サイトや嶋之亟丈の舞台をご覧になったご感想、ご意見をお待ちしております。

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[680] ひろこさん、ありがとうございます 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2025/06/17(火) 23:37

「若鮎の会」では寿々摂お師匠さんはじめ、皆さんに本当にお世話になりました。特に私のように日本舞踊の基礎も無しに入門してきたものに基礎からみっちりご指導を頂きました。今日の私があるのはお師匠さん始め、皆さまのお陰です。
大旦那さんのドキュメンタリー映画は、なかなか見る機会が無かったのですが、お亡くなりになった後の偲ぶ会の会場の受付の準備をしているときに、映像テストがあり、聞いたような声がすると思って中に入ったら、『一條大蔵譚』で常盤御前を諫める「お京」の私がスクリーンいっぱいに映っていました。

来月のことはまだ聞かされていませんが、万博の影響でホテル事情が厳しく、出番のない人は難しかもしれません。


[679] 若鮎の会の想い出 投稿者:ひろこ 投稿日: 2025/06/17(火) 10:50

懐かしい若鮎の会や上方歌舞伎会の孝ニ郎さんの初々しいお写真をありがとうございます。 
私は若鮎の会の第一回旗上げ公演から拝見させて頂きました。
若手の役者さんたちがご自身で企画され、切符も皆さんが売って経費を捻出され、本当にご苦労があったと思います。
お芝居が終わってから北新地の叔母のお稽古場にみえて、夜遅くまで踊りのお稽古に励んでおられましたね。
皆さんが一生懸命に取り組まれ手作りの温かい公演でした。
10年も続けられて、さらに、上方歌舞伎会に引き継がれ、今ご活躍の嶋之亟さん、吉弥さん、愛之助さんがあるのですね。
羽田澄子監督が撮られた十三代目仁左衛門様のドキュメンタリー映画に、若鮎の会のお稽古の様子があって胸が熱くなりました。
あの映画また拝見したいです。

来月は松竹座で襲名興行がありますが、嶋之亟さんはご出演なさるのでしょうか?
嶋之亟さんのご当所(お相撲みたいですが)ですのでお舞台拝見したいです。


[678] 『サクラギアンナイト・桜㐂庵幻想夜譚』(27) 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2025/06/16(月) 23:13

「お里」出番前の楽屋での懐かしい写真です。


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[677] 『サクラギアンナイト・桜㐂庵幻想夜譚』(26) 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2025/06/16(月) 23:03

現在では時間短縮のために弥助(実は平維盛)の登場から始まることが多いのですが、河内屋さんの演出では、看板娘のお里が吉野の鶴瓶寿司を売っているところから、上方歌舞伎会ではお芝居が始まりました。大道具の用語で「八百屋」と呼ばれている斜めになった陳列台のある売り場で寿司を売っている「お里」が、お客が切れた時を見計らって雨戸を閉め、姉さんかぶりをとりながら居間に行き、朝、父親の弥左衛門が弥助と夫婦にしてくれると言うた話を母のお米としているところへ、弥助が戻ってきて、すっかり女房気取りで世話を焼くという場面につながっていきます。そして「お里」と言えばこのセリフ「もし弥助さん、見やしゃんせ、お月さんも、もう、寝ねしてじゃぞえ。」になります。

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[676] 『サクラギアンナイト・桜㐂庵幻想夜譚』(25) 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2025/06/16(月) 22:50

自主公演の「若鮎の会」を引き継ぐ形で始まった国立文楽劇場主催の「上方歌舞伎会」。『義経千本桜・すし屋』の場のヒロイン「お里」。河内屋の旦那さん(実川延若旦那さん)のご指導で勉強できましたことは、私にとりまして大きな財産の一つです。

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[675] (24)『サクラギアンナイト・桜㐂庵幻想夜譚』 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2025/06/16(月) 01:53

第一回「上方歌舞伎会」でつとめた『義経千本桜・すし屋』の「お里」です。

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[674] (23)『サクラギアンナイト・桜㐂庵幻想夜譚』 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2025/06/16(月) 01:26

若鮎の会で勉強した役が抜けていました。『一條大蔵譚』の「お京」、『菖蒲浴衣』も勉強いたしました。

自主公演として、切符のノルマを抱えながら頑張った「若鮎の会」が10年を迎え、今度は国立文楽劇場主催の「上方歌舞伎会」が始まりました。関西籍の歌舞伎役者の大半が参加されることになり、その第一回目で私は『義経千本桜・すし屋』の「お里」をつとめることになりました。そして高校時代に仲の良かった友人数人に、控えめに案内を出し、見てもらいました。まだまだ恥ずかしさがありました。


[673] (22)『サクラギアンナイト・桜㐂庵幻想夜譚』 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2025/06/16(月) 01:16

「若鮎の会」は10年間続き、そのうち私は8回参加いたしました。

今思い出すと恥ずかしいことばかりが思い出されますが、その中に喜びと高揚感が入り混じった不思議な感覚です。

勉強した役は、『菅原伝授手習館・賀の祝』の梅王丸女房「春」、『太閤記十段目』の「初菊」、『乗合船』の芸者、『仮名手本忠臣蔵・六段目』の「一文字屋お才」、『伊勢音頭』の「お岸」、『お光狂乱』の「お光」、『熊谷陣屋』の「藤の方」、『源太勘当』の「千鳥」、『摂州合邦辻』の「浅香姫」、『浜松風』の「こふじ」。

まだこの頃は入門してからの「サナギ」の状態が続いていて、後に「墨染会」として、強力な応援をして下さる高校の同窓生たちには、公演のお知らせはしていませんでした。



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[672] (21)『サクラギアンナイト・桜㐂庵幻想夜譚』 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2025/06/16(月) 00:59

「若鮎の会」では関西歌舞伎を盛りててようとして下さる熱心なお客様方の、温かい応援のお陰で、客席もいっぱいになり、私たちの勉強にも弾みがついて行きました。そして本公演でも少しづつ科白のある役が付くようになっていきました。
当時はまだデジカメが無くて、紙焼きの写真を起こしましたが、画像の見苦しい点はお許しください。

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[671] ⑳『サクラギアンナイト・桜㐂庵幻想夜譚』 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2025/06/14(土) 02:34

もう遥か40年にもなりますが、関西の若手歌舞伎役者による自主公演「若鮎の会」で私は役者としての遅まきながらの修行を始めました。松嶋屋の大旦那さん(十三代目片岡仁左衛門旦那さん)が作ってくださいました会で、本公演では体験できない役を毎年務めさせていただきました。自主公演なので、切符を売って制作費を自分たちで作らなくてはいけません。公演の後の会計報告で、100万円の赤字が出たときは本当にショックでした。毎月分割で返済しましたが、次の年にはより多くのお客様に来ていただくよう、お声かけを拡げましたが、結果的にお稽古への熱意も強くなっていったように思います。

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