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今日の誕生花――12月17日 サクララン


今日の誕生花――12月18日 セージ



写真:「深まる冬景色・飯田」(平岩祥平・木器)

「丘の上の街風景」(12/17撮影)








風越山に雪(12/15朝)




中央アルプス、空木岳方面を望む。(豊丘村・高台で撮影)


恵那山の雪景色(12/06)


天竜川付近の夕暮れ(2025年晩夏)



◆12~1月の壁紙カレンダー◆

(このカレンダーをPCのデスクトップ壁紙として使うには画面を右クリック、
「名前を付けて画像を保存」を選んでPCの任意の場所に保存し、
保存されたファイルをまた右クリックして「デスクトップの背景として設定」をクリックする)

♪「八十路のデュエット」――ル・クプル・コーノ
♪クシコスポスト、♪トルコマーチ、♪荒城の月
♪「八十路のデュエット」2――ル・クプル・コーノ
♪ムーン・リバー、♪埴生の宿、♪旅愁
(上の下線部分をクリックしてください)

◆「日本最大の谷」=2大アルプスに挟まれた「伊那谷」◆

(写真上「中央アルプス」:柏雀。写真下「南アルプス」中「伊那谷・天竜峡」:平岩祥平)

熊伏山上空5000mから見た伊那谷のカシミール画像(柏雀)





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 藤沢周平作品の映画化ハテナ 17  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月29日 (金) 13時36分 [返信] No.2278

(中略)
 その気持ちを伝えると、
『遠藤さん、だって原作通りですから』
 と小滝氏は笑って答えてくださいました。しかし私は、それを実現することが一番難しくどれだけ大変か感じていましたので、父の原作を本当に大切にして頂いたと感謝の気持でいっぱいになりました。最初の約束を最後まで守って下さった小滝氏、そしてこの映画に関わって下さった全ての人に頭が下がる思いでした。
 小説「山桜」の一節にこんな文章があります。
『とり返しのつかない回り道をしたことが、はっきりとわかっていた。ここが私の来る家だったのだ。この家が、そうだったのだ。なぜもっと早く気づかなかったのだろう』
 映画『山桜』は来るべき家にたどり着いたのだ、そう感じずにはいられませんでした」

 ここにこの映画製作のすべてが現れていると思う。
 そして現実に公開時になって、私はこりもせず、今度こそ本当にすばらしい藤沢映画を一刻も早く見たいと、二〇〇八年五月からの全国公開に先立ち、藤沢氏の故郷・山形での先行上映を追って、四月二十六日、鶴岡市郊外の三川町にある「イオンシネマ三川」にかけつけた。

 その日はちょうど、まえにも書いた三川町の青陽院というお寺の住職で、横浜の桐蔭学園の幹部を務める知人との仕事もあり、一泊で山形に行くことになっていたが、どちらが主かわからなくなっていた。

 そして見た結論は、やっと、やっとたどり着いた感じがした。
 遠藤さんではないが、本来のものにたどり着いた、これだったのだという、しみじみとした満足感に浸ることができた。

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 藤沢周平作品の映画化ハテナ 16  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月29日 (金) 13時27分 [返信] No.2276

(やっと『山桜』までたどり着きました。もうすこしだけ)

*原作映画化の奇跡的傑作『山桜』

 このような欲求不満で悶々としていた私にとって、前二作とは対照的に原作のよさを一〇〇%、いや一二〇%も一三〇%も生かしたように見える映画がついに現れた。
 篠田哲雄監督の『山桜』である。

『隠し剣 鬼の爪』と『武士の一分』で期待を裏切られた私は、いささか映画化自体に対して懐疑的になっていた。
 だから次の藤沢作品の映画化といっても、あんまり期待を抱かないほうが、失望が少なくてすむと用心深くなってしまっていた。

 ところが、今回の発表はちょっと趣が違っていた。
 藤沢氏の長女・遠藤展子さんが、こんなコメントを発表していたからである。
 これは公開まえからインターネットの公式サイトの中にある「藤沢周平の世界――山桜を語る」で読むことができ、また公開後のプログラムにも掲載されている。

「私達家族は父の作品を本当に大切にして下さる方にしか原作の提供は出来ないと考えていました。
 しかし短篇小説一作品で原作に忠実な映画を創って頂くことは、実際にはとても難しいと、私達家族は感じていました。しかも、『山桜』は約二十ページの短篇です。映画にするには短い作品です。
 映画化に際してプロデューサーの小滝氏は『原作が一番大事です。そうでなくては、原作のあるものを映画化する意味がない』と言って下さいました。
(中略)
 実際に出来あがった映画は、まるで父の小説を読んでいるような錯覚を覚える映画でした。本のページをめくるように父の原作の映画を観たのは初めての経験でした。

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 藤沢周平作品の映画化ハテナ 15  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月29日 (金) 13時23分 [返信] No.2275

(延々とすみませんが、やはり言っておきたいことばかり。ご容赦のほどを……)

 そしてさらに第三の疑問点は、もっとも重要な最後の場面である。
 今書いたあらすじだけでも感動が伝わってくるのに、映画では、ここの描き方がまことにあっさりしすぎている。
 徳平が連れてきた「ちよ」を、すぐ妻とわかったと言ってしまうのである。これではこの場面の感動は半減してしまう。

 もちろん原作でも新之丞はすぐ妻だと気づく。
 しかし気づかないふりをしてずっと過ごす。
 加世はそれでもいい。むしろ気づかれないようずっと息をひそめ、ただそばにいて世話をしていられるだけで幸せなのだという、その献身の美しさ、自己納得の切なさをここで表現しなくて、どうしてこの名作の本質が伝えられるのだろうか。

 それでもこの映画は、各種映画賞を受けるほど多方面から評価されている。
 もちろん私もそれだけの水準に達した作品だと思う。
 しかし、それは藤沢周平氏の原作がもっている感動容量がもともと大きかったため、その六〇%相当の映画表現でも十分、人々を感動させて余りあるものだったのではないか。

 あくまでも原作のよさの一二〇%と言わないまでも、ぎりぎり一〇〇%を目指して原作をとことん生かしきるのが、原作映画化に携わる人間の誠意だと思う。

 原作を変えたほうがよくなることもたしかにあるだろう。
 しかし、それはよくよくのことではないか。
 それなのに、映画なのだから小説とは違う、変えたほうがよくなるのは当たり前とばかりに、「変えるために変える」ことがあったら、不遜のそしりは免れない。

 そうしないと映画作りのプロとして、仕事をした気にならないというのなら、どうぞ原作の映画化などは考えないで、オリジナル脚本で思う存分、のびのびと映画作りをしてほしいと思う。

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 いつの間にか55万!  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月29日 (金) 13時18分 [返信] No.2274

 ぼんやりしていて見逃していました。いつの間にか当掲示板のカウンターが55万を500以上も超えています。
 ということは、10日くらいまえでしょうか、超えたのは。

 何はともあれ、みな様のご協力のたまもの。取り急ぎとりあえず御礼申し上げますとともに、今後ともよろしくお引き立てをお願い申し上げます。

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 ありがとさんっ!  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月29日 (金) 13時13分 [返信] No.2273

 コーメイさん、ありがとうございます!
 KALDI なら大森の駅ビルにもありますので、さっそく覗いてみることにしましょう。

 なにしろうちの上さんは、一族間でも有名になるほどのチーズ好きで、おいしいチーズさえあればご機嫌ですから、昔の寿司折りより日持ちする点を考えれば安上がりかもしれません。

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 お店の名前  投稿者:コーメイ  投稿日:2024年11月29日 (金) 12時17分 [返信] No.2272

木器さんお尋ねのお店ですが、KALDI COFFEE FARM です。

本厚木ミロード地下1階にありコーヒー、ニチレイのRestaurant Use Only ビーフカレー(レストラン用)は、安くて美味しいので、なくなると、すぐ補てんします。

大井町駅西口のアトレ2階にもそのお店があるようです。

このお店は、商品の回転が早く、チーズなども、あっという間に、別のものに代わっていることもあります。

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 ほんと!美味しそう!  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月29日 (金) 11時33分 [返信] No.2271

 コーメイさん、ついに巡り合えましたか、探していたチーズの君に。よかったですね。記念に1枚、おっと2枚か「ハイ、チーズ」ってわけですね。

 食いしんぼ木器は、もうよだれが出てきています。都心だとどこに売っているでしょうね。成城石井あたりにはないでしょうか。探してみたいのですが、その目安は何でしょうね。

 コーメイさんがこれを見つけた「デパート等に出店し、名品、珍品等を沢山販売するお店」というのは、なんという店ですか?

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 お知恵拝借  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月29日 (金) 11時16分 [返信] No.2270

 じつは今、掲示板のトップ写真の一番下に12月の壁紙カレンダーをアップしたのですが、その見事な写真の説明に、最初、「とある時期にだけ見られる後継。太陽の位置と白銀の生活によって影が描き出されます。」とありました。

 この「後継」はすぐ「光景」のこととわかったので、直して掲載しましたが、そのあとの「白銀の生活」がわかりません。おそらく「生活」というのも何か別の言葉の誤植ではないかと、いろいろ探してみたのですが、いずれもピンときません。

 文脈から言えば「太陽の位置」に対比される撮影時の条件を示す言葉だと思うのですが……。
「白銀の状態」といった感じ、あるいは「白銀の雪原」とか?

「生活」との音の一致を考えると「性格」かなとも思うのですが、どなたかお知恵を拝借できませんか?

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 ワインに ハイ! チーズ  投稿者:コーメイ  投稿日:2024年11月29日 (金) 10時02分 [返信] No.2269


 もう10年以上前になる。東京ビックサイトで行われた、イタリアフェアーを訪れたとき、ワインの飲み方コーナーに参加して、注ぎ方、グラスの持ち方、テイスティングの仕方等を習った。そこには、無造作にワインに添えられた、チーズがあり、これが実に美味しかった。今でもよく覚えている。ワイン無しでも、それだけでもいける。

 その後、思い出しては、是非手に入れたいと、デパートやスーパー等のチーズコーナーで、捜してみるのだが、似たような品物をみつけると、これぞ!とばかり買ってはみるのたが、味は、全てイマイチか、別物であった。段々、売り場を覗くことも少なくなった。

 偶然は、突然やってきた。デパート等に出店し、名品、珍品等を沢山販売するお店で、そこでは、偶に、コーヒー豆を挽いて貰って購入しているのだが、ふとチーズ売り場に眼をやると、それらしき商品がこちらを向いている。ここでは、過去にも、購入したことのあるがだが、全てアウトであった。これは、いけるのでは!と、きたのである。

 購入し、ダメモトで、ワインなしで食してみた。「これだ!」と叫びたくなった。過去に体験した味に、ホンノ僅か、なんか果物か、木の実か判らないが、ブレンドされているような感じがする。

 商品名は、「パルミジャーノ・レッジャーノ」となっており、イタリアの生乳を使っているナチュラルチーズということらしい。ハイ!チビチビと、あたかも日本酒を嗜むが如く味わいたい。

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 失礼!調査方法のせい  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月29日 (金) 08時29分 [返信] No.2268

 変な疑問を出してすみませんでした。
 県別ベストアーティスト調査で、美空ひばりや八代亜紀がなぜ出てこなかったかということ。
 わかりました。これは調査方法が、次のようなアンケートによるものだったからでした。

「あなたの地元No.1のアーティストは誰ですか?(※出身者に限らない、調査時存命に限る)」

 つまり、調査時存命に限るということで、それでは美空ひばりはもちろんですが、亡くなったばかりの八代亜紀も、調査時はすでに存命でなかったのでしょうね。残念ながら。

 でもこれって、存命に限る必要はなかったのでは? だってご本人は死んでも、歌った歌は生きているんですから……。

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 美川憲一  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月28日 (木) 22時32分 [返信] No.2267

 長野県のトップテン・アーチストの3位に堂々と入っている美川憲一。
 なぜかと思ったら、私は知らなかったのですが、諏訪出身なんですね。

 そして、「美川」という芸名も、長野県・愛知県・三重県・岐阜県を流れる木曽川・揖斐川・長良川の3つの美しい川にちなむと、Wikipedia にありました。

 しかし、彼の美声と歌唱力にはほれぼれとする魅力があって、(「さそり座の女」なんていいですよね)長野県だけの独占というわけにはいかないでしょうと、ふと思い出したのが、ほかならぬ「柳ヶ瀬ブルース」です。

 となれば、岐阜県民はこのヒット曲を見過ごすはずはありませんよね。案の定、岐阜県の上位、2位に入っています。
 それだけではありません。新潟にも「新潟ブルース」というのがありました。というわけで、新潟県でも4位に入っています。

 そう言えば、美川の「さそり座の女」というのは、私が光文社という出版社で門馬寛明著『西洋占星術』を担当し、当時、専門家以外の読者が初めて広く西洋占星術を知るきっかけになった何年か後のヒットだったので、その意味でもなんとなくご縁を感じます。

 意外なのが、美空ひばりと八代亜紀で、この名手というより大歌手が、さぞかし引っ張りだこと思いきや、検索しても、どの県にも出てきません。
 なぜでしょう。思い当たる人がいたら教えてください。

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 藤沢周平作品の映画化ハテナ 14  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月28日 (木) 20時16分 [返信] No.2266

 第二の点は、かなり決定的である。
 映画では、木剣で打ち落とされたおびただしい虫の死骸や、虫の羽音に耳を澄ませ、神経を研ぎ澄ませるひそかな修練は、まったく出てこない。

 孤独だが誰にも気づかれない、鬼気迫る必勝の工夫というものが、ここにはあるはずなのにどうしたというのだろうか。
 実際に虫を撃つ訓練法が有効かどうかは、小説にしろ映画にしろ関係ない。それを意識的に排除した理由を知りたい。

 映画にも、もちろん木剣の素振りは出てくるが、それだけでは修練の進度や工夫はわかりにくい。
 そのかわり、原作にない剣の師匠・木部孫八郎(緒形拳)にすがる場面が出てくる。
 ここで新之丞はいくつかのアドバイスを受け、「ともに死するをもって、心となす。勝ちはその中にあり。必死すなわち生くるなり」といった悟りのようなものを得る。

 しかしそうした精神論よりも、気配を消した相手の攻撃を、見えぬ目で瞬時にとらえて勝つための感覚の練磨のほうがよほど説得力があると思う。

 師匠の教えにしても、こうして藤沢氏が創出した原作の工夫を、わざわざ換えてまで入れる価値のあるものだろうか。
 第一、こういう大事な点を削除するなら、なぜこの作品を原作に選んだのだろうか。

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 藤沢周平作品の映画化ハテナ 13  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月28日 (木) 20時13分 [返信] No.2265

 いかがだろうか。この要約の中でも、もっとも感動的なのは最後のシーンであろう。本当によくできた筋書きだと思う。それにはどなたも異存はないだろう。

 そして第二の感動ポイントは、暗黒に閉ざされた新之丞が、見えぬ目の絶望の中で、どうやって敵を倒すまでにいたる剣技を磨いたのかという点であろう。

 さらに、今あげた二つとともに時系列は逆だが、第三のポイントは、新之丞が加世の不倫に気づく過程である。

 まず、すこしわかりにくい加世の不倫に気づく過程だが、映画では以寧は従姉でなく叔母(桃井かおり)となっており、この叔母の口からはじめて知ることになっている。

 ここで重要なのは失明からの時間経過である。
 原作では一年半となっているから、その間、盲人として勘が研ぎ澄まされてきている新之丞が、妻の行状にまったく気づかないというのは不自然である。

 常人でもそうだが、少なくとも新之丞は剣を極めた男である。相当まえからその気配に気づいていなければおかしい。またそれだからこそ煩悶も大きいはずである。

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 冷まじい  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月28日 (木) 16時24分 [返信] No.2264

 11月も半ばが過ぎようとするころから、急に寒くなって先月までの夏日みたいな日々が懐かしくなってしまいました。
 一日過ぎるとさらに肌寒くなっているのに驚くという、この感じが、すこし前の新聞の俳壇に寄せられていました。

*冷まじや一夜に大気入れかはり
(久喜市 利根川輝紀、読売俳壇24-11-18、正木ゆう子選)

 最初、「冷まじや」が読めなくて、ネットで調べた結果、「すさまじや」と読むらしいですね。そして「冷まじい」とは、「秋気の冷えのこと」であり、「凄まじい」という意味にもつながっているとか。

 そう言われてみると、確かに秋の深まりとともに急に来るこの寒気は、「冷まじい」という語感にぴったりです。この俳句の「一夜に大気入れかはり」も、そうそう!と納得できます。

 ちょっと見ていたら、この言葉にこだわったネット動画があり、興味を惹かれました。
 以下、その YouTube からの引用。

◆ YouTube 俳句LOVE https://youtu.be/oBlAi...
 2021年10月24日『冷まじ(すさまじ)/時田幻椏』
 俳句&エッセイ:時田幻椏

 *冷まじや鏡に裸体鉄亜鈴    幻椏

 季語 冷まじ(すさまじ) 【秋】 時候
 今年は、例年に無く十月に入っても暑い日が続いていたが、今日は寒い程に冷え込んでいる。
暑さに慣れた体に突然の冷え込みが、身に沁みる。
「すさまじ」は「冷まじ」と言う季語であり、晩秋の急に身に迫る冷やかさを言う。
「冷まじ」をこうして経験すると、実感として理解も出来るのだが、俳句として詠み込むには、中々難しい季語である。
「すさまじ」と聞けば、「凄まじい」と言う慣用語を思い、季語としての時候を越えてしまうからでもある。
 ならばダブルイメージとして分厚く、私は、この言葉を抱え込んでしまおうと思ったのである。
 我が身体の劣化に抗う為に、鉄亜鈴を持ち出した。
 すでに取り返しのつかない凄まじい肉体を鏡に見るのだが、現状に諦観も出来ず、3キロの鉄亜鈴を両手に持ち、ささやかな抵抗を続けているのである。(幻椏)

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 県別トップ・アーティスト  投稿者: 木器  投稿日:2024年11月28日 (木) 10時25分 [返信] No.2263

 11月26日(火)の日本テレビ『県民ソング栄誉賞』っての見ませんでしたか。
 長野県はどうなるだろうと思っているうちに眠たくなって、肝心のところを見逃しました。

 なんでも、「4万7000人が選ぶ47都道府県分の地元の顔No.1アーティストランキングTOP10」というのを発表していたんですが、私の見たのは神奈川県など、さすが有名ミュージシャンの宝庫ですね。

 それに引き換え、多分長野県は地味だろうなーと思って、あとで発表ランクのまとめ記事、
https://tvmemo.jp/kenmi...
を見てみたら、こうなっていました。

 えっ?この人、何で長野県? という人もいるんですが、番組を見た人ならおわかりでしょう。参考までに、神奈川のと全国の各県1位も一気にコピーしておきます。
 
【長野県】1位:久石譲
【長野県民が表彰!地元代表の歌手ベスト10】
1位:久石譲 63.7pt
2位:井口理・常田大希(King Gnu) 57.7pt
3位:美川憲一 43.9pt
4位:狩人 38.7pt
5位:藤澤涼架(Mrs.GREEN APPLE) 37.2pt
6位:H₂O 36.5pt
7位:GLIM SPANKY 34.9pt
8位:ヒグチアイ 28.1pt
9位:杏子(BARBEE BOYS) 27.1pt
10位:Reol 25.9pt

【神奈川県民が表彰!地元代表の歌手ベスト10】
1位:サザンオールスターズ 84.7pt
2位:ゆず 66.0pt
3位:いきものがかり 57.0pt
4位:小田和正 48.3pt
5位:山口百恵「♪横須賀ストーリー」 46.5pt
6位:加山雄三 42.4pt
7位:小泉今日子 37.4pt
8位:湘南乃風 33.5pt
9位:いしだあゆみ「♪ブルー・ライト・ヨコハマ」 32.8pt
10位:杏里 30.5pt

【北海道】1位:GLAY
【青森県】1位:吉幾三
【岩手県】1位:福田こうへい
【宮城県】1位:さとう宗幸
【秋田県】1位:高橋優
【山形県】1位:朝倉さや
【福島県】1位:GRe4N BOYZ
【茨城県】1位:石井竜也
【栃木県】1位:森高千里
【群馬県】1位:back number
【埼玉県】1位:星野源
【千葉県】1位:YOSHIKI
【東京都】1位:松任谷由実
【神奈川県】1位:サザンオールスターズ
【新潟県】1位:小林幸子
【富山県】1位:高原兄
【石川県】1位:松任谷由実
【福井県】1位:五木ひろし
【山梨県】1位:レミオロメン
【長野県】1位:久石譲
【岐阜県】1位:LiSA
【静岡県】1位:久保田利伸
【愛知県】1位:スキマスイッチ
【三重県】1位:西野カナ
【滋賀県】1位:西川貴教(T.M.Revolution)
【京都府】1位:倉木麻衣
【大阪府】1位:DREAMS COME TRUE
【兵庫県】1位:あいみょん
【奈良県】1位:堂本剛
【和歌山県】1位:坂本冬美
【鳥取県】1位:Official髭男dism
【島根県】1位:Official髭男dism
【岡山県】1位:稲葉浩志(B’z)
【広島県】1位:ポルノグラフィティ
【山口県】1位:Ayase(YOASOBI)
【徳島県】1位:米津玄師
【香川県】1位:小柳ルミ子
【愛媛県】1位:越智志帆(Superfly)
【高知県】1位:三山ひろし
【福岡県】1位:松田聖子
【佐賀県】1位:どぶろっく
【長崎県】1位:福山雅治
【熊本県】1位:WANIMA
【大分県】1位:南こうせつ
【宮崎県】1位:小渕健太郎(コブクロ)
【鹿児島県】1位:長渕剛
【沖縄県】1位:安室奈美恵

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 藤沢周平作品の映画化ハテナ 12  投稿者:木器  投稿日:2024年11月27日 (水) 15時26分 [返信] No.2260

 しかし同僚の調査の結果は、島村の働きを示す事実はなく、藩主の言葉が決定的だったことが判明する。
 これを聞いて新之丞は、島村に決闘を申し込んだ。

 盲目ながら、かすかな気配さえ逃さない新之丞の剣に攻められ、島村は気配を消そうと高い柵に上った。
 消えた気配を探る新之丞の上から落ちてきた島村の剣を、羽虫で鍛えた新之丞の感覚は逃さなかった。
 あわやという一瞬、かつて道場主が伝えようとした秘剣・谺返しかと思える新之丞の剣が反応し、見事島村を討ち果たした。
 
 家中のものは誰も盲目の新之丞が島村を倒したとも思わず、何ごともなくなく過ぎる日々のなかで、新之丞は徳平の勧めで女中を雇うことにした。
 やってきた「ちよ」という名の下女は、無口で新之丞に近づこうとはしなかった。

 しかし、その女の作る汁の味、おかずの味付け、飯の炊き上がりで、それが離縁した加世であることに新之丞はすぐに気づいた。しかし、そのことを加世にも徳平にも言わなかった。

 めったに新之丞に近づこうとせず、台所に篭る加世に、ある日、新之丞は茶をくれと言った。
 そして、「今夜は蕨たたきか。去年の蕨もうまかった。食い物はやはりそなたに限る。徳平の手料理はかなわん」という新之丞の言葉を聞いて、加世は一瞬石になった。

「どうした? しばらく家を留守にしている間に舌をなくしたか」と新之丞が問いかけると、不意に加世が逃げ、台所の戸が閉まったと思うまもなく、振り絞るような泣き声が聞こえた。

 縁先から吹き込む風は、若葉の匂いを運び、徳平は家の横で薪を割っているらしく、その音と時おりくしゃみの音が聞こえ、加世の泣き声は号泣に変わった。――

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 藤沢周平作品の映画化ハテナ 11  投稿者:木器  投稿日:2024年11月27日 (水) 15時22分 [返信] No.2259

 ――三村新之丞は、藩主の食膳の毒見をして失明した。食材の笠貝が古かったのが原因だった。
 もはや勤めはかなわず、家禄召し上げを覚悟した新之丞だったが、下された沙汰は、家禄はそのまま養生に努めるようにとのありがたいものだった。

 それからすでに一年半、失明をしてからの新之丞は、その他の感覚が鋭くなり、かすかな違いを感じるようになっていた。
 その鋭い感覚がとらえたものは、妻加世の不倫のにおいだった。その疑いがはじめて現実のものになったのは、従姉以寧からの情報だった。
 以寧は、夫が茶屋町で加世を見かけたという情報をもたらしたのである。

 それを聞いた新之丞は、木剣を手に取ると、庭で素振りをはじめた。しかし思うに任せず、木部道場の駿才といわれた男の惨めな姿を知った。

 新之丞のかすかな望みが打ち砕かれたのは、それから間もなくだった。下男の徳平にあとをつけさせた結果、相手は新之丞の上司で、女たらしで有名な島村藤弥だったのだ。

 その夜、問い詰められた加世は、それが家を守るためだったと泣きながら白状する。わずか三十石の家、何ほどのことがあるとなじる新之丞に加世は、切腹しようとした新之丞を見てどうしても死なせたくはなかったと真情を吐露した。

 加世に離縁を申し渡した新之丞は、かつての同僚に、自分の家禄安堵に島村の力があったのかどうかを調べてもらう。
 報告に来た同僚は、木剣を振る新之丞の足元に散らばる無数の羽虫の死骸を見て息を呑む。暗黒の視野の中で、かすかに動くものの気配をさぐりあてて打つ修練を積み、鈍磨した感覚が徐々に研ぎ澄まされてきたのだった。

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 南信州新聞掲載の広告・たまゆら  投稿者:ひらいわ  投稿日:2024年11月27日 (水) 14時40分 [返信] No.2258

*飯田三五回、松村(旧姓・見田)さんが、約20年前から運営している事業です。
飯田地区でも多くの施設を運営しています。

*飯田地区では、認知症等で家庭での介護が難しくて介護施設等に入れたくても、入居出来ない状況です。(介護度3以上は比較的入居可?)
たとえば知人の奥さんは認知症でも、介護度は3の認定にはならない様です。入れる施設は、20万~25万円位?の様子。
参考まで。

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 南信州新聞(11・26)  投稿者:ひらいわ  投稿日:2024年11月26日 (火) 21時04分 [返信] No.2257



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 中日新聞より  投稿者:ひらいわ  投稿日:2024年11月26日 (火) 20時43分 [返信] No.2256

杵原学校(旧山本中の校舎)
吉永小百合・主演の映画『母(かあ)べえ』の撮影も行われた。


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