ほんと何がきっかけだったかわからないのですが、突然、ジリオラ・チンクェッティという名まえが浮かんできました。
この名をはっきり意識したのは、昔「歌う会」をやっていたあの東京・四谷のパブで突然、ママさんが言い出したからでした。小生があるメロディを口ずさんだら、それはジリオラ・チンクェッティだと言います。
曲の名まえも知りませんでしたが、「♪ノノレター、ノノレター」の繰り返しで始まる、なんともあどけないというか可憐というか、一度聞いたら忘れられない曲で、多分、学生時代か就職直後くらいから耳に残っていた歌でした。
聞けばサンレモ音楽祭で優勝した人気曲ということで、この歌い手がまた可愛らしくて大ヒットしたというのです。
そうだったんだ!とはっきりわかって以来、これまた大好きな歌のひとつになりましたが、カラオケなどではなかなか歌う人もなくて、次第に縁遠くなっていました。
それがなぜが急に、耳の奥で鳴り始めたのです。やっぱりいい歌だ、わが青春の貴重な1ページだとくり返し聞くことになりました。
聞くにつれ口ずさみ始めると、このイタリア語がなんとも耳に心地よいのです。そうなると、またまた柏雀さんにご一報申し上げたくなります。
原語と邦訳はネットにもあるのですが、一つ一つの言葉の意味がわからないと、歌うときの実感がわきません。つまり、こういう時はやはり逐語訳が必要です。
以下、とりあえず挙げておきますので、もしお気が向いたら教えていただけませんか。この可愛らしい歌の、言葉の一つ一つを……。
ジリオラ・チンクェッティ「ノ・ノ・レタ」(夢見る思い)
(1964年サンレモ音楽祭で優勝)
https://youtu.be/h310B...Non ho l'età
Non ho l’età,
non ho l’età per amarti,
non ho l’età per uscire sola con te.
E non avrei,
non avrei
nulla da dirti
perché tu sai
molte più cose di me.
Lascia che io viva
un amore romantico
nell’attesa
che venga quel giorno
ma ora no.
Non ho l’età,
non ho l’età per amarti,
non ho l’età per uscire sola con te.
Se tu vorrai,
se tu vorrai
aspettarmi,
quel giorno avrai
tutto il mio amore per te.
Lascia che io viva
un amore romantico
nell’attesa
che venga quel giorno
ma ora no.
Non ho l’età,
non ho l’età per amarti,
non ho l’età per uscire sola con te.
Se tu vorrai,
se tu vorrai
aspettarmi,
quel giorno avrai
tutto il mio amore per te.