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[375] 新作(タイトル未定) 第四話つづき 投稿者:ポチ 投稿日:2025年07月20日 (日) 12時43分

甲高い叫びがつんざき、数度、狂おしいのたくりを演じた巨臀がギュウッと筋肉を浮き上がらせて硬直する。
最奥まで抉りこんだまま動きを止めて、伊沢は熟れた媚肉の断末魔の食い締めを堪能した。おお、と思わず快美の呻きが零れた。
最後に掛けた言葉が直截の引き金になったのかは、正確には判らない。いつ弾けてもおかしくないほど、熟れた女体の官能は追い詰められていた。
だがその刹那に、赦しを乞う科白を藤宮綾乃が叫んだのは事実だ。ならば、自分を慕う生徒たちへの背徳感を、快楽の激発への燃焼材としたという解釈も成り立つだろう。
「どうしようもねえなあ」
嘲笑を浴びせながら、しかしその業深さが、探求と加虐の欲求をそそる。
膝を立て、中腰の姿勢に変わって、打ち下ろすような角度で腰を叩きつけていく。
ヒイッと裏返った悲鳴をほとびらせ、腕の力を失い、巨乳を潰して突っ伏した綾乃先生がかぶりを横にふって、
「いやぁ、ダメ、もう……」
弱い声で、いまだ絶息の発作さえ鎮まりきらぬ肉体を攻められる辛さを訴えるが。そんな状態だからこそ、違った角度で掻き抉られる女肉は瞬く間に再沸騰して、
「アアッ、だめ、また……イクッ――――」
汗に濡れた背がたわみ、唸るようなおめきを絞って、ほぼ連続した絶頂へと跳んだ。突っ伏した態勢からもたげた巨臀が数秒の硬直のあとにガクガクと痙攣を刻み。“仕上げ”のように噴きこぼした“ハメ潮”をシーツに飛び散らせながら。
ううむ、と歯を食いしばり、痙攣する臀肉に指を立てて、伊沢は一度目よりさらに強烈な食い締めに耐えた。そうしなければ、吐精の欲求に引きこまれそうだった。
「……危ねえ。あなどれないなあ、欲求不満の年増マ〇コは」
やがて、そうひとりごちて、ようよう食い締めを緩めた肉孔から剛直を抜き取った。反応はなく、“芯”を抜かれた巨臀が、その自重に引かれるように沈みこむ。
完全に忘我の境に飛んで、だらしなく四肢を投げ出して倒れ伏した豊満な裸身を見下ろして、征服の満足を味わいながら首筋の汗を拭った。喉の渇きを覚えて、ベッドから降り立つ。
こってりとした淫蜜、年増女の本気汁にまみれた屹立を揺らしながら、備え付けのミニバーへと向かう。それでも、老朽エアコンの奮闘によって室温は下がっていることに、ベッドから離れて気づいた。
取り出したミネラル・ウォーターをらっぱ飲みしながら、ベッドへと戻る。内腿に付着した潮の滴に気づいて、指先に拭い、臭いを嗅いでみた。ほのかな生臭さは、謹厳な女教師が晒した無様な痴態の残り香だ。
いまだ正体なく突っ伏した汗まみれの肢体を改めて眺めてから、手を伸ばした。厚肉の作る深い裂け目から、ほかほかと熱気を立ち昇らせて息づく巨臀に手を掛けて、横に転がす。片手では、やや難儀するほど重たかった。
仰向けに変われば、その姿は無残な負けこみの様相を、さらに強める。くったりと形を崩した熟れ乳は、おおぶりな乳輪も乳首もぷっくりと充血したまま、奄々たる呼吸につれて上下していた。その呼吸をつく口はしどけなく緩んで、僅かに舌先を覗かせていた。血の色を上した頬にショートボブの髪先が貼りつき。薄く開いた双眸には瞳が見えなかった。
女を嬲ったあとには見慣れぬ光景というわけではないが。やはり、この相手だと感興が違う。あの“鬼宮”を、こんな醜態に追いやったという満悦。いや、ここまであからさまに本性を暴いてやったというべきか。
放埓に開かれた両脚の間に乗り上がり、ペットボトルを持った手を口元へと差し向ける。無論、気つけの意図であり、これほど汗をかいたのだから水分補給が必要だろうという配慮だ。低い位置から、口角のあたりに少量だけ、と気遣いながら。
流れこんだ僅かな水に、喉首が嚥下の動きを見せ、睫毛を震わしながら瞼がのろのろと上がっていく。それを確認して、フタを閉めたボトルを傍らに転がす。この後にも、必要になるだろうから。
膝を掴んで開脚の角度を深くさせ、無造作に貫いていく。二度の絶頂に溶解し、いまだその余熱も冷めていない媚孔は、そうだとしてもという泥みようを示して、魁偉な剛肉を滑らかに従順に迎え入れた。

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[374] 更新 投稿者:ポチ 投稿日:2025年07月20日 (日) 12時42分

>XXXさん
ありがとうございます。
そうですね、伊沢は日野に対して、優位を確認していきたいという思いはあるかなと。
綾乃先生の側の、まさに“上書き”の過程は、どうにか上手く描写できたらと思ってます。
相変わらず、深く読みこんでいただき、感謝です。

>イスコさん
ありがとうございます。
まさに、その読み方をしてもらうのが、一番盛り上がるかと思います。
まあ、序盤から完全に劣勢ですが。しぶとい反撃に期待したいですね。

続きを投下します。
今週は更新できました。

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[373] 投稿者:イスコ 投稿日:2025年07月20日 (日) 10時15分

ポチ先生、こんにちは、いつも楽しみにして頂いております。

藤宮シンパの話がありますが、このお話、藤宮シンパとなって読まれるのが一番楽しいと思います。

藤宮先生なら、下品な淫語なんか言わない。
藤宮先生なら、伊沢のいやらしい攻めに耐えてくれる。
藤宮先生なら、体は許しても心までは許さない。
藤宮先生なら、情事が終わったらまたいつものしっかりした先生に戻ってくれる。などなど妄想がはかどりますw

更新は楽しみにしておりますが、無理をならさらず暑い日が続きますので、体調に気を付けて。

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[372] 藤宮シンパ 投稿者:XXX 投稿日:2025年07月20日 (日) 05時59分

ポチさん、いつもありがとうございます。


伊沢氏、早くも熟女教師にハマってきていますね〜
仕上がっている今とは先生の反応も違ったとは思いますが、日野も先生との関係に沼にハマるが如くのめり込んでいったのでしょうね。
ところどころ、伊沢の言動に日野を意識する心裡(対抗心?)が透け見えている?
過去の関係とは、男は相手ごとに引き出しを分ける、他方女は常に上書きといいますからねえ。
二人のそんな心裡も見え隠れしているように思います。


>>「このざまを、卒業生や現役の生徒たちにも見せてやりてえなあ」
>>「ああ、でも、省吾とか、“藤宮シンパ”の生徒にはさすがに見せられないか。残酷すぎるなあ」
>>「あああッ、ゆ、ゆるしてッ…………逝くぅッ――――」

畏怖や憧れの存在の秘密を暴き立てる歓び。
その特権を享受することへの優越に浸りつつ、高めの女に負け込みぶりを自覚させる嬲り。
主従関係をはっきりさせられ、そして己に潜むマゾの気質を呼び起こされて――
このやりとり…ベタであっても大好物です。

藤宮シンパ…うっとりとするようなイイ響きですねえ。
XXXも“藤宮シンパ”を名乗らせていただきます。

更新の件、ポチさんの都合、ペースで大丈夫ですので引き続き楽しみにしています。

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[371] 新作(タイトル未定) 第四話つづき 投稿者:ポチ 投稿日:2025年07月13日 (日) 12時21分

腰を送った。解れきった媚肉は巨大な肉瘤をスムーズに迎え入れる。忽ちに絡みついてくる肉襞を抉りながら、最奥まで貫いた。
おおうッと生臭いおめきを吹きこぼして、双臀を掴んだ十指がギッとが硬直する。額をシーツに擦りつけて、グッグッと息みの声を絞った。
「ああ、やっぱいいわ、この肉壺」
根本まで埋めこんで動きを止め、陶然と伊沢は呟いた。執拗な焦らし責めは、自身の快楽の追求も後回しにしてのものだった。ようようじっくりと熟れた女体の妙味を味わいながら、這いつくばった豊艶な裸身を見下ろす。無論それは、こよない満悦をもたらす眺めだ。あの藤宮綾乃、“鬼宮”と畏れられていた厳格な女教師が、一糸まとわぬ姿で這いつくばり、元生徒のペニスを迎れ入れているのだ。質素なスーツと補正下着の下に隠していた、緩みくずれた肉体を晒して、それどころか自らの手でもっとも秘すべき場所まで暴きたてて。あさましいハメねだりの末にようやく与えられた若い牡根を熟れた肉孔で食い締め、その充填の感覚に低い呻きを吐き、肥えた肉づきを震わしているのだ。
こりゃあ、予想以上にハマりそうだなあ、と胸中に呟きながら、大きくひとつストロークを入れてやる。
「ああッ、いいッ――」
直截な快美の言葉を叫んだ綾乃が、双臀から離した手でシーツを掴み肘這いの姿勢から首を後ろにねじって、
「ああ、そのまま、おねがい、そのまま」
懇願の科白を口にする。もうこれ以上の生殺しは御免だと、必死な口調で。
「ああ、いいぜ。このまま突っ込んでおいてやるよ」
再び最奥まで抉りこんだ状態で、伊沢は横柄に答えて。パシッと汗を浮かべた臀丘を張って、
「エロ熟女教師の大好物の若いチ〇ポ貸してやるからさ。このデカいケツふって、好きなだけ狂え」
「あああッ」
一瞬の躊躇もなかった。歓喜と淫らな期待に染まった吠え声を上げて、四つに這ったグラマラスな裸身が猛然と交接の動きを開始する。四肢に淫蕩な気合を漲らせ、やはり貪婪な気色を浮かべた巨臀を揺らして“貸与”された若く逞しい剛肉を相手に一方的な交合の痴態を演じはじめるのだった。執拗な焦らし責めのあとに、今さら“馴らし”など無用だとばかりに、その運動はのっけから全開で、
「ああッ、いい、いいのぉッ」
引っ切り無しに吹きこぼす嬌声には、葛藤や羞辱の気色など微塵も覗かず、ただ悦楽の色に染まって。べっしべっしと重量級の臀が男の腰を打つ肉弾の音と、グッチュグッチュと卑猥な蜜鳴りの音と合奏した。
「ひでえざまだなあ、先生」
嘲笑した伊沢の視線は眼下の、繋がり合った場所へと向けられている。咥えこんだモノの長大さを味わうように長い振幅で前後動する巨臀。一往復ごとに上塗りされる粘った淫液は剛茎に卑猥なあぶくを立て、その上部で息づく色素を乗せた後門をも妖しく艶光らせている。
「また、こんなにグショ濡れにしちまって。はしたないなあ」
「ああっ、じ、焦らすからあ」
どっぷりと淫楽に浸っているように見えた綾乃が反応して、言い訳の言葉を叫んだのは、また生殺しをくらうことを恐れたものか。それだけは避けようとてか、さらに臀の悶えを激しくしながら。
「ハッ、弁解にもなってねえよ」
そうきめつけて、伊沢はのたうつ臀を鷲掴むと、グリッと腰を抉りこんだ。久しぶりに伊沢の側から見舞った攻撃は、張り出した肉エラで媚肉を刮ぐ動きで。
キイイッと金属的な叫びを迸らせた綾乃が、
「アアアッ、すごい、すごいッ」
と、うつつなく口走るのに、さらに連撃を食らわせながら、
「日野より、いいか?」
と訊いた。
反射的な、本能的な動きで、熟女教師の首が縦に振られかけたようだったが。そのまま、
「ああ、もう、もうッ――」
切羽詰まった声とともに振りたくられたので、完全な返答にはならなかった。
あえて深追いはせず、かわりに、断末魔の震えを走らせはじめた臀丘を、パーンと戯れではない痛烈さで打擲して、
「このざまを、卒業生や現役の生徒たちにも見せてやりてえなあ」
ベタな嬲りの言葉をかけながら、ズウンと深い突きこみを見舞った。追い詰められた官能に水を差す科白とトドメを差す動きを同時に送りこんだ。
「ああ、いやぁっ、ダメ、もうッ」
さすれば、女教諭が返す反応も分裂したものになる。くなくなと左右に振られるかぶり、突きこみの迎合して悶える臀。
そのさまに悪辣な快味を噛みしめながら、さらにドスドスと最奥を連打して、
「ああ、でも、省吾とか、“藤宮シンパ”の生徒にはさすがに見せられないか。残酷すぎるなあ」
「あああッ、ゆ、ゆるしてッ…………逝くぅッ――――」

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[370] 更新 投稿者:ポチ 投稿日:2025年07月13日 (日) 12時20分

>イスコさん
ありがとうございます。
やはり、改定前のほうが好みの方もおられますよね。直しはしましたが、はっきりとした正解はないと思いますので。
またもや良い情報をありがとうございます。ノーマークだったので、ありがたいです。

>XXXさん
ありがとうございます。
直截的な卑語の問題は、いつも悩むところですね。今回は、最初ちょっと思い切ってみたが、どうもしっくりこなかったという感じで。
そもそも得意ではない、というのが興信所のデータにも残っているわけですねえ。情報源として心強いです。
日野と伊沢の差異は、構想では幅を出せる要素になるかな、という思いはあったのですが。いざ、作品に落とし込むとなると厄介でもあります。

続きを投下します。また半端に切れてますが。
七、八月の間、更新がやや間延びするかもしれません。すみませんです。

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[369] 投稿者:XXX 投稿日:2025年07月13日 (日) 08時05分

ポチさん、ありがとうございます。
ポチさんのペースで、納得されるようにで大丈夫です。

登場人物の心情を取り入れての問題、伊沢のことですから、こういった悪戯を必ず混ぜてくると思いました。期待通りです。
この感じだと、日野との関係の中でも為されていたのではないかと想像します。

‟エグい‟という点については、なるほど、日野の趣味を評したものでしたか。XXX的には伊沢氏の考えに賛同です。
藤宮先生ほど聡明で教養もあり、ましてや古典も教えてらっしゃるでしょうから、“をかし”や“あはれ”も大切にされていると思いますし。そんな先生に品のない言葉の連呼を強要するのは少々“すさまじ(興ざめ)”というのはその通りでしょう(もちろん、先生自身の言葉で選択されるのであれば話は別なのですが)。

一方、少々矛盾するようですが、日野の趣を理解しないようにも思える癖も、伊沢という比較対象がいることで味わいが出てくる気もします。タイプの異なる元生徒らに翻弄される女教師の様、たいへんよろしいですね。

ちなみに興信所の記録によると、“チ⚪︎ポ”という直接的な言葉をポチ・ヒロインが発したのは・・・巴社長はハメねだりのときだけ、怜子社長にいたっては一度も発したことはなかったはず・・・です。

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[368] 投稿者:イスコ 投稿日:2025年07月10日 (木) 23時38分

ポチ先生こんにちは。いつも楽しみにしております。
私は最初の方が下品なので好きです。ですが、初回のHで限界まで下品だと今後の伸びしろがないので、リメイクの方でも良いと思います。

話は変わりますが、同人作品で悪魔都市計画さんの「堕トサレ師匠: ……強く、美しかった憧れの人」と言う作品は先生の討女月影抄の那智を彷彿させます。絵はロリ気味で正直好きではありませんが、話の内容はポチ先生の作品同様に面白いです。お暇なときにどうぞ


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[367] 新作(タイトル未定) 第四話つづき 投稿者:ポチ 投稿日:2025年07月06日 (日) 08時15分


「……ああッ……」
と、悔しそうな声を洩らして、しかし先生はそれ以上の拒絶を示すことは出来なかった。唇を緩め、伸ばした舌先を巨大な肉瘤に触れさせた。恥辱の味わいと硬く熱い剛肉の感触に滾った息を吐いて、忽ちに舌の動きは熱烈なものとなっていく。僅かな時間、数ストロークの間だけ味わわされた若牡肉の破壊力に、体裁をつくろう余裕など霧散してしまっていた。その上で、その逞しさと凶悪な特徴を口舌に確かめさせられれば、生殺しの欲求は限界に達して。口元では一心不乱の奉仕を続けながら、仰臥した腰は高くもたげられ、その中心へと伸ばされた両手が、狂おしい疼きを孕んだ女肉をなだめる自涜の動作を演じるのだった。
「おう、あの藤宮先生のオナニー姿とは、これまた貴重な光景ですなあ。わりと手慣れてるっぽいのは、未亡人としての嗜みってことですかね? 或いは、この一ヶ月あまりで急速に習熟したとか?」
「……あぁ……」
揶揄の言葉をかけられ、羞恥の声は零しても、先生はあさましい行為を中断することはなく。チロチロと舌先で肉傘のくびれのあたりを舐めずりながら、懇願の目で見上げた。その負けこみぶりに、制圧の満足を深めながら、
「このまま、一回イッておきますか? チンポしゃぶりながらのマンズリで。そうすりゃ、少しは落ち着くでしょう」
そうカマをかければ、先生は即座に首を横にふって、
「……ああ、お願い……」
熱にうかされたような声で、そう言って、舌の蠢きをまた激しくした。舌先が、張り出したカリ首に執着の気色を覗かせているのは、あの短い交接の中で、しかとその特長がもたらす快楽を味わっていたということか。
伊沢は、いまだ淫液をそこかしこにこびりつかせたままの屹立(結局、態勢の不自由さもあって清拭はほとんど為されていなかった)を揺らして立ち上がり、また横たわる肢体をまたいで元の位置に戻りながら、
「今度は、もう少しマシなねだりを聞かせてほしいですね」
そう念を押した。
「さっきの、“好きにしたらいい”なんて、まるで被害者みたいな言いぐさが、お門違いだったって、こうして先生自身が証明してるわけですから」
「……ああ……」
と洩らした声にこもった羞恥と嘆きの響きが、最後の虚飾だったか。膝を落とし、交接の態勢になった元教え子、その片手に握られた剛直を、淫情に染まった眼で見つめた女教師は。
「……き、来てっ……」
振り絞るようにそう言って。その自らの言葉に押されたように、腰を迫り上げ、ちょうど股間に伸ばしていた両手の先で、しとどに濡れた女苑を寛げて、
「い、挿れてぇッ」
さらに露骨な科白を叫んだ。
「うーん、ま、ギリギリ赤点は免れたってとこかな」
呟いた言葉に、さらに執拗ないたぶりを予告しながら、伊沢が貫きにかかる。
案の定、繰り返されるなりゆき。響き渡る歓悦の女叫び。一度目より激しさを増し長く続けられた抽送、そして無慈悲な中断。
「ああ、いや、イヤッ」
半狂乱になって、ジタバタと両手と踵でベッドを叩き、身悶える豊艶な肢体。その醜態を嗤いながら、再び頭の側へ移動して、今度は顔の横にしゃがみこんで、媚肉から抜き取ったばかりの剛直を突きつければ、先生はバッとその豊かな身体を横に転がし、四つん這いの姿勢に変わって、新たな淫蜜にまみれた剛直を両手で掴みしめて、
「ああ、あんまりよっ」
上目遣いに元教え子を見上げ、泣くような声で訴えて。そして、生臭い熱気を立ち昇らせる肉根に唇を被せていった。のっけから全開に、ふごっふごっと荒い鼻息を鳴らし、時折汚らしいえずきの音まで響かせながら、首をふりたくる。清拭などというポーズは最初から放棄し、ひたすら生殺しの切なさをぶつける狂乱ぶり。片手を四つん這いの股間へと伸ばし、渇求に燃え盛る女肉を慰めながら。それがどこまでも渇望を煽る行為だと、おそらくは理解しながら。
「……ああ、お、おねがいよぉ……」
肉体の奔騰に堪えかねて、貪り食らっていた剛肉を吐き出した口から切羽詰まった声を絞りだした。精一杯の技巧を凝らして剛直をしごき続ける手は、ネッチャネッチャと不潔な音を立てて。
「そのまま、ケツを向けろ」
ぞんざいに変えた口調で命じれば、アアッと昂ぶった声を零して、そそくさと応じた。垂れ落ちた巨乳を重たげに揺らしながら、両手両膝は迅速にいざって、どっしりとした巨臀を元教え子の眼前へと掲げた。
伊沢はその腰に手を伸ばし、豊かな下肢に貼りついたストッキングを脱がしにかかった。
「これも悪くないけど、ここは素っ裸になりましょうか。そもそも、このセクシーな装いは、日野を偲ぶ意図でのものだったんでしょうし」
持ち出した日野の名にも、特に反応はなかった。ストッキングを剥ぎ取る伊沢の動きに協力して交互に膝を浮かせた挙動には、急いた心情が窺えた。
「ああ、これはいい眺めだ」
完全に剥き出しになった巨臀を眺めて、率直な感想が口をついた。ストッキング一枚、それも股間や尻肌を露出するデザインの物を取り去っただけだが、思いのほか印象が違った。ひかがみの窪みや足裏の
皺まで晒した姿は、それこそ“赤裸々”といった印象で目に映ってくる。ストッキングの引き締めから解放された双肢も、さらに肉感を増して見える。
「……あぁ……」
注視を感じたのか、弱い声を洩らして、ブルッと裸の臀丘が震えた。だが、その声音、肉の震えには、羞恥だけではなく淫蕩な気色が滲むようだった。今さらに素っ裸にされたことや、伊沢の微妙な口調の変化に、“今度こそ”と期待しているように。
だが、まだだ。まだ関門はクリアされていない。
伊沢は、パシと肥えた臀丘を軽く張って、
「さあ。これ以上、追試を重ねても埒が開かないですからね。今度こそ、合格点を出しましょうか」
皮肉な言い方で、そう励まして、
「そうだな。登場人物の心情を取り入れてみると、いいかも知れませんね。なるべく明瞭に、平易な言葉でね」
悪ノリ気味に、国語の授業を想起させる表現を口にする。ベタ過ぎて、頭が悪そうだな、と自嘲しながら。
「…………」
間があった。だがそれは、屈辱的な科白を躊躇しているのではなかったとすぐに判明する。
「……ほ、欲しい、わ……」
弱く、震える声でそう藤宮先生は切り出して。
肘這いになっていた両腕が後ろへと回される。首をベッドについて、臀へとまわした手で分厚い双臀の肉を鷲掴み、グッとかき寛げて、
「……ほ、欲しくて、たまらない……ずっと、焦らされて、おかしくなりそうなのよ……」
さらに赤裸々な言葉を紡ぐ。淫情にのぼせた頭に、懸命に本来の明晰さを呼び戻して。“出題”の意図を酌んだ“解答”で、今度こそ“合格点”を得ようと。かつて日野に強要されたときの記憶も呼び起こしていただろう。
窮屈そうに首をねじって、ドロリと蕩けた眸を伊沢に向けて、
「……ここ、に……この発情したカラダに……あなたの、逞しいものを……挿れて、挿れてぇッ」
あられもない希求の科白を、自棄的な勢いで喚いて。その自らの醜態に激発されたように、もたげた雄大な臀をのたくらせた。
「ああ。いいですねえ。無様で、あさましくて」
満足の口調で“合格”だと伝える。“発情”という語彙に日野の馴致の成果を覗かせつつ、一方で直截的な卑語までいかず“逞しいものを”なんて言い方を選んだのは、まだ心理的抵抗が働いたのだろうが。むしろ趣きがあってそそられる。動画の中で日野が強要していた“チ〇ポ”連呼みたいのなのは、確かにセンセーショナルだが、艶消しとも感じられたのだった。“エグイ言葉”という表現は、多少とも冷笑を含んだものだった。
膝を進め、女教師が自ら寛げる厚肉のあわいに切っ先を触れさせる。
「……ああっ……」
灼鉄の感触に滾った声を零して。藤宮先生は、肥えた肉置を掴んだ十指にギュッと力をこめ、這いつくばった豊満な裸身に淫蕩な気合と期待の気色を浮かび上がらせた。

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[366] 改めて更新 投稿者:ポチ 投稿日:2025年07月06日 (日) 08時15分

バタバタですみません。改めて投下します。
ほとんど変わっていません。
つまり、“チ〇ポ”と言わせるかどうかで迷っていたということです。はい。
結局、安全策(?)に落ち着いたということになりましょうか。
御意見ございましたら、遠慮なく御聞かせください。

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