ときどき孫の小2坊主のピアノレッスンに立ち会っています。
母親が仕事でレッスンに間に合わない日、月に2回ほどは引き受けています。
それでまあ、わかってはいますが子どもの成長ぶりは悔しくなります。
自分はちゃんとした教育を受けていないので当然ですが、自己流で弾いてきたギターもピアノも、途中で挫折というか、あきらめざるを得ない腕前で終わっています。
そのあたりをさっさと子どもはクリアしていきますから、大人げないとは思いつつ、注文の一つくらいは付けてやりたくなります。
たとえば、「大きな古時計」という昔から自分も好きだった曲を、小2坊主も好きになったらしく、レッスンは次つぎと別な曲に進んでいるのに、いつもレッスンが終わってから自分でこの曲を暗譜演奏して楽しんでいるようです。
そこでほかの人と同じではつまらないから、ちょっといたずらして先生をびっくりさせてやろうじゃないかと、こんな案を考えました。
まずこの曲の弾き始めのところで、動いていたころの古時計が鳴る「ボーン、ボーン」という音を入れよう、そして終わりには、この音がしだいに間隔が伸びて、止まってしまうところをやろうよというわけです。
それ用に木器が自作した音源がありますので、聞いてみてくだされ。
ボーンという時計の鳴る音は、左手オクターブ下のドとレの不協和音を使ってみました。
暇だったので時間つぶし。結果はどうなるか、またご報告します。
「大きな古時計」(音入り・止まりも)