いよいよサッカー・ワールドカップ、明早朝4:00、運命のスペイン戦です。
もっと早くにと思っていたのですが、ぎりぎりになってしまいました。それでもまだ間に合う、日本のユニフォームに取り入れられた折り紙・折鶴の意匠には、デザイン発表時の説明によれば、次のような意図が込められていたようです。
経緯を含めて復習すると……。
――(かつて)2002年開催の日韓W杯。決勝戦後には勝者を祝う約270万羽の折り鶴が日本の空に舞い上がった。今回のユニフォームでは、この折り鶴からヒントを得たORIGAMI(折り紙)をコンセプトに、歓喜をもたらす祈りの象徴として表現している。
これまで「山あり、谷あり」の歴史を経て進化を続けてきた日本代表。今回の新ユニフォームは、どんな時でも常に前だけを見据え、世界に挑み続けてきた日本のこれまでの軌跡と、「山折り、谷折り」を重ねることで進化するORIGAMIを掛け合わせて、勝利と歓喜への祈りを込めた「日本を、歓喜で染めろ。」というメッセージを伝えるデザインとなっている。――(
Football Web Magazine「Qoly」)
そういうことだそうです。そうした願いをかなえるべく、ぜひ頑張ってほしい。
そこで思いついたのが、以前紹介した米山恵美子さんの、あのミリ単位で折られた美しい無数の折り鶴です。これをイメージ上、カタールまで飛ばして日本イレブンを応援したい。
何十羽、いえ百を超える鶴を飛ばします。この鶴に乗って、選手たちよ、大いに伸び伸びと思い切り飛んでください!
勝敗は時の運、とはいいながら、あのドイツ戦の奇跡の歓喜を、まだ何度か味わえたら、どんなにうれしいでしょう。
飛べ飛べ、折鶴、「歓喜をもたらす祈りの象徴」、飛べ飛べ日本イレブン! もちろん明日朝、4時起きして応援します!