題詠専用の短歌投稿掲示板です。
お題は毎週月曜日午前0:00頃この掲示板で発表いたします。
管理人:黒路よしひろ
[1012] 題名:★前回の投稿作品★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2025/04/28(月) 00:00
前回のお題『恋』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。
★前回の投稿作品★
お題『恋』(敬称略)
夕夏
あとさきをいまさらとえばかしにあるこいのきせつががっきょくめいに
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青雲空
生を享け愛にくるまれやがて知る恋の痛みと渇きの夜を
言うだろう女の恋は上書きとでも占いで決めるの止めよ
目を閉じてつま先立ちでキスをしたカノジョはバスケのスター選手
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沙羅
シンナーのふと漂えば蘇る美術部の部屋の淡き恋など
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さくら
魂もともに散るらしさくらばな驟雨のありて君と別れぬ
恋果ててカンナの花のあかあかと一つ咲きおる何もない庭
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六九郎
カルピスは初恋ほどは苦くなし初恋よりはすぐに薄まり
ドラッグも酒もタバコもギャンブルも恋の味には敵わぬという
子曰く「片想いこそ至高なり」教えの意味が近頃分かり
落ちるあほ患うあほと覚めたあほ忘れたあほと恋したいあほ
動物も虫も緑も恋をする恋を忘れた人間は減り
歌も忘れ恋も忘れた男らが後ろの山に捨てられている
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[1011] 題名:★お題は『歌』★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2025/04/28(月) 00:00
★今回のお題は『歌』、期限は五月十一日(日)です★
「カラオケ」「鎮魂歌」など、歌という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。
題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
PS.今回はお題、三巡目です(^・^)
[1010] 題名:「恋」 名前:六九郎 投稿日: 2025/04/26(土) 22:38
カルピスは初恋ほどは苦くなし初恋よりはすぐに薄まり
ドラッグも酒もタバコもギャンブルも恋の味には敵わぬという
子曰く「片想いこそ至高なり」教えの意味が近頃分かり
落ちるあほ患うあほと覚めたあほ忘れたあほと恋したいあほ
動物も虫も緑も恋をする恋を忘れた人間は減り
歌も忘れ恋も忘れた男らが後ろの山に捨てられている
[1009] 題名:題名 「恋」 名前 さくら 名前:さくら 投稿日: 2025/04/26(土) 10:06
魂もともに散るらしさくらばな驟雨のありて君と別れぬ
恋果ててカンナの花のあかあかと一つ咲きおる何もない庭
[1008] 題名:『恋』 名前:沙羅 投稿日: 2025/04/22(火) 08:31
シンナーのふと漂えば蘇る美術部の部屋の淡き恋など
[1007] 題名:「恋」 名前:青雲空 投稿日: 2025/04/18(金) 08:21
生を享け愛にくるまれやがて知る恋の痛みと渇きの夜を
言うだろう女の恋は上書きとでも占いで決めるの止めよ
目を閉じてつま先立ちでキスをしたカノジョはバスケのスター選手
[1006] 題名:お題『恋』 名前:夕夏 投稿日: 2025/04/16(水) 00:29
あとさきをいまさらとえばかしにあるこいのきせつががっきょくめいに
[1005] 題名:★前回の投稿作品★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2025/04/14(月) 00:00
前回のお題『魚』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。
★前回の投稿作品★
お題『魚』(敬称略)
沙羅
生まれざるものの重みに横たはる取り出されたる鮭の卵は
ぞろぞろと集まる猫にひとつかみ雑魚を漁師は投げ与えたり
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夕夏
さかなへんおつくりならばしんせんでうまいさかなでつくりたべたい
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青雲空
海岸に積もる貝殻3メートル縄文グルメは河豚もイルカも
目を開けたまんまで眠るおさかなの絵本を閉じておやすみなさい
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さくら
若き日にあさりを採りし海岸はたれとゆきしか遠浅の海
荒波の遠州灘の鯖漁の男世界に吠える歌声
魚屋のランチメニューの丼の大葉の上にちょこんとイクラ
あのヒラメ何を見るやらちらちらと上目遣いに俎板の上
「自転車にまたがる魚」はればれと空にゆくらし唄をうたいに
銀色の貴婦人めいたサヨリにも捌けばしかと黒き内臓
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六九郎
ケンカして海に飛び込むたい焼きの水の冷たさアンコも冷える
人魚姫上半身が魚なら絵にも描かれぬ恋にも落ちぬ
この世界生まれたわけを知っているような顔して泳ぐマンボウ
オメエらはたくさん魚食べるくせ小せえ小せえ甚兵衛笑う
悪役はヒレを切られて捨てられる鮫の身の上他人事ならず
水槽の中で生まれて中で死ぬメダカの世界波風立たず
シュラフから顔だけ出してチンアナゴ仕事休んでゆらゆら揺れる
七輪に秋刀魚の骨を焼きながらふくむ冷酒の独り見る月
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[1004] 題名:★お題は『恋』★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2025/04/14(月) 00:00
★今回のお題は『恋』、期限は四月二十七日(日)です★
「恋慕」「恋煩い」など、恋という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。
題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
PS.今回はお題、三巡目です(^・^)
[1003] 題名:「魚」 名前:六九郎 投稿日: 2025/04/12(土) 22:34
ケンカして海に飛び込むたい焼きの水の冷たさアンコも冷える
人魚姫上半身が魚なら絵にも描かれぬ恋にも落ちぬ
この世界生まれたわけを知っているような顔して泳ぐマンボウ
オメエらはたくさん魚食べるくせ小せえ小せえ甚兵衛笑う
悪役はヒレを切られて捨てられる鮫の身の上他人事ならず
水槽の中で生まれて中で死ぬメダカの世界波風立たず
シュラフから顔だけ出してチンアナゴ仕事休んでゆらゆら揺れる
七輪に秋刀魚の骨を焼きながらふくむ冷酒の独り見る月
[1002] 題名:題名 魚 名前 さくら 名前:さくら 投稿日: 2025/04/11(金) 09:16
若き日にあさりを採りし海岸はたれとゆきしか遠浅の海
荒波の遠州灘の鯖漁の男世界に吠える歌声
魚屋のランチメニューの丼の大葉の上にちょこんとイクラ
あのヒラメ何を見るやらちらちらと上目遣いに俎板の上
「自転車にまたがる魚」はればれと空にゆくらし唄をうたいに
銀色の貴婦人めいたサヨリにも捌けばしかと黒き内臓
[1001] 題名:魚 名前:青雲空 投稿日: 2025/04/10(木) 15:28
海岸に積もる貝殻3メートル縄文グルメは河豚もイルカも
目を開けたまんまで眠るおさかなの絵本を閉じておやすみなさい
[1000] 題名:お題『魚』 名前:夕夏 投稿日: 2025/04/09(水) 00:48
さかなへんおつくりならばしんせんでうまいさかなでつくりたべたい
[999] 題名:お題『魚』 名前:沙羅 投稿日: 2025/04/06(日) 12:00
生まれざるものの重みに横たはる取り出されたる鮭の卵は
ぞろぞろと集まる猫にひとつかみ雑魚を漁師は投げ与えたり
[998] 題名:★前回、前々回の投稿作品★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2025/03/31(月) 00:00
前回のお題『春の訪れ』と前々回のお題『靴』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。
★前回の投稿作品★
お題『春の訪れ』(敬称略)
青空雲
桃源郷求め登れば山の端に 二軒の集落その名はユガテ
桃色の帽子並んで園庭のジャングルジムを止まり木にして
西風が運ぶ黄砂のその奥の太古の人や桃と来りて
虫出しの雷響き春の朝寒冷前線足早に去り
仲春の雨静かなる一夜過ぎ梅を散らしてモクレンほころぶ
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夕夏
とりたちのこえにぎやかになりにけりがびちょうもおりはるのおとずれ
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さくら
はこべらもようよう萌えぬ春の日は哀しかりけり兎ありし日
あしたには浜にあそびし蛤のやがてはひらく白き花びら
ふくふくと椀に咲きたるはまぐりの子らとあそびし湘南の海
今ありて生き甲斐ひとつ問われても朧おぼろな春の月かな
ひさびさに親子みたりの焼肉の煙りにまごう春の夜の月
狂いさく花のようなる舞う雪におろおろ歩くさくら咲く道
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六九郎
あしがるのいのちもかろき春ののにくさむすかばねおそらく私
千両は三歩進んで二歩下がる春はじりじり舞台へ向かう
モノクロのさみしい河原埋めつくす黄色のドットでポップな季節
なぜ春が嫌いなのかと言いますと何着ていいかわからんのです
目と鼻に春の訪れ教えられ四季のある国鼻水垂らす
山という山にはすべて杉植えよ春の祭典花粉で祝え
一斉に祝砲放て杉たちよ里まで届け山大笑い
山笑う恋の季節がやって来て引き出物です花粉です
どこに来た目と鼻に来た俺の春もう来年は来なくていいから
暗い空放射線計振り切れてもう春は来ない花も咲かない
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★前々回の投稿作品★
お題『靴』(敬称略)
沙羅
夕暮れの都会にひそむ呪縛霊蹴散らしてゆくパンプスの先で
スニーカーと黒いパンツが女子大の制服のように学生がゆく
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夕夏
ながぐつのみぎのかかとがすりへってこしのいたみがげんいんとしる
はくひとのすべてをせおうくつみればせいかくにくせたいちょうわかる
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六九郎
便箋が行ったり来たり 宛先は俺の靴箱きみの靴箱
靴のまま突っ込んでゆく水たまりどうせ濡れたしどうでもいいし
靴を履き行ってきますと呟いて見送りのない玄関を出る
革靴とスーツに無理に押し込んだ心と身体皺が伸びずに
玄関に散らばる骸靴どもの深酒の果て朝の惨劇
合う靴が見つかるまでに一生が過ぎてしまうし裸足でゆこう
靴箱に靴増えるほど歩く距離短くなりて 足は萎えゆく
スニーカーをズックズックと呼び続け昭和の母は日本を守る
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青雲空
登山靴ヤッケとリュック新しくおやつを数え夢に遠足
靴底がベロリと剥がれ針金を慌てて探るザックの底まで
山麓の駐車場にぽつねんと途方に暮れる登山靴待つ
テント場の迷惑行為ナンバーワン登山靴を持ってくキツネ
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さくら
「 靴脱いで校庭一周!」号令にけんけんごうごう男女共学
靴下のぴぴーっと走る伝線にもぞもぞ座るがらあき電車
靴ひもを結びなおせば春風のショートヘア―をくすぐりてゆく
布製のシューズを履いてはろばろと霞晴れゆく菜の花の道
疲れはて路地裏あるく革靴にネオンやさしく夕暮れの街
あの人はいかがおわすか若き日に一度はきたる黒のエナメル
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土州
今更と呆れる妻を説き伏せて退職前夜革靴を買う
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[997] 題名:★お題は『魚』★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2025/03/31(月) 00:00
★今回のお題は『魚』、期限は四月十三日(日)です★
「稚魚」「金魚」など、魚という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。
題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
PS.今回はお題、二巡目です(^・^)
[996] 題名:「春の訪れ」 名前:六九郎 投稿日: 2025/03/30(日) 10:50
あしがるのいのちもかろき春ののにくさむすかばねおそらく私
千両は三歩進んで二歩下がる春はじりじり舞台へ向かう
モノクロのさみしい河原埋めつくす黄色のドットでポップな季節
なぜ春が嫌いなのかと言いますと何着ていいかわからんのです
目と鼻に春の訪れ教えられ四季のある国鼻水垂らす
山という山にはすべて杉植えよ春の祭典花粉で祝え
一斉に祝砲放て杉たちよ里まで届け山大笑い
山笑う恋の季節がやって来て引き出物です花粉です
どこに来た目と鼻に来た俺の春もう来年は来なくていいから
暗い空放射線計振り切れてもう春は来ない花も咲かない
[995] 題名:黒路さま、みな様 名前:さくら 投稿日: 2025/03/29(土) 10:56
いつも、名前が重複し お見苦しいままの投稿で、申し訳ございません。
名前を一つにすると、消えてしまいますので。
[994] 題名:題名 「春の訪れ」 名前 さくら 名前:さくら 投稿日: 2025/03/29(土) 10:48
はこべらもようよう萌えぬ春の日は哀しかりけり兎ありし日
あしたには浜にあそびし蛤のやがてはひらく白き花びら
ふくふくと椀に咲きたるはまぐりの子らとあそびし湘南の海
今ありて生き甲斐ひとつ問われても朧おぼろな春の月かな
ひさびさに親子みたりの焼肉の煙りにまごう春の夜の月
狂いさく花のようなる舞う雪におろおろ歩くさくら咲く道
[993] 題名:土州さん、おひさしぶりです(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2025/03/23(日) 00:08
土州さん、お元気そうでなによりです!
退職前夜に買う革靴…
長年、仕事を頑張ってきた自分へのご褒美と言った感じでいいですね^^
まあ、奥さんからしたら今更どこへ履いていくねんと言った感じでしょうが(笑)
僕は定年まではまだまだ働かないけないですね…
あ~~、はやく歌だけ詠んでのんびりと暮らしたいものです。