足先というのは無いかも知れませんが、爪先というのはある。これはぶつけると頗る痛い。このところ、ちょいちょいこれをやる。
ところで、中国であれば銃殺、米国であれば懲役30年に相当するという犯罪が、総理からの厳重注意で終わりとなるのでは納得がいかない。
なかでも、岸田首相と秋葉剛男国家安全保障局長が蒼白となったのは、アジア太平洋経済協力会議(APEC)で実現した日中首脳会談関連の情報。
万が一にも事前報道などされたら大ごととなる。中国当局は、ヘソを曲げたら首脳会談のキャンセルだって言いだしかねない難しい相手。日中首脳会談は、東アジアにおける西側陣営として岸田首相最大のアピールの場です。岸田首相、秋葉安全保障局局長、外務次官ほか関係部局の一握りしか知らない外交上の情報であったという(外相経験者)。
台湾有事、南シナ海領有権問題など世界が注視する対中国外交は、岸田政権発足直後から内々に交渉してきたトップシークレットである。
しかし、岸田―習会談日程について、一部のメディアは事前に情報を把握していたようである。いくつかの官邸情報が漏洩していたといわれ、首相秘書官を通じてあるテレビ局の女性記者に情報が漏れたという『醜聞』を、政治情報誌が大きく報じているのだという。たしかにこの2ヶ月、政府発表より先に人事や法案情報がメディアに漏れた事例がいくつもあった。真相はともかく、『情報管理を厳格にすべし』と秘書官を厳重注意。改めて緊張感をもって職務にあたるよう強く求めた。(全国紙政治部幹部)
「検討だけして実行しない」と言われていた岸田政権が動き出した途端、財務省の言うことばかりを聞いて、「国の防衛は国民一人一人の責任」だから「兵器購入費は増税で賄う」と早々決定したのは拙速だとの批判が多い。財務省の繰り人形ではあるまいに、前々から〇池会出身者は、その言いなりになっているように見えて仕方がない。
また、エネルギー確保策として「原発の新増設、建て替え推進」も決めた。国会閉会後にしれっと言えば、マスコミに大きく報道されることもないと考えてのことなのだろうか?首相は、側近である秘書に情報管理をきちんと教え、黄金の3年間に胡坐をかくことなく、国会で堂々と議論できる姿勢を見せて欲しいものである。
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私が書いた小説 「夏風越の(なつかざこしの)」
https://kakuyomu.jp/works/11773...「鵯越え」・・・・「夏風越の)」の続編です
https://kakuyomu.jp/works/11773...「くぬぎ越え」・・・「夏風越の)」の続々編です
https://kakuyomu.jp/works/11773...「遺された難所 疎にして越え難きもの」・・・時々書き足しています
https://kakuyomu.jp/works/16816...