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「江戸の日本刀(伊藤三平著)」を読む27
name:こまつばら  Date:2024年01月19日 (金) 17時12分 No.716

「江戸の日本刀(伊藤三平著)」を読む27

◎富士田君は庭木の剪定ができるんですか。シルバーでボランティア活動してるんですか。大したもんですね。知りませんでした。色々やってるんですねぇ。
◎ギター教室の「弾き初め会」に出ることにしました。再度、「エストレリータ」で挑戦します。自分では年末より音のつながりがよくなっている”つもり”です。どうなりますことやら………………

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江戸の日本刀26章「源清麿における切れ味追及」
ー幕臣・窪田清音と兄・山浦真雄の影響ー

清麿は1813年(11代将軍家の時代)、信州の名主の家に生まれ、兄・山浦真雄から作刀の手ほどきを受け、23歳のころ、時の有力者の幕臣・窪田清音の支援を受けています。新々刀期において、最高位の刀工です。現代では、美術的価値の高さから群を抜いた価格で取引されています。42歳で自刃で亡くなったことは惜しまれるに値するでしょう。

清麿の刀は美術的に素晴らしいので、切れ味などの実用性について語られることは少ないといいます。山浦真雄は自身中西派一刀流の使い手であり、窪田清音も田宮流居合術の皆伝であり、刀の地鉄・鍛錬だけでなく、剣術面からの「折れず・曲がらず・よく切れる」にも留意したはずで、その結果、姿が美しいと言われます。鍛法もよく工夫し柾目が現れているのは丈夫さを意識したためでしょう。地鉄材料の探求、芯鉄と皮鉄の組み合わせ方もよく研究し、四方詰といわれる鍛え方などの工夫で理念の実現を目指したようです。

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