いやー、昨日の歌の会は盛り上がりましたね。
いつになく皆さんの自曲選択が積極的でした。いつもなら「木器、早くやれよ。皮切りに……」と言われるところ、昨日は木器がまだ飲みカツ食べて(いや食べたのはカツではなく稲荷ずしでしたが)いる間に、どんどん歌が進んでいました。
おまけに木器がいつも歌っている五木寛之作詞「旅の終わりに」も、おたぐりさんに先を越され、熊宏さんなどあの名曲「サライ」に堂々の挑戦です。
コーメイさんの小林旭「熱き心に」、これは絶唱でまたコーメイさんの十八番が一つ増えたと思います。
Go-tanda のミットさんは、裕次郎の「北の旅人」を裕次郎でなく、作曲者自身の歌バージョンという珍しい版で披露してくれました。
木器は、天気の具合が心配で雨になりそうだったので、先取りして雨を追い払おうと雨の歌を選びました。
そうです、まずは雨の名曲ベスト3「雨のバラード」(湯原昌幸)と、ベスト2「雨の慕情」(八代亜紀)、そして番外編というかカラオケではあまり歌われませんが個人的に好きな小柳ルミ子の「スペインの雨」……。
雨と言えばそう、雨そのものの題名と、例の特徴ある歌いだしの三善英史の「雨」がありますが、とてもそこまで手が(咽喉が)回りません。
と来まして、じゃあベスト1は何か。これはもう往年のヒット曲「悲しき雨音」に尽きるんではないでしょうか。
ザ・カスケーズというアメリカの男性バンドが歌った「男の歌」ですが、日本ではザ・ピーナッツもペドロ・アンド・カプリシャスも坂本冬美も、岩谷時子訳など「女の歌」になっています。
https://youtu.be/UnyuX... なんとシルビー・バルタンのフラン語版もあり、ほんと惚れ惚れするいい感じですが、やはり女性版です。
https://youtu.be/gDmZx... 男歌の原曲は YouTube で聞けますが、もちろん英語です。
https://youtu.be/3tAm5... 日本語訳も付けてくれていますが、これは歌詞の意味なので、そのまま歌うわけにはいきません。
木器も歌いたかったのですが、英語版は相当歌いなれないと、それこそ歌詞に出てくる雨のリズムに合いません。
そこで、間に合わないでしょうが、自作で歌える日本語歌詞を付けてみました。
原曲の語句の配置を極力生かすという方針で……。
おヒマだったら原曲を聞きながら眺めてみてください。どうでしょう、歌えそうでしょうか。木器は次回、試しにやってみることにします。
https://youtu.be/3tAm5...ザ・カスケーズ 悲しき雨音 (訳詩付き)
(歌詞のコメント投稿してあります)
◆悲しき雨音 (ザ・カスケーズ)
Rhythm of the Rain (LP Version)
木器訳
落ち来る雨のリズムが
告げるよ馬鹿だなと
雨よ去れ泣きたいから
一人にしてくれ
一人愛した娘(こ)が去った
やり直しを求め
でも彼女は知らないだろう
空っぽの僕を
雨よ教えてひどいよね
気づかずに心盗んで
僕はもう愛せない誰も
一人愛した娘(こ)が去った
やり直しを求め
でも彼女は知らないだろう
空っぽの僕を
雨よ伝えて好きだよと
太陽にも頼みたい
雨よ育ててほしい愛を
落ち来る雨のリズムが
告げるよ馬鹿だなと
雨よ去れ泣きたいから
一人にしてくれ
Oh, listen to the falling rain
Pitter-patter, pitter-patter, oh
Listen, listen to the falling rain
Pitter-patter, pitter-patter, oh