大発見などというと、ご本尊様から笑われるかもしれませんが、あえて言います。
それは、柏雀さんの中央アルプスの写真です。
昨日、ひらいわさんの中日記事にまつわる柏雀さんの投稿で、まさに柏雀さんの写真と中日記事の写真が一致していて、しかもカシミール図形で見るとそれが歴然ですから、じゃあ中田切・与田切の田切地形も写っているだろうと、柏雀さんの中央アルプス写真を拡大して見ました。
すると麓の川の部分は黒々としてほとんど何も見えません(もちろんよくよく見ればまさにうっすらと中日写真と一致する川が見えますが……)。ご本人がおっしゃるように左端の川霧はくっきりと見えるのになーと、思ったとたん、驚愕の事実に気づいたのです!
な、なんとこの写真には、川霧や田切どころではない、重大な事実が隠されていたのでした。
それは中央アルプスの写真でありながら、その正反対側にあるはずの「南アルプス」のほぼ全容が写り込んでいた!という世紀の大事実なのです。
よーく見てください。田切が見えない黒々とした部分、それは何を隠そう紛れもなく「南アルプス全体の影!」ではありませんか! 早朝の太陽を背にして伊那谷に投影された南アルプス全体の影がみごとに写っています。
この写真は、「中央アルプスと南アルプスの全容が、同時に一枚に写っている奇跡の写真」なのです!!!
そしてさらに言えば、まさにこれによって両アルプスに挟まれた「日本最大の谷・伊那谷」の稀有な存在を、くっきりと際立させているのだと思いました。

ご本尊様はとっくの昔に、撮影しながら気づいていたでしょう。むしろそれを意識して早朝に撮られたのかもしれません。
しかし、それと知らずに中央アルプスの威容にばかり目が行ってしまうのが、素人の悲しさでしょうか。
ついでに言えば、改めて気づかされる「日本最大の谷・伊那谷」の価値をなぜもっと日本中に、いや世界中に知らしめないのか、ということ。
先日、桑原利彦さんのお世話で島田坊やさんともども風越高校校長さんと一杯やったとき、この件を話題にしたところ、まえの市長が「もっと飯田を宣伝する!」と宣言したところ、「お願いだからそういうみっともないことはやめて」と家族から言われたとか。
そうなんですよねー。飯田の人は奥ゆかしすぎて、どうもこうも、その先がねー。