No.2906 hato-ujiさん、安らかに 投稿者:コーメイ 投稿日:2025年08月07日 (木) 16時21分 [ 返信] |
訃報に接した時、まず頭に浮かんだのは、奥様のことでした。入院中の奥様のことを思い、自分がいる鳩山町の施設に呼び、同室で過ごすようにしていたそうです。 奥様が天命を全うするのを見届け、ご自身はその翌日、奥様の元へと旅立ちました。
普段からご夫婦仲の良さは、どなたも認めるところではありましたが、この度のことは、ただただ稀有といって片付けられるものではありません。お二人なればこその天の采配なだと思います。 御会葬御礼には、3人の子供さんとの心温まる日常が、開発されたスピーカーの響きのように、清く、澄んだ、愛情に満ちた日常を垣間見ることが出来ます。
中学1年の時がお付き合いのスタートですが、前にも書きましたが、喧嘩をしたり、怒ったりしたことは一度もありません。皆で仲よく、楽しく、愉快に、が底辺にあって、そこから紡ぎだされるのは、平凡でありながら、実に当を得たものでした。
加えて、彼には、一つの出会い、体験等が、無限の広がりに発展するプログラムのようなものが内蔵されていました。「共鳴スピーカー」の発想から今日迄の経緯を辿ると、あの時の邂逅が、あの時の見聞が、あの時の情勢が……、そのあゆみを新たな方向へ誘導するのです。彼に与えられた羨ましいばかりの資質とでもいえましょう。
もっとお会いして、楽しい時間を過ごしたかった。梅雨が明け、猛暑が収まり、秋の清々しい風を身に感じつつ、是非又お会いしたかった。残念でなりません。 どうぞ、そちらでも、奥様共々、仲睦まじく、そして、ゆっくりお休みください。
ご冥福を心よりお祈りいたします。
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