飯田市のホームページで見た、今年の文化功労者・妹島和世さんと小笠原家の縁というのがどんなものか、再度、ネタ元の平岩さんに確かめたところ、妹島さんの出身そのものが小笠原家らしいというので、さらに飯田市その他、周辺情報を見てみました。
すると以下のような記事に行きつきました。昨年7月21日のYahoo!ニュースです。
https://news.yahoo.co.jp/expert/artic... これによると、妹島さんの母方の祖父母が三穂の小笠原家だったということになります。以下引用。
――小笠原資料館を建てたSANAAとは?
平成11(1999)年に建築された小笠原資料館。この設計を担当したのがSANAAです。
SANAA(Sejima and Nishizawa and Associates)とは、建築家の妹島和世氏、西沢立衛氏のユニットのこと。流れるような曲線や、ガラスを多用した開放的なデザインを組み合わせ、周囲の世界や自然環境と繋がっているような建築物を数多く生み出しています。
SANAAの代表的な建築物は、2004年に開館した金沢21世紀美術館、2012年に開館したルーヴル美術館の別館「ルーヴル・ランス (Le Louvre-Lens)」など。
2010年には建築界のノーベル賞とも呼ばれているプリツカ―賞を受賞しています。
・SANAAがはじめて公共施設を設計したのが小笠原資料館
このように、海外でもさまざまな活動を展開しているSANAAですが、そのきっかけはなんと小笠原資料館だったのだそうです! 小笠原資料館を設計したことが評判となり、活動の幅が広がっていったことを建築家の妹島和世氏が2016年の毎日新聞の記事で語っておられます。
(下:2016年11月2日、建築家の妹島和世氏紫綬褒章を伝える毎日新聞の記事切り抜き)
・SANAAの妹島和世氏は伊豆木小笠原家の末裔
毎日新聞の記事にもあるように、伊豆木小笠原家はSANAAの妹島和世氏のお母さまのご実家だったんだそう。おじいちゃんおばあちゃんが伊豆木小笠原家出身の方だったということですね。
飯田市に根付く伊豆木小笠原家の末裔には、すごい方が居らっしゃるんですね。――
