならではの傲慢さで言い放って、
「でも、それなら、日野はともかく、俺は感謝されてもいいんじゃないの? 仕込まれたカラダが疼いて、若い男の味が忘れられなくって、フラフラさまよってた寂しい年増オンナをピックアップしてやってさあ、また若い牡にヤラれる歓びを取り戻させてやったんだからさ。救世主って扱いでもいいと思うなあ。この年になって目覚めた年増女の、最後の“狂い咲き”の季節を引き伸ばしてやったんだからさあ」
激情に衝かれた表白では言葉にし切れなかった部分、或いはあまりに生々しく惨めで伏せられた心理を、持ち前の悪辣な思考によって補足して、そうきめつけた。
だがそんな酷い台詞に対する綾乃の反応は、
「……ずっと、放っていたじゃないの……」
という恨みの言葉だった。反射的、思わず口をついた科白だったのだろう、言った直後に悔しげに口角を歪め、視線を伏せて。結果的に、伊沢の悪意的な推察を肯定して。
「ああ。救世主だってなら、それなりの働きをしろって? クク、そりゃあ申し訳なかったすねえ」
「…………」
「じゃあ、せいぜい役目を果たすとしますか。いいぜ、跨ってこいよ」
「……あぁ……」
傲岸な“許可”に、また悔しげな洩らしながら、もうその身体は動いていた。四つん這いの態勢を起こしながら、臀に食いこんでいたショーツを脱ぎ捨てる。ストッキングに包まれた肉感的な両脚が大胆に若い男の腰を跨いで、がに股開きに踏ん張って、ゆっくりと巨臀が沈みこんでいく。添えた片手で照準を維持した巨大な牡根へと向かって。
[444] 更新 投稿者:ポチ 投稿日:2025年12月14日 (日) 08時53分
XXXさん、ありがとうございます。
>これはこれで一つの調教のようにも思えてきました。
そうですね。伊沢的には、どういった言葉や行為が“効く”のか探りながら、それを愉しみながら進めてるといった感じでしょうか。
うーん、今回更新分の言説でもそうなんですけど、あまり伊沢に“全能感”は出し過ぎないようにとは思いつつ、ついついってところですねえ。
続きを投下します。
[443] 憎いヤツ! 投稿者:XXX 投稿日:2025年12月14日 (日) 07時00分
ポチさん、更新ありがとうございます。
「俺との行為を思い出しながら?」って、それをわざわざ確認してしまう伊沢。本当に憎いヤツ!
前の男との熱々で濃厚な情事の記録を見たら、こういった確認もしたくなるでしょう。その上予期せぬ形とはいえ寝取っている状況ともいえるので、己の優位性を強調し優越を得ようとする心裡も見てとれますね。
しかし、こういうしつこいやり方にも今の藤宮先生はわりかしマッチングしてきていて…これはこれで一つの調教のようにも思えてきました。
[442] 新作(タイトル未定) 第四話つづき 投稿者:ポチ 投稿日:2025年12月07日 (日) 10時24分
“……あぁ……”と、感じいった声が洩れて、瞳が蕩けの色を強める。スンスンと鼻息を響かせながら、膨らみへと押し当てた鼻先を縦横に滑らせた。若い牡の精臭を、布地越しにも少しでも濃く嗅ぎ取ろうとする意思を示して、やはり睾丸の位置で深い鼻呼吸を幾度か繰り返して。
そうして、ひとしきり嗅ぎまわると首を起こして、ベロリと舌を伸ばした。ここでも基本を守るといったように下から上へと舐め上がり、肉根のかたちをなぞっていく。下着の上からという段階での定石なのだろう、舌先で触れるのではなく舌腹でこそぐような強さで。そのために精一杯に舌を突き出した顔は、平素とは別人のような下品さだった。大量に塗りこまれた唾液が下着の色を濃くして、その下に隠されたモノのかたちを浮き上がらせる。それをベロベロとン舐めまわしながら、目線を上げた。ドロリと膜がかった眸が、許可を求めるように伊沢の顔を窺う。
鷹揚に頷きをかえしてやれば、伊沢の腿に置かれていた両手が内股の敏感な肌を撫でまわしながら腰元へと向かう。急く気持ちを抑えて“作法”を守ろうとする健気さだったのだろう。ブリーフのウエスト部分に指をかけると慎重に引き下ろした。足先まで抜き取ると、肘這いの姿勢に戻って、素っ裸になった男の股座と正対する。
ふうっと昂ぶりを抑えるような息を吐きながら、半ばまで力を得た牡根を両手で捧げもつようにして、その下に鼻先を突っ込んだ。微かな汗っ気とともにわだかまった牡臭を深く嗅ぐと、ハアッと熱い吐息をこぼして。そこへと窄めた唇を吸いつかせた。そのまま、肉棹の根元から先端へと向かって、チュッチュッとキスの雨を降らせていく。
「フフ、さすがによく覚えてますね。しみついてるって感じだ」
愉しげな伊沢の言葉には反応を返さず。次第に力を得ていく肉根の全容にキスを捧げ終えると、舌先を伸ばして舐めずりはじめる。確かに“しみついた”といった滑らかな動きで首をふり、玉袋から剛茎、カリ首から切っ先へと、懇ろに舌先を這わせていくのだった。
「ああ、いいぜ」
率直な快美の声を伊沢はこぼした。仁王立ちの足元に跪かせての行為も征服の満足をそそったが、この態勢で受ける奉仕はより淫猥で昂奮を誘う。謹厳な女教師が、グラマラスな肢体を這いつくばらせて、自分の股間にとりつき、発情に茹った美貌を揺らして熱烈な舌の愛撫を捧げてくる構図は。その満悦と快感に、若い肉体は速やかに反応して、
「……あぁ……」
陶然たる声が、股座から聞こえた。いまや完全に近く漲って隆々とそそり立った牡根を端近に眺める女が洩らした熱っぽい息声が。塗りこめられた唾液に卑猥に照り輝く威容に引き寄せられるように口唇を寄せていったのは、衝き上げる昂奮と渇望に、ついに“手順”を飛ばしかけたのだろうが、
「待てよ。ここでもう一度、質問だ」
伸ばした片手に掴んだ剛直を逸らして、伊沢が邪魔をする。
「俺とのあの夜からの一ヶ月の間も、その欲求不満のカラダを自分で慰めたのかい?」
“もう一度”といったとおり、今夜このベッドの上での最初の質問を繰り返した。
恨めしげに見上げた綾乃が微かに首を縦に揺らす。逡巡がなかったのは、“なにをいまさら”という機微だったか。日野の急死のあとのの自涜行為まで再現させられたあとでは。
「俺との行為を思い出しながら?」
「……そう、よっ」
今度は僅かな間を置いて、自棄的な勢いで。だが滲んだ口惜しさは、その返答に対してだったか、それとも、“あおずけ”を喰らったまま、伊沢自身の手でゆるゆると扱きたてる――まさに垂涎して待ち構えている舌と唇を捨て置いて!――牡根を間近に見せつけられる状況に対してだったか。
「へへ、あの藤宮先生のアテガキの対象にされるとは光栄だね。たった一晩の成果で役目を奪っちまったのは、日野に悪い気もするけど。ま、“オカズ”は新鮮なほうがいいしね。それに、いくら恋しがっても二度と味わえないチ〇ポより、またヨガらせてもらえる見込みのあるチ〇ポを優先するのは当然だわな」
「……ああっ――」
綾乃が哀切な声を上げる。下劣な言いようで、しかし残酷に“真実”を突きつける元教え子の言葉に打たれて。いまは亡き別の若者、それなりに長い時間の中で複雑な関係性を築いていた相手への“裏切り”の意識を呼び起こされて。
だがしかし、
「いいぜ、好きなだけ味わいな。一ヶ月“も”待ち焦がれてたんだろう?」
淫蕩さを嘲笑う言葉とともに伊沢が手を放して、解放された魁偉な屹立が重たげに揺れれば、“ああッ”とただ昂ぶりだけに染まった嬌声を迸らせて。すかさず両手に根元を握りしめた牡根の切っ先に、涎に濡れた口唇をふるいつかせていったのだった。
[441] 更新 投稿者:ポチ 投稿日:2025年12月07日 (日) 10時24分
XXXさん、ありがとうございます。
ミラー・プレイはまあお約束ということで。軽く取り入れさせていただきました。
在学中の伊沢は、不良的行為はもっぱら校外でということで、学校では目立たぬようにしてたって感じですかね。裏の顔は、省吾にも見せずに。
続きを投下します。
[440] サイコ・イザワ 投稿者:XXX 投稿日:2025年12月06日 (土) 19時14分
ポチさん、いつもありがとうございます。
老朽ラブホでのミラー・プレイ、ありがとうございます。
あさましさのセルフチェックは羞恥を与えるにはマストのプレイ。そして、さらなるあさましさを煽りたてる“作法”!
生徒指導担当の藤宮先生がほとんど覚えていなかったほどということは、在学中の伊沢は変わったやつであってもそんな横暴さはなかったと想像しますが、この二度目の逢瀬で藤宮先生への言葉遣いが荒くなっているところに彼のサイコぶりが出ているように感じます。
[439] 新作(タイトル未定) 第四話つづき 投稿者:ポチ 投稿日:2025年11月30日 (日) 09時45分
頃合いを見て、伊沢は背もたれにしていたピローを外し、寄りかかる柔らかな身体ごと仰向けになって、
「ほら、見てみなよ」
女教師の目線を天井へと誘導した。
ベッド上にだけ部分的に貼られたアクリル・ミラー。そこには自涜の行為に耽る白く豊満な肢体が映し出されている。
「……あぁッ……」
「フフ、老朽ラブホにも旧いなりの良さがあるでしょう?」
「……ああ、こんな……」
羞辱の声を洩らして、しかし綾乃の両手は破廉恥な動作を止めることはなく、むしろ大胆さと卑猥さを増していく。若い男の体躯の上に仰け反るようにして、その豊かな肢体の全容を鏡面に向け、自らの手で攻め立てる股間を天井へと向けて突き上げる。そうしながら、細めた双眸はひたと天井に向けられて、
「……ああ、あさましい……」
うつつない声で詰ったとおりの己が恥態を凝視し、その無様を噛みしめて。
そして、鳴り響いていた濡れ音が、やにわに高く性急になって、汗を浮かべた喉を反らして、豊満な肢体が弓なりになって、
「……イ、くッ……」
噛みしめた歯の間から振り絞った低い声は、どこか自らに言い聞かせるような響きがあった。
今夜はじめての絶頂。焦らされ続けた肉体が、鏡に映った己が醜態を眺めるという新たな刺激を燃料として、やっと迎えた瞬間。しかしその発作は、どうにも地味で熱量に欠けていて。ひと月前、この元生徒との時間の中で幾度となく晒した狂乱の痴態とは比べようもなく。
「……あぁ……」
であれば、余韻に浸るといった間もおかずに、女教師が零した声には、充足の気色など微塵もこもらず。むしろ焦燥の気配を強めた身体を悶えさせ、媚孔に突き刺したままの指が未練ったらしく撹拌の動きを続けて、
「……ダメ……ダメなのよぅ……」
くなくなと頭を揺らして、口惜しそうに繰り返した。こうなることなどわかっていた、と言いたげに。
そして、乳房を弄っていた手を、重なりあった身体の間に差し入れると、ずっと腰のあたりに触れていた膨らみを掴んで、首をうしろへとねじって、
「ああ……おねがい……」
泣くような声で訴えた。
「フフ、セルフじゃ満足できないって? まあ、そうだよなあ。これで鎮まるようなら、日野の面影を求めてフラフラ出歩きもしないし、ほとんど覚えてもなかった俺の誘いにあっさり乗ったりしてないもんなあ」
「……ああ、おねがいだからぁ……」
「しょうがねえなあ。まあ、これ以上トチ狂わせても手に余るからな。よっと、」
愉しげに毒づいて、綾乃の肩を押し上げ重たい身体を起こさせると、仕上げにドンと前方に突き倒して、
「いいぜえ。好きにしろよ」
両手を枕に、両脚を広げ、悠々と寝そべった態勢になると、そう告げた。
ああ、と綾乃が零した声は、無論手荒な扱いへの抗議でなく、“ようやく”といった思い入れがこもったもので。素早く反転すると、豊かな体躯を這いつくばらせて、伊沢の脚の間へと進んでいく。熟れた乳房をブラブラと揺らし、半ばまでズリ下がったショーツを巨臀に食いこませて。渇望を燃やした双眸をこんもりとした膨らみに据え、深い息を吐きながら。
だが、邪魔なものを剥ぎ取ろうと手を伸ばしたところで、
「ああ、好きにしろとは言ったけど、作法は守れよ? 日野に、さんざん仕込まれただろ」
「…………」
そう掣肘されると、チラリと恨めしげな目を向けながら、その首はコクリと縦に動いて。
その手が“作法”に則った動きを演じはじめる。下着はそのままに。指先がそおっと下から上へと睾丸の膨らみを撫で上げ、肉棹を掌で撫でまわして。しばしソフトな愛撫を送ったあとに、這いつくばった姿勢からさらに頭を下げ、首を伸ばして。肉根の根元のあたりに鼻先を触れさせて、深く嗅いだ。
[438] 更新 投稿者:ポチ 投稿日:2025年11月30日 (日) 09時44分
XXXさん、いつもありがとうございます。
“剃り上げ”は、やはりその作業をしているときの姿を想像するのが肝ですよね。ひとり浴室で、背徳と屈従を感じながら。しかしすでに慣れてしまった手つきで、念入りに。
オナニーショーはあっさりと終わってしまいました、すみません。まあ、端から綾乃先生自身が“成果”を期待してなかったって感じで。その希望に応え、次のフェーズへと進ませていただきました。
続きを投下します。
展開のノロさは仕様です。スミマセン。
[437] 剃り上げる熟女教師 投稿者:XXX 投稿日:2025年11月30日 (日) 06時21分
ポチさん、いつもありがとうございます。
“股間を剃り上げる”という言葉のチョイス、実に良い響きですねえ。
“剃り上げる”というとイカつく聞こえるのですが、その対象が股間で、ツルツルになって。しかも四十越えて熟れ熟れの女教師、しかも生徒指導を担当している“鬼宮”が、不良に指示どおりにというのが倒錯的な趣を強めますね。
ブラも脱いでサスペンダー・ストッキングにショーツ姿で始まったミス・アヤノ・フジミヤのオナニー・ショー!
日野とは互いに奇妙ながらも情が湧いて熱々になっていたのに、この伊沢という男はあくまで変態的なのですが、しかしそういう趣向にもどこか藤宮先生の肉体は既に燃えはじめているような。
ここからの展開も楽しみです。
[436] 新作(タイトル未定) 第四話つづき 投稿者:ポチ 投稿日:2025年11月23日 (日) 09時38分
「……よく、喋るのね……」
皮肉っぽく。僅かに呼吸を弾ませながら、だが。
「ああ、確かに俺ばかり喋ってますね。じゃあ、ここでまた質問です。そんなふうに懇ろな関係になっていた日野が急死して。あのときは、どう感じました?」
「…………」
「単純に、解放された喜びってことじゃなかったってことですよね。複雑な心情、って程度のものでもなかった。だって、先生はまた『Boothy』を訪れた。生前の日野と待ちわせたときと同じ姿でね。胸元を開いて、綺麗に股間を剃り上げて」
言葉に合わせて、ギュッと胸乳を揉みつぶし、媚孔に挿しこんだ指をまわす。アアッと高く声を撥ね上げた綾乃がその勢いのままに、
「わ、わかっていたわよっ」
哀切な叫びをふりしぼって、
「……馬鹿げた行動だって……自分でも、わかっていたわ……」
「わかっていても、そうせずにはいられなかった、と。失ってから、その存在の大きさに気づくなんて、悲恋ですねえ。ま、もっと有体に言うなら、開発され尽くした熟れたカラダが、若くてイキのいいチ〇ポへの未練に、どうにも制御できなくなってたってことでしょうけど」
「……あぁ……」
「でも、そんな虚しい行動をとる前に、自助努力はしたんでしょう? 日野恋しさに夜泣きするこのカラダを、自分の手で鎮めようとする努力は。そうでなきゃ、順序としておかしい」
「……ああ……」
と、嘆きの声を洩らしたのは、そのあとの成り行きを察したからだろう。伊沢は、その推察のとおりに、女教師の身体から両手を離して、
「見せてくださいよ」
猫撫で声で命じた。両手をとって、胸と股間へと導く。
「……ああ、アナタって本当に……」
「変態的、ですか? これも“日野とは違ったやり方で先生を愉しませる”って約束の実践ですよ。日野を失ったときの悲しみや寂しさを思い出したところで、気持ち的にも入りやすいでしょう?」
「……ああッ」
ひと声、高く歔いて、女教師は両手を動かしはじめる。生煮えに炙られつづけた肉体の焦燥と呼び起こされた記憶に衝かれて、また新たな醜態を演じはじめた。たっぷりとした乳房を掌で撫でまわし、ショーツのクロッチの正中に指先を滑らせる。
「そう、その調子」
そう励まして、伊沢はサポートにまわる。邪魔なブラを外してやり、
「手慣れた感じですね。つい昨日にも、やってたように見える」
おそらくは事実のとおりの言葉を耳元にふきかけては、綾乃の昂ぶりを煽っていく。
「いつも、日野とのどんな場面を思い出してしてたんですか? 初めて征服されたとき? それとも、最後の恋人同士みたいな熱々のセックス?」
「……ああ、アアッ……」
その意図のままに、女教師の行為は激しさを増していく。剥き身になった巨乳を揉みしだき、勃起した乳首を指先でくじる。ショーツの下に潜りこませた手は二本の指を根元まで媚孔に挿し入れて、グチュグチュと卑猥な濡れ音を鳴らした。重なり合った肌から伝わる体温は高くなり、汗と発情した雌の体臭が立ち昇る。