rsaさんどもです！
■軒の件
>　降り棟が堅くなるからそのぶん軒天で柔らかくした
>　方がいいと言うことかな？
　実はその通りだったのです、言葉足らずですみませんでした。
むくりは画像が現れた時に直ぐ解りました、で解説を見て
「ナルホドなるほど」となぜかしらうれしくなったのです。
で、降り棟に丸みを付けて有ったので惚れてしまった訳なのです。
ああいった目に優しい「仕掛け」がある建物っていいですね、
だから田邉さん宅の中を拝見させて頂きますと、
ほんと「ほっと」します。

■複合ビルの件
そうなんです電線でした、私の職業病なのです。
ああいう所しか目が行かない、でもお隣・・
「えっ？！」すみません早トチリでした、
まさか隣のビルにクレームを付ける訳にいかないし、
勝手な事を申してすみませんでした。
（反省・ついでに私の説明の悪さにも反省）

rsaさん今晩は。
随分長文のレスでお疲れ様でした(笑

＞【笠木】とは言わないだろうが。

ｲｴｽ､ｽﾐﾏｾﾝ時間が無かったので用語は適当にﾆｭｱﾝｽで書いてしまいました。
性格には「棟包み板」､隅棟だから「隅棟包み板」なのでしょうか？
降り棟とは又ちょっと違う様な気が？ｽﾐﾏｾﾝ思いっきり外しているかも？

＞軒先へそのまま水平で行くと流れとの交点が鋭角になる

ｲｴｽ､ｲｴｽ！まさしく拙者もそう思いました。本来伝統的木造建築に於いて鋭角加工は
タブーなんです。やはり矩で加工するのがセオリーと思い。10寸もあろうかと
思われる勾配に水平な軒裏はチト厳しいですね。田邊邸の軒裏はさすがと思いましたよ。

＞勿論ぜんぜん降り方向に水が流れないかというとそうでもないでしょうが、スキーの斜滑降みたいなもんで、ほとんど【平】側へ流れる。

通常､寄棟の場合､必ず隅棟をどう始末するか悩まされるところですよね。
拙者はその昔､４寸勾配の銅板葺き屋根で桟木を入れてハゼ処理をして納めました。
当初､平包みで納めてたんですが､屋根屋さんに変更を強いられてしまって(^^;)
　大会社の社長さんの家という事もあったし､もし雨漏りしたらどうするんじゃ。
と言う結論になった訳です。まだ青い設計士だったから言われるままでした(笑
　田邊邸のように勾配が強ければその心配は無さそうですね。
しいて言えば強風時の吹き込みが気になるかな〜？？　あっそうそうｶﾞﾙﾊﾞﾆｳﾑ鋼板ってｶﾗｰ鉄板よりは錆びにくいと知られていますがそれでもやっぱ錆びるんです。
10年前の建物で今錆びがチラホラ出ています。個人的にはあれだけ立派な田邊邸には青緑がかった銅葺きはスゴク似合いそうです。今度屋根葺き替える時はやっぱ銅葺きでしょう。あっこれってお施主さんも読んでるんですよね(^^)汗､失礼しますた。

＞とにかく湿気に強い。檜より強いそうです。

クサマキでしたか。クサマキは浴室や水屋等､水がかり部分には絶対的な
材種ですよね。私の家の座敷もクサマキです(水屋は無いけど)。もっと高価な材種をお使いかと
思っていました。

＞越屋根あそこにも一つ切妻屋根？それはないと思う！あれでもある女の子が【わー、ペンションみたい〜】ガク！！！！！！ですよ。

アハハ〜､ただあそこはを見てると､なぜか雪国のせいかやっぱもうちょっと大きな
屋根が欲しいと思ったんです。施工屋だからかな〜？冬等の最悪条件化でどうなる？みたいな検討をしてしまうんです。許してくださいませ。m(^^)m
越屋根ってあ〜言う屋根でしたっけ？

＞水切目地？すいません意味がちょっと？

やはりピン角でしたか。写真では拝見しにくかったけど。
水切り目地ってのはは､ハネ出し部の見上げ部分(庇やベランダ等のスラブ裏)に先端から100以内くらいに付ける水を切る目的の目地です。これが無いと降り注いだ雨水が底を伝って外壁を汚してしまいますので必ず欲しいんです。

＞窓上の小庇それは【違うデザイン】です。
これは機能的なもんです。スリムにして躯体と一発で打ちあげるとかなりGoodなんですが(^^)　

Ｒの幕板ってのは階段付近に有るＲのビームみたいな､２階部分だったかな？の事だったんです。(^^;)汗
だってあれって大工泣かせの割には機能性が無さそうだったもんでつい･･･。

なんか久しぶりに長文してしまいました。
若僧の言ってる事ですから軽く聞き流してくださいませ(^^)ではでは〜

まだお互い食違いと、誤解と、疑問がちょこっとあるみたいですね。^^;
別に結論出す問題でもないからこの位にしておきましょう。(^_^)v
そちらこそ長いレス有難うございました。m(_ _)m