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13 鎌倉鍛冶の作風_4
name:こまつばら  Date:2025年12月13日 (土) 11時42分 No.1482

13 鎌倉鍛冶の作風_4

◎毎月最終日曜の夜に放送される「村上ラジオ」を楽しみにしています。ボクはハルキストではありませんが、村上春樹が好きで結構な冊数を読んだり(Audibleで)聴いたりしています。この人は我々とほぼ同世代なので作品中の時代の空気感がよく分かります。それと、青春時代の閉塞感の描き方に共感します。

11月の放送は「口笛吹きがんばる」でした。大概、持参のレコードを聞かせてくれますが、今回はJazzは少なく初期のRock系、フォーク、アメリカンポップス系が多かったようです。

いつも録音して風呂で聴くのですが、トークは思わず吹き出すようなただのおっさん系のジョークも入ります。やっぱり関西人ですね。

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(2)行光の作風_16

行光は新藤五国光を師としてその作風を忠実に継承した刀工です。正宗との関係は、伝書ではその師と位置づけているものもありますが、銘切の年号を勘案するとほぼ同世代であり共に弟子であったと考えられます。

その作風は国光ほど凛とした感覚ではなく優しさが漂います。刃文を国光と見比べると刃中の光っている沸(にえ)が行光はさほど強くないのが分かります。

正宗との比較では「焼き刃も狂わずして見所なし」これは、正宗の特徴である「狂おしいほど変化に富む」出来ではないということです。

その結果「正宗の不出来にて盛り過ぎたる」つまり、鑑定で「正宗かな?」と思っても「それにしては華やかさが足りん」時は、行光だという事です。

これは、酷評というのか(正宗と比較されるほど上手いので)好意的というべきか....好みは様々ということでしょうか。

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