題詠専用の短歌投稿掲示板です。
お題は毎週月曜日午前0:00頃この掲示板で発表いたします。
管理人:黒路よしひろ
[944] 題名:「お金」 名前:六九郎 投稿日: 2025/01/17(金) 21:59
ポチ袋開けては中を確かめる勘定楽し正月の夜
カセットで「♪金が欲しくて働いて♪」布団で聴いた昭和の下宿
澁澤のことが好きだの嫌いだのお札になればみんな大好き
新しき紙幣の顔に選ばれし澁澤翁を新婦は嫌い
鼻を寄せピン札の香を楽しんで手離すまでに時間がかかり
通帳のプラスマイナスゼロにして「美田を残さず」と書き遺す
自販機が飲まぬコインがひとつあり財布の中に今も残れり
[943] 題名:「お金」B最後です 名前:青雲空 投稿日: 2025/01/16(木) 17:14
困窮す人のためこそ軍がある救世軍に蒙啓かれた日
[942] 題名:「お金」A 名前:青雲空 投稿日: 2025/01/16(木) 14:37
支払いはペイペイですと声高く小さな掌スマホが余る
(一首追加させてください。昨日の出来事です。)
[941] 題名: 題名 「お金」名前 さくら 名前:黒路さま さくら 投稿日: 2025/01/15(水) 13:00
人けなき神社の庭の箒目のそぞろにすがし冬晴れの空
初もうで賽銭箱のしめ縄の朽ちてほろほろ柔き手ざわり
賽銭のしずかな杜に木魂して吾が心根のしずもりてゆく
沙汰もなく通帳残の減りゆくは勝手に上げる諸経費のため
大瓶に溢れるほどのコインよりお札が良いと子は言いぬ
[940] 題名:お金 名前:夕夏 投稿日: 2025/01/15(水) 01:37
つかえないぐんぴょうぬらしまきつけてたきびにくべるじだいありしや
スギッパを集めて焼き芋作りました。遊び心で詠んで見ましたけれど、此のような体験をしたかたいるのかしら。
[939] 題名:お題「お金」投稿します 名前:青雲空 投稿日: 2025/01/11(土) 10:24
曲がりくねり円安進み値札飛ぶインフレの波に生活沈む
十万年祟る疫病神を産み補助金付きで引き取れと 国
合板のリングに350億 仮設住宅6000軒消す
「この成果カネで計れぬ価値がある」ほら逃げ出した万博協会
[938] 題名:★前回の投稿作品★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2025/01/06(月) 00:00
前回のお題『雪』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。
★前回の投稿作品★
お題『雪』(敬称略)
夕夏
したしみがうすれゆくかなゆきげしきにのじにのじのげたのはつゆき
ゆきみざけおつきみだんごふうりゅうでうまれいでたかゆきみだいふく
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青雲空
メールには「4本爪は避けましょう」アイゼン買い替え予算底尽く
細長き足跡の果て雪荒れて争いの跡くれない滲む
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さくら
東京に雪ふる朝を夢みつつ吾が黒髪に初霜の降る
雀一羽あそびに来ない九階のあかるき庭に初雪を待つ
東京の夕べに消える雪降りて父の声する「おおい、雪だぞ!」
南天の赤いお目目をいただいて雪の兎はめおとになりぬ
幾重にも白髪かさね永らえて笑みをたたへて老女は逝きぬ
ときどきは軽き眩暈の多くしていずこにありや正月の日々
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六九郎
にぎやかな足あと残る雪山に人の知らない営みのあり
先行の足跡なぞる雪道の正しき道とは限らぬものを
加速する人の営み立ち止まり見つめ直せと降り続く雪
しんしんと降り積もる雪人間と地球の熱を冷まそうとして
無惨やな黒く汚れた雪解けの温暖化には敵うはずなし
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[937] 題名:★お題は『お金』★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2025/01/06(月) 00:00
★今回のお題は『お金』、期限は一月十九日(日)です★
「札束」「お年玉」など、お金という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。
題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
[936] 題名:「雪」 名前:六九郎 投稿日: 2025/01/04(土) 22:49
にぎやかな足あと残る雪山に人の知らない営みのあり
先行の足跡なぞる雪道の正しき道とは限らぬものを
加速する人の営み立ち止まり見つめ直せと降り続く雪
しんしんと降り積もる雪人間と地球の熱を冷まそうとして
無惨やな黒く汚れた雪解けの温暖化には敵うはずなし
[935] 題名:題名 「雪」 名前:黒路さま さくら 投稿日: 2025/01/03(金) 10:52
黒路さま、みなさま、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。 さくら
東京に雪ふる朝を夢みつつ吾が黒髪に初霜の降る
雀一羽あそびに来ない九階のあかるき庭に初雪を待つ
東京の夕べに消える雪降りて父の声する「おおい、雪だぞ!」
南天の赤いお目目をいただいて雪の兎はめおとになりぬ
幾重にも白髪かさね永らえて笑みをたたへて老女は逝きぬ
ときどきは軽き眩暈の多くしていずこにありや正月の日々
[934] 題名:青雲空さん、こんばんは〜〜(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2025/01/02(木) 23:56
いや〜〜、今年は元日からよく晴れた日が続いて、気持ちのよい新年となりましたね^^
きょうは史跡公園の前を車で通ったら、たくさんの親子づれが凧(カイト)をあげていました。
形は変わっても、人間のすることはいつの時代もそれほど変わらないものなのですね(笑)
さてさて、せっかくのお正月休みなので、ひさしぶりに僕もこちらのみなさんの歌に、少しだけでも感想など書かせてもらいたく思います。
>メールには「4本爪は避けましょう」アイゼン買い替え予算底尽く
うんうん、青雲空さんのこの歌も、ほんとに「雪」のお題にぴったりで、作者の日常が見えてくるような〈リアル〉さが魅力の一首ですよね。
「4本爪」は、チェーンスパイク(軽アイゼン)の爪のことだそうですね。
他にも「6本爪」や「10本爪」などがあって、「4本爪」は爪が少ないので急斜面などでは危険なのだとか…
そうですね、そんな専門用語やりとりから作者の周辺の人間関係なども想像させてくれて面白いですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
下の句から伝わる作者の懐具合が、気取らない人柄とともに作者の等身大の姿を歌に浮かび上がらせます。
口語調のメールの文言に対して、結句の「尽く」の文語が一首を心地よく引き締めてくれていますね。
結句には「予算は尽きぬ」「予算尽きたり」などのほうが落ち着きは良いですが、口語とのバランスを考えるなら、もとの表現で「予算底尽く」のほうがやはりぴったりくるように思います。
なにより「底」が共感となって、良い意味での“庶民らしさ”が歌に滲み出ていますね。
>細長き足跡の果て雪荒れて争いの跡くれない滲む
こちらの歌も、雪山登山での〈リアル〉な光景を詠って、その“くれない”の色まで目に浮かんでくるような、ほんとに素敵な一首ですよね。
最初、青雲空さんは猟師なのかとも思いましたが、雪が荒れるほどの争いなので、狐などの動物が獲物を捕らえたのですね。
そうですね、そこに至るまでの過程も浮かび上がらせてくれる描写が魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
雪山の生き物たちが織りなすまさに命がけの“争い”の跡に向き合うことで、作者自身の命の鼓動も歌に浮かび上がってくるのです。
ただまあ、少し「調べ(リズム)」が途切れ途切れになって、忙しない印象がしなくもないので…
細長き足跡の果て雪は荒れて争いの跡くれない滲む
うん、ここは字余りになってしまいますが、あえて三句目に助詞を入れてみるのもひとつの手かも^^
こうすることで、忙しなく展開する歌の中で、三句の部分でゆったりとした余韻が生まれて、歌にメリハリも生まれるようにも感じますので。
でもほんと、歌を通してその光景が読み手の目の前に現れてくるような言葉の力を感じさせてくれる一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)
ではでは、今夜もまたよく冷えますが、青雲空さんも風邪など引かないようにくれぐれも気をつけてお過ごし下さいね〜〜
今夜もこの辺で♪
[933] 題名:さくらさんも、明けましておめでとうございます(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2025/01/02(木) 23:16
さくらさんも、良い新年を迎えられたようでなによりです^^
僕のほうは、年末年始のお休みもいつの間にか半分が過ぎて、五十代の時間の流れの速さに少し戸惑っています(笑)
とりあえず、明日は初詣にでも出かけてみようかと思っています。
ではでは、今年もどうぞよろしくお願いしますね♪
[932] 題名:皆さまよろしくお付き合い願います 名前:青雲空 投稿日: 2025/01/02(木) 17:27
新参者です。皆様の暖かい励ましがうれしいです。なにとぞよろしくお願い致します。
[931] 題名:謹賀新年 名前:六九郎 投稿日: 2025/01/02(木) 12:41
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします(^_^)
青雲空さん、私も1年前にこちらにたどり着きました。
仲間が増えてうれしいです。
これからよろしくお願いします(_ _)
[930] 題名:みなさま 明けましておめでとうございます 名前:黒路さま さくら 投稿日: 2025/01/02(木) 09:26
昨年もおたおたと一年が過ぎてしまいました。
月日がたっても相変わらずな歌ですが、今年もよろしくお願いいたします。
青雲空さま、ご一緒に楽しく詠んでまいりましょう。
みなさまも よろしくおねがいいたします。
[929] 題名:明けましておめでとうございます(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2025/01/01(水) 22:26
みなさま、明けましておめでとうございます!
僕のほうは、今日はあまり正月らしさを感じない元日でしたが、ひさしぶりに仕事の忙しさから解放されて、本来の自分を取り戻せたような気がしています(笑)
六九郎さん、青雲空さんも、よい新年を迎えられたようでなによりです^^
青雲空さんは、短歌を始められてまだ間がないのですね。
素人とは思えない表現力を感じます。
また、歌の細かな感想など後ほど書かせてもらいますね。
ではでは、他のみなさんも、今年もどうぞよろしくお願いします♪
[928] 題名:短歌始めたばかりです 名前:青雲空 投稿日: 2025/01/01(水) 10:01
ネット検索してたどり着きました。まだ短歌を始めて1ヶ月。
皆さまのご指導をお願いします。
[927] 題名:今年も1年間ありがとうございました。 名前:六九郎 投稿日: 2024/12/31(火) 22:14
黒路様
今年も一年間、ありがとうございました。
2週間毎の「お題」のお陰で、生活に張り合いを感じながら一年間楽しく過ごすことができました。また、愚作にお付き合いいただきまして、感謝申し上げます。
来年もマイペースで歩いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
2025年が皆様に取りまして良い年となりますように。
[926] 題名:みなさま、よいお年を(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2024/12/31(火) 21:38
みなさま、今年も一年、『題詠』短歌掲示板に参加してくださりほんとうにありがとうございました!
この掲示板を始めた頃はまだ三十代だった僕も、今年の十二月でとうとう五十歳となってしまいました。
忙しなく駆け抜けた日々のなかで、いつしか二十年の歳月が流れていたのですね…
そんな節目の年でしたが、今年は仕事のほうがあまりにも忙しくて、短歌に向き合う時間をなかなか取れなかったことがほんとうに残念に思っています。
生活が安定すれば短歌にも落ち着いて向き合えるだろうと、二年前に自営業を休業して会社勤めを始めたのですが…
会社での評価が上がれば上がるほどに自由な時間が失われて、歌と向き合う時間も失ってしまうという現実のもどかしさ。
そんな思うようにいかない日々の中で、こちらでみなさんの歌を読ませていただく時間がほんとうに貴重なものだと何度も感じました。
今年一年、僕が短歌と繋がっていられたのは、みなさんのおかげだと深く感謝しています。
来年はもう少し、短歌に関わる時間も増やせたらと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
みなさまも、それぞれによい新年をお迎えくださいm(_ _)m
黒路よしひろ(管理人)より。
[925] 題名:青雲空さん、はじめまして〜〜(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2024/12/30(月) 22:55
この掲示板の管理人の黒路(くろみち)といいます^^
どうぞよろしくお願いしますね。
素敵な歌の投稿、ありがとうございます!
青雲空さんは登山が趣味なのですね。
四本爪のアイゼンでは登れない雪山…
本格的な雪山登山をされる姿が目に浮かんできて、まさに今回の「雪」のお題にぴったりの魅力を感じます。
また後程、もう少し細かな感想なども書かせてもらえればと思います
あと、この掲示板は参加者同士で自由に投稿歌の批評や添削を行ってもよいというルールになっていますので、その点だけご理解のほどをよろしくお願いいたします。
『題詠』短歌掲示板:利用規約
http://tanka.ikaduchi.com/contents04.html
ではでは、青雲空さん、また素敵な歌の投稿お待ちしてますね〜〜♪