| ■ おじこっぱさんへ(泥沼編) 康べぇ |
■ 返信 |
ん〜意に反してまたまた長文で攻めて来ましたね〜あれほど忠告したのに・・・。 でもさすがは文学部です。でもやっぱ技術系では無いのかな?? あるいは拙者の認識が古いのかな?技術屋に誤魔化しはゴハットです(^^;) でも大変な解説ありがとうございました。参考にさせていただきますよ〜。(^^)Y 当初、冒頭でも述べましたが色々探してわかり易い解説が無いと断った通り、芝浦工大のHPは拙者も既に検索で調べておりました。 が読んでるうちに?? そして、これはアルミ全般の解説で有る事に気がつきました。一概にアルミ製品と言っても サッシ以外にも産業製品や工業資材など等色々ありますよね。 当BBSでは実際の各サッシメーカーの施工処理に於いて、一般解で充分な正しい説明が頂きたかったというのが本音でしょうか。 拙者は、アルマイト処理、電解発色、電解着色、電解2次着色、の違いをザクッとトーシロー にも解るよう説明してきたつもりでした。(^^;)汗
以前にも出しましたが下記を覗いて下さい。 http://www.fugen-corp.co.jp/hitetsu/arumait.html#arumait 最上部に載ってるのが陽極酸化皮膜処理の硫酸バージョンですが、 これがいわゆる電解着色のシルバーで有り、3段目に有る電解着色の解説が本来の電解2次着色です。 おじこっぱさんの指摘する>「シルバーは自然発色カラー系です」とはあきらかに区別しています。 自然発色(電解発色)の解説は2段目に有りますね。工程的にはシルバーと似ていますが、(染料や金属塩を用いず、アルミニウム合金の材質及び電解条件の組み合わせにより発色させる。通常のシルバーアルマイトより一般に高電圧で処理されると有ります。) これらはアルミ地金に色々な金属を加えたりする事で皮膜の金属反射性を変える事により色を出すものらしいです。 例えば銅は赤系色を反射する性質を持ってるので銅を加えると赤茶色になるとか。金は黄色系を反射するらしいです。 こうやって色々な物を加えて色々なカラーを出すらしいですよ。
自然発色系は、アルミでは色合わせが非常に困難でムラ無しの一定のカラーにするのが難しいとされてきました。(最近は知りませんが) 勿論使ってる企業も有るみたいです。SUS等、アルミ以外では多用されているようですね。
>元々発色系ですし(一度の陽極酸化皮膜で出来る色)、決して着色ではない。 着色と言っても染料によるものでは無く、科学的着色ですが、色を出す事にはかわりは有りません。 あくまでも用語と理解していますよ〜。
参考HP、三協アルミです。 http://www.e-material.net/osi-hima/himaku.htm http://www.e-material.net/alumi/al_himaku.htm
マット処理はそういえば不二サッシも競馬場で使ってましたね。この辺は詳しくないですが、押し出す時に 目を無くす工法もあるみたいですね。
はぁ〜そんでもこんだけ長文になってしいますね〜。 泥沼化してるのかな?(笑) ごめんなさい皆さン、拙者が余計なチャチャ入れなければ・・・。 真実は何処に(・_・ )( ・_・)キョロキョロ ではでは〜
|
| 2482004年01月15日 (木) 14時14分 |
| ■ おじこっぱ |
■ 返信 |
詳しく書けば・・・ 簡単に書けば・・・
で、紛らわしい点で、自分的に我慢できない点を書いていった所長くなりました。
>以前にも出しましたが下記を覗いて下さい。 >http://www.fugen-corp.co.jp/hitetsu/arumait.html#arumait
十分解っております。 硫酸皮膜(シルバー)・・・「透明度がよく」と説明されている皮膜部にも、電解質の違いにより僅かながら色の違いが有る事。 「厳密に言うと」、シルバーも極わずかながら「自然発色皮膜(電解発色皮膜)」のようなモデルになっているという事を言いたかったのですが・・・
また、↑の康べぇさんの意見の中では肝心な所を解っていただけたのか不明ですが・・・??? やはり、長くなってしまった中でも一番言いたかった所は、↓でもまとめてみましたが、 -------------------------------- 電解二次着色については、、、
|「アルマイト」を金属塩水溶液中で交流電解すると |「アルマイト」が着色される。 |この着色法は電解着色法とか二次電解着色法という。
で、問題は、メーカーのカタログ、HP等の説明では、
#色の付いた金属や無機物を「アルマイト」の孔の中に #吸着析出させて発色させる・・・
と記載あるケースが多く、「吸着析出させた金属の色が出ている」と誤解を受けやすい・・・ 電解二次着色のカラーは、
|空の青はなぜ青い? |夕焼けの空はなぜ赤い?
と同じ原理でその色に見える。 「コロイド粒子による光の散乱」の実験を小学校で行いませんでしたか? http://village.infoweb.ne.jp/~danjo/wave/sky/sky.htm
「電解二次着色」時に吸着析出させる金属がコロイド粒子となり、その金属の種類・量、その他の条件により波長の違う光を散乱するようになるのです。 これらに加え、アルマイト自身で跳ね返って来る波長の光、アルミ地金から跳ね返って来る波長の光などが複合的に乱反射して、ブロンズカラーやステンカラーのように見えているのです。
言い換えれば、「電解二次着色」時に吸着析出させる金属(コロイド粒子)は、極小さなプリズムみたいな働きをしているのです。 小さいプリズムがアルマイトの孔の中に入り、その種類や量などの条件によりブロンズカラーやステンカラーのように見えている。。。
http://www.mc.mat.shibaura-it.ac.jp/~master/doctor/zsa/riron/54.html --------------------------------
この事なんですが・・・・・・・・
|
| 2492004年01月15日 (木) 14時46分 |
| ■ おじこっぱ |
■ 返信 |
どうも、電解二次着色の発色原理は信じていただけないようで・・・(苦笑
>当初、冒頭でも述べましたが色々探してわかり易い解説が無いと断った通り、 >芝浦工大のHPは拙者も既に検索で調べておりました。 >が読んでるうちに?? >そして、これはアルミ全般の解説で有る事に気がつきました。 >一概にアルミ製品と言っても>サッシ以外にも産業製品や工業資材など等 >色々ありますよね。
そんなに違うように感じましたか? 私は、新人研修やその他の設計研修時に教わった事をさらに肉付けされたような説明と、言葉だけ知っていて意味や中身を知らなかった物についての説明があり、また、端的に「なぜ」で項目別されていて、単なる学会の資料よりはるかに解り易いと感じましたが・・・(苦笑
これで終わりにします。 いくら書いても理解していただけないようですし・・・
|
| 2522004年01月16日 (金) 05時58分 |
| ■ ゴネ癖? 康べぇ |
■ 返信 |
おじこっぱさん、こんにちは。 ちょっと風邪で予定が狂った事も有ってバタバタが続いておりまして(^^;)
まぁ、今回の件で確かにいっぱい勉強になりました。ありがとうございました。
サッシの設計さんでも、この辺を熟知してる人は殆どいないし、メーカー によっても多少違いは有るようで。 工場の皮膜課にいる人が一番詳しいんでしょうけど。 光のドップラー効果なぞの話になると、またまた変な方向にいきそうですなぁ〜 信じるとか信じないとかじゃ無くて、こういうのがきっかけで自分なりに納得 するものが有れば良しとしましょうね(^^) たぶん答えは一つじゃないんですよ(笑)どれも正解なんです。 という事で・・・。また色々教えてね(^^)Y
|
| 2532004年01月16日 (金) 17時44分 |
| ■ おじこっぱ |
■ 返信 |
電解二次着色の発色原理は、私も他のメーカーの設計マンに最初教わったのです。 私は入社2年半年で、大型プロジェクト工事に常駐する事になりました。 その工事から、私の担当した工事は全て外装JV工事で、しかも私のいた会社が幹事会社でした。 一番最初の工事は設計が丹下設計なんです。 大先生の考えが絶対で、アルミ材はアルマイトシルバーで、クリア無しか認めてくれないのです。 色々資料を持っていって説明しましたが、大先生は「物が本来持っている色のみが美しい。アルミだとシルバーに限る。透明なクリアといえど邪道・・・」 と何度も蹴散らされました。 電解二次着色の発色に関しても、私が「吸着析出させた金属の色でそうなる」みたいな事を言いましたら、新日軽のスーパーマン(香港のクーロン島空港の外装設計幹事を担当した方)や、トステムの超有名人(トステムの大型工事の照査欄に必ずハンコのある方)に、「違う」と指摘されちゃったのです。 コロイド粒子による光の散乱に加え、ドップラー効果の赤方偏移などによりそう見えるカラーだと・・・ 幹事会社の設計マンが他のメーカーの設計マンに打ち合わせ中指摘されるのって、思いっきり立場が無いのです・・・ 後で会社の技術室に詳細を確認して、その人たちが言っていたのが正しかった事を知ってさらに恥ずかしくなった記憶があります・・・
その時の担当工事は、 http://www.asobi-map.com/tft.htm 有明の国際展示場の斜め前にあります。
|
| 2542004年01月16日 (金) 18時17分 |