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『題詠』短歌投稿掲示板

題詠専用の短歌投稿掲示板です。
お題は毎週月曜日午前0:00頃この掲示板で発表いたします。
管理人:黒路よしひろ

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[496] 題名:黒路よしひろ 名前:★お題は『宇宙』★ 投稿日: 2023/03/26(日) 23:38

★今回のお題は『宇宙』、期限は三月二日(日)です★

「銀河」「ブラックホール」など、宇宙という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m

PS.今回はお題、二巡目です(^・^)


[495] 題名:英さん、こんばんは〜〜(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/03/26(日) 23:36

いや〜〜、まだ四月にもなっていないというのに、もう街のあちらこちらで桜の花が満開に咲いていますね^^
僕はここ数日、急な仕事のために大忙しで花を愛でるこころの余裕もありませんでした(残念ながら今日も仕事でした…)が、月末には少し休暇も取れそうなのでどこかでゆっくりとお花見でもしてみたいと思っています。

さてさて、そんな桜咲く春の一日の終わりに、今夜もまたこちらのみなさんの歌に感想など書かせてもらいながら、就寝までの楽しい時間にしたく思います。

>白黒で物ごと決める世の中に生きていけぬと透明人間

うんうん、英さんのこの歌も、白黒、善悪などくっきりと色分けしようとする世の中に馴染めない心情を、個性的な表現で詠ったほんとに素敵な内容の一首ですよね。

白黒を決められないゆえに、透明になって消えてしまいたい切ない願望。
「透明人間」は文字通り透明人間であると同時に、世の中に染まれない作者自身の姿の喩えでもあるのでしょう。


そうですね、そんな人間味にも通じる“曖昧さ”を許さぬ世の中に対する作者の“思い”が感じ取れる一首でもありますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
多様性を否定する世の中に生きてゆけない〈透明人間〉たちが、街に溢れる春の季節です。

三句の助詞や、四句目の少し捻りが加わった言葉の絶妙な外し具合。
「物ごと」や「生きてゆけぬと」の「と」のT音が、「透明人間」の「と」と重なって心地よい「調べ(リズム)」も生み出していますね。

歌の詩情とはきっと、白黒はっきりと決められない人間のこころの中に生まれてくるものなのです。



>純白のドレスに包む赤き血の燃えたぎる音聞こえるか君

こちらの歌も、純白のドレスに包まれた女性の内に流れる熱き“思い”を詠って、その覚悟のような語り掛けの言葉がほんとに魅力的な一首ですよね。

「純白のドレス」はウエディングドレスを想像させますが、主体からの「君」への本気の愛が感じ取れます。

そうですね、そんな純白と燃えたぎる血の赤の対比も鮮やかな一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
赤き血が〈燃えたぎる〉ほどに、ひとを愛せることの幸せ。

ただ、僕はこの「聞こえるか君」と言っているのは女性の側と解釈したのですが、表現が少し男性が言っているような言葉になってしまっているようにも感じるので…

純白のドレスに包む赤き血の燃えたぎる音聞こえてますか

うん、ここはたとえばこんな感じでまとめてみるのもひとつの手かもしれませんね^^
語り掛ける相手に、「君」とあえて言う必要もないようにも思いますし。

でもまあ、ひょっとすると僕の解釈が間違いである可能性も高そうですし、燃えたぎる音としてはもとの歌の力強さもアリなようにも思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)

ではでは、花冷えのする夜ですので、英さんもどうぞ風邪など引かないように気をつけてお過ごし下さいね〜〜
今夜もこの辺で♪


[494] 題名:お題「うちゅう」名前 さくら 名前:さくら 投稿日: 2023/03/23(木) 09:39

この道にさくら降るなり息子(こ)の住まふ天より花の流れくるらし

大谷は宇宙のたれそと交信か 光はなちて陽炎のたつ


[493] 題名:宇宙の中心? 名前:夕夏 投稿日: 2023/03/20(月) 19:28

おりおんのみつぼしをみてかたわらにてんたいしょうのみつぼしさらに

三ツ星の真ん中の星から見れば点対照に拡がる宇宙


[492] 題名:★前回の投稿作品★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/03/20(月) 00:00

前回のお題『服』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。

★前回の投稿作品★
お題『服』(敬称略)

さくら

おはようさん、昆虫のわれらに晴れ着はないのかな啓蟄の朝

菜の花の黄いろを着ればふく風にオーガニックな若き日のわれ

化粧やめスカ―ト止めて手作りのカラーマスクに光をあびぬ

企業辞めスーツもやめて転職の息子(こ)の足どりの少年のごと

-------------------------------------
夕夏

ぶるぞんをぬいでちえみせふじはらのしおりをはさむちしきのぺーじ

-------------------------------------
六九郎

淋しきは穴を塞いだ靴下の人に見られてみっともないと

好きなだけ服を買い込み捨てましょう こんまりメソッドかなしからずや

若き日の無駄な自意識洋服がクローゼットに積み重なりて

流行を追うのをやっと諦めてそれから人は自分となれり

好きな服好きな食い物好きな場所自分で選ぶシンプルライフ

服を脱ぎ生まれたままの姿にてわれ泣きぬれて蟹とたはむる

-------------------------------------


ジャケットを一枚脱いだだけなのに心は軽くぬくし春の陽

服脱いで春の陽に背中(せな)押されゆく知らない街の午後のひと時

手術後のサイズの合わぬ服捨てて古着や巡り老いの楽しみ

-------------------------------------


[491] 題名:★お題は『宇宙』★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/03/20(月) 00:00

★今回のお題は『宇宙』、期限は三月二日(日)です★

「銀河」「ブラックホール」など、宇宙という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m

PS.今回はお題、二巡目です(^・^)


[490] 題名:服を脱ぐ 名前:英 投稿日: 2023/03/19(日) 21:15

ジャケットを一枚脱いだだけなのに心は軽くぬくし春の陽

服脱いで春の陽に背中(せな)押されゆく知らない街の午後のひと時

手術後のサイズの合わぬ服捨てて古着や巡り老いの楽しみ


[489] 題名:「服」 名前:六九郎 投稿日: 2023/03/18(土) 13:40

淋しきは穴を塞いだ靴下の人に見られてみっともないと

好きなだけ服を買い込み捨てましょう こんまりメソッドかなしからずや

若き日の無駄な自意識洋服がクローゼットに積み重なりて

流行を追うのをやっと諦めてそれから人は自分となれり

好きな服好きな食い物好きな場所自分で選ぶシンプルライフ

服を脱ぎ生まれたままの姿にてわれ泣きぬれて蟹とたはむる


[488] 題名:黒路様 ありがとうございます。 名前:さくら 投稿日: 2023/03/18(土) 08:21

早速のお返事ありがとうございます。
名前の安売りみたいで恐縮ですが、このまま様子を見させてくださいね。


[487] 題名:さくらさん、こんばんは〜〜(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/03/17(金) 22:59

おや、ほんとにお名前が二度表示されていますね^^;
たぶん掲示板のほうのなんらかのバグだと思うのですが、僕のほうでも対処が出来そうにないので申し訳ないですが、しばらくこのままで様子を見ていただけますか。

こちらこそご迷惑をおかけして申し訳ありません。

ちなみに、さくらさんの今回の三首目の歌…
僕も会社勤めを辞めて軽い足取りになってみたいなあと少しだけ思ったり(笑)


[486] 題名:祐一さん、こんばんは〜〜(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/03/17(金) 22:57

いや〜〜、外では木蓮の花なども咲き始めて、季節はもうすっかり春本番と言った感じですね^^
僕は明日も明後日も残念ながら仕事なのですが、近い内に休みがとれたら春の景色の中を散策などしたいと思っています。

さてさて、そんなまさに萌え出る春の季節を肌に感じながら、今夜もまたこちらのみなさんの歌に感想など書かせてもらって、就寝前の楽しい時間にしたく思います。

>寒強し凍えて空を見上ぐれば空にぴったりオリオン座

うんうん、祐一さんのこの歌も、冬空に輝くオリオン座を詠って、それを見上げる作者の存在がひとつの景色として浮かび上がってくるほんとに素敵な魅力の一首ですよね。

「ぴったり」との個性的な表現によって、夜空に張り付くように輝く星座たちが目に浮かんできます。

そうですね、そんなどこかユニークな表現が活きた魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのまま充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
オリオン座の下に立って空を見上げることで、作者の〈存在〉もまた歌の中に浮かび上がってきます。

ただまあ、三句目の「見上ぐれば」が文語調だと、この部分が無駄に目立ってしまうようにも感じるので…

寒強し凍えて空を見上げれば天にぴったりオリオン座

うん、ここはこんな感じで「見上げれば」のほうが歌が自然に流れてよいような気も^^
こうすることで、唯一文語調になった初句がより活きて、さらに「ぴったり」の表現も活き活きとしてくるように思いますので。

あと、「空」のだぶりもこの歌の場合は違和感につながってしまっているように感じるので、四句のほうは「天」とかにしておくのもいいかも。

でもほんと、寒空に輝くオリオン座がひとつの景色として歌に浮かび上がる一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>あの山もこの山もみな白くなり寒い寒いと皆が言う言う

こちらの歌も、雪化粧する遠くの山並みと、街の中のひとびとの姿を歌に描き出して、繰り返しの個性ある言い回しがほんとに面白い魅力の一首ですよね。

たしかに、今期の冬は雪の降る日が多くて、例年になく寒い日が続いたように思います。
僕も仕事中に雪が降り出してきて、この歌の人々のように「寒い寒い」と震えながら仕事をしたことが何度もありました。

そうですね、そんなまさに“この冬”を生きた人々の生(なま)の声が聞こえてくるような魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
何気ない歌の表現の中に、作者のユーモラスな人格が顔を出す面白さ。

ただまあ、漢字で並ぶことで畳語に少し単調な漢字が出てしまって、その面白さが活かし切れていないようには感じるので…

あの山もこの山もみな白くなり寒いさむいと皆が言ういう

うん、ここはこんな感じで表記に変化をつけてみてもいいのかも知れませんね^^
こうすることで、上の句の「山」の漢字の繰り返しと、下の句の漢字&平仮名の表記の変化で、歌に良い感じのメリハリが生まれるようにも思いますので。

でもほんと、「山」や「みな」、「寒い」の繰り返しによって結句が絶妙なバランスで浮かび上がってくる面白い魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>この街を寒気がみんな支配して聞こえてくるは犬の遠吠え

うんうん、こちらの歌も、冬の街を包み込む寒気とその中で聞こえてくる犬の遠吠えを通して、作者のこころの中に映る景色を描き出したような、ほんとに素敵な雰囲気の一首ですよね。
凍えるような冬を「寒気が支配する」と表した感性も素敵です。

そうですね、そんな現実の空間を“詩的な感性”で包み込んだ魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
犬の遠吠えを遠くに聞きながら、作者は寒気の街に〈自分自身〉を確認するのです。

ただまあ、「みんな」は少し甘くて冗長な表現のようにも感じるので…

この街を寒気の波が支配して聞こえてくるは犬の遠吠え

うん、ここはたとえばこんな感じとかで、もう少し個性的な表現などを探してまとめてみるのもひとつの手かも^^
こうすることで、寒気が視覚的な魅力を持って迫ってくるような詩情も生まれるように思いますので。

でもほんと、冷たい寒気と犬の遠吠えが歌に具現化して現れてくるような魅力も感じますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)

ではでは、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、祐一さんもどうぞお身体に気をつけて素敵な春をお過ごし下さいね〜〜
今夜もこの辺で♪


[485] 題名:黒路さま さくら 名前:さくら 投稿日: 2023/03/17(金) 20:25

以前にも一度ありましたが、今回も名前を二度明記しないと、戻ってきてしまいました。よく分からないで、ご迷惑をおかけします。


[484] 題名:お題 服 名前 さくら 名前:さくら 投稿日: 2023/03/17(金) 20:17

菜の花の黄いろを着ればふく風にオーガニックな若き日のわれ

化粧やめスカ―ト止めて手作りのカラーマスクに光をあびぬ

企業辞めスーツもやめて転職の息子(こ)の足どりの少年のごと


[483] 題名:添削、ご感想をありがとうございます。 名前さくら 名前:さくら 投稿日: 2023/03/14(火) 09:41

黒路さん おはようございます。
さくらの開花がニュースになっている昨日今日と、急に肌寒さが戻ってきました。
この度もお忙しい中、たくさんのご感想をありがとうございます。
漢字が多過ぎはしないかと毎回 注意をしているつもりですが、今回も「似合う」よりも「似あう」という表現に気がつきませんでした。たったひと字で、歌全体が柔らかくなりましたね。

二首めの「ごと」を「ごとく」にとのご指摘ですが、私は「ごとく」のほうが「ごと」よりも柔らかな表現であるとは全く気がつきませんでした。 読み返して字余りになっても「ごとく」の方が、歌に余裕が出るとのご指摘ですが、その通りですね。

「白兎」の歌は、私の夢(願望)のひとつのようなものです。
今年は兎年だなぁと、思ったときに、こんな状況が浮かびました。
想ったことがすぐに絵になって出てきます(笑)。

私の歌へのご指摘、ご感想だけでなく、みなさまの歌へのご講評を拝読するのが とても楽しみですし、よい勉強になります。

春先はどうもぱっとしません、黒路さんも体調にお気を付けてくださいね。ありがとうございました。



ご丁寧


[482] 題名:さくらさん、こんばんは〜〜(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/03/13(月) 21:44

いや〜〜、ちょっとここ数日仕事や私用などで忙しい日が続いて、なかなかこちらに顔を出せずに申し訳ありませんでした^^;
ほんと、真面目に会社勤めするって時間も奪われて想像以上に疲れるものですね…

そんなバタバタしている間に、外では河津桜なども咲き始めて、季節はすっかり春めいても来ましたね。
まあ、僕の場合は、花粉症の症状も一気に酷くなって純粋に春の到来を歓んでばかりでもないですが(笑)

さてさて、そんな移ろう季節の中で、今夜もまたこちらみなさんの歌に感想など書かせてもらいながら、就寝までの豊かな時間としたく思います。

>正月にあのセーターを着ようかな「白が似合う」と孫がいうから

うんうん、さくらさんのこの歌も、セーターを通してお孫さんとの交流を詠ったほんとにこころ温まる素敵な内容の一首ですよね。
大好きな相手から「白が似合う」と言われると、嬉しくなってしまいますよね。
その相手がお孫さんであるというところにも、“小さな恋人”のようで微笑ましく感じます。

そうですね、そんな作者の〈リアル〉な姿が歌に浮かび上がってくる魅力も感じますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
孫と逢えるお正月をこころ待ちにしている作者の等身大の姿が、読み手の目の前に立ち現れてきます。

一応、例によって細かな表記についてですが、漢字表記が多いとお孫さんの台詞らしさが活きてこないようには思うので…

正月にあのセーターを着ようかな「白が似あう」と孫がいうから

うん、ここは「白が似あう」として平仮名の割合を少し増やしてみるのもいいかも^^
こうすることで、言葉に柔らかさが出てこの歌の良さがさらに活かされるようにも思いますので。

でもほんと、人と人との交流が歌を生み出す健全な短歌の姿が見て取れて素敵な魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>さむざむと白雲ひとつわがうちの病巣のごと消えては出でぬ

こちらの歌も、冬空に浮かぶ長閑な白雲に、しかし自身の身の内の病巣を思い出してしまう作者の厳しい現実が詠われた、ほんとに素敵な魅力の一首ですよね。
「消えては出でぬ」の表現から、治ったと思ってもまた何度も現れてくる病気とのつき合いの長さが読み取れます。
僕の場合もこの歌の病ほど深刻ではありませんが、いまだに椎間板ヘルニアの後遺症で、いつ爆発するか分からない爆弾を腰に抱えていたりもしますし…

そうですね、そんなある程度の年齢を重ねたひとなら誰もが共感できるような魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
不安とはまさに「さむざむ」と、油断したこころの中に顔を覗かせてくるものなのです。

ただまあ、「ごと」の連用形での使用も間違いではないですが、字余りになっても「ごとく」としたほうが歌に余裕が出てよかったような気も…

さむざむと白雲ひとつわがうちの病巣のごとく消えては出でぬ

うん、こんな感じで^^
「ごと」としてしまうと歌が堅くなり過ぎて、「病巣」が重くのし掛かり過ぎるように思いますので。

でもほんと、詩情の中に等身大の作者の姿が〈リアル〉に詠われた魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>白兎ひょいとあらわる鈍行のプラットホームの待合室に

うんうん、こちらの歌も、鈍行を待つプラットフォームの待合室で不意に出逢った白兎を詠って、その長閑な雰囲気がほんとに素敵な一首ですよね。
「鈍行(どんこう)」は普通列車のことですね。
この言葉が入ることで、昭和などの少し古い時代をも思い出させてくれて、ノスタルジーを感じさせる一首のようにも思います。

そうですね、そんなどこか時代を感じさせる田舎の駅の雰囲気を纏った魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
田舎の駅での“小さな命”との邂逅によって歌に表れる作者の〈優しさ〉が、読み手のこころをも温めます。

「ひょい」のオノマトペも、予期せずに登場した小さな生き物への驚きと愛情のある眼差しを感じさせてくれて、活きた表現のように感じます。
小さな命との出逢いが、詠み手のこころを温め、そして歌を読んだ者のこころをも温めてくれる。
ほんとに、命とは温かなものなのです。

ではでは、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、さくらさんもどうぞお身体を大切にしてお過ごし下さいね〜〜
今夜もこの辺で♪


[481] 題名:★お題は『服』★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/03/12(日) 22:54

★今回のお題は『服』、期限は三月十九日(日)です★

「ブルゾン」「ウエディングドレス」など、服という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m

PS.今回はお題、三巡目です(^・^)


[480] 題名:ブルゾン 名前:夕夏 投稿日: 2023/03/08(水) 17:59

ぶるぞんをぬいでちえみせふじはらのしおりをはさむちしきのぺーじ


[479] 題名:お題 「服」 名前 さくら 名前:さくら 投稿日: 2023/03/06(月) 09:14

おはようさん、昆虫のわれらに晴れ着はないのかな啓蟄の朝


[478] 題名:★前回の投稿作品★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/03/06(月) 00:00

前回のお題『火』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。

★前回の投稿作品★
お題『火』(敬称略)

夕夏

どっきょうのこえやだおんにゆらめくほのういまはでんきゅうふぃらめんと

せんかにてせんかえられぬよのつねとなせばなるなりなさねばならぬ

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嬰児(みどりご)の火のついたよう泣くもよしここは故郷生まれたところ

青春の想いの丈の恋手紙マッチ一本はかなく消える

-------------------------------------
さくら

わが腿にぽちょんとひとつ味噌汁の火傷の跡のハートのマーク

血の騒ぐことなどないが昨日きょう九階にみる遠景の火事

祖父につぎ父母を焼たる山あいの火葬のけむり流れてやまず


-------------------------------------
六九郎

もう一度きちざ会いたし火を放つ八百屋お七は恋に焼かれる

恋が為火刑となりし女ありそれからチョコの味は苦くて

火に焼かれ土に還らず骨となりリサイクルの輪ひとは入らず

火の神と外資ファンドに手を合わせ日本最後のたたら製鐵

火の山に登る命は山次第 山は大きく我が身小さく

人の世を遠く離れて一人おり焚き火の明かりだけをたよりに

火を起こし枝に肉刺し焼いて食い令和に生きるホモ・サピエンス

山下り人の世の中懐かしき焚き火の匂いまだ纏いおり

-------------------------------------


[477] 題名:★お題は『服』★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/03/06(月) 00:00

★今回のお題は『服』、期限は三月十九日(日)です★

「ブルゾン」「ウエディングドレス」など、服という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m

PS.今回はお題、三巡目です(^・^)




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