サイトや嶋之亟丈の舞台をご覧になったご感想、ご意見をお待ちしております。

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[408] 春の名残A 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2024/04/10(水) 22:48

お店の名前が違っていました。「若福でした」。穴子ご飯、とても美味しかったです。


[407] 春の名残@ 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2024/04/10(水) 22:45

4月歌舞伎座公演の一回目の休演日の今日は、お花見に出かけました。

春の名残のお花見です。どこに行こうかと考え、亀戸天神に行くことにしました。自宅の最寄りの駅、曳舟から亀戸線で亀戸に行きました。もうすでに「藤まつり」が宣伝されていましたが、藤はまだまだ先のことで、名残の桜を楽しむことが出来ました。お花見の後は境内の日本料理屋さん「丸福」で一寸贅沢なランチを楽しみました。


[406] 白寿 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2024/04/03(水) 00:03

私事ですが、先日母が白寿を迎えました。

花が大好きな母のために、毎年いろいろなお花をプレゼントしていますが、白寿の今年は紅白の胡蝶蘭を送りました。

還暦(60歳)、古稀(70歳)、㐂壽(77歳)、傘寿(80歳)、米寿(88歳)、卒(卆)寿(90歳)、そして白寿(99歳)。いずれも数え年です。言葉は知っていましたが、白寿を身近に実感することは、本当に驚きで、嬉しいです。

母は足腰こそ年相応に弱っていますが、頭の回転も衰えることなく、口も以前と変わりなく達者です。

私の血縁は長寿だと改めて実感しています。父方の祖父は96歳まで長生きし、母方の祖母の妹、107歳で大往生しました。104歳の時には電話で墨染会のことなど少し話しましたが、呆けたところもなく普通の会話でした。もちろん毎日が元気というわけではなかったようですが、その時よくお喋りした大叔母は、当時日本最高齢だった丹後半島宇川のお爺さんが、114歳で亡くなったことを嘆いていたのを思い出します。浦島伝説の残る丹後地方は今も長寿の地域のようです。
身近に白寿を実感しましたが、その次のお祝いって何だろうと調べたら「百壽」「紀壽」という言葉が出てきました。母も元気で長生きして欲しいです。


[405] 歌舞伎座初日 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2024/04/02(火) 21:06

今日、初日が開きました。私が関わるのは夜の部ですが、初日から超満員。いいですね!


[404] 訃報 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2024/04/02(火) 01:34

観世流能楽シテ方で重要無形文化財保持者の坂井音重先生がお亡くなりになりました。

先生とお呼びするのも大変僭越ですが、歌舞伎の世界に入門した当初、今から約40数年前、私は代々木上原の先生の立派なご自宅のお稽古場に約一年間通い、数曲の謡曲のお稽古をつけていただきました。当時先生は40代でその吟詠の素晴らしさは今も耳に残っています。観世流謡曲全集にも収録されていた「吉野天人」他のお稽古をしていただきました。ご縁があってお稽古をしていただけたのは、私にとっての財産の一つです。

何度も機会があるごとにお話ししていますが、歌舞伎の世界に限りなく遅い入門をしました私は、今までの交流のほとんどを絶って、サナギのように修行に励みました。日本舞踊はもちろん、長唄、鳴り物のお稽古に寸暇を惜しんで通いましたが、もう一つお稽古していたのが坂井音重先生の謡のお稽古でした。何の芸もなく、ただ頭でっかちで高校の時から世阿弥の芸談集「花鏡」などを熟読していた私は、坂井先生のところへお稽古に行くのが楽しみでした。当時はお父上の坂井音次郎先生もご存命で何度かお会いすることが出来ました。
 ただ実際の歌舞伎の舞台スケジュールの中で、坂井先生のお稽古を続けることは不可能になりました。「若鮎の会」が始まり、演技の研鑽だけで、寝る間もないくらいの充実した(外から見たら地獄かも)日々が怒涛のように押し寄せ、そして今の私があります。
 時折坂井音重先生にお会いしたいと思うことが何度かありました。今は叶いません。


 謹んで先生のご冥福をお祈りいたします。


[403] さいとうさん、ありがとうございます! 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2024/03/29(金) 14:29

さいとうさん、いつもりがとうございます。
また貴重な情報、嬉しいです! 会期中に是非、東京藝術大学大学美術館に行きたいと思います。

3月公演が終わった後、三日間お休みがありました。
一昨日から、栃木県の鬼怒川温泉で体を休めてきました。
昼間から露天風呂につかり、出た後は地元のお酒を楽しみました!

次の日は近くの龍王峡へ。瑠璃色の川の水と、神々しい滝の水しぶきに心が洗われました。


[402] 大吉原展 投稿者:さいとう 投稿日: 2024/03/27(水) 20:20

今月の舞台、お疲れ様でした。
舞台の話ではなくて恐縮ですが、本日、東京藝術大学大学美術館に出かけてきました。
昨日から始まった「大吉原展」。吉原を描いた浮世絵、肉筆画、紙本が盛りだくさん!
帰りに購入した図録も、三百数十ページ(束は3cm)で読み応えありです。
歌舞伎の舞台では馴染みのある世界でしたが、見応えのある展示で、とても興味深かったです。


[401] 収穫の多いひと月が終わりました 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2024/03/26(火) 20:57

本日、無事に千穐楽を迎えることが出来ました。他の月にはないいろいろなことがありましたが、手応えのあるひと月でした。今日も微妙な心理変化を表現に加え、動きのリズムも目立たない程度に変化させました。

少しお休みがありますので、自宅から交通の便の良い鬼怒川温泉で湯につかり、疲れを癒したいと思っています。


[400] メリハリのひと月 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2024/03/25(月) 23:47

歌舞伎役者となって45年ですが、今月の24日間は今までで一番濃厚なひと月かもしれません。毎日が激動の、濃厚な日々でした。

過去形で言うのは早すぎますが、率直な感想です!


明日は千穐楽。今までとは一味違う、局「野村」をご覧いただけるかもしれません。


[399] 「こわのじょう」と「きつのじょう」 投稿者:片岡嶋之亟 MAIL 投稿日: 2024/03/21(木) 22:28

舞台をご覧になっていない方のために一言。

衣装や鬘は変わりませんが、「こわのじょう」と「きつのじょう」では眼張りの色のメインが黒と赤、そして台詞のトーンはおよそ一オクターブ違っていると思います。

この変化はかなり苦難でしたが、今は楽しんでいます。




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