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今日の誕生花――10月19日 シロキキョウ


今日の誕生花――10月20日 ブッドレア



写真:「川霧晴れて、秋晴れの南アルプス」(平岩祥平)

天竜川の川霧 NO1


川霧:NO2


NO3 川霧が上昇して晴天になった風景


*秋晴れの南アルプス:NO1


南アルプス:NO2


*南アルプス:NO3


◆10月の壁紙カレンダー◆
秋に一般公開される北海道鹿追町の福原山荘。秋の彩りが鮮やかです。
撮影は北海道の写真家・大柳雅資さん、提供は通販サイト「北国からの贈り物」。

(PCのデスクトップ壁紙として使うには画面を右クリック、
「名前を付けて画像を保存」を選んで任意の場所に保存し、
保存されたファイルをまた右クリックして「デスクトップの背景として設定」をクリックする)

♪「八十路のデュエット」――ル・クプル・コーノ
♪クシコスポスト、♪トルコマーチ、♪荒城の月
♪「八十路のデュエット」2――ル・クプル・コーノ
♪ムーン・リバー、♪埴生の宿、♪旅愁
(上の下線部分をクリックしてください)

◆「日本最大の谷」=2大アルプスに挟まれた「伊那谷」◆

(写真上「中央アルプス」:柏雀。写真下「南アルプス」中「伊那谷・天竜峡」:平岩祥平)

飯田高校同窓会ホームページ
還暦記念下部温泉狂宴アルバム(一人一人の41年前タイムスリップ写真付き)
◆金森山便りのブログ(terra)


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No.1980 無知の知 投稿者:木器   投稿日:2024年07月23日 (火) 14時14分 [返信]

 前便の続きで、新聞の歌壇・俳壇で気になった作品。

*外国(とつくに)の若衆(わけいし)達の手をかりて裏の河川に橋かかりたり(鉾田市 平元房子、小池光選)

 これは20年近くまえ、飯田にログハウスを建てたときのことを思い出させます。
 何度か工事現場を見に来ましたが、作業員は全員外国人で、ロシア人もいましたが、ベトナム人の若者が日本語を使い、リーダ―役をやっていました。
 まさに「とつくに」の若衆でしたが、この若衆を「わけいし」と読むことがあるとは知りませんでした。
 調べてみたら「若衆」をどう読むかという面白い統計があり、「わかいしゅう」「わかしゅ」の系列が一番多く、「わけいし」はほんの1%強、変わっているのは「ニセ」というのがあり、少ないとはいえ「わけいし」の2倍ありました。

 読みも含め言葉を知らなかったといえば、次もそうです。

*思い草寂しきその名今日知りぬ(東京都 永井光子、正木ゆう子選)
*他人の句をたくさん読めと生身魂(加須市 佐藤貴白草、小澤實選)

 まえにも書いたと思いますが、この歳になって知らない日本語が多すぎる。こんなにいい言葉があるのに、それを知らず、したがって使ったこともなく時を過ごしてきた。いつもそれを実感するのが、この歌と句のページです。
 と思っていたら、ズバリそのことを読んだ歌がありました。

*人生に卒業はなし卒寿なお解せぬ語ありて古語辞典引く(埼玉県 真下杏子、小池光選)

 この作者は90にしてそうおっしゃる、つまりはご自分がいかに知らないかということを知る、ソクラテスの言った「無知の知」をわきまえることが、年とともに減るのでなく増えるというのは、つまりより多くを知ることにより、さらに知らないことが多いことを知る、ということなのでしょうね。

 ついでにほかの気になった作品を挙げておきます。おヒマな人はどうぞ。そして、蝶々の俳句も含め、感想を聞かせていただけると嬉しいんですが……。

*摩訶不思議ドレミファソラシ七音で無数の曲の生まれる世界(さいたま市 大塚数子、小池光選)
*この辺り食品スーパー激戦区あちこち比べ老いの脳トレ(坂井市 中口洋子、栗木京子選)
*青春をあおはると読み最強をさいつよと読む知って損なし(大津市 佐々木敦史、俵万智選)
【評】若い人独特の読み方を、否定するのではなく、興味を持って味わうような感覚に共感した。あおくさいし、つよそうだ。
*表から見えないけれど裏だってきれいでいたいのさ、まつり縫い(堺市 一條智美、俵万智選)
*捩花や地を出で空へねぢり立つ(神奈川県 武昭好、高野ムツオ選)
【評】日差しに耐えて野に咲く 可憐(かれん)な捩花(ねじばな)がまるで天を目指す竜のようではないか。俳句は描写力が物をいうと改めて知らされる。
*扇風機止めれば分かる庭に風(柏市 川浪勉、正木ゆう子選)



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