飯田市では、高校生講座「カンボジア・スタディツアー」を平成25年度から毎年実施しています。市教育委員会と小生が主宰する「ふるさとと南信州緑の基金」の共催事業です。
市内の高校生15名を定員とし、参加費の半額を飯田市が助成します。今年度は定員オーバーの17名の応募があり、市当局の計らいで全員参加となりました。現在事前学習も最終段階で7/30出発予定です。日程と内容については添付の日程表でご確認ください。
趣旨は、次代の地域を担う高校生に、地域に誇りと愛着を持ちながら、広い視野で自身の飯田を捉え考えられる人材を育むことを目的としています。
特に飯田を学ぶ事前学習(4ケ月間)と、現地研修(1週間)、振り返り(2か月間)の一連の取り組みを通して、自身が得た気づきや意識の変化、将来の展望などを報告・共有することに力を入れています。
三五会の皆様や多くの市民の皆さん方に大変お世話になり、「飯田小学校の建設」や、孤児院等の支援活動の継続の賜物が、こうした形で飯田市の高校生の研修の場として展開されていることに感慨深いものがあります。そして、特に同級生は本当にありがたいと、しみじみ思うこの頃です。
資金集めの何回ものピアノリサイタル、毎年の支援募金活動、そして現地に赴いて支援いただいた同級生・・。本当に感謝のほかありません・・。
今までに参加した高校生は150名を超えました。その高校生の成長ぶりは目を見張るものがあります。広く全国で活躍される人、現役大学生で頑張る人、故郷の中核社会人として活躍する人、様々です。
地元紙では毎年その参加レポートを掲載してくれていますが、何時か機会を見てご紹介できればと思っています。
このようにして、高校現場にいた時に始めたカンボジア支援活動が、このような形で本当に多くの皆さんに長い間のご支援ご協力により、今日があることに心から感謝しております。
体の動く間は一市民として、お手伝いができればと思っております。
ご指摘やご意見があればお願いします。帰国しましたらご報告のページを記したいと思います。