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《TOPICS ( 10月27日 更新)》

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ビジネス・企業番組WEB勉強会4月分 
No:4928 投稿者:木田世界(25期) MAIL 投稿日:2015/04/30 Thu 22:32:17

こちらも遅くなってしまいましたが、四月分のビジネス・企業番組WEB勉強会の場たてを致します。
一月近くもお待たせさせることになってしまい、申し訳ありません。
次回から月初めの土日には場たてをするようにします。

これまで、第一回勉強会において農業・漁業、第二回において、中小企業を扱ってきましたが、
その中における議論を踏まえて、先生より「日本」「ものづくり」が新たなテーマ候補として上がっています。
もしできれば、その観点からのコメントも頂けると議論につながります....!
(過去のWEB勉強会/国大での勉強会の記録は、TOPICSのリンクから飛んで頂けるとご覧になれます。)

ビジネス・企業番組WEB勉強会2015年 4月



【四月分】



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 4/2「カンブリア宮殿」【“時間”にこそ価値がある!700万人を魅了する時短ビジネスの全貌キュービーネット】


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 4/7「ガイアの夜明け」【世界では無名... どう"ブランド化"するか?】

○中村貴治(20期,05/03,06:00)
いくら優れた日本製品といえど、日本のトイレが欧州市場で苦戦するように、
同類の商品が市場で先行している場合は参入することが難しいですね。
トイレのTOTOの場合、市場の商習慣が一つの壁になっているようですが(欧州で普及しない洗浄便器※有料会員限定)、
今回のエアウィーブの場合、壁になっているのは「マットは柔らかい方がいい」という、
人々の生活習慣として根付いた考え方だという点が面白く感じました。

新規参入者にとってのいわゆる「参入障壁」は基本的に市場の文脈で語られますが、
今回の場合は社会における文化・慣習といった方がいいでしょう。
市場と社会の境界は曖昧になっていると考えるべきか、
社会の文脈を市場の文脈にいかに反映させていくかが問われていると考えるべきでしょうか。

そして、そのような「○○の方がいいに決まっている」という、
一種の「先入観」をかいくぐるためにエアウィーブがとった手段がまた面白く思いました。
@有名人を起用したプロモーション、A口コミの利用、B体験の重視が主な手段ですが、
特に、まだ先入観の少ない子供たち、役に立つものなら歓迎するアスリート、
そして流行に敏感で好奇心旺盛な人たちなど、
「いつも使っているから」という理由以外の文脈で商品を買う人たち体験してもらうことを
選択的に重視することで、徐々に商品を広めていこうとしているように見えました。

またその他、本当は別にアスリートの身体能力に効果があったからと言って、
一般的消費者には特に意味はないにも関わらず、「良い商品だ」と説得されている点も面白いです。
そのようなほとんど意味のない微妙な差異にこそブランドの価値が宿るということで、まさに記号ですね。
(テレビの取材があるからいい商品だと思ったということもあるでしょうが)
内田樹は日本人は特に記号の微妙な差異を識別することに長けていると言っていましたが、
海外でも程度の差はあれ通じるのだなということを見ることができました。


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 4/9「カンブリア宮殿」【280円均一で絶好調!焼き鳥チェーンの“ぶれない経営”鳥貴族】


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 4/14「ガイアの夜明け」【今、"日本のランチ"が大変貌!】
○ 木田世界 (25期 4/30 16:32)

今回紹介されていた企業は、渋谷駅周辺で弁当の宅配サービスを行っている企業です。

従業員三人という小さな企業で宅配サービスを可能にした点に非常に驚かされました。
宅配地域を渋谷駅周辺の数キロメートルに限定し、10名ほどのアルバイトを雇って自転車により弁当を届けさせています。
弁当のメニューを一日一種類に絞っている点も効率化に貢献しています。

そして、ここで活躍するのが、スマホのGPS機能。
元プログラマーの社長が製作したアプリで、配達員の現在位置と弁当の所持数がリアルタイムで分かります。
それをもとにオフィスから指示を出して、平均10分というスピードで弁当を配達することを可能にしました。

先生が以前、インターネットと宅配便の登場で、大企業がやっていたような事業を個人・零細企業が行うことが可能になってきていると仰っていますが、
これもその流れにあるものではないかと思います。
そして、ネットに加えてスマホというハードウェアが持つ可能性の大きさに改めて気づかされました。

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 4/16「カンブリア宮殿」【理想の住まい探しはお任せ!不動産業界に新風起こす革命児たち東京R不動産】

○ 木田世界 (25期 4/30 16:32)

このR不動産というちょっと変わった名前の企業ですが、風変わりな物件「のみ」を紹介している不動産紹介サイトの運営会社です。
従来の物件紹介は床面積や築年数などの数的データ中心ですが、このサイトでは、「木箱の家」「小さな宇宙」などテーマによって物件を紹介しており、窓からの景色や物件の持つ雰囲気などが紹介されています。
物件のチョイスも、社員それぞれに完全に任されており、社員が自分の感性に合う物件を選んでいます。

以前の勉強会で、アパレルのセレクト・ショップと縫製工場を繋げる「シタテル」のDVDを見たとき、  
人々が大企業のブランドではなく、個人のセンスを信頼して商品を買うようになってきた、というお話があったのですが、
こちらも個人によるチョイスという点では共通していると思います。

また、ありがちな言葉ですが、ニーズが多様化してきているという現状も背景にあるでしょう。
というよりも、もともとニーズは多様だったのかもしれませんが、個人の好みを追求することが社会でより肯定されるようになってきた、ということがあると思います。

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 4/21「ガイアの夜明け」【いま、地域革命が始まる!】  第三回国大勉強会(5/31) 素材 



○石嶺 祐騎(24期)、木田世界(25期) (4/30 23:38)

※今回はこの二人で集まって番組を見、議論して出た結論をもとにコメントを書いています。
この文章は木田が執筆し、石嶺さんにチェックしてもらったものです。

今回は、名古屋でコンビニやカフェ、病児保育所と融合した新たな形の病院や、
地域のコミュニティ機能を併せ持つ高齢者向け住宅を運営する南生協と、
岡山県真庭市で発電する、真庭バイオマス発電株式会社が紹介されました。

この二つの事例を見て、地域を維持し活発化させるために重要なものは何かを議論してみました。

@南生協について

南生協では、地域住民でもある組合員が一人一票という平等な決定権を持つ協同組合という形式をとることで、
地域の細かなニーズにより即したサービスを行っている点が評価できると思いました。
特に病院を作るにあたって、「千人会議」と呼ばれる組合員・医師・事務員の会合を
3年間もの間50回も開催し、本当に地域に必要な病院の像を作り上げてきたことには驚かされました。
しかし一方で、意思決定に時間がかかりすぎる事が生協という形の限界でもあると思いました。

企業は顧客という外部の(※出資者ではないという意味で)存在に対してサービスを提供していますが、
生協は組合員自身に向けてサービスを提供しています。
企業の顧客が外部にいるということは、市場における競争に勝ちぬいて顧客を手にいれなけらばならないことを意味する一方、
生協では顧客が既にいる状態であると考えることができるのではないでしょうか。
(ただし、組合員を辞められるという可能性はありますが...)
だからこそ、生協は新しいことに安心して取り組めるのではないかと思います。

とはいうものの、南生協が運営するような病院や住宅のサービスは、NPOや企業が運営するものにも存在すると思います。
ですので、単にサービスの新しさという軸では生協と企業の違いが説明できないのではないかと思いました。

そこで、サービスを生み出す過程についても考えてみました。
南生協では毎月、近所の組合員同士で集まり組合員・住民のニーズについて話し合っているのですが、
そこで培われている、組合員同士のつながりや、地域への貢献意識というは貴重な財産だと思いました。
以前、ユーカリが丘を開発している山万という企業の番組を見たのですが、
その会社が提供しているサービスも、住民のニーズに即した至れりつくせりのものでした。
しかし、この企業がもし倒産してしまえば、その地域がどうなるのだろうかという懸念を持ったことを覚えています。
それに対し、生協がもたらす地域住民のつながりと意識は、地域の長期的な繁栄に役立つのではないかと考えました。

地方自治体による公共サービスの提供も限界を迎えつつある中、
企業に加えて生協という組織がどれほど地域のニーズをまかなう事ができるのか、注目されます。
今後、企業と生協の違いは何か、もっと考えていきたいです...!

A真庭バイオマス発電株式会社について

また、真庭のバイオマス発電は、間伐材の買い取りによる林業の活性化、
C02排出削減、発電所での雇用など、いいことづくめだな、と思いましたが、
一点気がかりなことがあります。

発電所の操業にあたって、十数名の従業員が雇われていましたが、
その中に若者の姿が見当たらなかったことです。
そして、従業員の一人がインタビューを受けていたのですが、
その方は他の地方から移住してきたようで、もしかしたら他の従業員も移住してきた人々なのではないでしょうか。

真庭市で生まれた若者は、この発電所では働いていないのだろうか、ということが気になりました。
ここで生まれた若者が(あるいは移住してくる若者)が参加していかなければ、
この事業の長期的な継続が難しいと思います。

B二つの事例と「地方消滅」

番組を視聴した後に、日経新聞の「人口減少地図」を見たのですが、
そこでは「2010〜14年の人口の増減」「小学校数」「医療機関数」等を参考に若年女性の減少推定が載せられています。

これも参考に、地域を維持発展させていくために必要なものを考えたのですが、
「雇用」(企業・産業)と「病院」「学校」の三つは最低限必要になってくると思います。
今回の番組では、「雇用」と「病院」が取り上げられましたが、
現状では結局、若者たちは首都圏や都市部の大学に進学し、そのままそこで就職することが多いです。

地域の活気を取り戻すためには、地域の高等教育機関をどのようにしていくのかが重要になってくると思いました。


○坂倉 尚道(22期)(05/07 22:46)

番組では「南生協」と「真庭バイオマス発電株式会社」の二つの事例がありましたが、
「真庭」については藻屋浩介『里山資本主義』(角川oneテーマ21)で詳しくあった事もあり、
感想の比重がかなり「南生協」の方に偏ってしまったので、
敢えて「南生協」に絞って感想を書きたいと思います。

・南生協について

「南大高」の「南生協病院」の事例は面白く、優れたモデルであるように感じました。
「病院」に「ショッピングモール」の機能を付ける事や、
「駅」と「住宅」を結ぶ空間に病院のロビーを置く事で住民が病院を通るようにする事は、
従来の病院の「閉鎖空間性」や「病院食」などと比較した場合に、
単純に、患者の精神衛生上良く、(映像を見た限りでは)患者であるお年寄りも生き生きとされていたように思います。

また、「(医療)生協」という形態を取る事により、
まちの住民でもある組合員が生協の運営に対して意見が言えたり、ボランティアとして働ける場を設ける事は、
地域の住民の「公共性」や「市民性」といったものを育んでいるように思います。

「病院」と「駅」の間に作られた「よってって横丁」
(サービス付き高齢者住宅(+レストラン+主婦のためのフィットネスクラブ+自習室など))
に関しても、基本的な機能やコンセプトは「南生協病院」と似ており、
@「企業・病院によるサービス(と消費者・患者)」とA「住民による公共空間」
の2つを上手く組み合わせた空間であるように感じました。

特に面白いと感じたのは、「子連れの母親」と「高齢者」が出会い、
「高齢者」が「子供」と触れ合う場にもなっているという事です。
その背景には、おそらく現代の「家族」の問題があると思います。
「核家族」の「母親」には子供に移動を縛られる(預けられる人がいない)という不満、
孤独感、外に出てエネルギーを発散したいという欲求などがあると思います。
「高齢者住宅に住む高齢者」も「子世代」と別居しているという事なので
同じように孤独感などを抱えていると思います
その2者(子を含めて3者)が出会う事で「疑似家族」が出来ます。
(VTRの中では両者とも「女性」、ボランティアも「女性」であり、
「男性」の関わりについては考えさせられます。)

では、なぜ3世代家族を成立させることが難しいのか、という事を考えると、
(勿論、様々な要因があると思いますが)
「家族の閉鎖性」や「介護の問題」は結構大きいだろうと思います。
その問題は、この施設の「開放性」や「企業・病院のサービス」によって
クリアされているように思います。

3世代家族よりも、心的な負担は軽減されるように思いますが、
本当にそれで良いのか、幸せなのか、という事はどうしても考えてしまい、
このモデルをそのまま肯定する事も出来ませんでした。

また、このような「家族」「住宅」「地域」「公共性」は、
「南大高」が(大雑把な把握をすれば)名古屋駅から電車で20分の「郊外(地域)」
であるという事に大きく起因するように思います。
「地域革命」という事を考えたときに、「そこがどのような地域なのか」を抜きにして考える事は出来ず、
その「背景」となる部分を取り上げられるともっと面白く、番組としても深みが増しただろうと思います。


○日々野(15期、5/24,13:50)
(1)南医療生協
「千人会議」を通じて住民の意見を反映したという。「住民」と一口に言っても、個別のニーズを持つ人の集合であり、合意形成は簡単ではない。それは小さな政治と言える。
民主的な合意形成には時間と手間がかかるが、それを惜しまずしっかり取り組んだことが、南医療生協の評価すべきポイントではないだろうか。
意思決定に迅速さを求める経営とは相反するものであり、「生協」という形態だからこそ可能だったのかもしれない。
東日本大震災の被災地で、集団移転計画を策定する際にも、行政が実施者となって住民の合意形成の場を設けていた。共通する取り組みであると感じた。

また、(坂倉君も書いていますが、)この南医療生協に限らず、このような取り組みの紹介で登場するのは、高齢と子育て世代の女性がほとんどですね。
一般的に男性はコミュニケーション下手と言われるので、家でテレビ見てるか、黙々と仕事(会社・田畑)するかというところか。
生涯独身率が上がっているのに、単身世帯者の姿も見えてこない。将来的に、どこか歪な地域社会を創り上げてしまうのではないかと気になった。

(2)岡山県真庭市、木質バイオマス発電所
不要な木材を使ってのバイオマス発電というアイデアは以前からありそうだし、結構やっているものかと思ったが、そうでもなかったようで。
番組の最後には竹が出ていましたが、水分多そうな竹でも燃料になるの?この分野はまだ発展途上で、今後広がりを見せていくのかもしれない。
3.11以降の電力への考え方の変化(環境変化)が、このような起業を促進したのではないか。
東京R不動産の事例とも共通すると思うが、環境の変化、ニーズの変化を読み取り、「地域の強み(資源)を生かした経営」がやっぱり大事、ということと感じた。


○中村貴治(20期,05/30,01:00)
番組のテーマは「地域革命」とまとめられていますが、南生協は組合(NPO)、
銘建工業は私企業、木質バイオマス発電は銘建工業と森林組合(NPO)に加え真庭市(自治体)のコラボレーションと、
大分色合いの異なる話だと思います。
ただ、南生協病院では、異なる家庭の老若男女を結ぶコミュニケーションの場、駅と住宅街を結ぶ通路、
組合員・医師・職員らの3年9か月に及ぶ合意形成、
木質バイオマス発電事業では、自治体、NPO、私企業のコラボレーションなど、
「開(open)」と「共(common)」が形になっている点が指摘できるだろうと思います。

しかし、多くの方々が感想として、今回の在り方に若干の疑義を呈しているのは、
あらゆるものが制度化、システム化されねば賄えなくなっていることに対する違和感、危機感ではないかと思います。
番組の冒頭では、川場村の道の駅の協働スペースに各種イベント、大宮産業に設けられた談話室など、
住民同士の交流を促進する様々な事例が紹介されていますが、
このような交流は、従来は近所の助け合い、井戸端会議、公園など、住民が勝手に行っていたものではないでしょうか。
また、共同スペースでお年寄りと子供が交流し、「最近の学校で折り紙を教えてくれない」と言いますが、
そもそも折り紙の折り方などは学校教育に頼るものではなく、家庭で学ぶものだったのではないでしょうか。

地域の交流、家庭での教育・コミュニケーションが弱まった部分を補っているのだと考えれますが、
南生協の事例が、それを限りなく上手く実践している成功例と見られるだけに、
「ここまでやらなくてはいけないのか」と、組織のサービスによって場が整えられなくては社会が上手く回らなくなっている、
現実の進行具合を見せつけられます。

今後もこのような動向はしばらく続いていくのでしょうが、組織(体)の力を借りずとも行われていたことが、
出来なくなったことから今後も生まれるであろう問題を注視しなくてはならないだろうと思いました。
(個人的には、個々人の日々のイレギュラーな出来事への対応力の低下、
 感情をコントロールできず口論で親や家族を刺す、人材の現場力の低下などといった形で表れているのではないかと思います)

〇笹井純也(26期 5/30 12:33)
「住民自身たちが行なう、地域活性」が今回のテーマでした。
前半では、世代を超えたつながりを生む 南生協病院を取り上げ、
後半では、間伐材や端材から電力と雇用を生み出す
真庭バイオマス発電所とその関連地元企業を取り上げました。

私は特に、南生協病院が印象に残りました。
生協の組合員として 個々人が意見を主張することは、
民主主義と関係するように思えたからです。

現在日本は、原発再稼働や安保法制が進められながらも、
選挙の投票率が低いままです。
重要な政治的決定が行われているにも関わらず、
国民の関心が政治へ向いていない気がしています。
(僕も関心が高いと決して言えないのですが。)

それに対して今回の南生協病院は、良い意味で対照的でした。
南生協病院の組合員は、一人ひとりの住民が意見を発しています。
それぞれの主張が自分を考えた意見である点は変わりません。
しかし、南生協はお互い「顔が見える関係(規模が小さい)」です。
「顔が見える関係」であれば、自分の発言に責任を持たざるを得ず、
自分の主張に固執する事も難しくなります。
そのため、参加者の納得のいく結果に至るのではないでしょうか。
また、自分の発言が明確に自分の利益を左右する点でも、
南生協の議論は積極的に参加したくなるのだと思います。

ここから、国民の関心が政治へ向かない要因の一つに、
(規模が大きすぎるために)
自分の投票が日本を担う実感が湧かない事が
挙げられるのではないかと思いました。


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 4/23「カンブリア宮殿」【どんな人にも役に立つ“メガネ”をつくれ!ジェイアイエヌ 】


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 4/28「ガイアの夜明け」【ホンダ..."空"への挑戦!〜独占取材!ジェット機開発の裏側〜】


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 4/30「カンブリア宮殿」【“感動分岐点”を超えろ!リピーター続出の驚き再生術!】


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●前回の勉強会はこちら!
ビジネス・企業番組勉強会2・3月分
(3月後半分追加致しました。)

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