題詠専用の短歌投稿掲示板です。
お題は毎週月曜日午前0:00頃この掲示板で発表いたします。
管理人:黒路よしひろ
[739] 題名:★前回の投稿作品★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2024/01/22(月) 00:00
前回のお題『爬虫類』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。
★前回の投稿作品★
お題『爬虫類』(敬称略)
沙羅
残された蜥蜴の尻尾が光りだす 私はいいから逃げ延びて さあ
眠ってるままの蛇なら怖くない樹の洞に手を差し入れてみる
そのかみに手足を捨てたくちなははしなやかに春の川泳ぎゆく
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さくら
子を背負い日がな一にち半眼の親亀われを一顧だにせず
夢見しは青き地球の野っぱらに花を咥えた恐竜の舞
花に酔い恍惚とまう恐竜の舞うて堕ちゆくブラックホール
「蛙めは眠りおるかな」またも聞くまっこと父は蛙がきらい
目つむれば春近むらし蛇、蜥蜴 土やわらかに肺呼吸せむ
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六九郎
でかい顔まさか自分がしっぽとは切られるまでは気付かずにおり
日を浴びてじっと身体を温める寒い冬の日トカゲの横で
手も足も捨てて進化の潔さ ヘビはトカゲに別れを告げる
手も足も捨てて我らは我道へ ヘビの信念われは畏れる
今日もまたVサインして写真撮る首に乗せられ締めたろうかな
今日もまた笛に合わせてくねくねと小遣い稼ぎ噛んだろうかな
巳(ミ)は上に已(スデ)はなかばに言うけれど己(オノレ)は見えず眼鏡かけても
龍(タツ)というスーパースターのその後にどんな顔して出ればよいやら
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[738] 題名:★お題は『絵』★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2024/01/22(月) 00:00
★今回のお題は『絵』、期限は新年二月四日(日)です★
「絵本」「漫画」など、絵という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。
題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
PS.今回はお題、三巡目です(^・^)
[737] 題名:黒路さま ご丁寧な添削、感想をありがとうございました。 名前:さくら 投稿日: 2024/01/21(日) 10:44
近頃は、何だか歌にも自信がなくなっておりましたので、お褒めいただいた歌はとっても嬉しかったです。
姉を失った悲しみが自分一人だけでなく、「街をつつみぬ」とする表現に、はっといたしました。
茶の花の歌ですが「あう」ではほんとに歌が曖昧でしたね。「遭う」とすることで、歌がいきいきと締まる感じがいたします。
茶の花は地味な花ですが、花のないこの季節での出会いは、ほのぼのと嬉しくなります。
九階に住んでおりますので、朝日も、月の出も昇り始めは、ゆらゆらと大きく真っ赤に揺れながら出てきます。
とても幻想的で、是非お見せしたいと思うほどです。
ご感想をいただいて、また少し歌を続けたいと思いはじめました。
ありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。
[736] 題名:「爬虫類」 名前:六九郎 投稿日: 2024/01/21(日) 08:15
でかい顔まさか自分がしっぽとは切られるまでは気付かずにおり
日を浴びてじっと身体を温める寒い冬の日トカゲの横で
手も足も捨てて進化の潔さ ヘビはトカゲに別れを告げる
手も足も捨てて我らは我道へ ヘビの信念われは畏れる
今日もまたVサインして写真撮る首に乗せられ締めたろうかな
今日もまた笛に合わせてくねくねと小遣い稼ぎ噛んだろうかな
巳(ミ)は上に已(スデ)はなかばに言うけれど己(オノレ)は見えず眼鏡かけても
龍(タツ)というスーパースターのその後にどんな顔して出ればよいやら
[735] 題名:さくらさん、こんばんは〜〜(^・^) 名前:黒路よしびろ 投稿日: 2024/01/21(日) 00:05
いや〜〜、新年なってもうずいぶん経つように感じますが、まだ二十日しか経っていないのですね^^;
僕は今年は新しい部署での仕事に移って憶えなければいけないことがたくさんあるために、なんだか時間の経つのが遅く感じます(笑)
このままずっとゆっくりとした時間が流れてくれれば、年を取るのも遅くていいのですが…
さてさて、そんな新しい年の空気にもそろそろ馴染んできたなかで、今夜もまたこちらのみなさんの歌に感想など書かせてもらって、優雅な休日のひと時を過ごしたく思います。
>三日にはひとり残りし姉も逝き雨しとしとと吾をつつみぬ
うんうん、さくらさんのこの歌も、師走の寒さの中で迎えた肉親との別れを詠って、その淋しさが歌を包み込むような切ない魅力の一首ですよね。
「ひとり残りし姉」との表現によって、それまでの姉妹との別れも背景に見えてくる深みを感じます。
僕にも妹が一人いますが、いつかは死別するときも来るのですよね。
まあ、僕の場合は、僕のほうが先に旅立ちそうですが…
そうですね、そんな誰もが逃れられない命の終わりを詠ってどこか達観したような静けさも感じ取れる一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
年を取るということは、若い頃に持っていたものをひとつずつ失っていくということなのだと最近、そんなふうにも思います。
その上で、あえて言うのなら、「吾を」としてしまうと“淋しさ”が小さくなってしまうようにも感じるので…
三日にはひとり残りし姉も逝き雨しとしとと街をつつみぬ
うん、ここはたとえばこんな感じで、街全体をつつんでみてもいいのかも知れませんね^^
「世界を」としてしまうと逆に大きくなり過ぎて淋しさのリアルが失われるようにも思いますので。
でもほんと、作者の等身大の姿と淋しい感情が歌に表れる〈リアル〉な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで。
>赤い月ゆらゆら昇りわれもまた揺らめいて立つ師走のなかば
こちらの歌も、師走の赤い月と向き合うことで、作者自身の存在が歌に立ち上がってくる深い魅力を持った一首ですよね。
三日の日の姉との別れを経て、人生の支えをひとつ失った師走半ばの作者のこころの”不安定さ”が歌に浮かび上がります。
そうですね、そんな作者の心情を投影したかのように詠われる赤い月も幻想的な魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
人生の節々でゆらめく自身の存在…
自身とおなじようにゆらめく赤い月と向き合うことで作者は、自分自身の〈孤独〉を客観的に見つめるのです。
一年の終わりの季節に、振り返るにしてはあまりに淋しい赤い月のゆらめき。
師走の季節の、忙しなさややり残した感、空気の冷たさなども凝縮されて、歌は2023年の終わりへと向かう人々を映し出します。
>極月の川辺をゆけばほっこりと白く咲きたる茶の花にあう
こちらの歌も、師走の冷たく張りつめた空気の中に咲く茶の花との邂逅を詠って、ほんとに素敵な魅力の一首ですよね。
あまり知られてはいませんが、茶はツバキ科の植物なので、晩秋から冬にツバキのような白い花を咲かせるのですよね。
そう言えば、僕がよく行く奈良の春日天皇陵の周辺の茶畑でも、ときどき畑の外に伸びて放置された茶が白い花を咲かせていたりします。
そうですね、そんな茶の花との思いがけない邂逅を詠ってその明るい雰囲気が魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
何気なく歩く川辺の路にも、こころを“ほっこり”とさせてくれる小さな〈感動〉は存在するのです。
ただまあ、結句は意味的にも「似合う」とも読めてしまうので…
極月の川辺をゆけばほっこりと白く咲きたる茶の花に遭う
うん、ここはこんな感じの漢字表記にしておいてもいいかも^^
あるいは二重の意味を持たせたのかも知れませんが、この歌の場合は遊び心よりも雰囲気のほうを重視したほうがよい歌のように思いますので。
でもほんと、「極月」のささやかな緊張感の中で咲く白い花が美しく存在感を見せる一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)
>艶やかな林檎煮つめて香に酔へば師走の部屋に光やわらか
うんうん、こちらの歌も、独りしずかに林檎を煮詰める師走のひとときが、部屋に差し込むやわらかな光とともに詠われたほんとに素敵な雰囲気の一首ですよね。
これは林檎ジャムを作っているのでしょうか。
わが家では畑でイチゴを作ったりしているので、食べきれなかったイチゴをジャムにするのですが、たしかに煮詰めた果物は甘い香りが漂いますね。
煮ることで林檎が凝縮されてゆく香りと艶やかな色合いが、〈リアル〉な質感となって読み手の五感を刺激します。
そうですね、そんな甘い林檎ジャムの香りや味が伝わってくる魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
林檎の香りとやわらかな日差しの光に包まれて、作者の存在が歌の中に〈リアル〉に浮かび上がってきます。
先の茶の花との偶然の出会いとは逆に、こちらでは作者の意志を持って林檎を煮詰める作業によって、小さな“感動”が生まれています。
林檎を煮詰めることで漂う香りと、部屋に差し込む光への気づき。
人生のさまざまな場所に、歌の題材となる感動は存在するのです。
ではでは、寒さもこれからが本番の季節。
さくらさんも風邪など引かないようにくれぐれも気をつけてお過ごし下さいね〜〜
今夜もこの辺で♪
[734] 題名:「爬虫類」 名前 さくら 名前:さくら 投稿日: 2024/01/20(土) 11:07
子を背負い日がな一にち半眼の親亀われを一顧だにせず
夢見しは青き地球の野っぱらに花を咥えた恐竜の舞
花に酔い恍惚とまう恐竜の舞うて堕ちゆくブラックホール
「蛙めは眠りおるかな」またも聞くまっこと父は蛙がきらい
目つむれば春近むらし蛇、蜥蜴 土やわらかに肺呼吸せむ
[733] 題名:『爬虫類』 名前:沙羅 投稿日: 2024/01/16(火) 08:19
残された蜥蜴の尻尾が光りだす 私はいいから逃げ延びて さあ
眠ってるままの蛇なら怖くない樹の洞に手を差し入れてみる
そのかみに手足を捨てたくちなははしなやかに春の川泳ぎゆく
今年もよろしくお願いします。
以前作ったものですが、載せますね、
[732] 題名:黒路さん20周年おめでとうございます。 名前:夕夏 投稿日: 2024/01/09(火) 00:43
掲示板運営20周年とのことで、私が此方に投稿させていただいてから18年目くらいでしょうか?ずいぶんと長きに渡りお世話になっております。歌の上達も無いまま、依存症的に投稿、(短歌 俳句のブログ)も10年目以降は短歌も俳句も詠むための発想や言葉が出て来ない状況です。クリスマスケーキの歌への講評ありがとうございます。年末のブログへのコメントへの返信のしかたも忘れてしまい、我ながら落ち込んでおります。あらためて、飛躍の辰年にさらなるご活躍をお祈り申し上げます。此方での最古参、磯さんや、沙羅さんの投稿が昨年に引き続いてあればと期待しております。
[731] 題名:夕夏さん、こんばんは〜〜(^・^) 名前:黒路よしびろ 投稿日: 2024/01/08(月) 00:03
いや〜〜、今日はなんだか夜になって急に冷えてきましたね^^;
古い日本家屋のわが家は、家の中にいても手が冷たくなってきます。
まあ、これが本来の冬の寒さなんでしょうけれど。
さてさて、そんな凍えるような寒い夜に、今夜もまたみなさんの歌に感想など書かせてもらって、せめてこころの中だけでも温かくなりたいと思います。
>けいきよくよくじつはかうのこりものねんきんくらしこどももすだち
うんうん、夕夏さんのこの歌も、クリスマスの翌日の残り物ケーキを通して、年金暮らしの侘しさを詠った、切なさのなかにも逞しさも感じられる夕夏さんらしい魅力の一首ですよね。
「けいき」は、「景気」と「ケーキ」が掛けられているのですね。
クリスマスの残り物のケーキ…
クリスマス翌日が誕生日の僕は、普通に誕生日ケーキを買ってもこういう感じになっていました(汗。。
そうですね、そんなクリスマスの華やかさとは対照的な年金暮らしの〈リアル〉さを感じさせてくれる一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
「景気よく」とも読める上の句の二重の表現によって、侘しいだけではなくどこか明るさを持った歌になっているのが救いです。
「よくじつは」の助詞「は」持つ力強さ。
「こどももすだち」の部分にも、単に孤独なだけではなく、離れてはいるけれど肉親がいる温かさや、子供を立派に育て上げたそれまでの暮らしが背景として浮かび上がってきて、“充足感”のようなものも表現されています。
:
慎ましくも、小さな庶民の幸せ。
ではでは、ほんとに今日はよく冷えますが、夕夏さんも、どうぞ風邪など引かないように気をつけてお過ごし下さいね〜〜
今夜もこの辺で♪
[730] 題名:★前回の投稿作品★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2024/01/08(月) 00:01
前回のお題『海外』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。
★前回の投稿作品★
お題『海外』(敬称略)
祐一
わたくしは肉は食わぬとトルストイ菜食主義者偉人が多し
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沙羅
一瞬の宇宙の旅かスウェーデンから飛んでくる息子のメール
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さくら
SNSのえにしなるかなブルネイの王子のごときイケメンに逢う
知り合うて夢まぼろしと消え去りし御とぎのごときブルネイの人
赤々とこぼれさきたる山茶花の咲いてたもれよウクライナにも
若き日に巡り合いたるパリ、ローマ 仏陀のタイも光のなかに
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六九郎
海外と外国がほぼ同義語の一つの国の島国に住む
ベルギーで知らない人に道きかれわれもフォリナーきみもフォリナー
着きました成田空港早歩き何はともあれ蕎麦屋と寿司屋
なんとなく高飛びをする準備だけしておくが吉 罪はなけれど
松蔭は「狂いたまえ」と言い遺し異国を目指し沖へ漕ぎ出す
流されて遠き異国へたどり着く 椰子の実みたいな男がいた
われもまた丸木の舟で海越える命知らずの奴等の子孫
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[729] 題名:★お題は『爬虫類』★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2024/01/08(月) 00:00
★今回のお題は『爬虫類』、期限は新年一月二十一日(日)です★
「亀」「ワニ」など、爬虫類という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。
題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
[728] 題名:祐一さん、ありがとうございます(^・^) 名前:黒路よしびろ 投稿日: 2024/01/07(日) 23:59
祐一さん、温かなアドバイスのお言葉ありがとうございます^^
小さな幸せを見つけて、感謝のこころを持って日々を過ごす…
祐一さんの歌にいつも表現されていることですね。
感謝のこころを持って過ごせているかは自信がないですが、短歌の世界でも、仕事などでもいろんな人たちに支えられて、いまの自分があるのだとは感じています。
祐一さんも、これからもどうぞよろしくお願いします♪
[727] 題名:「海外」 名前:六九郎 投稿日: 2024/01/07(日) 11:51
海外と外国がほぼ同義語の一つの国の島国に住む
ベルギーで知らない人に道きかれわれもフォリナーきみもフォリナー
着きました成田空港早歩き何はともあれ蕎麦屋と寿司屋
なんとなく高飛びをする準備だけしておくが吉 罪はなけれど
松蔭は「狂いたまえ」と言い遺し異国を目指し沖へ漕ぎ出す
流されて遠き異国へたどり着く 椰子の実みたいな男がいた
われもまた丸木の舟で海越える命知らずの奴等の子孫
[726] 題名: 名前:祐一 投稿日: 2024/01/07(日) 05:45
わたしの歌を取り上げて下さって、有難うございます。感想・添削、ありがとうございます。私も過去に彼女などいましたが、40代のことでした。黒路さんも、まだまだなので、まず、小さな幸せをいくつも見つけ、感謝の念で生きていったら、女の娘も出来るのでは、と、思います。偉そうなことを書きましたが、人生の先輩としての意見でした。
[725] 題名:祐一さん、こんばんは〜〜(^・^) 名前:黒路よしびろ 投稿日: 2024/01/06(土) 21:12
いや〜〜、地震で幕を開けた元日からもう一週間近くが経ったのですね^^;
僕もお正月休みはゆっくりと短歌ざんまいな日々を過ごすつもりでいたのですが、いろいろな用事を片づけていたらいつの間にかもう六日が経っていました(汗。。
まあ、僕は今年の正月休みは結構長いので、もうしばらくはのんびりと出来ますが…
さてさて、そんなまだまだ続く正月気分の中で、今夜もまたこちらのみなさんの歌に感想など書かせてもらって、こころの充電としたく思います。
>ああまたも独りぼっちのクリスマスボヴーピントンミスターロンリー
うんうん、祐一さんのこの歌も、クリスマスを孤独に過ごす作者の境遇と心情を、アメリカのヒット曲に重ねて詠んだほんとに素敵な内容の一首ですよね。
「ボヴーピントン」は、アメリカの男性歌手もBobby Vintonのことですね。
ミスターロンリーも、Bobby Vintonの歌うポピュラーソングのこと。
僕は英語が苦手なので、和訳の歌詞を読んでみましたが、たしかにクリスマスを独りで過ごす男性の心情に重なる孤独感があって、祐一さんのこころが素直に表れている一首のように感じました。
ちなみに、僕も今年も独り孤独なクリスマスを過ごしました。
うう…来年こそはきっと。。
そうですね、そんな世の半分ぐらいの男性や女性が共感出来るような孤独な心境がよく表現された魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
歌の半分以上を占めるカタカナ表記の連続が、幸せを願う〈呪文〉のようにクリスマスの夜空に響きます。
ただまあ、そのカタカナ表記がそのまま連続して続くので、ちょっと意味が取りにくいようにも感じるので…
ああまたも独りぼっちのクリスマス ボビー・ヴィントン、ミスターロンリー
うん、ここはこんな感じとかで、スペースや句読点などで区切って表記に変化をつけてみるのもひとつの手かも^^
表記的に呪文度は少し下がってしまうかも知れませんが、こうすることで「調べ(リズム)」はそのままに意味は取りやすくなるように思いますので。
あと、Bobby Vintonの日本語での表記は「ボビー・ヴィントン」のほうが一般的かも(まあ、アメリカ人の英語の名前に正確な日本語訳など無いんかも知れませんが)。
でもほんと、作者の孤独感に引き込まれるような切ないクリスマスの魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)
>色々とあったな今年一年もあと一日で終わりを告げる
こちらの一首も、一年を振り返る大晦日の作者の心情がよく表現されている、ほんとに静かで魅力ある素敵な一首ですよね。
「色々とあったな今年一年…」との感慨が、読み手それぞれの一年と重なって、深くこころに響いてくる言葉のように感じます。
そうですね、そんな良いことも悪いこともすべてを受け入れたような一年の総まとめな感じがして魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
年が変わっても実際には昨日までと何かがかわるわけではないのだけれど、それでも何かが終わりを告げる〈音〉が聞こえるのが大晦日です。
ほんと、僕も昨年は色々なことがありました。
年の最後に幸せな時間を過ごせたので、どちらかと言えば次の年に期待を持てる幸せな年越しでしたが^^
みなさんは、昨年の大晦日、それぞれどんな思いで振り返り、どんな音を聞いた一年だったでしょうか。
ではでは、比較的暖かな日がつづく新年ですが、祐一さんも油断して風邪など引かないように気をつけてお過ごし下さいね〜〜
今夜もこの辺で♪
[724] 題名:題名 「海外」 名前 さくら 名前:さくら 投稿日: 2024/01/05(金) 17:03
SNSのえにしなるかなブルネイの王子のごときイケメンに逢う
知り合うて夢まぼろしと消え去りし御とぎのごときブルネイの人
赤々とこぼれさきたる山茶花の咲いてたもれよウクライナにも
若き日に巡り合いたるパリ、ローマ 仏陀のタイも光のなかに
[723] 題名:おめでとうございます さくら 名前:さくら 投稿日: 2024/01/02(火) 17:17
黒路さま、みなさま明けましておめでとうございます。
新年早々に 大きな地震がありましたね。
今年もよろしくお願い申し上げます。
[722] 題名:明けましておめでとうございます。 名前:祐一 投稿日: 2024/01/02(火) 10:47
『題詠』の皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。そして、管理人の黒路様、本年もよろしくお願いします。
[721] 題名:地震( ;´Д`) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2024/01/01(月) 16:16
穏やかな新年かと思いきや、急に緊急地震速報が来て大きな地震が来ました(汗。。
わが家は無事ですが、みなさんもどうぞお気をつけください。
[720] 題名:謹賀新年 名前:六九郎 投稿日: 2024/01/01(月) 16:06
あけましておめでとうございます
昨年中は色々ありがとうございました
本年もどうぞよろしくお願いいたします
野良猫は去年と同じ顔でおり年が明けたも気づかず遊ぶ