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『題詠』短歌投稿掲示板

題詠専用の短歌投稿掲示板です。
お題は毎週月曜日午前0:00頃この掲示板で発表いたします。
管理人:黒路よしひろ

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[710] 題名:大晦日 名前:祐一 投稿日: 2023/12/12(火) 17:05

色々とあったな今年一年もあと一日で終わりを告げる


[709] 題名:クリスマスよくじつはかう景気良く 名前:夕夏 投稿日: 2023/12/11(月) 06:35

けいきよくよくじつはかうのこりものねんきんくらしこどももすだち


[708] 題名:クリボッチ 名前:祐一 投稿日: 2023/12/11(月) 05:34

ああまたも独りぼっちのクリスマスボヴーピントンミスターロンリー


[707] 題名:★前回の投稿作品★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/12/11(月) 00:00

前回のお題『鞄』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。

★前回の投稿作品★
お題『鞄』(敬称略)

夕夏

かばんみてむかでにんまりそれをみたせんじゅかんのんくつくつおかし

ひとはみなせんじゅかんのんむかでにはなれぬとしるもかばんやくつを

-------------------------------------
祐一

かっとくる気質の人は泉谷の「黒いカバン」を一緒に歌おう

-------------------------------------
秋明

立つ人のバッグをもつは座るひとぬくきならわしあの広電の

学閥の悪魔ささやきカバン持ち改革の友バリケードはる

-------------------------------------
さくら

押入れのカバンの中の書付のセピアとなりて消えゆく記憶

この家の重要書類をつめ込みし古きかばんのホロホロと耐え

安売りの札が貼られた牛革の黒きかばんに幾度の暮れ

好きだった赤いかばんを肩にかけ散歩にゆこうちょっとそこまで

身を包む大きなカバンを作らむか我には合わぬネットの社会

-------------------------------------
六九郎

一禎はまた家を出る夜明け前古い鞄を一つ手に下げ

遊蕩の巴里から鞄持ち込んだ御用商人和助腹切る

何もない男の部屋に残されたカバンが一つ 妙に重くて

金塊のつまったバッグ肩に背負いあの山越えて行けるとこまで

衣食住ザックに詰めて山向かう街を追われし者のごとくに

-------------------------------------


[706] 題名:★お題は『師走』★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/12/11(月) 00:00

★今回のお題は『師走』、期限は十二月二十四日(日)です★

「クリスマス」「大掃除」など、師走という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m

PS.今回はお題、四巡目です(^・^)


[705] 題名:鞄 名前:六九郎 投稿日: 2023/12/10(日) 16:48

一禎はまた家を出る夜明け前古い鞄を一つ手に下げ

遊蕩の巴里から鞄持ち込んだ御用商人和助腹切る

何もない男の部屋に残されたカバンが一つ 妙に重くて

金塊のつまったバッグ肩に背負いあの山越えて行けるとこまで

衣食住ザックに詰めて山向かう街を追われし者のごとくに


[704] 題名:題名 かばん 名前 さくら 名前:さくら 投稿日: 2023/12/08(金) 07:56

押入れのカバンの中の書付のセピアとなりて消えゆく記憶

この家の重要書類をつめ込みし古きかばんのホロホロと耐え

安売りの札が貼られた牛革の黒きかばんに幾度の暮れ

好きだった赤いかばんを肩にかけ散歩にゆこうちょっとそこまで

身を包む大きなカバンを作らむか我には合わぬネットの社会




[703] 題名:黒路さま ありがとうございます  名前:さくら 投稿日: 2023/12/05(火) 12:21

ご療養中でいらっしゃるのに、添削と、温かなお言葉をありがとうございます。いろいろとご不自由なことと存じますが、でも、でも、100mぐらいは歩けると伺い、ほっとしております。
お若いから 快方に向かえば回復もお早いことでしょう。

ひとつひとつの歌にご丁寧な添削、感想をありがとうございます。
今回も締めの言葉の大切さを勉強させていただきました。
 にっと笑いかけくる→にっと笑いかけおり
こう表現することで、歌の広がりが出てくるのですね。
同様に
 覚えおるかな→覚えておるか
も、納得いたしました。
仰るように、歌の上でのあそび心は大切ですね。
お陰様で少しずつですが、詠むということが分かり始めたように思います。
一日も早く退院なさいますように。
ありがとうございました。


[702] 題名:さくらさん、こんばんは~~(^・^) 名前:黒路よしびろ 投稿日: 2023/12/05(火) 00:06

いや~~、のんびりと椎間板ヘルニアの療養生活を送っている間に、いつの間にか十二月に入ってしまいましたね^^
救急車で運ばれてから二週間あまり…
明日は会社に今後の復帰時期などについての話し合いに行くのですが、思ったより回復が進まずいまだに100メートル歩くことがやっとな状態で、いったいどうなることやら。
まあ、支社長が辞めることだけは考えないでくれと言ってくれているので、明日クビになることは無いでしょうけれど(笑)

さてさて、そんな療養中の日々の中で、今夜もまたこちらのみなさんの歌に感想など書かせてもらって、こころの栄養補給としたく思います。

>幼子は大きなクマを引きずって散歩にもゆき電車にも乗る

うんうん、さくらさんのこの歌も、大きなクマのぬいぐるみを引きずって歩く幼子を詠って、その光景が目に浮かんでくるほんとに素敵な魅力の一首ですよね。

このクマは当然、ぬいぐるみ(あるいは人形)な訳ですが、「大きなクマ」とのみ表現されている部分に歌としての面白味を感じます。

そうですね、そんな幼子とクマの行く先ざきの姿も想像される楽しい一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
誰の記憶の中にも、きっとこの歌の「クマ」のような仲良しな〈相棒〉がいるのでしょう。

ただまあ、二句目はもう少し言い回しに個性があってもいいような気はするので…

幼子は大きなるクマ引きずって散歩にもゆき電車にも乗る

うん、ここはこんな感じで文語調で「大きなるクマ」としてみるのもひとつの手かも知れませんね^^
こうすることで、「大きなクマ」がさらに強調されて、おなじ意味でも面白味が増して表現されるように思いますので。

でもほんと、情景が映像として見えてくるような歌の力を感じさせる一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>息子らはわれをフォーカス、ドーナツの穴からにっと笑いかけくる

こちらの歌も、子供たちが幼かった頃の思い出を詠って、作者の記憶に触れるような温かな魅力の一首ですよね。
作者の背景を知らなければ、今現在の歌としても読める幅の広さも素敵です。

「にこ」ではなく「にっ」と表現したオノマトペの、小さいながらも面白い“個性”。

そうですね、そんな家族の温かな時間を切り取った魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
詠われている描写から、子供たちが作者を愛していたことが伝わり、歌そのものから作者の子供たちへの愛が伝わる、深い〈家族愛〉の一首。

ただまあ、結句の表現は少々、性急な甘さが出てしまっているようにも感じるので…

息子らはわれをフォーカス、ドーナツの穴からにっと笑いかけおり

うん、これもありきたりと言えばありきたりですが、無難に「笑いかけおり」とまとめてみてもいいのかも^^
こうすることで、“そのとき”の出来事が永遠に生きているような深みが歌に生まれるようにも思いますので。

でもほんと、いつまでも続かないからこその、その時間の“大切さ”が感じ取れる一首だと思いましので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>君たちは覚えおるかなパパの背にミニカーを走らせたあのころを

うんうん、こちらの歌も、母親である作者の視線を通しての子供たちと父親の姿を詠った、ほんとに素敵な思い出の一首ですよね。
その視線を通して、作者自身の存在が歌に浮かび上がってくる魅力も感じます。

そうですね、そんな家族の楽しかった時間が美しい思い出として詠われた魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
子供たちにとって、父のその〈広い背中〉は、道路であり山であり、無限の遊び場だったのでしょう。

ただまあ、「覚えおるかな」の言い回しはちょっと固すぎて、不自然な感じがしてしまうので…

君たちは覚えておるかパパの背にミニカーを走らせたあのころを

うん、ここはたとえばこんな感じでまとめてみるのもひとつの手かも^^
「覚えているか」のほうがさらに自然な感じもしますが、「覚えておるか」とすることで作者の個性も少し活かせるように思いますので。

でもほんと、遠い過去を取り返すかのように振り返る感傷が魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>始まりは将棋にあそぶ聡太さん 此のうつし世に夢をたまわる

こちらの歌も、将棋の棋士の藤井聡太八冠を詠って、現世に生きることの意味や楽しみをも感じさせてくれるような、ほんとに素敵な魅力の一首ですよね。
上の句は、将棋だけでなく短歌などにも通じるものがあるように思います。

そうですね、そんな夢を見せてくれる藤井聡太八冠の幼き日をも歌に再現してみせた面白い構成の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。

「将棋にあそぶ聡太さん」の表現の秀逸。
あるいは、真剣勝負の中で、いまもなお将棋に〈あそんでいる〉からこそ藤井聡太八冠は強いのかも。

振り返って、僕自身が短歌とあそぶ楽しさを過去に置いてきたような気持ちもどこかにあって、少し考えさせられる一首でもありますね。

ではでは、少しずつ寒さが増してきたこの頃ですが、さくらさんもどうぞお身体を大切にしてお過ごし下さいね~~
今夜もこの辺で♪


[701] 題名: 名前:秋明 投稿日: 2023/12/01(金) 10:31

立つ人のバッグをもつは座るひとぬくきならわしあの広電の

学閥の悪魔ささやきカバン持ち改革の友バリケードはる


[700] 題名:カバン 名前:祐一 投稿日: 2023/11/28(火) 09:42

かっとくる気質の人は泉谷の「黒いカバン」を一緒に歌おう


[699] 題名:鞄 名前:夕夏 投稿日: 2023/11/27(月) 00:48

かばんみてむかでにんまりそれをみたせんじゅかんのんくつくつおかし

ひとはみなせんじゅかんのんむかでにはなれぬとしるもかばんやくつを


[698] 題名:秋明さんも、ありがとうござます(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/11/27(月) 00:33

みなさんからの励ましを受けて、痛みに耐えながらリハビリしていこうと思います^^
どうしても仕事のことなどが気になってしまいますが、現時点で職場に戻っても足手まといにしかならないですので(笑)
ではでは、またみなさんの歌にも少しずつでも感想など書かせてもらいますね~~♪


[697] 題名:★前回の投稿作品★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/11/27(月) 00:01

前回のお題『草』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。

★前回の投稿作品★
お題『草』(敬称略)

祐一

紺碧の空に誘われ田を行けば緑緑にそよ風ぞ吹く

緑の葉日差しを浴びて嬉しそう自らの色輝き放ち

-------------------------------------
秋明

まんまるとわれのまるめしくさだんご ふぞろいのかお なきやわらいの

草はらに笑いはじけるこどもらの 馬乗り遊び高見のひばり

-------------------------------------
さくら

茫々とすすきの茂る川の面におぼろに霞む秋の夜の月

川辺には薙ぎ倒されし夏草の号泣のせてトラクターの跡

赤まんまコップに挿せば遠き日のままごと遊びの声がきこえる

ものかげに昼顔の咲く高層の住まいのひと日 姉を思へり

-------------------------------------
六九郎

「民草は抜いた端から生えてくるw」そううそぶきていくさはやまず

草むしり一生をただ戦いに捧げし男庭を守り抜く

「草生える」書き込むきみのマジメ顔腹の底から笑う日もなく

「雑草という名の草はありません」名前なくとも草は困らず

アスファルト裂け目に生えし草伸びよお前が最後の希望なのだ!

われは草一般人を装いてこのほしにおり 任務忘れる

-------------------------------------


[696] 題名:★お題は『鞄』★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/11/27(月) 00:00

★今回のお題は『鞄』、期限は十二月十日(日)です★

「ランドセル」「リュック」など鞄という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m


[695] 題名:「草」 名前:六九郎 投稿日: 2023/11/26(日) 13:46

「民草は抜いた端から生えてくるw」そううそぶきていくさはやまず

草むしり一生をただ戦いに捧げし男庭を守り抜く

「草生える」書き込むきみのマジメ顔腹の底から笑う日もなく

「雑草という名の草はありません」名前なくとも草は困らず

アスファルト裂け目に生えし草伸びよお前が最後の希望なのだ!

われは草一般人を装いてこのほしにおり 任務忘れる


[694] 題名:講評&添削、ありがとうございます! 名前:六九郎 投稿日: 2023/11/26(日) 12:39

黒路よしひろ様

手術も回避でき症状も軽快を認めているとのこと、なによりです。
とはいえ、文面からも痛さ辛さが伝わって参りました。
お仕事も大事ですが、なにしろ人間、体が第一です。
無理されず、まずは療養に専念されてください。



>自転車の車輪に挟むゴムボールできる子供の必須アイテム
→自転車の車輪に挟むゴムボール〈デキる子供〉の必須アイテム
並べてみると〈デキる子供〉が浮き出て見えて、たしかに引き立ちます。ありがとうございます。われわれにとって「デキる」とは、勉強がデキるよりも知恵と工夫で毎日を楽しく暮らすことでした。ボール一個、ナイフ一個でなんでもデキるやつが〈デキる子供〉です(^_^)。

>毎日がただ遊ぶためだけにあり日が暮れたならじゃあまた明日!
→毎日がただ遊ぶためだけにあり日が暮れたなら「じゃあまた明日!」
15分休みですらも、遊ぶためにみんな我先に校庭に駆け出していました。いま思い返すと、ほんとにバカで貴重な毎日でした。いじめたりいじめられたりもしましたが、今ほど陰湿ではなかったように思います。「じゃあまた明日!」と括弧を加えると、馬鹿なガキの叫び声が聞こえてくるようです。


>子供らの「遊び」殺した犯人は半導体部活習い事
→子供らの「遊び」殺した犯人は 半導体、部活、習い事
何でも分解して作りを確かめて元に戻す、というのが昭和の子供の習癖でしたが、ファミコンやポケットゲームには歯が立ちませんでした。自作も改造も許さない、まさにブラックボックス。小学校高学年や中学生になると、みんな習い事だ部活だと、それなりに忙しくなり馬鹿みたいに暗くなるまで遊ぶこともなくなりました。バカで平和な子供時代の終わりだったと思います。たしかに、「遊び」の括弧とバランスが取れ読みやすいです。ありがとうございます。

>茫とした者の未来は危うしと幼心に刻む椅子取り
→茫とした者の未来は危うしと幼ごころに刻む椅子取り

「茫とした」をコトバンクで調べますと、「 広々としているさま。 はてしないさま。 また、とりとめなくぼんやりしているさま。」とありました。まさに私は「茫とした子供」だったように思います。そのせいかよく怒られていました。もちろん椅子取りゲームも苦手でした。
「歌の天地(長さ)は長いほうが良い」
恥ずかしながら、考えたこともありませんでした。「天地」という表現すら、知りませんでした…。勉強になりました!

>棺桶の中へ飛び込むあわてもの隠れる場所はそこだけでなし
日本では大人も子供も自殺が増えているそうで、なんともやるせない気持ちになります。中にはそれほど深刻な悩みもなく、あっけなくこの世におさらばしてしまう人もいるとのこと。誰でもなにもかも嫌になって何処かに雲隠れしたくなることはあると思いますが、現代の社会には隠れ場所すら残されていないのかも。みんなが「正義」を振りかざす、一見すると清潔な社会は、ホントは住みづらい社会なのかも。「義理」「人情」という言葉もすっかり死語になりました…。

愚作を読んでいただき、アドバイスいただけることは大変幸せなことだと思っております。励みになります。今後もよろしくお願いいたします!


[693] 題名: 名前:秋明 投稿日: 2023/11/26(日) 11:35

ほっとしました。ゆっくりご静養ください、


[692] 題名:さくらさん、ありがとうござます(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/11/26(日) 00:53

さくらさん、ありがとうござます^^
今回のヘルニアは、上のほうに飛び出して腰骨にへばりつくような感じで、神経を押しつぶす形にならなかったのが幸いしたようです。
焦りは禁物ですが、なるべくはやく会社のほうにも復帰したく思います。
ではでは、他のみなさんにもほんとうにご心配をおかけしました。
また少しずつでもみなさんの歌にも感想など書かせてもらいますね~~♪


[691] 題名:六九郎さん、こんばんは~~(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/11/26(日) 00:35

いや~~、救急車で運ばれて緊急入院してから一週間が過ぎましたが、当初思っていたより症状は軽かったようで、日に日に回復しているのが自分でも分かる感じです^^
今日はリハビリも兼ねて丘陵公園の駐車場の側を少し歩いてきましたが、自分で想像していたよりは長い距離を歩くことも出来ました。
このまま順調に回復してくれると、デスクワークだけでなく、二週間後ぐらいには会社のハードな業務などにも復帰出来るかも…

さてさて、そんな自宅療養中の休日に、今夜もまたこちらのみなさんの歌に感想など書かせてもらって、こころの充電としたく思います。

>自転車の車輪に挟むゴムボールできる子供の必須アイテム

うんうん、六九郎さんのこの歌も、まだ子供たちが自転車で元気に走り回り、ボール遊びをしていた時代を詠って、ほんとに元気溢れる魅力の一首ですよね。

僕も子供の頃は、この歌の子供のようにゴムボールを持って自転車ではしりまわっていましたが、僕たちの地域では車輪にゴムボールを挟むという発想はなかったです。
これをやっていたら僕ももっと「デキる」子供に見えたのでしょうね(笑)

そうですね、そんな地域差も感じられて、でも説明なしでもその魅力がよく伝わってくる一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
子供たちにとって、他人と「違う」ことが、「個性」という言葉が、まだ誉め言葉であった〈遠い時代〉の思い出。

ただまあ、この歌の場合は「できる子供」がもう少し強調されたほうが歌が活きるようにも思うので…

自転車の車輪に挟むゴムボール〈デキる子供〉の必須アイテム

うん、たとえばこんな感じとかで、括弧を付けるなどして強調してみるのも面白くていいかも知れませんね^^
こうすることで、さらに「デキる」感が増して、一首も引き締まって見えるようにも思いますので。

でもほんと、光景が目に浮かんでくる魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで。



>毎日がただ遊ぶためだけにあり日が暮れたならじゃあまた明日!

こちらの歌も、昭和の時代の子供なら誰もが共感できる、子供時代の楽しさを詠って、ほんとに素敵な魅力の一首ですよね。
句またがりで展開される「調べ(リズム)」の面白さも、“個性”として輝いています。

僕の子供のころも、もちろん勉強の大切さはしつこく言われましたが、でもやっぱり学校でも休み時間は運動場に飛び出して遊んでいましたし、家に帰ってからもすぐに友達たちと日が暮れるまで遊んでいました。
現代の子供たちは、塾や習い事、あるいはコロナの影響で、もうそんな日が暮れるまで外で遊ぶなどという経験はほとんど出来なくなっているのでしょうね。

そうですね、そんな時代の変化も感じさせてくれる深い魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
歌を通して、「じゃあまた明日!」との、子供時代の作者の声が時代を超えて聞こえてきます。

ただまあ、あえて言うのなら少し歌が大人しくまとまりすぎているような気はしないでもないので…

毎日がただ遊ぶためだけにあり日が暮れたなら「じゃあまた明日!」

うん、ここもこんな感じとかで台詞部分を表記で少し強調して見せてもいいのかも^^
まあ、括弧はやり過ぎになってしまう場合もあるので使用の判断が難しいところですので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>子供らの「遊び」殺した犯人は半導体部活習い事

うんうん、こちらの歌も、先の歌に引き続いて、作者の子供時代と現代の子供たちの姿を対比して詠った、ほんとに深い魅力の一首ですよね。

「半導体」というのは、それを利用したパソコンやゲーム機などかな。
物ならべの中に一つ異彩を放つ「半導体」が、詩の言葉となって歌を活かします。

そうですね、そんな子供たちから「遊び」を奪ったものたちへの作者の気持ちが背景に感じ取れる魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
昭和の子供たちの遊びは、過ぎてゆく時代の中に〈殺された〉のです。

ただまあ、こちらの歌も結句の物ならべをもう少し表記で立たせてみても面白いかも…

子供らの「遊び」殺した犯人は 半導体、部活、習い事

うん、こんな感じで^^
こうすることで、上の句の「遊び」の括弧とバランスが取れて、一首がさらに引き立つようにも思いますので。

でもほんと、少し過激な比喩もよいスパイスとなって活きている一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>茫とした者の未来は危うしと幼心に刻む椅子取り

こちらの歌も、昭和の子供たちにお馴染みの「椅子取り」ゲームを詠って、人生哲学にも通じる深い魅力の一首ですよね。

「茫(ぼう)とした者」は、ぼ~~っとした者のことでしょうか。
たしかに、椅子取りゲームでは、茫っとしているとすぐ負けてしまいますね。
(まあ、子供時代の僕はそれほど茫としてはいなかったとは思うのですが、それでも椅子取りゲームは苦手でした^^;)

そうですね、そんな椅子取りゲームを通して人生の哲学のようなものをどこか感じさせてくれる魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
大人の社会は常に限られた椅子の奪い合い。
子供たちの遊びの中にも、すでに未来の〈競争〉は始まっているのです。

ただまあ、ちょっと歌の天地(長さ)が短くて、物足りなさを感じなくもないので…

茫とした者の未来は危うしと幼ごころに刻む椅子取り

うん、「幼ごころ」と平仮名表記にして、長さを足してみるのもひとつの手かも知れませんね^^
歌の天地は長いほうが良いと言われますので。

でもほんと、幼心に感じ取った人間社会の“厳しさ”が深い魅力を伴って伝わってくる一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>棺桶の中へ飛び込むあわてもの隠れる場所はそこだけでなし

うんうん、こちらの歌も、“かくれんぼ”をちょっとシュールな感じで詠った、ほんとに面白い魅力の一首ですよね。
棺桶の中に隠れたあわてもの…
一見、滑稽に詠われていますが、あるいは早世した友人などを詠ってのものでしょうか。
僕の幼なじみもひとり、数年前に亡くなりましたが、残された者たちからしたらまさに「あわてもの」と言ってやりたい悲しい出来事でした。

そうですね、そんなコミカルな表現で哀しみを詠った深い魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
分かってはいても、人生の辛さから逃げるのなら〈そこ〉に隠れるしかないのかも。

「そこだけでなし」の結句の表現も秀逸で、その内容とともに読み手のこころに深く迫ってくる魅力の一首です。

ではでは、今夜もまた少し冷えてきましたが、六九郎さんもどうぞ腰痛などに気をつけて素敵な休日をお過ごし下さいね~~
今夜もこの辺で♪




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