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今日の誕生花――12月19日 スノーフレーク


今日の誕生花――12月18日 セージ



写真:「深まる冬景色・飯田」(平岩祥平・木器)

「丘の上の街風景」(12/17撮影)








風越山に雪(12/15朝)




中央アルプス、空木岳方面を望む。(豊丘村・高台で撮影)


恵那山の雪景色(12/06)


天竜川付近の夕暮れ(2025年晩夏)



◆12~1月の壁紙カレンダー◆

(このカレンダーをPCのデスクトップ壁紙として使うには画面を右クリック、
「名前を付けて画像を保存」を選んでPCの任意の場所に保存し、
保存されたファイルをまた右クリックして「デスクトップの背景として設定」をクリックする)

♪「八十路のデュエット」――ル・クプル・コーノ
♪クシコスポスト、♪トルコマーチ、♪荒城の月
♪「八十路のデュエット」2――ル・クプル・コーノ
♪ムーン・リバー、♪埴生の宿、♪旅愁
(上の下線部分をクリックしてください)

◆「日本最大の谷」=2大アルプスに挟まれた「伊那谷」◆

(写真上「中央アルプス」:柏雀。写真下「南アルプス」中「伊那谷・天竜峡」:平岩祥平)

熊伏山上空5000mから見た伊那谷のカシミール画像(柏雀)





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No.747 「落葉」の怪 投稿者:柏雀   投稿日:2022年11月20日 (日) 13時14分 [返信]

 先日のこと、天気はいいしポカポカ暖かいし、、、ぼう~とした頭に、むかしどこかで聞きかじった詩の断片が浮かんできました。

 「秋の日の ヴィオロンの ためいきの・・・・」というあれ。

 さっそく「青空文庫」で探したら、上田敏の訳詩集「海潮音」に「落葉」という題で載っていました。それがこれ。


 落葉

 秋の日の
 ヴィオロンの
 ためいきの
 身にしみて
 ひたぶるに
 うら悲し。

 鐘のおとに
 胸ふたぎ
 色かへて
 涙ぐむ
 過ぎし日の
 おもひでや。

 げにわれは
 うらぶれて
 ここかしこ
 さだめなく
 とび散らふ
 落葉かな。


 ところが、ふと妙なことが気になってしまったのです。

 この訳詩は、原詩のリズムを尊重して基本的に一行5音、各段6行となっているようなんですが、2段目の1行目「鐘のおとに」だけが字余りの6音なんですね。

 「鐘のね(音)に」とすれば5音になるのに、あえて「鐘のおとに」としたのはなぜ?

 重箱の隅が気になって頭がもやもやと。


 その後、考えたのですが、

 ① 辞書にも「鐘のね(音)」という言葉は確かにある。

 ② しかし、一方で「おと(音)」が大きな音響を指すのに対し、「ね(音)」は比較的小さな、人の感情に訴えるような音声をいう、ともある。

 ③ ここでいう「鐘」は、時を告げる教会の鐘のこと。

 ④ 教会の鐘は大きな音を響かせるのが普通だから「おと」であって「ね」ではおかしい。

 ⑤ したがって、字余りになっても「鐘のおとに」と訳さざるを得なかった。

 というところに行きつきました。


 やっぱり、上田敏は翻訳で安易な妥協などしなかった、昔の人は偉かったと改めて感じています。

 
 それにしても、こんなことが気になるなんて、柏雀もひまなもんです(つくづく)。


 なお、「鐘の音」とはこのようなものかと思います。やはり「ね」とは言えませんね。

 https://www.youtube.com/watch...




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