昨日の投稿で、「なごり雪」という歌を取り入れた短歌が、俵万智さんに評価されていることを書きました。
ちょっと再現すると、こういうことです。
*「東京で見る雪はこれが最後ね」といつかつぶやく温暖化にて (東京都 武藤義哉。俵万智選)
【評】ヒット曲「なごり雪」の一節を引きながら、思いがけない展開だ。本歌取りの変種のような技巧で、ドキッとさせられる。
あとで「はて?」と考え直しました。温暖化ではたして雪は減るのだろうか。温暖化のせいで、東京で見る雪はこれで最後になることはあるのか、ということです。
地球の温暖化が言われて久しいですが、その間に「記録的豪雪、観測史上初めての降雪」といった気象現象がしばしば襲っていることを思い出します。
かつての はりまの shioz さんなら、そのダブル・ボックス・コーナー・ピッキングで同じ疑問を呈したのでは?と懐かしく思い出しました。
そこでまた、最近お世話になりっぱなしの生成AIさんに聞いてみました。このところ Google Gemini さんのほうが丁寧なような気がするので、今日もそちらにお聞きしてみた結果です。
宮崎の台風13号さん、専門家のお立場からいかがでしょう。このAIさんの答えは……。
◆質問:地球温暖化の影響で、雪は増えるのでしょうか減るのでしょうか。単純に温暖化と考えると地球の温度が上がり雪や氷は減るように思えるのですが、逆に最近の気象を見ているとだんだん雪がひどくなっているような気もします。
◆Gemini:
地球温暖化と雪の関係は複雑で、単純に「温暖化だから雪が減る」とは言い切れません。ご指摘の通り、最近の気象で雪がひどくなっていると感じるのも、温暖化が影響している可能性があります。
結論から言うと、地球温暖化が進むと、全体的な降雪量は減少する傾向にありますが、短時間に集中的に降る大雪(ドカ雪)は増加すると予測されています。
以下、詳しく説明します。
1. 全体的な降雪量の減少
温暖化により気温が上昇すると、雪が降る時期が遅くなったり、早く終わったりするため、雪が降る期間が短くなります。
また、気温が高いと雨になる場合が増えるため、雪として降る量が減ります。
これらの理由から、一冬に降る雪の総量は減少すると考えられています。
2. 大雪(ドカ雪)の増加
温暖化により海水温が上昇すると、海から蒸発する水蒸気の量が増え、大気中の水蒸気量も増加します。
気温が高いほど空気中に含むことができる水蒸気の量も増えるため、雪雲が発達しやすくなり、短時間に大量の雪が降ることがあります。
特に、気温が氷点に近い状態(雨と雪の境目くらいの気温)で大雪になりやすいと言われています。
つまり、温暖化が進むと、雪が降る頻度は減るものの、降る時にはドカッと大雪になるという傾向が強まる可能性があるのです。
その他の要因
地域によって降雪量の変化は異なり、北海道など一部地域では厳冬期の降雪量が増加すると予測されています。
大気中の水蒸気量だけでなく、大気の流れや気圧配置など、様々な要因が降雪に影響を与えています。
まとめ
地球温暖化は、雪の降り方にも大きな影響を与えています。全体的な降雪量は減少傾向にあるものの、大雪のリスクは高まっており、注意が必要です。
参考資料として、検索結果からいくつか有用な情報を以下にまとめます。
温暖化で変わる「100年後の北陸の冬」:
https://h-genkon.jp/hokugenkon-park/libra...【後編】温暖化でドカ雪増加? 未来の雪の降り方とは:
https://www.magazine.mlit.go.jp/interview/vol41... 地球温暖化で変わる日本の雪:
https://www.metsoc.jp/default/wp-co... これらの情報も参考に、地球温暖化と雪の関係について理解を深めていただければ幸いです。