No.389 志賀先生からのメッセージ 投稿者:木器 投稿日:2022年06月05日 (日) 11時28分 [ 返信] |
YouTube をのぞいたり音楽の話題になるたびに、そう言えばほんと長いこと歌ってないなー、一人でもいいからボックスに行こうかなどと思っていたら、まさにそのものずばりのお医者さんからのアドバイスです。 医学博士・志賀貢先生のブログから、そのまま引用させていただきます。(2項目めはとくに柏雀さんに献呈)
◆18番(オハコ)の一曲歌ってますか? 人生にとって歌は一服の清涼剤になります
1 歌の力
音楽は、心や体にとって、とても良い薬になります。 苦しい時には「くちびるに歌を」合言葉に、得意な一曲を身に付けて歌うようにいたしましょう。 アカペラで良いのです。カラオケでなくても構いません。オハコを鼻歌で歌うことは2つの効能をもたらします。 ①心を和ませ、独りでストレス解消が出来ますから、こんな安上がりな治療法はありません。 ②嚥下機能を強くします。 のどを使うことは、年を取ったら特に必要です。1日に全くしゃべらない日が、この2、3年の間にありませんでしたか。いや、あるはずです。 COVID-19のまん延で人と話す機会を失い、声を出さない日もあったはずです。それではのどが弱くなる一方です。それが原因で、誤嚥性肺炎を起こすこともあります。 長生きの妙薬として、歌を歌う習慣を身に付けましょう。
2 私の愛唱歌は、「べサメ・ムーチョ」です
時々、当直室でトリオ・ロス・パンチョスのCDをかけながら、一緒に歌うようにしています。 昔、学生バンドをやっていた時のオハコの一曲で、その歌を歌っている間、青春時代に戻ることができます。 小宴会などでどうしても、と請われると、この一曲をスペイン語の原語で歌います。 曲が終わると「何を歌っているのかわからない」という苦情がでます。 そこでもう一回サビの部分を日本語に訳して歌います。 「どんなに雨が降っても 風が吹き荒れても もう一度またもう一度 あの熱き口づけ べサメ・ムーチョ」 そうすると友人たちは、いかにも君らしい、さすが女たらしだけのことはある、と手を打って喜びます。 また、うちの看護師たちは、60年前に会っていれば、きっとおいしいディナーを食べさせてもらえたかも、と残念がります。 また、2番目の息子の結婚に、「父親にこの歌を結婚式で歌わせよう」と母親が言ったら、「それだけはみっともないから勘弁してくれ」と断られました。それ以来、独りでひっそりと歌うオハコになっています。
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