話には聞いていましたが、自分としては初めての経験でした。白内障の検査。
何十年ぶりかに眼科に行き、最初撮った眼球の写真では、瞳孔の穴が小さくて水晶体の様子が一部しかわからない。そこで目いっぱい(ダジャレではありません)瞳孔を開くための目薬を差しました。
目というのは、五感の中でも一番触れられたくない器官ですよね。危険な瞬間にはすぐ目を閉じるように、とにかく目に関しては、どうこうされたくない。それなのに、「瞳孔」を文字どおり「目いっぱい」開くんですからたまりません。
20分くらい待って検査が再開しましたが、なるほど今度はずいぶん広範囲の眼球内がうかがえます。そして明らかに、水晶体に鳥の羽のような白い濁りがあり、白内障の始まりだそうです。
ちゃんとした病院で手術すれば治るので、東邦大学病院の眼科に紹介状を書きましょうということになりました。手術は6月に入ってからのスケジュール調整になるそうです。
それはいいんですが、瞳孔をどうこうされた目が投稿を妨げます。 パソコンに向かいながらもまだ目がまぶしくて字がよく見えません。眼科を出てからの帰り道がもうメチャまぶしくて、細い目が余計細くなってしまいました。
いいことがあって目を細めるならいいんですが、眼科はもともと「いい目は見ない」のが当たり前なので、今日はその流れでどこに行く気にもなれなくなってしまいました。 それで、柏雀さんご紹介のO美術館も、家に近いので行こうと思っていたのですが、断念しました。 こんなものですか、眼科で瞳孔をどうこうされた後の視覚の動向は……。
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