| ■ 壁式コンクリート造 rsa |
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壁式鉄筋コンクリート造を【造形】側から考えてみると
大きく2つに分けられるのでは無かろうか?
一つは所謂【BOX】として表現すること
今ひとつは【版】としての表現
前者はコンクリートの壁を【閉鎖空間】を作るために構成していく どちらかというと少しおとなしい表現に落着くだろうか?
後者その反対で構造上の壁をBOXと言うより、一枚の【版】ととらえ、空間を構成していく手法。
こちらの方が、ラディカルで、ドラマティックで、開放型の空間造がより容易だろうか?
但し、変更その他にはなかなか対応しにくい。一所崩れると全体が修復不能になるほど瓦解する。あっ、構造上じゃないですよ、ねんのため。
今回は、clientの要求があまりにも多岐にわたり、且つ詳細。途中でどのように変っていくかなかなか推量しにくかった。 結果、より対応しやすい【BOX】型の採用となったわけである。
これを、造形上の【日和】と見るかどうかは、おいらは知らない^^;^^;
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[1114]2005年03月29日 (火) 13時48分 http://homepage3.nifty.com/rsa/ |
| ■ 造形に時代雰囲気が 理 科捨 |
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やっぱりプロ板は緊張するなぁ〜 ドキドキドキドキ。 最近中交新書の「現代建築の冒険(著:越後島 研一)」を読んだのですが、造形面から見た近現代日本建築の空間構成をそれを生み出した時代の熱気と言おうか雰囲気と言おうか、そういう視点で捉えていて面白かったです。 ちと強引な分類もありますし、ほんとかよってとこもありますが、rsaさんがおっしゃっているような縦挟み込みとか横挟み込みとか、頭の中を整理するには結構有効なパターン化だと思います。 実務に追われると、どうしてもハード思考になりがちですが、造形側からのソフトな視点も「ものを考える」には重要だと思いました。
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| [1115]2005年03月31日 (木) 18時47分 |
| ■ おっ rsa |
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すいません見落していました。m(._.)m ペコッ
>実務に追われると、どうしてもハード思考になりがちですが、 >造形側からのソフトな視点も「ものを考える」には重要だと思いました。
ですね。しかしあんまりこちら側に走ると、又おしかりを受けたりもしますね
【建築のソフトな話】も是非していけたらいいなぁと思っています。 ご協力を宜しくお願いします。 ちとハード面ばかりで 難しいんでしょうね、どこ見てもなかなか無いですね。 お偉いさんのHPで一方的な考え方は拝見出来るんだけれども ちょっと軽くデスカスなんか出来るとちと楽しいかなと・・・
PS. >現代日本建築の空間構成をそれを生み出した時代の熱気と言おうか雰囲気と言おうか
その代表ともいえる 丹下 健三 氏 が亡くなりましたね。 好き嫌いはあるだろうけど、やはり傑出した建築家だったでしょうね。 NHKの7:00のニュースで【日本を代表する建築家】と紹介していたけど 違うだろう!【世界を代表する建築家】だろう!って、少し哀しかった。
磯崎 新がコメントしていたけど、黒川記章でなくて良かった(-_-;)
彼のダイナミズム、すごいと思いますね。彼の後、極端にスケールが小さくなっている。
【時代性】も厳然とありますね。幸せな時代を生きた建築家だったのだろうか?
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[1116]2005年04月01日 (金) 17時34分 http://homepage3.nifty.com/rsa/ |
| ■ 夕映え 理 科捨 |
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そうですね、建築士がなに訳の分からんことを・・・などと。 でも、機能とか構造、法規等をクリヤするのはプロとして当然で、その先にあるものを、建築学科を選んだ学生時代には思いをはせていたんですよね。
丹下健三のはオリンピックプールにしろ目白の教会にしろ都庁にしろ、夕暮れ時に見るとスカイラインが綺麗だと思います。一句浮かんできそうです。建物がそんな感慨を人に投げかけるのも事実だと思います。
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| [1117]2005年04月01日 (金) 18時12分 |