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今日の誕生花――12月13日 キク


今日の誕生花――12月14日 マツ



写真:「師走を迎えた飯田」(平岩祥平・木器)

豊丘村~高森町山吹地籍の大橋を望む。


中央アルプス、空木岳方面を望む。(豊丘村・高台で撮影)


今季、一番の冷え込み:マイナス5度(12/06)・・・ネギ等は美味しくなる様です。


恵那山の雪景色(12/06)


11月28日夜の雨で標高の高い山は雪景色です。


天竜川付近の夕暮れ



◆12~1月の壁紙カレンダー◆

(このカレンダーをPCのデスクトップ壁紙として使うには画面を右クリック、
「名前を付けて画像を保存」を選んでPCの任意の場所に保存し、
保存されたファイルをまた右クリックして「デスクトップの背景として設定」をクリックする)

♪「八十路のデュエット」――ル・クプル・コーノ
♪クシコスポスト、♪トルコマーチ、♪荒城の月
♪「八十路のデュエット」2――ル・クプル・コーノ
♪ムーン・リバー、♪埴生の宿、♪旅愁
(上の下線部分をクリックしてください)

◆「日本最大の谷」=2大アルプスに挟まれた「伊那谷」◆

(写真上「中央アルプス」:柏雀。写真下「南アルプス」中「伊那谷・天竜峡」:平岩祥平)

熊伏山上空5000mから見た伊那谷のカシミール画像(柏雀)





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No.2912 もうすこし…… 投稿者:木器   投稿日:2025年08月09日 (土) 07時56分 [返信]

 やはり、hato-ujiさんについては、次々と思い出すことがあり、この際、掲示板を総ざらいしてみようと思い立ちました。もうすこし付き合ってください。SANGO-kai OPEN に登場した hato-ujiさんのこと。

 掲示板ですので、時系列は逆になっていますが、ネット環境でのやり取りなのでそのままにしておきます。hato-ujiさんの忘れられない「近況報告」を始め、大変貴重なやり取りが残されていると思います。

◆ 五平餅といえば…… 投稿者:木器 投稿日:2025年04月11日 (金) 11時16分

 そうそう、そうでしたね熊文さん。五平餅といえば hato-uji さんの音工房での五平餅パーティーが何よりの思い出ですね。

 木器はその音工房での五平餅に先立つ何年かまえに、hato-uji さんのご自宅で奥さんはじめ息子さんたちとも一緒に五平餅を焼いて食べた経験がありました。
 それだけに、hato-uji さんと五平餅とは切っても切れない思い出があります。

 それともう一つは、飯田高校在京同窓会や「どぶろくを飲む会」「塩イカを食べる会」などで、今は亡き井伊さんが中心になって五平餅を焼いたことも忘れられません。
 あの五平餅はどうやって調達したんだろう。今になってふと疑問になってきました。コーメイさんやおたぐりさんなどはご存じですか?

◆ 近況報告(2) 投稿者:柏雀 投稿日:2024年09月11日 (水) 15時40分

 Hato-ujiさんの近況報告、びっくりしました。

 私もすでにいいトシですから、なにが起こっても仕方がないのですが、そんな時には、事態を冷静に受け止め、前向きに対処していくことがほんとうに大切なんだなと・・・そんなことを教えて頂いたような気がします。

 早く元気になって下さい。

◆ ノーベル賞の治療法 投稿者:木器 投稿日:2024年09月11日 (水) 11時01分

 たしかhato-ujiさんのおっしゃっている「がん免疫チェックポイント阻害剤」の一つであるオプジーボという薬は、ノーベル賞を受けた京大教授・本庶佑さんの研究に基づく治療法だったのではないかと思い出し、改めて調べてみたらそのとおりでした。

 本庶さんの研究は、「免疫抑制の阻害によるがん治療法の発見」というものですが、ちょっとわかりにくいのは「抑制」と「阻害」という否定語が並んで、二重否定になっている働きだからでしょう。

 もともと外敵をやっつける力を持っている免疫細胞には、その力が効きすぎると害になる場合があるので、その力にブレーキをかける装置、免疫システムのチェックポイントが付いているそうです。
 ところががん細胞というのはなかなか悪がしこくて、このチェックポイントを悪用し、免疫細胞の働きにブレーキをかける、つまり「抑制」をかけることがあるそうです。
 そのため、せっかく免疫細胞があっても、その働きが発揮されないまま、がん細胞が勢力を増してしまいます。

 そこでこの「抑制」の働きを「阻害」することができれば、免疫細胞は本来のがん細胞を攻撃する力を発揮できるようになるという着眼が、ノーベル賞につながったということでしょう。

 つまり、hato-ujiさんの受けた「がん免疫チェックポイント阻害剤」とは、人間が本来持っている免疫細胞の働きを邪魔するものを取り除き、免疫細胞の本来の働きをしてもらう、そのための薬ですから、がん細胞を直接攻撃する劇薬とは違って、副作用も少ないということのようです。 

 hato-ujiさん本来の優れた免疫細胞が大活躍できる、理想的な治療法に出会えたのではないでしょうか。このノーベル賞級の治療に、大いに期待したいと思います。

◆ hato-ujiさん、ありがとう! 投稿者:木器 投稿日:2024年09月11日 (水) 06時25分

 hato-ujiさん、すこし漏れ聞いてはいましたが、ご本人から詳細なご報告があり、それも極めて明るい方向を示していて、本当にうれしく思いました。

 hato-ujiさん、つくづく思います、現代の医療はまこと大したものです。日進月歩とよく言いますが、日に日に新たな療法が開発され、成果を上げているようです。
 もちろん、ご自身の持って生まれた生命力と日々の節制、それに歌や音の力もあるでしょう。
 この分だと、hato-ujiさん、大丈夫、絶対いけます! がんとの共存どころか完治を目指し、最先端医療を信じましょう!

 軽はずみなことは言えないでしょうが、ご本人のこのご報告は、我々同期の人間にとってすごい救いになります。もちろんご本人が救われるのが最優先ですが、そのおかげで私のような能天気な人間まで、明るい展望が持てて助かります。
 この投稿は、大変ありがたいご利益をみんなに与えてくれると思います。
 ありがとう! hato-ujiさん!

◆ 近況報告 投稿者:hato-uji 投稿日:2024年09月10日 (火) 16時14分

大変ご無沙汰しています
明るく、気持ちを元気にさせてくれる書き込みが多い中で、ちょっと湿っぽい書き込みですみません。
実は胃がんが見つかって今治療中です。でも良い薬のおかげで今は普通に近い生活をしています。
昨年暮れに、自覚症状は全く無かったのですが、3年くらいチェックしていないからと、前に大腸がんを見つけてくれた町の病院に行き、内視鏡で見て貰ったら胃がんの疑いが強いと言われました。
近くにある心臓とガン専門の埼玉医大国際医療センターに12月暮に検査入院し、詳細に調べたところ、 胃がん、ステージ4、余命3ヵ月から6ヵ月、癌細胞が種がちらばる様にあり手術は不可能と言う診断でした。放射線治療も手術もできないので抗がん剤による治療をする事になりました。
1月には腹水が溜まり、ガンマーカーと言われるCEA値が正常は5以下に対し117あり状態は良くありませんでした。
3週間に一度2種の点滴と2週間の飲み薬の抗がん剤治療が1月13日から始まりました。
病院が選定してくれた抗がん剤が私の体に最適だったのか、2月には腹水が無くなり、CEA値が2月には半減の54.0になり、3月には4.6と正常値になりました。
がん細胞を視覚的に診るCT検査は4月と6月にしましたが、他への転移は無く、癌細胞も僅かずつ減少しているという結果でした。
抗がん剤治療を受けると一般的には副作用があり苦しむようですが、幸い私は脱毛、ひどい下痢、食欲減少などの副作用が無く、夏の暑さで疲労感はあったものの普通に近い生活をしています。コーラスも月2回の練習はやっています
私の胃がんは完治するという事は無いようで、抗がん剤治療を続けて、少なくも今の状態より悪くならないようにしようと思っています。
それにしても現在の医学はすごいですね。“免疫チェックポイント阻害薬”という最新の治療法で、苦しんで寝込むこともなく、私自身気持ち的には前向きで、ステージ4とか余命2ヵ月から6ヵ月なんて事は全く気にする事なく日々過ごしております。

◆ 2001年 投稿者:コーメイ* 投稿日:2022年11月01日 (火) 21時59分

待望の50万カウントも達成し、2022年も残すところ2カ月を切りました。

2001年10月、「還暦祝い・下部の集い」が盛大に挙行されましたが、それは当掲示板が開設された僅か半月後のことでした。開設を挟んだ半月前のことも忘れられません。

 三五会仲間同志の旅行、ハイキング等は、時々行われていましたが、実はこの時初めて海外旅行が行われたのでした。行く先は、韓国。以後、カンボジア、ラオス、スリランカ、ベトナム、ハンガリー、オーストリア、チェコ等と続きます。

 韓国旅行は、同国での勤務経験のあるhato-ujiさんにコーディネイトして貰い、少人数ではありましたが、釜山とその周辺を、観光しました。

 上の写真は、その参加者です。動画を大写しにし、スマホで撮影したため、不鮮明の段、ご容赦を!(カメラマンは写っていません。)

 中の写真は、愛知県で日本語を勉強したという、現地の美人ガイドさんとのツーショット。余程素敵なことがあったのでしょう。とても嬉しそうです。翌日でしたか、クチビルが腫れるほどの衝撃が待っていました。

 も一つ、メンバーの一人にそっくり!という顔写真が、食事会場の壁に大きく貼られていました。この謎にも、一同、驚嘆というか、何か不思議なものを感じさせられたものでした。

 アジアでは、故坂牧(嘉)さん、東、中欧では、AA 3さんと御子息にもお世話をいただきました。なお、カンボジアは、伊澤(宏)さんの一大事業ですが、便乗させていただきました。いずれも、通常のツアーでは、とても体験できない中味の濃い、充実したもので、その満足度たるや、計り知れないものがありました。

 何せ、チェコでは、「プラハ軍事中央病院」なる格式の高い立派な病院に、2泊3日の入院体験までさせていただきました。

◆ ものすごい雨でした 投稿者:hato-uji 投稿日:2022年07月13日 (水) 17時02分

雨音が激しく、ざーざー降りが長く続きました。幸い私の所は
少し高い所にあるので、道路が冠水する事もなく問題はありませんでした。
皆様にご心配いただきありがとうございました。
鳩山町はテレビの全国ニュース、新聞の一面に名前が出るようになりすっかり有名になりました。 6月には40.1℃を記録し、今回6時間で2か月分の雨、それに住みやすい町日本一でもあります。

◆ 感謝をこめて! 投稿者:コーメイ 投稿日:2022年06月25日 (土) 14時54分

 木器さんには、多くのことを教えていただくなどして、感謝この上もありません。又、三五会やこのボードを通して、色々なことを知ることになり、全くもって有難いことです。

 神さんの家系がどんなものか、自身のそれさえ、不確かですが、時の経過とともに、色々なことが明らかになって行くのでした。「小松帯刀」に関しては、木器さんが、原口泉先生の著書刊行に取り組まれた時より早く、原口先生の御名前は、「幻の宰相 小松帯刀伝」で存じ上げておりました。勿論お会いしたのは、木器さんよりかなり遅れてのことですが。

 自分でも、不思議に思っていることがあります。それは、こじんまりとした店のことで、忘れることの出来ないものが三つあるのです。hato-ujiさんのご母堂は、飯田市通り町で、たばこやお菓子などを販売する、こじんまりとしたお店を開いており、浪人中、アルバイトをして居た頃、昼休みにお邪魔したりして、お茶などご馳走になっておりました。お客さんの相手をされているとき、「コーメイ君、お客さんだに!」といってタバコを買いに来られたお客さんのお相手をさせられたりもしました。自分のような者を身内同然に扱ってくれました。

 二つ目は、鹿児島県の吉利(現日置市)に小松(禰寝)家の墓地を訪れたときのことです。鹿児島市からタクシーで向かったのですが、近く迄きたものの、場所が判らず、タクシーを止め、小さなお店に入り、訪ねたところ、そこに買い物にきていた方が、「一緒に参りましょう。」と案内してくれました。その方は、何と前述の本の著者瀬野富雄さんの息子さんだったのです。一冊しか残っていないけれど差し上げますといって、その本をいただき、以後、小松帯刀顕彰会の代表として研究されたその果実、数冊を送っていただきました。

 もう一つは、沖縄・津堅島に多分一つしかない小さなお店です。島の戦没者慰霊塔から降りてきて目に入ったそのお店に入ると、店主のおばーと島の3人程のおばーが雑談をしており、「何かお捜しですか?」と声をかけられました。この島は「キャロットアイランド」といい、人参が名物で、数か月前、島の92歳のおばーがテレビ出演、人参料理を披露しました。店主は、そのおばーの家なら近いし、丁度今頃おばー達の集まりがある筈ですという。

 そのお宅に向かう道すがら、そこへ急ぎ足で向かう一人のおばーに合いました。話を進める内、戦時下、神さんの父親が所属する部隊の従軍看護師だった方で、170人ほどの兵隊さんの名前は全部覚えた、「禰寝」という名前は難しいので、覚えるのに苦労した、などと話してくれました。父親は沖行く敵艦隊との距離を測定する任務だったが、生き残り7人の内の一人で、親しかった方の書簡から敵の直撃弾で即死、ということが分かっていたので、それならといって、その場所へ案内してくれました。数年前の沖縄戦没者慰霊の日のことでした。

◆ 音楽と振動 投稿者:hato-uji 投稿日:2022年03月22日 (火) 18時24分

木器さん テレビドラマの案内ありがとうございました。
「ファイト・ソング」 見ました。 「しずかちゃんとパパ」 見ています。
「ファイト・ソング」
 私は清原果耶の大フアンです。 彼女の演技が好きなんです。 彼女の話す前のほんのわずかの表情としぐさで、次のセリフの雰囲気が分かります。 エヴェリン・グレニーが言う、『マリンバの演奏でバチを上げた予備動作から音楽が始まっている』 と言う事でしょうか。スピーカーの上に座って、演奏者の体に触れて音楽を聴く。 最高の音楽の聴き方ですね。 
「しずかちゃんとパパ」
 すばらしいドラマですね。 まだ2回ですが全ての場面で感動です。 しずかちゃんが『人の先を読んでしまって』人間関係で悩んでいますが、 幼少の頃からお父さんと手話で通じ合ってきたから、人がしゃべる前の予備の表情やしぐさや場の雰囲気で先が分かってしまうんですね。 それにしても鶴瓶さんの演技がすごいですね。 手話の会話をあれだけ表情豊かに完ぺきにするとは、ものすごい努力をしたと思います。 
音楽演奏会に聴覚障害者を招待して、風船を持って聴いてもらうと言うリサイタルはありますね。 私も考えた事はあるのですが、私のスピーカーは振動を感じる事はできるが、音も鳴ってしまい隣の人にスピーカーの音が聞こえてしまうのでリサイタルには使えません。

今日の朝日新聞に 『心を癒す音楽の力 科学で探りたい』と言う記事がありました。
 さみしい時や苦しい時。 人は、さまざまな音楽に心を癒される。 ただ、音楽がどのようなメカニズムで感情を揺さぶるのかは、まだわからない事が多い。 世界を舞台に活躍する指揮者の西本智美さんは、この難題を解こうとしている。
 科学と音楽を結び付けたいという思いを、20年ほど前から抱いていました。 きっかけはモスクワで講演をした際、聴覚障害がある方が私の楽屋に来られたことです。
 指揮者の動きを見ながら、次にどんな音が出るのかを予想したり、木の座席を通じて伝わってくる振動を感じたりして、楽しんでいる と。 そう手話を交えて教えてくれました。 
 音楽が感性に響くのは、振動の影響があるのだと思うきっかけになりました。

『振動を感じる』 大きな、重要なテーマです。 どこまで出来るかわからないが、せっかく 振動を感じるスピーカーを作ったから、もう少し取り組んでみようかな。

◆ hato-uji さん、見てるかなー? 投稿者:木器 投稿日:2022年03月21日 (月) 10時32分

 このところテレビドラマで、たまたま相次いで、耳の聞こえない人が音楽を聴くことがテーマになった作品を見ました。一つは先日、最終回を迎えた清原果耶主演の『ファイトソング』、もう一つは先週日曜日から始まったNHKBSPの『しずかちゃんとパパ』です。

 hato-uji さんは、聴覚障害者に音楽を聴かせることに関心を持ち、独自のスピーカー開発をして、耳の聞こえないパーカッショニスト、エヴェリン・グレニーと何回か会ってもいますから、この作品を見たらどう感じたろうかと思いました。

『ファイトソング』ではヒロインが、脳の腫瘍のため命と引き換えに聴覚を失います。その手術のまえに、耳の聞こえている間の思い出を作りたいという動機もあって、あるミュージシャンと付き合うようになったのですが、手術の直前、その手術のことや、聴覚を失うことをまったく彼に伝えないまま、彼の前から姿を消してしまいます。
 売れない一発屋だった彼は、彼女との出会いを通じて活路を見出し、素晴らしい曲を作るようになります。しかし、彼女はこの曲を聴くこともできず、住む世界が違うと思い込んで、彼には心を閉ざしていました。

 そして最終回、劇的な結末が待っていました。「私は耳が聞こえないからあなたの声も曲もわからない」と彼を拒否する彼女に、彼はある提案をします。
 彼は彼女を屋上に連れ出し、用意したスピーカーに彼女を座らせます。そして彼の体と彼の弾くギターにも触れながら、彼の演奏が流れ始めます。すると、彼女はそのスピーカーとギターと、そして彼自身の体の振動で、彼の音楽を感じ取っていきます。
 耳が聞こえなくても、全身を耳にして音楽を聴くことができる。
 これぞ、hato-uji さんが、スピーカー開発を通じて願っていたことではなかったでしょうか。

『しずかちゃんとパパ』の笑福亭鶴瓶演じるパパは、生まれつき耳の聞こえない写真館の主人、出張撮影もこなすカメラマンです。ママを早くなくして二人暮らしのしずかちゃんは、日ごろからアルバイトで働く一方、パパの通訳兼秘書兼生活面倒見を務めていました。
 ただ、小学生のときの音楽会で、級友と合唱するしずかちゃんは、写真を撮りに来ていたパパにも歌の内容がわかるようにと、一人だけ手話や踊りを加えて歌を歌い、歌の楽しさをパパに伝えようとしました。

 しかしそれを見ていたパパは、なぜか途中で帰ってしまいました。これはきっとパパを傷つけてしまったと思い、その後は歌が得意で楽しみにしていた町内のカラオケ大会にも、二人とも不参加を繰り返していました。

 そんな中、ふとしたことで知り合った不動産会社の一風変わった青年社員が、彼女とパパをコンサートに誘います。写真撮影を頼まれた小学校の音楽会と重なってしまい、パパはコンサートに来られませんでした。しかし、二人を待つ彼は大きな風船を抱えていました。
 周りの人がいぶかしげに見る中で、演奏が始まると彼は風船を彼女に渡します。風船を受け取った彼女は、そのとき彼の意図をはっきり理解しました。
 演奏される音楽の響きが風船を振動させ、その振動から音楽が持っている手にはっきりと感じられたのです。
 彼はネットで調べたと言っていましたが、本当にそうした記事があるのでしょうか。後で調べてみることにしますが、これまたまさに hato-uji さんの世界ではないでしょうか。
 2作品とももしご覧になっていなかったら、録画してありますからおっしゃってください。

 たまたま偶然ながら同じテーマの作品に出合いました。不思議なことですが、こうした人間本来のやさしさが、今もっとも求められている証しかもしれませんね。



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