No.2518 零戦と二式大挺 投稿者:熊谷文宏  投稿日:2025年02月11日 (火) 16時25分 [ 返信] |
木器さんからいただいた「この人に会った」シリーズ、第2弾です。 平成の頃だったと思います。木器さんが戦闘機「零戦の設計図が新たに見つかった」いうことで三五会のメンバーの何人かに声が掛り、所沢市の航空発祥記念館に出かけた。(そのとき参加した仲間は覚えていない) 航空記念館は、広い公園の中にあり、戦前の航空機がずらっと展示されていました。日本が誇る戦前の名機が並んでいたのは壮観でした。 ゼロ戦の生みの親である堀越二郎氏については、木器さんの連載コラムを読んでいただければ、と思いますが、ちょうどこの頃に零戦(0)を巡る小説「永遠の0」(百田尚樹著)がベストセラーになっており、我が家ではこの小説を回し読みして話題になりました。というのは、横浜出身の家内の父は、戦前横浜航空隊に所属、二式大挺という大きな飛行挺のパイロットをやっていた。任務は南方方面の索敵や資材運搬で、空中戦闘には関わらずに済み、無事終戦を迎えた。父は横浜航空隊で写真技術を習得して居り、徐隊後は写真館を経営していた。父と晩酌を共にすると、二式大挺の話になります。戦前、父が二式大挺のパイロットをしていたという家庭にあったから、小説「永遠の0」は、家族みんなが関心をもった小説となりました。
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