(東京35会幹事・伊原信夫、同行文責・福島茂喜、写真協力:飯田35会・平岩祥平)
飯田から帰ったまま、雑事に紛れご報告が遅れましたが、5月9日午前11時半より、飯田35会の例会と滝沢具幸前飯田美術博物館長の退任慰労会が、飯田市今宮の料亭「半平」で行われました。
東京からは5人(伊原信夫、嶋岡洋平、下澤徹、滝沢具幸、福島茂喜)が参加しましたので、その様子をご報告します。
会に先立って10時より、飯田美博で開催中の滝沢具幸退任記念展覧会のご本人解説による鑑賞会が行われ、ほぼ同館貸し切り状態に近い恵まれた鑑賞条件の中での、充実した美術鑑賞の時間が持たれました。
半平に移っての飯田35会例会と慰労会は、当番地区である鼎地区の幹事さんの行き届いた運営でみごとな会が進行しました。
冒頭、このところさらに増えている物故者会員を念頭に、過去を含むすべての物故者会員を偲んでそのご冥福を祈る黙祷が行われました。
1分間の深い静寂の中で、参加者一人ひとりの脳裏に、懐かしい友の面影がいくつも去来したことでしょう。
生き届いた議事の進行は、そのまま配布された「飯田35会令和6年例会次第」に記されていますので、その全文をスキャンして掲載させていただきます。併せて参加者の全員が載った「出席者名簿」もご覧いただければ幸いです。
議事の中では「会員に不幸があったときの対応」など、じつに切実に身につまされる問題であり、東京35会でもつとに課題になっていたことでしたので、大いに参考にさせていただけると感じました。
宴たけなわに、参加者全員が順番に近況報告を行い、それぞれが元気溢れる、あるいは病苦との闘いを乗り越えた味のあるトークを披露して、場を盛り上げてくれました。
お開き直前には、しばらくぶりの高歌放吟、校歌の大合唱をした後、お別れしてきました。
飯田の皆さまには、すっかりお世話になりました。素晴らしい会をありがとうございました。残された日々の少なさを思うと、できるだけ多くのこうした機会が持てるとうれしいと思います。
どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。




