No.2915 カンボジア報告 1 投稿者:島田坊や  投稿日:2025年08月11日 (月) 18時58分 [ 返信] |
今年度のカンボジアスタディツアーは、定員オーバーの17名の高校生参加のもと実り多いツアーとなりました。 現地での交流の様子を何ヶ所か順次報告しましょう。
「飯田小学校」は昨年カンボジア王国の公立校に昇格し、1年生から3年生きで38名が、国から支給された初めての制服を着て嬉しく、元気に笑顔いっぱいに飛びまわっていました。 親たちは皆伝統の森でクメール伝統織物の制作に携わっており、午前中の交流時間には母親全員が、日本でいう父兄参観日のように笑顔で参加してくれていました。 日本の折り紙やお絵描き、尻取りゲームなど元気よく力いっぱいの交流をしていました。高校生のにわか仕込みのクメール語や、子供たちの片言の日本語が飛び交う中、時間を忘れての交流が展開されました。 高校生たちは異文化を感じながら、スキンシップを通して心が通じ合う素晴らしさと喜びを体験していました。 カンボジアの教育には音楽・体育などの教科はなく、訪問の度に情操面を育む必要を感じますが、子供たちが将来社会的価値観をどう構築していくのか・・・。カンボジア教育の今後の課題の一つと思うところです・・。 公立校として今後6年生まで学べるスペースが必要となりますが、現時点ではその動きは全くなく、お国柄のモイモイ(ゆっくりゆっくり)精神なのでしょう・・・。 こうした状況ですので「細く長く」をモットーに支援を続けなければと思っているところです・・・。
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