西高２２回生の皆さん 何でも気楽に書き込んでください
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5 鎌倉鍛冶誕生への時代背景_4
◎近くの温泉の露天風呂で転倒、少しお騒がせしましたが、なんとか無事でした。寝湯の浴槽の底が木でできており、少し混んでいたので遠くの方まで足を伸ばして入ろうとしたとたんに滑ってひっくり返りました。骨折せずによかったねと言われました。まったく........＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝5 鎌倉鍛冶誕生への時代背景_4(1)新藤五国光の先達_１鎌倉鍛冶の創始者である新藤五国光の出自は諸説ありますが、その師が誰であったかということと大きく関係します。刀鍛冶についての最古の書物は、『銘尽』（国会図書館）ですが、種々の古伝書などは刀鍛冶の血統についてよりも刀剣鑑定のための参考書の方が多く残されています。そのため出自が分かりにくいのです。日本刀の鑑定は「柄から剣先までの姿かたち」「地鉄の地模様」「刃文の類型性」などの属性を総合的に判断して、いつ・どこで・誰が作成したのか類推して行います。それには平安末期から明治初期までの約800年間に作成された日本刀の大量のデータが必要です。それらを系統的に分類して鑑定の助けとするための参考書が作られてきたのです。そこで種々の銘尽・伝書の記述を比較して新藤五国光の師は誰であったかを類推できるのです。これまでの諸説によるとそれは粟田口国綱・備前三郎国宗・備前一文字助真の三工です。この三工を記している伝書等を比較すると、流派の名前で系統をたどることができます。